2019年6月23日日曜日

【SL16B】ヒロシ・ライブのテーマけて〜い!

今回の SL16B、昨年までとはいろいろ違うのですよ。
これまでは、SL を運営しているリンデン自身が
SL の誕生日を祝うのはおかしい、ということで、
住人のみんなが祝うという形をとり、
リンデンは必要な協力だけ(SIM の提供やマネジメントの出演)
ということだったのですが、今年はかなり介入してきまして。。。
どういう事情かはわからないのですが、
昨年まで毎年の SLB の記録でもあった公式 HP は消失。
募集も公式ページもリンデンの公式ブログの中に作成され、
おかげで、申し込みページがどこにあるんだか探すのに苦労、
ケルパさんも危うく出展を逃すところだったくらいです。
更に、イベントの時間はこれまで通り期間中の24時間の中から
選べるようにドロップダウンリストが作ってあったにも拘わらず、
今年は SLT の 8:00 AM〜10:00 PM しかやらないので、
再度希望を出して下さい、とのこと。
でもそれじゃぁ、東アジア〜オセアニアの人たちは
土日しかイベントに参加できないじゃん! って抗議したんだけど。
結局、29日の24:00、いつもより遅い時間に落ち着いたわけです。

更には、今年からメインステージは名称が
フェスティバル・ステージに、そして、DJ ステージは
スピン・マスター・ステージに変更になる、との案内があり、
イベントスケジュールもその名称で作られてるけど、
最終的には公式 HP でメインステージ、DJ ステージと呼んでるし。
最後の最後までGDGDだぁ、と嘆くことしきりなヒロシ。。。

そんなこともあって、前に書いたように、テーマがテーマでしょ、
で、全くノリが悪くなってしまったわけですよ。^^;

50年代と聞いて真っ先に浮かんだのが「スプートニク」という言葉。
前にも書いたかもだけど、華やかな文化が開いた50年代アメリカは、
ロロ・メイが『失われし自己を求めて』で書いたように
「不安の時代」であったわけで、華やかな文化は
それを吹き飛ばそうとしたんだね。
でも、最後に「スプートニク・ショック」が来て、
その不安はその頂点に達するわけで。

とか考えてたら、そうそう、そういう不安の時代だったからこそ、
この50年代にたくさん SF の名作が作られたんだよね、って。
これも前にも書いたけど、今一番読まれてる SF 作家といえば
フィリップ・K・ディックで、アマゾンは「高い城の男」やら
「エレクトリック・ドリームズ」やら、やたらと映像化してるけど、
この人の作品に共通するのは自分の存在の不確かさじゃない。
これが見事に学者のロロ・メイと呼応するわけで。。。

いや、アメリカだけじゃない。
50年代の日本は戦争が終わったばっかりでやっぱり不安な時代。
そんな中日本でも1954年に「ゴジラ」という SF の傑作が登場する。
そして、今ゴジラは新作がアメリカでもヒット中という
絶妙なタイミング。

それならば!

そう、僕にとっての50年代は結局ロックンロールと SF、
これに尽きます。
なんだ、迷うことはなかったじゃないか。

というわけで、 "Sweet Little Sixteen" ならぬ、
"Sweet SciFi Fifties" と出したライブを行います。
僕らの宇宙での効果音のイメージって、
この時代の SF 映画によるところが大きいわけで、
そんな効果音をシンセで響かせながらのステージになるかと。
そして、「ゴジラ」に絡めて、ポスターと演出で
ケルパさんにお世話になることになります。

お楽しみに!

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■Hiroshi Kumaki SL16Bライブ「Sweet SciFi Fifties」
・日時:2019年6月29日(土)24:00〜25:00(30日(日)0:00)
・会場:SL16B メインステージ(フェスティバル・ステージ)
    https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Exhilarate/192/76/24/

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