2016年6月29日水曜日

【RL】モノが壊れる時〜KORG MicroKey Air レビュー

立て続けにモノが壊れる、ダメになる、という時があります。
そんな時、ああ、これは警告だな、と受け止めるようにしています。
同じモノを使っていたり、同じことをやっていてはダメだ。
変えなければ、変わらなければいけない時なんだよ、って警告。
今までと同じことを続けるのは楽だし、快適かもしれないけど、
そんなこといつまでも通用しないよ、ってね。
昨今話題の「BREXIT」もそんな一つかもしれない。

先日、京都に行ってましたが、その旅の終わりに、
これまであちこちに一緒に連れ回したリュックサックの
一番上、手で提げる時に持つ部分がブチッと切れたのです。
まぁ、このリュックは本当に、この数年いろんなとこに行き、
ノートPCやらヘッドフォンやらスピーカーやら書類やら
そして勿論着替えだとかスプレーだとか食べ物まで
いろんなものを運んでくれたので、改めて見るとかなりヘタってる。
酷使してたと言ってもいいですね。
で、よく見ると肩にかける部分もヤバイ状態になってました。
幸い京都から東京に戻るまではもってくれましたが、
もう、他の部分もブチッといくのも時間の問題と、
この週末、3Wayのビジネスバックに買い換えました。
そう、一応ビジネスマンなのでね、^^;
とは言えリュックが楽だし、飛行機に持ち込めるもの、と
そんなものを選びました。

しかし、よくよく考えると最近よくモノが壊れます。
先日、ヒビの入ったベランダのガラスを大家さんに換えてもらい、
それから、腕時計が電池切れで急に止まったり。。。
挙げ句の果てには、2013年頃から愛用して、
さっき書いたリュックにいつも入れていた
KORG MicroKey - 25が、SL13B直前でお釈迦に!><
本体はどうともないはずなのですが、
USBコネクタがイカレてしまったみたいなのです。
考えてみればこれもかなりのヘビー・デューティー、
スタジオに鎮座ましますキーボードと違って、
僕が音楽したい時にiPadやらiPhoneとつないで使うわけですから、
コネクタの抜き差しの頻度はかなり多かったはずですね。
リュック同様、酷使してゴメンね、と今更謝るヒロシ。。。

ま、そうは言っても、SL13Bも迫っているので、
急遽 MicroKey Air - 25 を買いに走ったわけですね。^^;
いや、この手のカバンに入れておけるキーボードは
他に IKマルチメディアや Arturia からも出てますし、
そっちの方がパッドもついてたりしていろいろやれそうですけど、
この3年間使ってきて KORG の MicroKey は
とても弾き心地がいいというか、しっくり来るので、
またまた同じようなものを買うことにしたわけです。
Bluetooth MIDI ってどんなもんだろう、という好奇心と
それが使えなくても、前のと同じことはできるよね、という安心と。

http://www.korg.com/jp/products/computergear/microkey2_air/

で、買ってみて早速使いましたが、これがイイ!
無線って、レイテンシーの問題があると思ってたんですが、
全く感じさせないですね。
敢えて、意地悪な程速いパッセージをしつこく弾きましたが、
KORG Gadgetとか、MOOG Model 15とか
全く違和感なくついてきます。
これは気持ちイイ!

何で気持ちいいかというと、、、ちょっと整理すると、、、

1. ケーブルがないので、
  キーボードと iPad の配置を考えなくてよい
  → 配置を考えないと、ケーブルが邪魔になって
    結構弾きにくかったりしたのです。><

2. 電池駆動なので、iPad を充電しながら作業できる
  → これは二律背反。
    ケーブルがある=電源不要=iPad の電力を消費
    ケーブルがない=電池が必要=iPad の電力は消費しない

ケーブルがないってことは、電源供給ができないってことだから、
さてどんな電源を使うんだろうって思ってました。
よくあるのは携帯みたいな充電タイプとか?
でも充電タイプは充電する時間と場所が必要。
乾電池、というのは今更? と思いながらも、
日本国内ではどこのコンビニでも売ってるし、
海外でも簡単に手に入るので、実は考えられた末の選択かと。

3. Mac を含め、USB端子を占有しないで演奏できる
  → 2. の充電しながら、と同じ話ですが、
    端子を占有しないので、端子を有効に使えるんですよね。
    僕の Mac mini には、タイピングキーボードと
    マスターの楽器m3からの入力と、MIDI パッチベイと
    それにオーディオミキサーのUSBが刺さってますが、
    これらのどれを抜くこともなく、
    キーボードからのMIDI入力を追加できるわけですから、
    端子が足りないとか、そんな余計なことで
    悩む必要がないわけなんです。

4. コネクタの使用頻度が低いので壊れにくい?
  → たまにUSBでつなぐかもしれないですけどね、
    これまでに比べて抜き差しの頻度は減るはずですので。

というわけで、SL13Bでもかなり活躍しましたし
(2台目のキーボードとして)、
早速新しく買ったカバンの中に入れてありますので。。。

きっとこのカバンとキーボードはまた酷使されることでしょう。w
日本国内も世界各地も僕の行くところに一緒に。。。

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