2013年5月28日火曜日

また一人偉大な人が。。。〜レイ・マンザレクさん死去のニュース

去る5月20日、僕の携帯に突然飛び込んできたメール、
何と、ドアーズのキーボーディスト、レイ・マンザレクさんが
亡くなったという内容のものでした。

昨年、ディープ・パープルのジョン・ロードさんが亡くなった時も
かなり大きなショックを受けましたが、
レイ・マンザレクさんの死もまた衝撃的なものでした。
僕は、パープルに比べるとドアーズはそんなに深く聞いてないけど、
あの有名な「Light My Fire(ハートに火をつけて)」の
特徴的なオルガン・プレイにはかなり影響を受けて
真似していたのは間違いないんです。

ジョン・ロードさんとかキース・エマーソンさんと言えば
(そしてミッキー吉野も w)、
重厚なハモンド・オルガンをプレイするわけなんですが、
このレイ・マンザレクさんのオルガンは、
VOXコンチネンタルというモデルなのですね。
ハモンドに比べるとピーピーとやや軽い音なんですが、
それがまたドアーズの場合にはぴったりなんですよね。
あの時代の雰囲気そのままと言ったらいいのかな。
で、僕は新しいシンセなどを試奏する時、
「Vox」とか「Continental」とかいう名前で
チープな響きのオルガンサウンドが入っていると
必ずと言っていいほどマンザレクさんの真似をするというわけ。

いや、本当のところを言うと、今チープと書いたけれど、
そういう響きなのであまり好きではなかったのですよ。
やっぱり電気オルガンはハモンドでしょ、みたいな。
ところが、ある時、10年くらい、いやもっと前かな、
ドアーズの復活公演でえんえんとソロを取っているその姿に
おお〜、すげ〜、かっちょいい〜、と思ったわけなんですよ。w

で、そのあと、ちょうど友達と
ある店でジャム・セッションに加わることになって、
その中で「Light My Fire」をやることになったんだけど、
はい、やりましたよ、マンザレクさんばりに
えんえんとピーピーピピーピと長いソロを。。。
で、そのうちバンドメンバーからいつまでやってんだ、
なんて怒られたりして。w
そんな思い出もこの人にはありますねぇ。

というわけで、そんな素晴らしいキーボードプレイを教えてくれた
この方のご冥福を祈りながら、
久しぶりに見てみることにしましょうか。
ロックバンドなのにこの長さのキーボード・ソロ、
そして、やがてギター・ソロも始まるんだけど、
バックのはずのレイ・マンザレクさんのオルガン、
完全に自己主張してます。ギターより目立ってますよね。w
はい、音楽ってバトルなんです。www

■Doors: Light My Fire(ハートに火をつけて)
 

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