2016年11月20日日曜日

【iPhone/iPad】最近ハマってる iPhone アプリ〜iPadにARPオデッセイが来た!

KORGというのはなかなかニクいことをやってくれる会社ですよね。
11月4日からの週末に開催の楽器フェアの直前、
11月1日にイキナリARP Odyssey の iOS版やら
Monologue というモノシンセのシリーズを一気に出して来ました。
僕が驚いたのは ARP の方ですね。
Odyssey はかつて知人が持っていて、
Minimoog とは一線を画す、クリーンなトーンが特徴でしたが、
まぁ、Odyssey にしても Minimoog にしても
僕にとっては伝説の楽器なわけで、
大枚をはたいて中古で手に入れなきゃならないような代物。
それが昨年これもイキナリ、ミニ鍵で復刻版が、
しかも10万円を切る値段で出たので、大変驚いて、
欲しいなあ、と思っていたのですが、
そうこうしているうちに今回はたったの2,400円で
iOSアプリになっちゃったわけですから。@@

161120a.jpg

本物をじっくり触ったことはないので、
実機との比較はわかりませんが、
パネルとスライダーの整理のされ方がとてもわかりやすい。
僕は Roland の SH-101からシンセをイジリ始めたわけですが、
あの Roland のスライダーの並びというのは、
実は ARP が原点だったのだと、改めて納得した次第です。
やぁ、ホントに、イメージした音をゼロからパッパッと
素早く作れるのでストレスがないですね。
僕の好きなS&Hとか、リングモジュレータとか、PWMとか、
モジュレーション系が手早くいじれるんで、
最近はあまりやってなかったFX系の音もいろいろ作れそう。
加えて、実機にはないポリモードが備わっているので、
バッキング系のシンセ音も何でもお任せ、という感じ。

これが Gadget で使えるのだからますます素晴らしいです。
アナログな音、特にリード系はこちら、
そしてデジタルな音が欲しい時は iM1 を使うことになりそうです。
Gadget で使う時は Lexington という名前でで、
オシレータ、フィルター/アンプ、FXの3画面に分かれます。

161120b.jpg

この iOS版の ODYSSEi(敢えて i を意識した綴りになってますw)
ユニバーサルアプリになっていて、iPhone でも使えるんです。
まぁ、iPhone は画面が小さいので、4つに分かれます。
オシレータとフィルター/アンプ、FXとアルペジエータですね。

161120c.jpg

僕が最初に iPhone を買ったのは、
楽器としておもしろいアプリがいろいろあったからで、
当初は iPhone の小さな画面でいろいろいじるのは難しく、
寧ろ iPhone のインターフェイスを活かした
新しい楽器が多かったように思います。
でも、ミュージシャンとしてはその頃から本格的なシンセほしくて
いろんなアプリを買って試してました。
ゲーム機の世界では DS-10 が出て、こじゃさんもこれを使って
ライブしたりしてましたよね。
iPhone 版、出ないかなぁ、と思っていたら
やっと昨年になって iDS-10が出ましたよね。
これもいろいろ遊べるのでいじってましたけど、
今回の ODYSSEi は Gadget とも連携するので、
移動中に iPhone でささっとアイデアを試したり
或いはまとめたりするので使えそうです。

iPad に話を戻すと、これで VCS3、Minimoog、Odyssey と
時代を創った3つのシンセが全て iOS で出揃ったわけで、
それぞれの特徴を活かした音楽が創れるぞ、と
創作意欲が湧いてきているヒロシであります。
さぁ、次はどんな曲を作りましょうか、お楽しみに!

※iOS版ODYSSEi の価格を2,400円と表記していますが、
 2016年11月30日までの発売記念価格です。
 そのあとは3,600円になるようなのでご注意を!

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