2020年8月7日金曜日

【技術情報】 Firestorm 版 EEP の使い方(その8〜「太陽と月」の設定)

 「空」の「環境固定」の設定、いよいよ最終回の「太陽と月」です。
「太陽と月」のタブはこんな感じですね。

200807a

ウィンドウは大きく左と右に分かれていて、
左が「太陽」、右が「月」です。
迷うこと何にもなし! 実はこのタブが一番わかりやすいです。

で、左の太陽からいくと大きなトラックボールがあって
これは「個人用の照明」のウィンドウと同じです。
その右側に「画像」というのがあって、
これは勿論、太陽の画像を設定できるのですね。
クリックするとこの×のついた画面がテクスチャピッカーになります。
ということは、太陽に限らず、土星とか木星とか
誰かの顔とか、何でもオッケーというわけです。w

量(Scale)<
文字通り、このスライダーで太陽の大きさを調整します。

色(Color)
文字通り太陽の色を設定するわけですが、
その太陽の色が空の色にも影響しますのでご注意下さい。
そういう意味では、太陽の色を決めてから空の色を調整するか、
太陽の色は変えない、と決めた方がいいかもしれません。
勿論、その組み合わせによって普通ではあり得ない
素晴らしい空を作ることも可能なわけですが。。。

焦点(Glow Focus)
これは、太陽の光が空に溶け込んでいく感じを調整します。
イメージとして、スライダーを右に上げていくほど
太陽の光が空に広く広がっていきますが、
反対にスライダーを0の方に持って行くと、
太陽が見えなくなってしまいます。

サイズ(Glow Size)
これは、太陽が放つ光の大きさを調整します。
量、焦点、サイズ、そして「大気と光」タブの
遠景露光との組み合わせで、太陽の見え方がどんな風に変わるか
是非じっくり試して頂ければと思います。

星の輝き(Star Brightness)
これに関しては太陽でなく、空の星の設定です。
文字通り、スライダーを右に動かすほど星の輝きが強くなるので、
例えば、日中、太陽が出ている時でも星を出すことができます。
次の昼の写真、ちょっと見づらいけど、
画面左上の方に星が1つぽつんと見えてるのわかりますかね?^^;
暗くすれば当然いっぱい出て来るんですが、
昼でもうまくすると空に星が瞬くのを演出できます。

200807b

さて、右側は月の設定。
やっぱり大きなトラックボールがあって、
これも「個人用の照明」と同じ。
で、太陽と同じく画像を設定できるのです。
これも太陽と同じで、別に月の画像を貼る必要はなくて、
例えばこっちも太陽の画像を貼ると、
「スターウォーズ」のタトウィーンみたいに
太陽は2つある風景を演出することも可能になるわけですね!^^

量(Scale)
これも太陽と同じく、月の見かけの大きさを調整します。

輝き(Brightness)
文字通り、月の明るさを調整するスライダーです。

「大気と光」などに比べるとわかりやすい設定が多いので
イメージ通りの調整ができるか、いろいろと遊んでみるとよいです。
既に SNS にも上げたのでご覧になった方も多いことと思いますが、
例えば、画像の設定で次のようなお遊びもできるのです。

200807c

お楽しみ下さい。
ではまた!

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