2009年8月30日日曜日

リハーサル終了!

Electrogram の後はバタバタとN.H.K. ホールへと急行。
横浜室内管弦楽団の明日のステージのリハのためです。
このリハ、僕が呼びかけたものなので遅れるわけにもいかないのですが、
やっぱり electrolab Kayo さんと Koja Writer さんの
結婚式で締めくくられた Electrogram は最後まで見届けたかった。

本当は、僕はリハなるものは嫌いなのですが、
最近は人と絡むものが多く、
特に横浜室内管弦楽団は10人以上の人と一緒にやることになるので
やはり事前に顔を合わせたり話したりしておくことは重要です。

明日の1曲目は約10分のもの。
実際には音源は僕が一方的に流して、メンバーはそれに合わせて
楽器のアニメをやるだけ、なんだけれども、
10分もただ合わせるというのは、正直おもしろくないと思うのですね。
やっぱり、実はこれ、あたしが演奏してんだ、って気持ちで
やってもらえれば最高なんですよ。

というわけで、明日やる曲を流しながら、
その音の背景にあるストーリーや
聞かせどころ、フレーズや楽器のおいしいところを
説明しながらのゲネプロとなりました。
冗談まじりに話していったので
明日、そんなこと思い出しながら演って頂けるといいな、
と思ってます。

あ、でも、これね。
僕がクラシックのどういうところおいしい、って感じてるか
しゃべりながらの演奏で、あくまでリハ用でしたが、
案外実際の演奏会でもこれやるとおもしろいかもと思ったり。w
なかなかとっつきにくい人にはとっつきにくいでしょ、クラシックって。
だけど、うーん、これはたまらん! みたいな音がいっぱいあって
僕はそういうの、全部自分の曲に取り入れてますからね。
そのネタ公開の意味でもそういう演奏会もいいかな。w

さて、明日はその大曲の他にね、
しばしSLでの音楽活動を休止されるこじゃさんのために
二人で盛り上がったP・K・ディックに因んで
「流れよ、わが涙」やります。
1600年、関ヶ原の戦いの年にイギリスの作曲家ダウランドが
リュートの弾き語り曲集を出版、ヨーロッパ中で大ヒットとなった
そんな曲です。
(この時代、普通楽譜なんて一回刷ったらそれで終わりらしんだけど
ダウランドのこの曲集は第5刷、6000部も売れたらしい。)
バッハよりヴィヴァルディよりも古い時代。
シェークスピアが活躍し、その台本が出版され
一方では初の英語による聖書が出版されて
英語というものが現在の形にまとまってくる、そんな時代。
日本では珍しい変奏曲形式による器楽曲「六段」が生まれた時代。
そんな古い古い時代の音楽を演奏させて戴きます。

さあ、明日はやりますよ!
Hiroshi Kumaki のクラシカルサイド、全開のステージです。w
お楽しみに!



■「晩夏の音楽祭」
・日時:8月30日(日)21:00~ 24:00
・会場:Fontana Music Town
    http://slurl.com/secondlife/FMT%202/142/156/301/
・出演:21:00-21:45 Hiroshi Kumaki/YCO
    22:00-22:30 YMB Stage Drill
    22:45-23:15 Muse Sawson
    23:30-24:00 YMB Stage Drill

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