2020年12月13日日曜日

【RL】 今更ですが。。。今年は「銀河英雄伝説」をイッキ見でご満悦!

今年も年末恒例のベートーヴェン「第九」が近づいてますが、
ベートーヴェンと言えばドイツ!
というわけで(そうなのか?)、今年は前から気になっていた
1988年〜2000年にかけて細作されたアニメ「銀河英雄伝説」
の OVA シリーズと呼ばれる本伝110話、外伝52話をイッキ見して
ご満悦なヒロシなのです。

「銀河英雄伝説」と言えば、今は2018年から放送が開始され、
今年の春から Eテレでも放送された「Die Neue These」の方が
若い方々にはデフォルトなんでしょうけど、
アニメをあまり見ない僕がず〜〜〜っと気になっていたのは
今から20年以上の前のこちらの作品の方なのです。
何と言っても、原作者が「アルスラーン戦記」の田中芳樹さん。
「アルスラーン」は古代ペルシャを彷彿とさせますし、
「銀河英雄伝説」の方は貴族時代のドイツを想起させますし、
その世界観が素晴らしいですよね。
しかし如何せん、100話以上もアニメなんて
とても見通せるものではありません。><
が、今年の Eテレの「DNT」に便乗してか、
Amazon Prime で本伝、外伝共に配信してくれたんですよね〜。
で、この機会に! とイッキ見したわけです。w

で、見始めて最初に感じたのは、
「俺、ドイツ文化、好きなんだな」ってこと。w
何てったっていきなり BGM は大好きなモーツァルトだのバッハだの
ベートーヴェンだで一杯ではないですか!
で、絵がきれい。
嘗て男の子の僕も魅了された「ベルばら」を思い出させるような
どちらかと言えば少女漫画のタッチ。
もう、出だしからこれで参ってしまいました。

で、むむむ? と思ったのが、帝国軍と自由惑星同盟の戦争、
なんて言うと普通は帝国軍が悪者、自由同盟がいい者なんですが、
どちらかというと帝国軍率いるラインハルトが
全ての人が平等に生きられる新しい社会体制を目指していて、
自由惑星同盟の政府首脳たちは自分のことしか考えてない
腐った人間ばかり、という設定。
それでも民主主義の素晴らしさを体現しようとする
もう一人の英雄ヤン・ウェンリーがまた魅力的なんですけどね。

まぁ、物語について語り出したらキリがないんだけど、
このアニメ見てて僕が改めて刺激を受けたのはマーラーの音楽。
はっきり言って、交響曲好きの僕も、
マーラーの音楽ってイマイチ苦手だったんですよね。
やたら長いし。w
同じ長いのでもブルックナーはよりヴァーグナー的で
楽しめるんですけどね。
でも、このアニメでのマーラーの曲の使われ方を聞いて、
さすがに気になってマーラーの CD いろいろ買って来て聞きました。w

ドイツ大好きって書いたけど、
見ているうちにドヴォルザークは出て
そのうちベルリオーズだのドビュッシーだの
フランスの音楽も出て来るので、ありゃりゃ、とか思いつつも
好きな音楽が次々に流れるので、それがこの長い物語を
見切ってしまった理由かもしれません。

まー、でも、タイトルはじめ、物語に出て来るドイツ語は
ちょっと変なところがいろいろあるのも気になりましたが、
そこはまぁ、ご愛敬というところでしょうか。
オープニングテーマが全て英語なのを考えると
最初から世界展開を考えていたっぽいだけに残念なんですけどね。

というわけで、今日もマーラーか何か聴きながら寝るかな。
そのうち「アルスラーン」の続編もやらないかなぁ。。。 

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