2008年11月3日月曜日

「100人入っても落ちないSIMの作り方」行って来ました

昨晩は、標題の、Neko Linkさんの講義を聴きに行って来ました。
例の環境SIM問題のこともあり、
そして僕自身がミュージシャンとして重い運用をしていることもあり、
どういうことがSIMなりクライアントなりを重くしたり
落としたりするのか、正確に知りたいと思って聴いて来ました。

講義の詳しい内容について触れるのはご遠慮させて頂いて……。

今回初めて知ったのは、
一番SIMを重くするのに貢献しているのはテクスチャであるということ。
いや、それ自体は薄々気づいていましたが、
何と、SLのビューワーは、
ミニマップの三角形で表現される視界の範囲にある
全てのテクスチャを一気に読み込むのだそうです。
「視界の範囲」という変な表現をしたのは、
つまりものの陰になって実際には見えていないものでも、
全部読み込むのだそうです。

ある地点にテレポートすると
アバターは必ず同じ方向=東を向くようになっているので、
イベント会場などの着地点の東側に
テクスをたくさん使ったオブジェクトなどがあると
次々に来るお客さんがそれらのテクスを皆一気に読み込むので、
つまりみんなで一斉にものすごい量のデータをダウンロードするので
SIM=サーバが重くなったり、落ちたりするのだそうです。
(って僕のお店は必ずSIMの西側にあって
東側がにぎやかだなぁ。w)

あと、ctrl+Shift+1(Macの方はcmd+Shift+1)で起動する
パフォーマンスモニタの見方も勉強になりました。
自分のマシンのパフォーマンスは
Basicの一番上にあるFPSで確認できるということ、
SIMのパフォーマンスは、Advancedのところにある
Time Dilationでラグを(最大値1)
Sim FPSでいわゆるSIM全体のパフォーマンスを見ることができあす。
Sim FPSは45が最大値、
これが0になると住民が動けなくなる状態なのだそうです。

因みに、いろんな場所で自分のFPSを計ってみてわかったこと。
最高が16くらいで、ひどい時は3.xという感じです。
これはやはり読み込んでいるテクスチャの量によるようで、
視界を128mから256mにすると一挙に落ちました。
なるほどー、って感じですね。

最近、どうもPCが不調、という方、
一度調べてみるといいかもしれませんよ。
視界の調整で少しはパフォーマンス上がるかも!

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