2018年1月7日日曜日

【RL】正月に書く(4)〜働き方改革の先に

最近思うあれこれを正月の休みを利用して書こうと思ってたけど
4つ目のこの原稿を書いているのはもう九州を離れる福岡空港。
長いようで短い休みでしたね。

ところで、お正月に九州に来る時は大体、
初日の出を見た後、その足で東京駅に向かい、
東京駅から新幹線に乗ってまず京都を訪れるのだけれど、
朝何も食べてないので新幹線に乗るときにはお腹が空いている。
そこで、東京駅前の吉野家で牛丼を食べて腹ごしらえするのが
早朝に新幹線に乗る時の習慣になっちゃってます。w

ところが、今年の元旦はお目当ての吉野家さんお休みでした。
そう言えば、早朝の東京駅を歩くことは結構あるけれど、
さすがに元日とあってか、今年はしーんとしてました。
結局朝ご飯はその近くのすき家で済ませたのですけれどね。

今年は、元日や1月2日を休むところが増えていると聞きました。
そうですよね、お客さんとしては24時間、365日の営業は便利だけど、
サービスを提供する側、働く側としてはこれは大変なことですよ。
かく言う僕も銀行で働いているので、
一般の会社に比べるとオフィシャルな休みは少ないのです。
今回も同僚に仕事をお願いして親許に来ている始末。

特に昨年あたりから「働き方改革」なる言葉が
毎日のようにニュースに出て来ますけれど、
労働環境をよくするには、私たちが当たり前と思ってる
サービスのあり方自体を変えていく必要がありますよね。
よく、企業と消費者を対立の構図で描いたりしますけど、
消費者は同時に企業で働く人であるわけなので、
いわゆる「働き方改革」が進めば、元日の営業は勿論、
24時間営業のコンビニとかもなくなるということです。

僕らが子供の頃は、お正月にお年玉をもらっても
おもちゃ屋さんとか休業ですぐに欲しいもの買えなかったり、
お盆もそうでしたね。
アメリカに行くと、安息日である日曜にお酒売ってなかったり、
今の東京の基準で考えると不便なことが多かったりしますが、
でも、今の東京の基準、24/7/365 という生活が
本当はおかしいのかもしれないですね。

元日からいきなり想定外の不便さに出くわしたヒロシですが、
これから高齢者が増える一方で人口が減って行くと言われる日本で、
こうした不便さ、ある意味当たり前の生活に戻すことが
大事なのかもしれません。

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