2020年11月1日日曜日

13周年記念ライブありがとうございました!

 昨晩の SL ミュージシャンデビュー13周年のライブには
たくさんの方々に来て頂き、ありがとうございました。
予想通り、アートなコミュニティへも告知されただけあって
欧州からのお客さんもいらっしゃいましたね。
彼らにも楽しんで頂けたかどうかは不安なところもありますが。。。

簡単にレポートしておくと、会場はケルパさんがこんな素晴らしい
巨大な、それでいて非常に美しい宇宙船のようなステージを
作って下さいました。

<201101a

今回の僕のライブのテーマは「An Endless Journey」で、
宇宙の旅をテーマにしたものでしたので、
ケルパさんのステージが僕にはお客さんもみんな乗せて飛び立つ
巨大な宇宙船のように感じられていたのです。
立方体の枠を、しなやかな羽根のようなものが取り囲んでいて
きっとこれは太陽風を受けて飛ぶんだなぁとか想像してました。w

そして、今回のライブのポスター、僕が映っていなくて
代わりに火星と木星がクローズアップされていましたが、
実はこれ、今年の5月の Roland Cloud のバージョンアップで、
かつてのローランドの名機が手軽に DAW で使えるようになったので、
Jupiter-8、Juno-106 に加えて、Promars という、
Jupiter-4 のモノフォニック版のようなシンセを導入して
これら惑星(と衛星)の名前が付いたシンセの音をフィーチャーした
そういうステージだったのです。
特に Promars は分厚い音と音作りのしやすさが大変気に入っていて
自分が弾くリード音はもちろんですが、様々な効果音を出すのに
沢山重ねて使っています。w
で、これに合わせて、これも初お披露目でしたが、
前から SL 内で探していた Jupiter-8 も、自分で作っちゃったワケ。

201101b

全体は、海辺からの旅立ちの曲をイントロにして、
軌道エレベータで宇宙に上がり、そこで月を目の当たりにしたあと、
火星へと向かい、火星の沙漠に降り立ち、再び木星へ。
そして木星で何かが起こり、異空間へ。。。という、
もう「2001年宇宙の旅」そのまんまな流れなのでした。w

このステージはシンセの即興をメインにしたものでしたので、
歌もの担当のヒロコの出演はありませんでしたが、
代わりに僕自身による朗読を混ぜての展開となりました。
ガルシア・ロルカの戯曲『血の婚礼』の1シーンをスペイン語で、
ニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』の一節をドイツ語で、
それぞれ読ませて戴きました。
ヨーロッパのお客さんがいらしたのでちょうどよかったと思いつつ、
日本の皆さんには何を言っているかわからなかったと思いますので、
この部分については別の日記で歌詞をお伝えするようにします。

MC を混ぜながら、全体は1時間を少し超える内容でしたが、
忙しい中これほどまで大掛かりなステージを演出して下さった
ケルパさんに感謝して、以前「龍の巣」展示の時にやった
「Time to Love - Dragon Mix」をアンコール代わりに演奏して
幕とさせて戴きました。

本当にお忙しい中集まって頂いた皆さん、
ケルパさん、しんさん、ありがとうございました。
またこれからもどうぞよろしくお願いします!

■Hiroshi Kumaki デビュー13周年記念ライブ "An Endless Journey"
・日時:2020年10月31日(土)22:00〜23:00
・会場:YMB パーク特設ステージ
・曲目:
    1. An Endless Journey(終わりなき旅)
    2. Space Elevator(軌道エレベータ)
    3. Esa Luna(この月)
    4. An Arrow of Longing I(あこがれの矢・パート1)
    5. Piano Improvisation "Alone in Space"
    6. Sea of Jupiter(木星の海)
    7. An Arrow of Longing II(あこがれの矢・パート2)
    8. Pipe Organ Improvisation "Paradise"
    <アンコール>
    9. Time to Love - Dragon Mix

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