2011年7月23日土曜日

AKAI SYNTH STATION 25 を買ってみた

以前からずっと探していたのですよ、
ちっちゃくて、持ち運びできて、ぱっと演奏できるキーボードをね。

以前から、というのは、もともと春になると花見の仲間がいて
梅見に始まって、桜が関東では終わる頃まで
時にはほぼ毎週のように花見に行っては。。。宴会するのです。w
で、最初の年に、ちっちゃいギターを持って来てる人がいて、
その場でぱっと何か演奏して盛り上がっちゃう。
おお、アコースティックのギターって、こういうとこがいいよねぇ、
と思ったりしたのです。
どこでも思ったところでぱっと取り出して弾けちゃう。
同じく花見の会場には、ハモニカおじさんもいたりして、
即興でリクエストに応じてみんなが知ってるような大抵の曲は
その場で吹いてくれるのですね。

音楽って、こうしてゲリラ的にぱっとやれるのが楽しい。
そこに行くと、キーボーディストは面倒である。
そもそも電源が要る、アンプが要る、場所をとる、と
花見のような気楽な気分の場所にとりだすのには向かない。
ギターやハーモニカみたいに気軽に持ち運んで
気の向いたところでぱっと取り出して演奏できるというのは
非常に羨ましいのでした。

そこで、花見の2年目には、カシオの小さいキーボードを持ってって
ギターの人とセッションしたりしてました。
これはMIDIコントローラにもなるもので、
単体で音も出て、スピーカもついているので、
その頃よく持ち歩いてました。
でもねぇ、いかんせん、音が今一つよくないのと
やっぱり、伴奏もほしい、とか思ったりする。w
ちっちゃいキーボードというと、カシオとヤマハを思い出すけど、
ヤマハのは案外大きくてリュックにぽんと入るようなものではない。

ここ2、3年のところで、KORGやAKAIから
ちっちゃなMIDIキーボードコントローラがいろいろ出て来たので、
ずっと注目していたのです。
ちっちゃくて持ち運びには便利な感じ。
けれど、あくまでもMIDIコントローラなので、音源はない。
当然、アンプもない。
別途音源とつなげるか、今となっては、より普通には
ノートPCとつなぐことになりますね。
けれど、花見会場でノートPC出して演奏するというのも
あまりに無粋ではありませんか。w

そうこうしているうちに、昨年の終わりに、
AKAI Professional から SYNTH STATION 25 という
iPhone専用の MIDIキーボードコントローラが出たのです。
これは25鍵のちいさなキーボードで、
iPhoneを接続して、音源として鳴らす、というもの。
iPhoneは本体に格納されるので、PCをつなぐのと違って
一体感があっていいですね。

ただ、このキーボード、もともとは同じAKAIのiPhone用アプリ
SYNTH STATION用キーボードとして出たこともあって、
確か、マツケンさんもおもしろそう、ってこの日記だったか
ツィッターだったかで書いて下さっていたんだけど
当初はあまり注目してなかったのです。
というのも、SYNTH STATIONというiPhoneアプリは
おお〜、とうとうAKAIというブランドからシンセが出た〜、と
その前に買っていたのだけれど、ブランド・ネームの割には
イマイチよくわからない、使いにくい、
結果使わないアプリになっていたからなのです。

なので、アプリの方も、キーボードの方も
そのままそれきりになっていたんだけれども、
最近になって、実はこのキーボードが
SYNTH STATIONだけでなくて、僕がiPhoneライブなどで使ってる
Music StudioやNLog MIDI Synthなどに対応してることが
わかったのです。
これらも扱えるんなら、と今頃になって
SYNTH STATION 25というこのキーボードを買ってみた
というわけ。

この間、アプリの方のSYNTH STATIONはさんざんに酷評されて
値段も当初の1,200円から今や170円に。w
キーボードの方のSYNTH STATION 25も、
渋谷のよく行く楽器屋さんではどの店からも姿を消しました。^^;
開発スタッフとしてはAKAIのこれまでの蓄積を取り入れた
そんなアプリとキーボードだったんでしょうけど、
今ひとつ使いにくい感があって、
それがAKAIブランドに対する過剰な期待のあまり
人の不満も大きかったのでしょうね。
かく言う僕も同じだもん。^^;

けれど、キーボード買って、iPhone接続して、
演奏してみてわかりました。
このアプリ、実はおもしろい。w
キーボードを接続したことで、リアルタイムに演奏できる環境となり、
実は、細かくデータを打ち込んで楽曲を作成するというよりも
即興的にトラックを仕上げていくことのできるものとわかりました。
そう、どうもね、iPhoneの音楽制作アプリの苦手なところは
ちまちまと音符を入力していって、みたいな、
そんな細かい作業、だんだんいやになってきてます。w
年と共に、気が短くなってきてますからね。^^;
日頃の、大きいキーボードやPCのシーケンサーを使った演奏ですら
即興の占める割合が大きくなってきてるくらいですからねぇ。w
で、このAKAIのちゃっこいキーボードの導入で
iPhoneの音楽アプリが、格段に使い易くなったというわけ。

AKAIと言えば、パッド付きのサンプリング・ドラムマシンである
MPCシリーズが有名ですが、SYNTH STATIONには、
ドラムサウンドとして、そのMPCの音や、
ローランドのTR、CRシリーズ、
コルグのDDDやヤマハのHRなど、
往年のリズムマシンの音が入っているのもおもしろいです。
シンセの音色には「Juno」なんて名前のも入ってるし。w
そういう意味では、これでテクノ系の音楽が
ぱっと作れる感じですね。

なので、今更のようにこのアプリを再評価してるというわけ。
あまりの不評に心を痛めて価格を下げざるを得なかった
AKAI Professionalのスタッフの皆さん、ごめんなさいです。^^;

あと、このキーボードに対応してる
Music Studioについては、これのアプリ、
多数のPCM音源の楽器を搭載してるので、
これを起動することで、簡単にピアノの音や
パイプオルガン、琴、トランペットにフルートといった
RL楽器の音で自由に演奏できるようになりました。
やっぱり物理的なキーボードがついたことによる
自由度というのは大きいですね。

そんなこんなで、しばらくは出かける時には
このキーボードをiPhoneと共に持ち歩くことになると思います。
そして、どこかからゲリラ・ライブやるかもね。w

尚、このキーボードのメーカーの公式ビデオはこちらです。^^

■SynthStation25 Keyboard Controller Overview by Akai Pro
以前からずっと探していたのですよ、
ちっちゃくて、持ち運びできて、ぱっと演奏できるキーボードをね。

以前から、というのは、もともと春になると花見の仲間がいて
梅見に始まって、桜が関東では終わる頃まで
時にはほぼ毎週のように花見に行っては。。。宴会するのです。w
で、最初の年に、ちっちゃいギターを持って来てる人がいて、
その場でぱっと何か演奏して盛り上がっちゃう。
おお、アコースティックのギターって、こういうとこがいいよねぇ、
と思ったりしたのです。
どこでも思ったところでぱっと取り出して弾けちゃう。
同じく花見の会場には、ハモニカおじさんもいたりして、
即興でリクエストに応じてみんなが知ってるような大抵の曲は
その場で吹いてくれるのですね。

音楽って、こうしてゲリラ的にぱっとやれるのが楽しい。
そこに行くと、キーボーディストは面倒である。
そもそも電源が要る、アンプが要る、場所をとる、と
花見のような気楽な気分の場所にとりだすのには向かない。
ギターやハーモニカみたいに気軽に持ち運んで
気の向いたところでぱっと取り出して演奏できるというのは
非常に羨ましいのでした。

そこで、花見の2年目には、カシオの小さいキーボードを持ってって
ギターの人とセッションしたりしてました。
これはMIDIコントローラにもなるもので、
単体で音も出て、スピーカもついているので、
その頃よく持ち歩いてました。
でもねぇ、いかんせん、音が今一つよくないのと
やっぱり、伴奏もほしい、とか思ったりする。w
ちっちゃいキーボードというと、カシオとヤマハを思い出すけど、
ヤマハのは案外大きくてリュックにぽんと入るようなものではない。

ここ2、3年のところで、KORGやAKAIから
ちっちゃなMIDIキーボードコントローラがいろいろ出て来たので、
ずっと注目していたのです。
ちっちゃくて持ち運びには便利な感じ。
けれど、あくまでもMIDIコントローラなので、音源はない。
当然、アンプもない。
別途音源とつなげるか、今となっては、より普通には
ノートPCとつなぐことになりますね。
けれど、花見会場でノートPC出して演奏するというのも
あまりに無粋ではありませんか。w

そうこうしているうちに、昨年の終わりに、
AKAI Professional から SYNTH STATION 25 という
iPhone専用の MIDIキーボードコントローラが出たのです。
これは25鍵のちいさなキーボードで、
iPhoneを接続して、音源として鳴らす、というもの。
iPhoneは本体に格納されるので、PCをつなぐのと違って
一体感があっていいですね。

ただ、このキーボード、もともとは同じAKAIのiPhone用アプリ
SYNTH STATION用キーボードとして出たこともあって、
確か、マツケンさんもおもしろそう、ってこの日記だったか
ツィッターだったかで書いて下さっていたんだけど
当初はあまり注目してなかったのです。
というのも、SYNTH STATIONというiPhoneアプリは
おお〜、とうとうAKAIというブランドからシンセが出た〜、と
その前に買っていたのだけれど、ブランド・ネームの割には
イマイチよくわからない、使いにくい、
結果使わないアプリになっていたからなのです。

なので、アプリの方も、キーボードの方も
そのままそれきりになっていたんだけれども、
最近になって、実はこのキーボードが
SYNTH STATIONだけでなくて、僕がiPhoneライブなどで使ってる
Music StudioやNLog MIDI Synthなどに対応してることが
わかったのです。
これらも扱えるんなら、と今頃になって
SYNTH STATION 25というこのキーボードを買ってみた
というわけ。

この間、アプリの方のSYNTH STATIONはさんざんに酷評されて
値段も当初の1,200円から今や170円に。w
キーボードの方のSYNTH STATION 25も、
渋谷のよく行く楽器屋さんではどの店からも姿を消しました。^^;
開発スタッフとしてはAKAIのこれまでの蓄積を取り入れた
そんなアプリとキーボードだったんでしょうけど、
今ひとつ使いにくい感があって、
それがAKAIブランドに対する過剰な期待のあまり
人の不満も大きかったのでしょうね。
かく言う僕も同じだもん。^^;

けれど、キーボード買って、iPhone接続して、
演奏してみてわかりました。
このアプリ、実はおもしろい。w
キーボードを接続したことで、リアルタイムに演奏できる環境となり、
実は、細かくデータを打ち込んで楽曲を作成するというよりも
即興的にトラックを仕上げていくことのできるものとわかりました。
そう、どうもね、iPhoneの音楽制作アプリの苦手なところは
ちまちまと音符を入力していって、みたいな、
そんな細かい作業、だんだんいやになってきてます。w
年と共に、気が短くなってきてますからね。^^;
日頃の、大きいキーボードやPCのシーケンサーを使った演奏ですら
即興の占める割合が大きくなってきてるくらいですからねぇ。w
で、このAKAIのちゃっこいキーボードの導入で
iPhoneの音楽アプリが、格段に使い易くなったというわけ。

AKAIと言えば、パッド付きのサンプリング・ドラムマシンである
MPCシリーズが有名ですが、SYNTH STATIONには、
ドラムサウンドとして、そのMPCの音や、
ローランドのTR、CRシリーズ、
コルグのDDDやヤマハのHRなど、
往年のリズムマシンの音が入っているのもおもしろいです。
シンセの音色には「Juno」なんて名前のも入ってるし。w
そういう意味では、これでテクノ系の音楽が
ぱっと作れる感じですね。

なので、今更のようにこのアプリを再評価してるというわけ。
あまりの不評に心を痛めて価格を下げざるを得なかった
AKAI Professionalのスタッフの皆さん、ごめんなさいです。^^;

あと、このキーボードに対応してる
Music Studioについては、これのアプリ、
多数のPCM音源の楽器を搭載してるので、
これを起動することで、簡単にピアノの音や
パイプオルガン、琴、トランペットにフルートといった
RL楽器の音で自由に演奏できるようになりました。
やっぱり物理的なキーボードがついたことによる
自由度というのは大きいですね。

そんなこんなで、しばらくは出かける時には
このキーボードをiPhoneと共に持ち歩くことになると思います。
そして、どこかからゲリラ・ライブやるかもね。w

尚、このキーボードのメーカーの公式ビデオはこちらです。^^

■SynthStation25 Keyboard Controller Overview by Akai Pro

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