2020年8月6日木曜日

【技術情報】 Firestorm 版 EEP の使い方(その7〜「雲」の設定)

Firestorm 版 EEP、「空」の設定の2回目、今日は「雲」です。
「空」の「環境固定」ウィンドウの「雲」のタブはこんな感じです。

200806a

では、前回同様、このタブの項目をざっと眺めていきましょう。

雲の色(Cloud Color)
まぁ、これはそんなに説明の必要ないですね。そのまんまです。

雲の量(Cloud Coverage)
これもそのまんまです。
が、英語の方がよりわかりやすいですね。
雲がどれだけ空を覆っているか、をスライダーで調整します。

雲のサイズ(Cloud Scale)
これがちょっとトリッキーなんですよね。
日本語も英語も表しているのは「雲の大きさ」なんですけど
リンデンも Firestorm Wiki も同じ説明で、

「この設定は、雲の見かけの高さに影響します。このスライダーを右に動かすと、雲が空のより高い位置に見えるようになります。」

なんですけど、実際に右に動かしてみると
雲の大きさがより大きくなって、地面に近づいているように
見えるんですよねぇ。
で、小さくすると、雲の大きさが小さくなって、
同じ形の雲が空にいっぱい(つまり繰り返して)
見えるようになります。
なので、感覚的には雲の位置が高い、低いではなくて
大きいのがドカンと空にあるのか、小さいのがいっぱいあるのか
そういうところのような気がしています。
なので、設定の項目名通りかな、と。

雲の分散率(Cloud Variance)
これは文字通りかな。
スタイダーを右に動かす程、雲が切れ切れになっていきます。
なので、大きな雲がまとまってずしっと空にいて欲しい時は、
スライダーを左側にって感じです。

雲の移動速度(Cloud Scroll X and Cloud Scroll Y)
これが一番わかりやすい。
初期設定では矢印が真ん中に出ていますが、
この矢印を好きな方向にドラッグすると
その方向に矢印が向くので、それが雲の動く方向を示します。
そして、矢印の長さが雲の動くスピードを示します。
なので、同じ方向を指していても長さが異なると
雲の動くスピードが変わるってわけですね。

雲の画像(Cloud Image)
これが今回の EEP の目玉の一つですね。
このシリーズの「その1」で紹介したリンデンの公式ビデオでは、
ピースマーク(スマイリー)の雲が空を覆ってましたね。
これは、単に雲として雲をデザインするに止まらず、
いろんな演出が出来そうな予感がしますね。
おお! こんな使い方があったか! と驚くような
そんな雲を売り出す人が出て来るのが目に見えるようです。^^

あ、説明してなかった。
雲の画像を自由に変えられる設定ですね!

雲の密度(Cloud Density)
X, Y とD っていうパラメータがあります。
X とY は雲の位置を調整する設定で、
D は雲の厚さを調整する設定になります。

雲の詳細(Cloud Detail)
これも X, Y と D の3つのパラメータがあるのですが、
どうも、X と Y で雲の画像の位置を調整するみたいです。
で、D の値を大きくすると、雲の形がぽわっともっこりする感じに
つまり丸みを帯びた感じになるように思います。

最後の2つはどうも今一つ効果がよくわからないのですが、
試しにいろいろいじって遊んでみたのが次の写真です。

200806b

もうちょっとダースベイダーが世界を覆い尽くすような
こわ〜いイメージを作れればと思ったんですが、
イマイチ迫力に欠けますね。w
子供から、「あ、あの雲ダースベイダーに似てる」
と言われて終わりのような。。。チャンチャン!

というわけで今日はここまで。
次回は「太陽と月」です。
お楽しみに!

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