2022年12月17日土曜日

【新作】 ヒロシ、セカンドアルバムを語る〜その8・「霞か雲か」

セカンドアルバムを語るシリーズ、
8回目の今回は「霞か雲か」という曲です。

この曲のリリースに当たってはちょっとしたドキドキがありました。
この曲、英語のタイトルは "Mist of Blossoms"、
即ち、「花の霧、霞」という意味で、
日本の桜の咲く風景をイメージしたものなのですが、
前回のアルバム『Songs from a Virtual World』をリリースした時、
日本語と英語のタイトルの内容が違う、と指摘を受けて
泣く泣く日本語のタイトルを英語に合わせたものがあるのです。
多分、「タージマハール」というやつで、
これ、日本語が「タージマハール」で英語が "Alvida" だったのね。w
確かに全然違いますわ。www
で、結局日本語は「さようなら〜タージマハール〜」、
英語は "Alvida - Taj Mahal -" として合わせた経緯があるのです。
それで今回も審査通るかドキドキだったのですが、
無事オリジナルのタイトルのままリリースすることができました。
ホッ。

これも僕の15年の SL ミュージシャンとしての歴史の中では
古い方に属しているもので、日本的なもの、そうでありながら
シンセ的なものというのを狙った曲だったのです。
やっぱり2008年頃かな。
で、初期の頃はこの曲に入る前に太鼓連打のパフォーマンスを入れて
イベントのオープニングなんかでやっていたものなんです。
しかし、毎回太鼓を入れるわけにもいかず、
太鼓なしバージョンを作ってライブの途中に挟んだりしてました。

それをナチュさんが気に入ってくれて
確か彼の MusicStarMine の中の1曲として
採用して下さったことがありましたね。
今その時の映像は残っていないようですが、
私が初めて見た時は、紅葉がそこら一面に降って来るシーンで
この曲がその和風なシーンにピッタリだったのを覚えています。
最初に書いたようにこの曲は春に桜が一面に咲いている、
或いは桜吹雪が舞っている、そんなイメージで作ったものですが、
秋の紅葉の風景にもピッタリだったので驚いたんです。
作曲者自身が気づいていないこの曲の可能性に
気づかせてくれたナチュさんには感謝感謝です。
それに気をよくしてナチュさんの MSM のために
何曲か作ることになるわけですが、その話はまた別の機会に。

今回、最近はやっていないこの曲を2枚目のアルバムに選んだのは、
これもまた僕の代表的な曲の一つかもしれないと感じたからです。
きっと聞いたことがある人、結構いるかもね、と。
ただ、もう当時の MIDI などは残っていないので、
これもまた自分の演奏を耳コピーして新たにレコーディングした次第。
さて、当時の雰囲気がうまく出せていますかどうか、
或いはよりよい演奏になっていますかどうか、
皆さんのご意見を伺いたいところです。^^;

■M08 霞か雲か

■熊木博士/Sound Cruise in the Metaverse
M01 マザーアース
M02 即興曲「津軽・海」
M03 セーリング
M04 松島
M05 永遠
M06 即興曲「安らぎ」
M07 スタートラッカー
M08 霞か雲か
M09 チルドレンズ・プレイ
M10 メイク・ザ・ミラクル・ハプン
M11 タイム・トゥ・ラブ (龍の巣ミックス 2022)
M12 即興曲「エピローグ」

アルバム購入・試聴の詳しい情報はこちらからどうぞ!

そして、前作「Songs from a Virtual World」はこちら!

ダウンロード購入頂けると大変喜んでまた頑張っちゃいます。w
よろしくお願いします!

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