2013年3月14日木曜日

ニューヨーク・フィルを見て来ました。


今晩は、仕事をバタバタと切り上げて、
リンカーン・センターのエイブリー・フィッシャー・ホールに
ニューヨーク・フィルの演奏を見に行って来ました。
アラン・ギルバートの指揮で、曲目はバッハの「ミサ曲ロ短調」。

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僕にとってニューヨーク・フィルは特別なんです。
一番には、バーンスタインの指揮で素晴らしい録音の数々に
接して来たことが大きいかな。
バーンスタインの棒にかかると、一見難しそうな現代音楽の曲も、
ものすごく身近に、親しみを持って聞けるんですよね。
バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏で
どれだけ多くの音楽を好きになったことか!

あと、ブーレーズもそうですね。
特にストラヴィンスキーとか、シェーンベルクとか、
何とわかりやすくしてくれたことでしょう。

そんなこんなで、いつか生で聴いてみたいと思っていたのです。
そしたら、ちょうどこの時期、僕の好きなバッハの曲をやるとのこと。
ニューヨーク・フィルだと、現代音楽とかアメリカの作曲家ので
聴いてみたいと思っていましたので、
実はバッハって意外だったんですけどね。

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バッハの「ミサ曲ロ短調」は、リヒターの指揮による、
実にまじめで熱い演奏で聴いていたのですが、
ギルバートの指揮はやはりバーンスタインの伝統があるのか、
テンポも早めで軽く、とても親しみのある演奏になってました。
軽い、と言っても、とても感動的な演奏で、
拍手が、スタンディング・オベーションがずっと続いてましたね。
前半最後の「Cum Sancto Spiritu」は大変な盛り上がりで
そのまま休憩へ。(休憩中、ちゃんとワインを頂きましたよ。w)
そして、全曲の最後、「Dona nobis pacem」もよかった。

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というわけで、大変満足して帰って参りました。
12月の時はニューヨーク・シティ・バレエを見たけれど、
どうも出張時のクセになりそうです。www

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