2008年1月10日木曜日

会社設立?〜Lifebound Records

今日もセカンドライフの話題です。

昨日はよりよい空間を求めてメインランドに音楽活動の拠点を移した話をしましたが、そうやって求めている時というのは不思議なもので、おもしろい話が他にあと2つ来たので、結局3ヶ所土地を借りることになりました。その一つが STAR Tracker Island で、ここに Lifebound Records というミュージックショップを置くことになりました。

STAR Tracker Island は、仲良しの Leoleo Ling さんの知り合いがオーナーというSIMで、基本的にはクリエイターアイランド、物作りをする人のための島です。いろいろと面白い乗り物やグッズを作っては僕らを笑わせてくれる Leoleo さんはずっと自分が落ち着ける土地を探していたのですが、やはり気の合う仲間のSIMだからか、殆ど即決してしまいました。で、私も誘われ、Leoleo さんが勧めるなら、と心を決め、せっかくだからコンサートを一緒に主催した pira Noel さんも誘おうと思ったら、何と pira さん、私より先にここに土地を借りることを決めていました。Leoleo さんと仲良しで、pira さんのお店のスタッフでもある sena Pinklady さんも含め、pira さんの Hakata にあるカフェに集まっていたみんなが、揃って同じ SIM に土地を借りることになったのです。

ところで、クリエイターアイランドですから、ただ住むというわけにはいきません。商品を作って売らなければなりません。作ろうと思えばいろんなものを作ることができるでしょうが、如何せん、時間が足りない身の上なので、できるだけ手間のかからないものを、と思い——Leoleo さんからは、「案外めんどくさがりやだな」と笑われています——、結局CDを販売することにしました。音楽やってますからね。安直な発想です。

セカンドライフ内でCD? 前にも書きましたが、セカンドライフ内でまとまった音楽を聴かせるのはなかなか難しいと言えます。フリーで手に入れたCDもありますが、これはそのCDに音が入っていて、その場にいる人みんなで聴くことができるものの、例の10秒毎に音楽ファイルが刻まれているもので、PCや回線の状態によって音がブツブツ切れて、とても聴くに耐えられるものではありません。これを商品として出すのはどうか?

私のCDは、CDケースをタッチすると中からディスクが出て来て、ディスクをタッチすると回転し始め、WEBサイトに接続、そこに置いてあるmp3ファイルを鳴らす、というものです。音が鳴るのはセカンドライフの外、PCにインストールされた QuickTime やら Media Player やらが鳴らしているわけですから、セカンドライフ内にいる周りの人と一緒に聴くことはできませんが、こっちの方がずっと音がいい。お金をとるんであれば尚更です。実際にはCDでなくmp3を売ってるわけですが、ちゃんとパッケージやディスクがお客さんの手許に渡るところが、ダウンロードサイトで購入するのとは違った、セカンドライフらしい楽しみを与えてくれていると思います。

STAR Tracker Island と契約したのは何とオープンの前日だったため、最初はとにかく商品とそれを並べる台だけ作って誤摩化しましたが、やはりいつまでもそれでは淋しい。現在では2階を商談もできるようなオフィスにして、壁は通り側が渋谷にあるような大スクリーン、海側は開放的なガラス張りにして、いよいよレコード会社らしい体裁に改装しました。とは言え、ただ会社っぽくしてもつまらないので、基本的にはメインランドと同じような広い海と空を感じられる空間として、土地の殆どを海にし、やはりヨットを置き、隣の pira Noel さんのアクアショップと連携したイメージになっています。

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ここから美しく広い海と空とを見つめながら、僕はその向こうにある未来を思い描くのです。気の合う仲間の集まるこの楽しい場所は、私の交流と新しいビジネス展開の拠点なのです。

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Lifebound Records
http://slurl.com/secondlife/STARTracker/31/54/22



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