tag:blogger.com,1999:blog-68882931122155096312024-03-09T03:06:37.642+09:00Lifebound Recordsセカンドライフから未来を拓く空間の創造を〜Lifebound Records / Hiroshi Kumakiの日々Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.comBlogger1741125tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-87160331293775427472024-02-12T22:00:00.034+09:002024-02-12T22:33:03.867+09:00【技術情報】 パイプオルガン・プラグイン「The Leeds Town Hall Organ」のこと<div style="text-align: left;">僕の SL ライブにお越しの皆さんならご存じでしょうが、</div><div>SL では僕は結構パイプオルガンを弾きます。</div><div>勿論本物のパイプオルガンを弾いているわけではなくて、</div><div>シンセの音源を鳴らしているわけですが、</div><div>実はなかなか「これだ!」という音源には出会っていません。</div><div>というのも、パイプオルガンというものはたくさんあるパイプを</div><div>自分のイメージする音にするために組み合わせて弾くわけで、</div><div>シンセの音源の場合は固定した音しか出せないので</div><div>こういう音を出したい時は使えるけど、</div><div>こういう音は出ないねぇ、ということがあるわけです。</div><div><br /></div><div>そういう需要は音楽をやっている人なら気づくはずで、</div><div>はい、確かにあるのです。</div><div>たくさんの組み合わせをサンプリングしたものから</div><div>物理モデルで再現するものまで。</div><div>しかし、得てして自由度が高く、品質の良い物は</div><div>お値段もそれなりにしますし、PC のストレージも結構使います。</div><div>そこで、できるだけ安く手に入って、しかも容量の少ないもの、</div><div>と探していった時に見つけたのが、</div><div>Samplephonics 社の無料プラグイン</div><div>「The Leeds Town Hall Organ」なのです。</div><div><br /></div><div>これはその名の通り、イギリスのリーズ市の市民会館にある</div><div>パイプオルガンをサンプリングした音源で、</div><div>Native Instruments の KONTAKT 正規版、</div><div>Apple の EXS24、サウンドフォントなどに対応したプラグインです。</div><div>お、これは! と思ってダウンロードして、</div><div>自分は KONTAKT はフリーのプレーヤーしか持っていないので、</div><div>サウンドフォント対応の Sforzando でためしたのですが、</div><div>どういうわけかプリセットの1番は音が時々出なくなるし、</div><div>2番は何やらエラーメッセージが出る。</div><div><br /></div><div><img alt="240212f" height="500" src="https://live.staticflickr.com/65535/53524447301_c092b70f1a.jpg" width="304" /></div><div><br /></div><div>いい音してるのにこれじゃあ使えないなぁ、と思ってましたが、</div><div>これは絶対設定に誤りがある! と思っていろいろ試していたら</div><div>修正する方法がわかりましたので備忘を兼ねてここに書いておきます。</div><div>但し、この修正の仕方は HTML や XML、そして</div><div>MIDI ファイルをいじった経験がない方にはお勧めしません。</div><div>ファイルを壊してしまうと永久に使えなくなる危険性がありますので、</div><div>何をやっているかわかっている方のみ自己責任でお願いします。</div><div><br /></div><div>ダウンロードしたファイルを解凍すると、</div><div>「Sampler Instruments」というフォルダに</div><div>「SFZ」というフォルダが入っています。</div><div>そこに6つの拡張子「.sfz」のファイルが入っています。</div><div>ファイル名がプリセットを表しています。</div><div>これらのファイルの実体は、WAV や MID などと違って</div><div>ただのテキストファイルです。</div><div>そこで、テキストエディタを使ってこれらのファイルを修正しますが、</div><div>失敗することも考えて、コピーを取ってそのコピーで作業します。</div><div>今回1番と2番のファイルを修正しますが、</div><div>僕の場合はそれぞれ「Preset 1a.sfz」、「Preset 2a.sfz」という</div><div>コピーファイルを作って作業しました。</div><div><br /></div><div>まず、1番の方ですが、これをテキストエディタで開くと</div><div>こんな感じです。</div><div><br /></div><div><img alt="240212a" height="232" src="https://live.staticflickr.com/65535/53524858565_2da9967b6d.jpg" width="500" /></div><div><br /></div><div>11行目以降続く <region> のタグのところにある</div><div>「seq_length=0 seq_position=1 」がどうも不要です。</div><div>ちゃんと動く3番以降のファイルにこの記述はありません。</div><div>そこでこの記述を消すわけですが、この <region> は</div><div>全体で170箇所ありますので、一つ一つ消すわけにはいきません。</div><div>そこで、図のように「検索と置換」の機能を使って一気に消します。</div><div><br /></div><div><img alt="240212b" height="333" src="https://live.staticflickr.com/65535/53523527562_cf5abfb2f6.jpg" width="500" /></div><div><br /></div><div>但し、全体は2つのグループに分かれていて、</div><div>今消したのはグループ1の方、2の方はこんな感じで</div><div>少し記述が異なります。</div><div><br /></div><div><img alt="240212c" height="237" src="https://live.staticflickr.com/65535/53524858545_69ecb487ce.jpg" width="500" /></div><div><br /></div><div>「seq_position=」の次の数字が違うので、これはこれでまとめて</div><div>検索と置換をして一気に消します。</div><div><br /></div><div>次は2番のファイルです。</div><div>これは上に示した通り、2番のファイルを指定すると</div><div>エラーメッセージが出るのですが、</div><div>このメッセージをよく読むとわかります。</div><div>どうも111番以降の region の loopend の値がおかしいらしい。</div><div><br /></div><div><img alt="240212d" height="226" src="https://live.staticflickr.com/65535/53524424916_1c64ca842b.jpg" width="500" /></div><div><br /></div><div>確かに、109番までは loopend の値が</div><div>その前の行にある end より1つ小さい値なのに</div><div>111番以降は何故か end より倍くらい大きい値になってる。</div><div>なので、これを修正します。</div><div>111番は end が 541190 なので、loopend は 541189 に。</div><div>以下同様。</div><div><br /></div><div>これも、グループ1とグループ2に分かれているので、</div><div>グループ2は112番以降を修正。</div><div><br /></div><div><img alt="240212e" height="221" src="https://live.staticflickr.com/65535/53524741209_f7b10410bf.jpg" width="500" /></div><div><br /></div><div>こうして修正したファイルを読み込むと、</div><div>おーおー、気持ちよく演奏できるようになりました。</div><div>実際の音については、 YouTube にデモを上げておきましたので</div><div>こちらをご参考にしてみて下さい。</div><div><br /></div><div><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/CnjLed56OfM?si=DlFM_8ivcrbi8haT" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div><div><br /></div><div>簡単に説明しておくと、6つのプリセットの内容は次のようです。</div><div><br /></div><div>PRE6: 8'(基音)</div><div>PRE1: 4'(オクターブ上)</div><div>PRE2: 4' + 2 2/3'(オクターブ上と12度)</div><div>PRE3: 4' + 2 2/3' + 2'(PRE2 + 2オクターブ上)</div><div>PRE4: 4' + 2 2/3' + 2' +1 3/5'(PRE3 + 17度)</div><div>PRE5: 8' + 4' + 2 2/3 + 2' + 1 3/5'(所謂コルネ)</div><div><br /></div><div>YouTube でも紹介していますが、これをそのまま使うのでなく、</div><div>組み合わせて使うと更に充実した音になりますのでお試し下さい。</div><div>ダウンロードは次の Samplephonics 社のサイトからになります。</div><div><br /></div><div><a href="https://www.samplephonics.com/products/free/sampler-instruments/the-leeds-town-hall-organ" target="_blank">https://www.samplephonics.com/products/free/sampler-instruments/the-leeds-town-hall-organ</a></div><div><br /></div><div>多分、次のライブでパイプオルガン演る時は</div><div>このプラグインを使うだろうな。^^</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-13889271236908136582024-02-11T22:05:00.007+09:002024-02-11T22:06:10.790+09:00実はヤバかった昨年末の『第九』コンサート<div style="text-align: left;">来年の事を言うと鬼が笑うと言いますが、</div><div>昨年の事を言うとやはり笑う人がいるのでしょうか?</div><div><br /></div><div>前回指揮者の小澤征爾さんのことを書きながら、</div><div>小澤さんの演奏を聴いたのが僕がベートーヴェンの『第九』を</div><div>初めて聴いた時だったことを思い出しました。</div><div>それをきっかけにしていろんな指揮者の第九を聴いて、</div><div>大学生になって東京へ出て来てからは生で聴けるからと</div><div>今年は NHK ホール、今年は東京文化会館と通ったものです。</div><div>一方 CD では結局一番よく聴いているのは</div><div>例のフルトヴェングラーのバイロイトライブと</div><div>バーンスタインの全集版の録音ですね。</div><div><br /></div><div>そんな『第九』の演奏をセカンドライフを始めた年の12月に</div><div>あれはきっとフォンタナだったと思うのですが、</div><div>やっているのを見かけて、いいねぇ! と思ったのですが、</div><div>まさか自分がその伝統を受け継ぐことになるとは思わなかった。w</div><div>そう、フォンタナは解散しましたが、</div><div>その後を受けて YMB で毎年『第九』演奏会を</div><div>年末に続けているわけなのです。</div><div><br /></div><div>昨年の『第九』演奏会は、見事元日の0時0分0秒に</div><div>スダダダダン! と最後の1音を決めることができて</div><div>大変喜んでいるヒロシでしたが、実は気が気でなかったのです。</div><div>演奏会の1週間前から、グループへの告知やら</div><div>メンバーへの連絡やらしなけきゃと思ってインしたところが、</div><div>3分もしないうちに Firestorm どころか、Mac 本体が落ちるのです。</div><div>10月にデビュー15周年ライブをやってから</div><div>何も環境変わってないのに、何で〜〜? という感じです。</div><div><br /></div><div>そうか、Firestorm がダメなんだな、と思って</div><div>公式最新版をダウンロードしてインしてみたところ、</div><div>お、行けそう! と思った瞬間にやはり強制シャットダウン。><</div><div>このままでは年末の『第九』は中止か!? いや、それはできない!</div><div>と、思い出したのが、株式投資関連のツールを使うためだけに</div><div>2万円という安値で購入した Windows のノート。</div><div>そう、Mac では動かないソフトがあるので、</div><div>それを動かすためだけに買ったものなので、</div><div>スペック的には全く期待できない、グラボも入っていないもの。</div><div>これに Firestorm をインストールしてみたら、</div><div>おー、おー、ちゃんと動くではないか!</div><div>おし、最悪当日はこの Windows マシンで行こう! </div><div><br /></div><div>しかし、やっぱり心許ないですよね。</div><div>なので、Windows マシンはバックアップの位置付けにして、</div><div>もしや、と思い、メインマシンの Mac の OS アップデートを実行。</div><div>更に Firestorm のクリーンインストールを実行。</div><div>どうせ Windows マシンの方はクリーンインストール状態なのと、</div><div>よくよく考えるとそれほどバックアップが必要なものもない。</div><div>大抵は環境設定だけで、それはすぐ戻せるからね。</div><div>そんな対応をして恐る恐る Firestorm を立ち上げると</div><div>何とか動くみたい。</div><div>3分経過。。。5分経過。。。10分経過。。。</div><div>30分くらいは落ちないで動くので、何とかなりそう。。。</div><div><br /></div><div>というわけで、2時間保つかどうかわからないけれど、</div><div>当日は、まずは Mac で行ってみることに決めました。</div><div><br /></div><div>んで、当日。</div><div>集合時間に YMB のメンバーが揃ったところで、</div><div>やー、もしかしたら今日は演奏中に落ちるかも。。。と</div><div>自分の心配をみんなに告げると、</div><div>「きゃはは、指揮者がいなくても音が鳴ってる」</div><div>「SL あるあるだー。」</div><div>と、早速ネタにされてしまう始末。。。ぐぬぬ。。。</div><div><br /></div><div>まぁ、実際には最後までちゃんと落ちないで指揮できましたけどね。</div><div>中の人としてはホントヒヤヒヤの、実にヤバかった演奏会なのでした。</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-9838375555924761292024-02-10T16:21:00.019+09:002024-02-10T16:24:57.660+09:00【RL】 R.I.P. 小澤征爾さんのこと<div style="text-align: left;">指揮者の小澤征爾さんが亡くなられた。</div><div>ここ数年はあまり体調が優れないようにお見受けしていたが、</div><div>もう小澤さんが指揮する姿を見られなくなるのは残念なことだ。</div><div>それは、小澤さんは世界的に有名な指揮者の中でも</div><div>僕にとってはヒーローだったからだ。</div><div>実は、つい最近あることがあって急に思い出し、</div><div>武満徹さんの「カトレーン」と「鳥は星の庭に降りる」を</div><div>タッシやボストン響を指揮して収めたCD を買って</div><div>ここ数日聴いていたばかりなのだ。</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53520058273_c8d5daae81.jpg" width="464" height="460" alt="240210a"/></div><div><br /></div><div>僕が小澤さんのことを知ったのは中学1年生の冬だったと思う。</div><div>冬休みに入る前の音楽の授業で、先生は夏休みや冬休みには</div><div>クラシックの曲の鑑賞文の宿題を出すのだが、</div><div>この時は宿題の曲を指定したのだ。</div><div><br /></div><div>「皆さんにはこの冬休みに是非聴いてほしい曲があります。</div><div> ベートーヴェンの『第九交響曲』です。</div><div> テレビやラジオでたくさん流れると思うので</div><div> 是非聴いてみて下さい。」</div><div><br /></div><div>その場で先生が紹介したのか、それとも</div><div>自分で新聞のテレビ欄をチェックしていて見つけたのか忘れたが、</div><div>小澤征爾さんが手勢の新日本フィルを率いて演奏する</div><div>『第九』の演奏会と、そのゲネプロの様子を追いかけた</div><div>ドキュメンタリーの2部構成の番組があったのだ。</div><div><br /></div><div>演奏会は、この時初めて第九を聴いてとても感動したのだが、</div><div>面白かったのはドキュメンタリーの部分で、</div><div>指揮者というと何だかとっても偉い人のような感じなのに、</div><div>インタビューを見ているととても気さくな感じの喋りで、</div><div>ゲネプロでは全身を震って指揮するその情熱的な姿に魅せられた。</div><div>第1楽章の再現部の手前、全ての楽器が力強く雪崩れ込んで来る、</div><div>その部分を思い切り棒を振りながら自ら歌うのだ。</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53519944326_153c7c01b4.jpg" width="500" height="69" alt="240210c"/></div><div><br /></div><div>この時の小澤さんの声は今でも僕の耳には聞こえるようだ。</div><div><br /></div><div>凄い人だと思った。そして面白い人だと思った。</div><div>それから小澤さんが出て来るテレビ番組は</div><div>必ずチェックするようになったのだ。</div><div><br /></div><div>今僕の iPhone に入っている小澤さんの指揮になる音楽は、</div><div>最初に書いた武満徹さんのものやメシアンのもの、</div><div>それからレスピーギのものなどがあるが、</div><div>案外面白いと思っているのが小澤さんがナレーションをしている</div><div>「ピーターと狼」、「動物の謝肉祭」、</div><div>そして「青少年のための管弦楽入門」を収めた CD だ。</div><div>小澤さんが指揮している管弦楽曲は普通に聴くけれども、</div><div>声が入っているものは貴重だと思う。</div><div>それも、あの気さくな語り口で、とても親しみがあっていいのだ。</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53519003482_66454949e3.jpg" width="464" height="460" alt="240210b"/></div><div><br /></div><div>これら3つの曲は何れもオーケストラの楽器紹介のためのもので、</div><div>ベンジャミン・ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」は</div><div>LP 時代はマルケヴィッチの指揮、栗原小巻さんのナレーションで</div><div>聴いていましたが、小澤さんのは出だしからちょっと面白い。</div><div><br /></div><div>「オーケストラの演奏を生で聴いたことがあるかな?</div><div> もう何回も聴いたことがある、っていう人もいるだろうし、</div><div> オレはまだ一度も聴いたことがない、なんていう人もいるかもね。</div><div> ラジオやレコードで聴くのも勿論いいんだけども、</div><div> 生のコンサートで聴くと、</div><div> オーケストラにはいろんな楽器があるってことがわかって</div><div> なかなか面白いんだよ。</div><div><br /></div><div> じゃあこれからオーケストラにはどんな楽器があるのかを</div><div> わかりやすく紹介した曲を聴いて下さい。</div><div> イギリスのベンジャミン・ブリッテンという人が書いた</div><div> 『青少年のための管弦楽入門』、難しい名前だけども、</div><div> まぁ、要するに</div><div> 君たちのためにオーケストラをご案内しましょう!</div><div> という曲です。」</div><div><br /></div><div>何だか楽しいことが始まる感じがしませんか?</div><div>この CD に入っている曲は何れも入門向けの曲で</div><div>管弦楽法とか勉強している自分には今更の内容だけれども、</div><div>この小澤さんの喋りが好きで何度も聴き返しています。</div><div><br /></div><div>そう、きっと小澤さんが指揮した音楽の CD は</div><div>きっとこれからもずっと聴き続けていくことでしょう。</div><div>素晴らしい音楽の贈り物をありがとうございます。</div><div>今はただご冥福をお祈りします。</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-13926671948063677202024-01-07T19:53:00.009+09:002024-01-07T20:09:24.481+09:00【新作】 令和六年弾き初め〜この正月にライブ配信した演奏を公開しました!<div style="text-align: left;">この正月は九州にある親の家で過ごしました。</div><div>1月3日までは妹もいて、ワイワイやっていましたが、</div><div>4日ともなると妹も自宅に帰り、静かになりましたので</div><div>家にあるピアノを弾いてライブ配信しました。</div><div><br /></div><div>振り返ってみると Ustream がリリースされた時に</div><div>いち早くライブ配信をしていたヒロシで、</div><div>Ustream がなくなる直前にもライブ配信していましたが</div><div>Ustream がなくなってライブ配信は YouTube に切り替えたものの、</div><div>実は YouTube でのライブ配信はこれまで一度もやっていないことに</div><div>気づいたヒロシなのでした。^^;</div><div><br /></div><div>というわけで、1月4日の初ライブ配信はヒドイものでした。w</div><div>最初は音が出ていなかったし、音を出そうとしてハウリングしたり。</div><div>まぁ、幸か不幸か配信の案内をしたのも直前でしたし、</div><div>モニターしている自分以外誰も観ていなかったようなので</div><div>とりあえずテストとしてはよいかなと思いました。</div><div><br /></div><div>1月4日に弾こうと思ったのは、Ustream 時代に</div><div>よく「弾き初め」なるものをやっていて、</div><div>2017年に YAZROCKETT さんとリアルライブやった時に</div><div>僕の紹介動画は SL での演奏風景でなくて</div><div>「おもしろいから」とハイラさんが RL 演奏風景をアップしたのです。</div><div>本人としては不本意だったので動画は入れ替えてもらいましたが、</div><div>他人(ひと)からすると案外こっちの方が面白いのだろうと、</div><div>RL 演奏風景の配信に挑戦したわけです。</div><div>るぅさんやスノーさんも手元カメラやってますしね。^^</div><div><br /></div><div>そしてもう一つ、やはり何と言っても、</div><div>大地震と航空機の事故で始まった令和6年、</div><div>非力な自分も何とかしたいという思いもあったのです。</div><div>そこで、亡くなった方々のご冥福を祈りつつ、</div><div>そして地震の被災地の一日も早い復興を願いつつ、</div><div>更にはここから日本に暮らす一人一人にとって</div><div>よりよい一年になることを祈念しつつ、</div><div>そうした祈りの気持ちを音で表現させて戴いた次第です。</div><div><br /></div><div>ライブ配信は散々でしたが、録画は PC に残っていましたので</div><div>SL での録画と合わせて YouTube で公開させて戴きました。</div><div>本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。</div><div><br /></div><div>■祈り〜令和六年・熊木博士弾き初め</div><div><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/pQ7H5aE1B3k?si=WGqV1F7jO028LHxI" title="YouTube video player" width="560"></iframe></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-79106389804826559982024-01-04T06:28:00.003+09:002024-01-04T06:42:46.818+09:00【レビュー】 ディズニーの『ラテンアメリカの旅』を観た!<div style="text-align: left;">前にディズニー・プラスの契約をした話を書きました。</div><div>一番の狙いは「スター・ウォーズ」シリーズが観れることでしたが、</div><div>同時にディズニーに名作アニメが自由に観れるのも魅力でした。</div><div>その名作というのも最近の話題作は勿論ですが、</div><div>案外古〜い、ディズニーの原点のような作品だったりします。</div><div>実際、ディズニー・プラスを契約して一番最初に観たのが</div><div>『わんわん物語』(1955年)でした!w</div><div><br /></div><div>それから『白雪姫』も観ましたね!</div><div>これはアニメも実写もいろいろ映画化されているでしょうが、</div><div>やはり "Heigh-Ho" や "Someday My Prince Will Come" といった</div><div>名曲を含む 1937 年のディズニーのアニメこそ</div><div>白雪姫のオリジナルのような作品ですね。</div><div>そう! 今回見直して、これが 1937 年という</div><div>第二次世界大戦より前に作られた作品と知って驚きました。</div><div>この時代にこれだけのクォリティのものが作られていたんですね!</div><div><br /></div><div>実は『白雪姫』も『わんわん物語』も観たいと思ったのは</div><div>音楽的な興味からで、こうした古い作品に接して思い出したのが、</div><div>もしかして、あれ、あるかなぁ、と検索したら出てきましたよ。</div><div>『ラテンアメリカの旅』という 1942 年の作品。</div><div>原題は Saludos Amigos、つまりスペイン語で</div><div>「こんにちは、お友だち」というものなのですが、</div><div>これはディズニーのスタッフが新しいアニメの素材を求めて</div><div>ペルーのチチカカ湖やチリ、アルゼンチンのパンパや</div><div>ブラジルを訪れた時のことを、絵や音楽のスタッフの</div><div>旅行中や取材している様子を写した実写のシーンと</div><div>そこから生まれたドナルドやグーフィーのアニメとが組み合わせられた</div><div>とても魅力的な作品なのです。</div><div><br /></div><div>なのですが、このタイトルをご存じの方は</div><div>あまりいらっしゃらないかもですね。</div><div>私が何故この作品を知っているかというと、</div><div>ずっと昔、今から30年くらい前でしょうか、</div><div>ラテンの名曲についていろいろ調べていた時に</div><div>「ブラジル」のタイトルで有名な定番名曲がヒットしたのは</div><div>この映画がきっかけだったと書いてあったからなのです。</div><div>しかし、古い作品であるのと、その他数あるディズニーの名作の中で</div><div>例えばプライムビデオや Hulu などの動画配信でも</div><div>普通にはあまり上がって来ない作品ですね。</div><div>同じ時期に作られた『ファンタジア』とは大違いです。</div><div>んで、今回ディズニー・プラスで検索したら</div><div>「あった!」というわけです。</div><div>30年越しでやっと出逢えた作品というわけなんですね。</div><div><br /></div><div>映画のアニメ部分は全部の4つのエピソードから成っていますが、</div><div>「ブラジル」の曲が出て来るのは一番最後の</div><div>「Aquarela do Brasil」、つまり「ブラジルの水彩画」のシーン。</div><div>ディズニーの画家の筆がブラジルの美しい自然の風景を</div><div>水彩でどんどん描いていくのに合わせて</div><div>その風景を背景にドナルドが踊ったりするというもの。</div><div>しかもこの「Aquarela do Brasil」というのは、</div><div>例の「ブラジル」の曲の原題なんですね。</div><div><br /></div><div>この曲は元々、ブラジルの作曲家アリ・バローソが 1939 年に</div><div>雨の音にヒントを得て作ったものらしいです。</div><div>「水彩」というのは元は雨のことだったんですね。</div><div>同じ年にフランシスコ・アルベスが録音したレコードが</div><div>オデオン・レコードから発売されるも、</div><div>どうもなかなか売れなかったらしいのですね。</div><div>それがこのディズニーのアニメで一躍有名になったらしい。</div><div>後に英語の歌詞も付いて、</div><div>タイトルも単に「Brazil」と呼ばれるようになったというわけ。</div><div>原題にある「水彩画」の表現を見事に活かした</div><div>ディズニーのアイデアがぴったりハマったんでしょうね。</div><div><br /></div><div>こうして漸く「ブラジル」の曲のオリジナルとは言えないまでも</div><div>ヒットのきっかけになったディズニーの映画を観ることができました。</div><div>調べると何と、YouTube にちゃんと上がっているんですね。</div><div>というわけで最後にその動画を紹介しておきます。</div><div><br /></div><div><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/UxlM_DqGR3A?si=51o1KD3jsAUTd_Ct" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-18441320431181239812024-01-03T09:16:00.012+09:002024-01-03T09:18:43.920+09:00【レビュー】 シリア映画『ダマスカス…アレッポ』<div style="text-align: left;">先週、と言ってももう昨年となった12月25日のクリスマスの日</div><div>NPO 高麗主催で渋谷の東京ウィメンズプラザで行われた</div><div>「シリア上映会&いだきしんコンサート」に参加しました。</div><div>NPO 高麗は継続的にシリアへの支援を行っており、</div><div>イベントはムハンマド・ナジーブ・エルジー・シリア大使夫妻が</div><div>臨席して行われ、「ダマスカス…アレッポ」と</div><div>「ナツメヤシの血」という2本のシリア映画を観たあと</div><div>いだきしんさんによるピアノの即興演奏が行われました。</div><div>大使は破壊されたシリアはフェニックスの住むと言われる地、</div><div>フェニックスが灰の中から蘇るように、</div><div>シリアも必ず復興する、と力強く述べられ、</div><div>いだきしんさんの演奏もフェニックスを表現したものでした。</div><div><br /></div><div>2本の映画は同じく昨年の10月6日〜13日にわたって</div><div>東京外国語大学建学150周年記念事業の一環として行われた</div><div>「シリア文化週間」でも上演されたもので、</div><div>字幕も東京外国語大学メディア情報センターによるものでした。</div><div>かつてイラン映画にハマって、その他の中東の映画を観ていた私も</div><div>シリアの映画を観るのはこれが初めてでした。</div><div>2本の映画、何れも深く考えさせられるものがありましたが、</div><div>今回はそのうちの1本、「ダマスカス…アレッポ」について</div><div>書いてみます。</div><div><br /></div><div><img alt="240103a" height="500" src="https://live.staticflickr.com/65535/53437796167_7f57d2c019.jpg" width="350" /></div><div><br /></div><div>この映画は2018年、バシル・エル・ハティブ監督の作品で、</div><div>同年10月に行われたアレクサンドリア国際映画祭(AIFF)の</div><div>オープニングで上映され、最優秀アラブ映画賞を受賞したという</div><div>アラブ世界ではかなり話題になった作品です。</div><div>にも拘わらず、Web 上では日本語の記事を見つけることが</div><div>できませんでした。</div><div>この作品について知りたいという方いらっしゃいましったら、</div><div>英語のタイトル "Damascus...Aleppo" か、</div><div>アラビア語の原題 دمشق حلب をラテン文字にした </div><div>"Damashq Halab" で検索してみて下さい。</div><div>(そう、ダマスカスはアラビア語では「ダマシュク」、</div><div> アレッポは「ハラブ」と言うのです。)</div><div><br /></div><div>映画は、主人公のイーサー・アブドゥッラーが、</div><div>首を縊って自殺しようとする友人を止めに来るところから始まります。</div><div>友人は言います。自分の周りの人はみんな死んでしまった、</div><div>自分にはもう生きている意味はないのだと。</div><div>これにイーサーは、人は自分のだめだけに生きているのではない</div><div>自分が生きていることが他の誰かのためになっているのだと。</div><div><br /></div><div>友人の自殺を止めた次の日、姪のエバが婚約の報告に来ます。</div><div>翌日結婚式を挙げるとのことで、イーサーは、</div><div>亡きエバの両親に代わって必ず同席すると約束し、</div><div>更に仲のよい友人二人にも出席するよう頼むのです。</div><div><br /></div><div>結婚式当日、イーサーは結婚式に先立って</div><div>アレッポで行方不明になった娘ディーナの夫の捜索を</div><div>警察に依頼するのですが、警察から結婚式会場の裁判所に行く途中</div><div>渋滞に巻き込まれてしまい、約束の時間に遅れてしまいます。</div><div>そして、彼が裁判所に着き、会場へ向かおうとしたその瞬間、</div><div>裁判所がテロにより爆破されてしまうのです。</div><div><br /></div><div>この突然の爆破シーンにはショックを受けました。</div><div>そう、イーサーは愛する姪と親しい友人を二人も</div><div>この時に失うことになってしまうのです。</div><div>墓参りのあと今度はイーサーが自分は何故生きているのか、</div><div>と自殺しようとした友人に問うのです。</div><div>友人は他の誰かのため、とイーサーから言われた言葉を</div><div>そのまま返すのです。</div><div><br /></div><div>イーサーには、アレッポに住む娘のディーナとその子供達がいる。</div><div>イーサーはバスに乗ってアレッポの娘を訪れることを決めます。</div><div>ダマスカスからアレッポまでは幹線道路で約400キロですから</div><div>大体4時間くらいの道のりでしょうか。</div><div>バスには様々な背景を持った人たちが乗ってきます。</div><div>皆、何とか今日中にアレッポに着きたいと願い人たち。</div><div>一人一人、他の乗客に好意を抱いたり、</div><div>その反対に嫌なヤツだな、と思ったりする中</div><div>バスはアレッポに向かって出発します。</div><div><br /></div><div>ところがまぁ、その道中、いろいろなできごとが起こり、</div><div>バスの進行は妨げられるのです。</div><div>その度に、これは悲劇につながるのではないか、と</div><div>ハラハラさせられるのです。</div><div>というのも映画が突然の爆破のシーンで始まったからです。</div><div><br /></div><div>ネタバレになるので個々の事件の細かい話は省きますが、</div><div>結局バスはアレッポに到着し、イーサーは娘の家に向かいます。</div><div>ところが、娘の住むアパートの周りに IS が地雷を仕掛けたと</div><div>国軍によってアパートは封鎖されてしまっているのです。</div><div>イーサーはここまで来て娘に会わずに帰れるものか、と</div><div>地雷が埋まっているかもしれない中を</div><div>娘の方に向かって一歩一歩歩き始めるのです……。</div><div><br /></div><div>ポスターの写真はこのシーンのものですね。</div><div>これもネタバレになるので結末は書きませんが、</div><div>このシーン、とっても感動的でした。</div><div>人の生き死には人間が自分で決めるものではない、</div><div>全て神の御心次第(インシャラー)なのだ。</div><div>仮令死ぬかもしれないと思っていっても、</div><div>人は一歩一歩、自分のなすべきことに向かって</div><div>歩みを続けなければならないのだ、と。</div><div><br /></div><div>ご興味を持って頂いた方の為に、YouTube に上がっている</div><div>予告編の動画をシェアしておきます。英語の字幕です。</div><div><br /></div><div><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/IWCAJ_s1-hg?si=BMu5RY01Fh2N9Y00" title="YouTube video player" width="560"></iframe></div><div><br /></div><div>あと、英語を含めて、キャストの情報が少ないので</div><div>この映画のアラビア語の Wiki ページで取得した情報を元に、</div><div>わかっている範囲で記載しておきます。</div><div><br /></div><div>■映画「ダマスカス…アレッポ」(2018年)</div><div> ・監督:バシル・エル・ハティブ</div><div> ・出演:ドゥレイド・ラハーム(イーサー・アブドゥッラー)</div><div> キンダ・ハンナ(ディーナ:イーサーの娘)</div><div> サルマ・アル・マサリ(フダー:イーサーの憧れの人)</div><div> サバー・アル・ジャザイェリ(ラファー:イーサーと心を通わす女性)</div><div> アブデル・モネイム・アマイリ(ジャラール:若いDJ)</div><div> ビラール・マルティーニ(ワリド:ディーナのアパートを守る兵士)</div><div><br /></div><div>クリスマスの日にキリスト教世界の映画でなく</div><div>イスラーム教の中東の映画を観るというのも不思議な感じがしますが、</div><div>因みに主人公の名「イーサー」はアラビア語で「イエス」のこと。</div><div>やはりこの日に観たということは偶然ではないのかもしれません。</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-88793469565505524032024-01-02T11:48:00.018+09:002024-01-02T12:01:40.731+09:00新年のご挨拶<div style="text-align: left;">新しい年 2024年がはじまりました。</div><div>元日の昨日は移動日でしたのですっかり遅くなりましたが、</div><div>謹んで新年のご挨拶を申し上げます。</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53435621612_9abc969c12.jpg" width="460" height="345" alt="240102a"/></div><div><br /></div><div>上の写真にありますように新しい年は快晴の下、</div><div>美しい初日の出で始まりました。</div><div>美しいと言えば、九州に向かう新幹線の車窓からは</div><div>雲一つない空に聳える富士の姿を拝むことができました。</div><div><br /></div><div><img alt="240102b" height="345" src="https://live.staticflickr.com/65535/53435621602_e824c33467.jpg" width="460" /></div><div><br /></div><div>とても気持ちのよい朝を迎えて、今年は素晴らしい、</div><div>明るい一年となる予感がしていましたが、</div><div>まさかの大地震が正月の日本を襲いました。</div><div>その時間私は博多にいましたが、</div><div>滋賀県からのネット中継を見ていてものが揺れているのを見ました。</div><div>地震速報を見ると震源は能登半島で震度7、</div><div>滋賀や京都も震度4だったと知りました。</div><div>石川県、富山県、福井県、新潟県には知人が多く、</div><div>あの人は、この人は、そしてその人たちの家族は</div><div>大丈夫だろうかといろんな人の顔が浮かび、気になっています。</div><div>今は大変な時期だろうと敢えて連絡もとっていません。</div><div>今自分にできることは何もありませんが、</div><div>ただただ皆さんのご無事を祈っております。</div><div><br /></div><div>なのであまり「おめでとうございます」を言えない状況ですが、</div><div>とは言え、いつもお世話になっている皆様に</div><div>挨拶をしないわけにもいかず、この日記で代えさせて戴きます。</div><div><br /></div><div>昨年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。</div><div>大晦日は YMB の年末恒例第九演奏会で締めさせて戴きました。</div><div>ご来場頂いた皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。</div><div>ありがとうございました。</div><div>お陰様で今年は見事0時0分0秒ドンピシャリで</div><div>「ダン!」と終わることができました。</div><div>個人的にはこれが大変嬉しかった。</div><div>いい年なる予感がした次第です。</div><div>続く新年の曲は「蛍の光」のあと、</div><div>外山雄三作曲の「管弦楽のためのラプソディー」から</div><div>終曲の八木節を演奏させて戴きました。</div><div>経済的にも政治的にも、研究の分野でも、</div><div>また人口や出生率の面でも、日本の地位低下が</div><div>しきりに言われた 2023 年でしたが、</div><div>2024 年はそんな日本人みんなにとって</div><div>明るく力強いエネルギーに満ちた一年になればと願い</div><div>元気に溢れるこの曲を送らせて戴いた次第です。</div><div><br /></div><div>にも拘わらず、大地震による災害のニュースで始まった今年、</div><div>一転して前途多難な予感すらさせますが、</div><div>それでも一日一日、何か一つでも、</div><div>昨年よりはよい何かを積み重ねていくしかないのでしょう。</div><div>皆様にとりまして実りのある年となりますよう願いつつ、</div><div>本年も引き続きどうぞよろしくお願いします。</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-81890704425099157602023-12-31T09:20:00.013+09:002023-12-31T09:24:14.851+09:00【ライブ】 今日は大晦日!〜この1年の感謝をこめて23:30より「第九」でカウントダウンします!<div style="text-align: left;">あっと言う間に2023年も大晦日になりましたよ!</div><div>年のはじめにやろうとしていたことはできたのかどうか……。</div><div>まぁ、毎年同じことの繰り返しのようではありながら、</div><div>今年はいくつか新しいこともできたかな。</div><div>それもこれもいろんな形で支えて下さってる皆さんのおかげです。</div><div>いつもありがとうございます。</div><div><br /></div><div>というわけで、この1年間の感謝の気持ちをこめて、</div><div>今晩23:30より年末恒例、YMB の第九演奏会を行います。</div><div>第九の第四楽章の最後、「ズダダダダン!」の「ダン!」が</div><div>新年の0時0分0秒に皆さんの耳に届くように指揮するのですが、</div><div>そもそも僕のスタジオから音を送り出して SL のサーバに届くまでに</div><div>ラグがあるのに加えて、ステージ上の演奏メンバー含めて</div><div>聴く人のネットワーク環境やら PC の性能でも</div><div>聞こえてくるタイミングが異なるのが SL の世界。</div><div>なので毎年ちょっと早かったりちょっと遅かったり、</div><div>さて今年はどうなりますやら、</div><div>その辺りも楽しみに遊びに来て下さい。^^</div><div><br /></div><div>年が明けたところで例によって「蛍の光」を演奏したあと、</div><div>今年は景気のいい日本の曲をやろうと考えています。</div><div>最近は政治も経済も国際社会も、そして日本国内の社会も</div><div>ネガティブなニュースが多いように感じられる日本ですが、</div><div>2024年はもっと明るい、僕ら一人一人が元気に暮らせるような</div><div>そんな年になればと願ってのことです。</div><div><br /></div><div>年末の、きっと一年で一番忙しい時だとは思いますが、</div><div>SL にインできる方は是非現地で、そしてインできない方は</div><div>邪払さんが中継して下さるそうなのでYouTube にて</div><div>是非一緒に音楽の調べで2023年を送り、2024年を迎えましょう。</div><div>会場でお待ちしています!</div><div><br /></div><div>■ベートーヴェン「第九」演奏会&カウントダウンコンサート</div><div><img alt="231217a" height="460" src="https://live.staticflickr.com/65535/53402839376_714e5f1611_o.jpg" width="460" /></div><div><br /></div><div>・日時:2023年12月31日(日)23:30〜24:15</div><div>・会場:YMB ウィンターステージ</div><div> <a href="http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046" target="_blank">http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046</a></div><div>・曲目:</div><div> ベートーヴェン『交響曲第九番』第4楽章</div><div> スコットランド民謡「蛍の光」 ほか</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-37757360782785125332023-12-28T22:02:00.012+09:002023-12-28T22:03:48.158+09:00【新作】ヒロシのデビュー曲とも言うべき「ONE」をシングルでリリースしました!<div style="text-align: left;">はい、前の日記で少し書きました。</div><div>本来ニューアルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』に</div><div>入れてよかったはずの曲、つまり僕の SL デビューの曲の一つで</div><div>SL で始めてオケの音を響かせた曲である</div><div>「ONE」のインストバージョンが、YMB の第九コンサートと同じ</div><div>12月31日(日)、2023年も押し詰まったこのタイミングで</div><div>シングルとして発売されることになりました! イェ〜〜〜〜イ!</div><div><br /></div><div>そう、本来ニューアルバムに入れてもよかったはずの曲なので、</div><div>ジャケットもアルバムと全く同じにしました。</div><div>よくあるでしょ? シングルカットの曲のジャケットが</div><div>アルバムとおんなじ、またはそっくりってやつ。</div><div>二つ合わせてお買い上げ頂けるとヒロシは大変喜びます。w</div><div><br /></div><div>というわけで、こちらも是非応援して下さい!m(_ _)m</div><div>サブスクで気に入ったら是非ダウンロード販売で買って下さい!</div><div>特に 2007 年、初めてこの曲に接して「おお!」と思った</div><div>そこのあなた! 是非是非よろしくお願いします!</div><div><br /></div><div>■ONE(インストルメンタル・バージョン)</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53426649725_f40425fe96_o.jpg" width="460" height="460" alt="231228a"/></div><div><br /></div><div>・リリース情報</div><div> <a href="https://linkco.re/Feg9QvSA" target="_blank">https://linkco.re/Feg9QvSA</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-70904614782984135782023-12-24T12:28:00.031+09:002023-12-24T12:33:43.195+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜最終回・「流れよわが涙、と警官は言った」<div style="text-align: left;">今年の10月27日にニューアルバムをリリースして</div><div>それからその全曲解説を綴って来たのですが、</div><div>11月16日に8曲目、つまりあと1曲残すところまで来て、</div><div>それ以降ぱったりっと日記の更新が止まってしまいました。</div><div>勿論 RL の方で週末を含めて忙しくなってしまったためですが、</div><div>漸く落ち着いて来ましたので、ここできっちりと締めておきます。</div><div><br /></div><div>最後の曲は1曲目と同じ「流れよわが涙、と警官は言った」で、</div><div>ダウランドの「流れよわが涙」の歌詞をヒロコが歌っています。</div><div>冒頭の曲と最後の曲を同じにすることで</div><div>全く別の機会にバラバラに作られた曲たちが一つの円環を成して、</div><div>全体で映画のサウンドトラックを構成しているような</div><div>そんな感じの配置にしてみたつもりです。</div><div>実際の映画でもエンドクレジットでは歌が流れるじゃないですか。</div><div><br /></div><div>こうして当初の構想通りの形でリリースしたわけですが、</div><div>今回はいつも以上に時間が取れなかったのと</div><div>1曲を除いて全て録音し直し、ものによっては</div><div>オーケストレーションもやり直したので、</div><div>リリース予定日が近づくにつれて焦って作業した結果、</div><div>大事なことを2つ忘れてしまいましった。</div><div><br /></div><div>1つは今回インストものとしてリリースしたこともあるのですが、</div><div>最後の2曲が歌入りであることを忘れていて、</div><div>つまり、この2曲の歌詞を付け忘れたこと。</div><div>2つ目は、自分がこれまで SL で発表してきたオケものを</div><div>全て集めたつもりでしたが、大事なものを忘れてました。</div><div>つまり、僕のデビュー曲でもあり、一時代表曲でもあった</div><div>「ONE」ですよ。</div><div>この曲、1枚目の『Songs from a Virtual World』に</div><div>ヒロコの歌入りで入っていますが、元々は歌のないインストの、</div><div>しかもオケものの曲。</div><div>だったら今回のアルバムに当然入ってていいものですよね!><</div><div><br /></div><div>というわけで、まず1点目について、この日記を借りて</div><div>最後の2曲の歌詞を以下に掲げておきます。</div><div><br /></div><div> * * *</div><div><br /></div><div style="text-align: center;"><span style="font-size: large;">Let Love Ring</span></div><div><br /></div><div style="text-align: right;">words & music by Hiroshi Kumaki</div><div><br /></div><div>Many times we have met crises</div><div>Many times we have paid high prices</div><div>But when we're in plight</div><div>There comes a light</div><div>Reminding us of what we are</div><div>The new dawn of man rises</div><div><br /></div><div>Hand in hand we have helped each other</div><div>Hand in hand we've got over 'em together</div><div>That's how we began</div><div>The only thing we can</div><div>Now spread the word and act</div><div>Of love together</div><div><br /></div><div>*Ring, ring, ring</div><div>Let love ring</div><div>All through the world and we sing</div><div>A song of love and happiness everlasting</div><div><br /></div><div>Repeat* </div><div><br /></div><div> * * *</div><div><br /></div><div style="text-align: center;"><span style="font-size: large;">Flow, My Tears</span></div><div><br /></div><div style="text-align: right;">music by John Dowland</div><div><br /></div><div>Flow, my tears, fall from your springs!</div><div>Exiled for ever, let me mourn;</div><div>Where night’s black bird her sad infamy sings,</div><div>There let me live forlorn.</div><div><br /></div><div>Down vain lights, shine you no more!</div><div>No nights are dark enough for those</div><div>That in despair their lost fortunes deplore.</div><div>Light doth but shame disclose.</div><div><br /></div><div> * * *</div><div><br /></div><div>さて、それでは2つ目の方は?</div><div>もうアルバムはリリースしてしまったわけですから</div><div>今更追加することはできないのですが。。。</div><div>何と! この度シングル盤としてリリースすることが決まりました!</div><div>これについてはまた改めて書きますね。</div><div>まずはアルバムの方、どうぞよろしくお願いします!</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-40997405328370992452023-12-17T17:24:00.013+09:002023-12-17T17:25:46.660+09:00【ライブ】 今年もやります!〜年末恒例 YMB の「第九」は大晦日の23:30から!<div style="text-align: left;">はい、タイトル通りです。</div><div>11月は余りの忙しさにこの日記も11月16日で途切れたまま。</div><div>気がついたらもう一月も経っていて、</div><div>何と、あと2週間で今年も終わりではないですか!@@</div><div>というわけで、2週間後の12月31日(日)、</div><div>例年通り YMB によるベートーヴェン「第九」演奏会を</div><div>23:30から YMB ウィンターホールで行います。</div><div>国民的に一番忙しい時間帯だとは思いますが、</div><div>SL にインされている方だけでも一堂に会して</div><div>共に行く年を送り、新しい年景気のいい音楽の響きで迎えませんか。</div><div>是非是非お友だちにもお知らせして一緒に来て頂けると嬉しいです。</div><div>当日会場でお待ちしています!</div><div><br /></div><div>■ベートーヴェン「第九」演奏会&カウントダウンコンサート</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53402839376_714e5f1611_o.jpg" width="460" height="460" alt="231217a"/></div><div><br /></div><div>・日時:2023年12月31日(日)23:30〜24:15</div><div>・会場:YMB ウィンターステージ</div><div> <a href="http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046" target="_blank">http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-42829278234535397212023-11-16T21:05:00.020+09:002023-11-16T21:08:55.101+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その8・「レット・ラブ・リング」<div style="text-align: left;">2010年、年が明けたばかりの1月12日、マグニチュード7の大地震が</div><div>カリブ海にある国、ハイチを襲いました。</div><div>人口1千万人のこの国で20万人以上が亡くなるという</div><div>大変な被害を出す地震となりました。</div><div>同じく地震国である日本に住む僕等も、何とかハイチの人たちの</div><div>力になりたいと、2010年の5月3日〜4日にかけて</div><div>仲間のミュージシャンや DJ を集めて14時間にわたるイベント</div><div>「Ring of Second Life」を開催したのでした。</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/4007/4364606155_ea80acbc93_o.jpg" width="460" height="345" alt="100217a.jpg"/></div><div><br /></div><div>で、わが YMB はやすたかさんと組んで4日の朝9時から11時</div><div>「トリ」で出演したのでした!><</div><div>その時のために作ったのがこの曲「Let Love Ring」なのです。</div><div><br /></div><div>勿論、このタイトルは「Let Freedom Ring」という</div><div>マーティン・ルーサー・キング Jr. のスピーチを下敷きにしています。</div><div>人類は何度も危機に直面して来た、でもその度に</div><div>みんなで助け合ってその危機を乗り越えてここまで来たよね、</div><div>愛こそが人を危機から救える力だよね、そんな歌です。</div><div>世界中のいろんな人たちが助け合う、</div><div>そんなイメージを音で表現するのに、YMB のオケと</div><div>僕のロックバンドが共演する、そんなアレンジにしたのでしたが、</div><div>今回の録音に当たってはミキシングがすごく難しかった。</div><div>オケのいろんな楽器の音も、エレキギターやオルガンといった</div><div>LM 楽器の音もどれもちゃんと聞こえるようにするのにね。</div><div>今僕ができるのはこれが限界かな。^^;</div><div><br /></div><div>ところでこの歌、明るい希望を与える歌にしたかったので</div><div>ハ長調で作ったのですが、何と、自分で歌うのは厳しかった。</div><div>そこで自分のライブでやる時は短3度下げて</div><div>イ長調で歌っていたのです。</div><div>今回のレコーディングに当たっては、ヒロコに歌ってもらうので</div><div>自分としては正調であるハ長調に戻そうとしたのです。</div><div><br /></div><div>ところが!</div><div><br /></div><div>気づいたのです。出だしのトランペットのフレーズ、</div><div>ハ長調で演奏するとトランペットの音域を越えてしまうことが!><</div><div>そう、ちょうど長2度越えてしまうのです。</div><div>そこで泣く泣く変ロ長調、つまり B♭で録音することにしました。</div><div>まぁ、トランペット的には、というか吹奏楽的には</div><div>B♭こそが最も基本的な調なわけですし。。。</div><div>(ユーフォニアムのアニメで B♭でチューニングするシーンがあり、</div><div> チューニングはAだと思っていたヒロシはぶっ飛びました。w)</div><div><br /></div><div>しかし、どうも B♭でこの曲を歌うのは</div><div>ヒロコにはちょっと低すぎたようです。</div><div>そう、オクターブ上げると今度は高すぎるわけで。。。</div><div>いつものヒロコとちょっと雰囲気違うでしょ?</div><div><br /></div><div>というわけで、そんないろんなエピソードのあるこの歌、</div><div>たくさん聴いて頂いて、そして気に入ったら是非買って下さい。</div><div>どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-32895386863104431782023-11-15T22:40:00.021+09:002023-11-15T22:42:52.091+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その7・「レクイエム」<div style="text-align: left;">今回のニューアルバムの7曲目に収められている「レクイエム」は、</div><div>実は全9曲の中で最も古いものなのです。</div><div>まだセカンドライフに参加する前の2006年8月に</div><div>RL のミュージシャン・ネームであるタンゴ黒猫名義で</div><div>当時運営していたネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」に</div><div>発表したものなのです。</div><div><br /></div><div>・<a href=" http://www.tierramusic.net//index.php" target="_blank">ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」</a></div><div><br /></div><div>その当時に僕がこの曲に寄せたコメントを転載すると、</div><div><br /></div><div>「今また中東の情勢が不安定になり、多くの罪もない人たちの命が戦争の犠牲になっています。何故罪もない人たちを巻き込まなければならないのか、テレビに映る子供たちが傷ついたり、死んだりしている様子に胸が痛み、深い悲しみと憤りを覚えてしまいます。どんな事情があれ、何を措いても人の命を最優先に考えるというのは、国や民族、宗教や文化を越えて人間だったら共通のことなのではないでしょうか。折しも今日は8月6日、広島に世界で初めて原爆が落とされた日。多くの命が失われたことの悲しみと、平和への祈りをこめたレクイエムを書いてみました。しかし、ただ悲しんでいるわけにはいきません。二度とこうしたことが起らないようにするために、生き、動いていかなければ——そういう意味でも、この曲はまだ途中なのです。」</div><div><br /></div><div>当初この曲は入れる予定はなかったのです。</div><div>今回のアルバム・リリースに向けた僕のメモには</div><div>「流れよわが涙、と警官は言った」は歌の有り無しで重複があるので</div><div>全7曲と書かれています。</div><div>このアルバム全体の説明に全7曲とあるのはそのためです。</div><div>が、折しもリリースの作業を行っているタイミングで</div><div>ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃、</div><div>続くイスラエルによるガザ地区に対する攻撃が始まりました。</div><div>この出来事に僕はとても心を痛めました。</div><div>どちらが良いとか悪いとかそういう問題でないところで</div><div>多くの罪のない人たち、子供たちが生命を、生活を奪われる、</div><div>これは人としてとても耐えられない状況です。</div><div>そこで、一日も早くこの状況が終わることを願って、</div><div>この曲を今また改めて発表することにしたのです。</div><div><br /></div><div>冒頭、ハープが「キリエ」のメロディを奏でます。</div><div>「主よ、あわれみ給え」というのがキリエのメッセージです。</div><div>続けて、荒々しいホルンの響きと共に</div><div>ピアノが「怒りの日」のメロディを力強く、低音で奏でます。</div><div>「怒りの日」は「死者のためのミサ」、</div><div>つまり「レクイエム」に含まれるセクエンツィアという音楽ですが、</div><div>最後の審判の日に神の怒りで世界が灰燼に帰すと歌うのです。</div><div>そのあと音楽はピタリと止んで静かになり、</div><div>静かなストリングスの響きが延々と続きますが、</div><div>これは平和を願う僕の祈りの音楽なのです。</div><div><br /></div><div>このストリングスは E-mu の UltraProteus に入っていた音で</div><div>何とも言えぬその響きに魅力を感じてこの音で何か表現したいと</div><div>そう考えているところで「レクイエム」に行き着いたのです。</div><div>そこで、今回このアルバムに収めるに当たって、</div><div>シンセの即興で弾いたこの曲をオーケストラアレンジしようとして</div><div>いや、この雰囲気を再現するのはムリ! と判断した次第。</div><div>何と言っても、初めてオケに取り組んだ作品なので</div><div>いろいろクォリティは低いかもしれないけれど、</div><div>SL でもこの録音で披露してきたということもあって、</div><div>今回のアルバムでは全曲レコーディングし直している中で、</div><div>この曲だけは敢えて 2006 年当時の録音を採用することにしました。</div><div>但し、マスタリングだけは今一度やり直したので、</div><div>「2023年リマスター」のバージョン記載があります。</div><div><br /></div><div>そう、この曲は YMB の演奏会でも何度もやったことのある</div><div>思い出深い曲です。</div><div>是非いっぱい聴いて頂いて、イイ! と思われたら</div><div>是非シングルでもアルバムでもご購入頂けると嬉しいです。</div><div>どうぞよろしくお願いします!</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-86397911042175368942023-11-14T23:00:00.018+09:002023-11-14T23:03:23.927+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その6・「レイ・ブラッドベリのための音楽」<div style="text-align: left;">はい、またまた SF 絡みなのです。</div><div>6曲目の「レイ・ブラッドベリのための音楽」は、</div><div>2012年に SF 作家・レイ・ブラッドベリ氏の訃報に接して</div><div>作曲したものなのです。</div><div><br /></div><div>いや、作曲したのはもっと前に遡り、2012年に行ったのは</div><div>その音を具体化しただけのことなのです。</div><div>この曲のメロディはそれよりもっと前、『華氏451度』を読んだ時に</div><div>その最終章を読んでいた時に覚えた感覚、</div><div>その時に聞こえてきたメロディに具体的な楽器を充てたものなのです。</div><div>その感覚というのは、例えて言うならば、</div><div>長い夜の闇が明けて、樹々の枝の隙間から光が差してくるような</div><div>雲の間から光が差してくるような、</div><div>明日への希望に満ちていながらどこか哀しみを覚えずにはいられない</div><div>そういう感覚なのです。</div><div>そしてそれは『華氏451度』より前に読んだ彼の作品</div><div>『火星年代記』の読後感にも通じる感覚なのです。</div><div>2012年6月6日、彼の訃報に接した時に聞こえて来たのが</div><div>あの時に聞こえて来たそのメロディだったのです。</div><div><br /></div><div>ここで、その昔 NHK のテレビで O・ヘンリーの朗読番組があって</div><div>その番組のテーマ曲を担当されていたのが大好きなゴダイゴの</div><div>キーボーディスト・ミッキー吉野さんでした。</div><div>曲のタイトルは「A Song for O. Henry」、</div><div>ミッキーさんのアルバム『Longway from Home』に</div><div>収められています。</div><div>作家に対するレスペクトということでこの曲を思い出し、</div><div>「Music for Ray Bradbury」というタイトルにしました。</div><div>そんなわけでピアノがソロをとっているのは</div><div>ミッキーさんへのリスペクトでもあります。</div><div><br /></div><div>そんな思い入れたっぷりの曲、サブスクで聴いて頂くのは勿論、</div><div>シングルでもアルバムでもご購入頂けると大変喜びます。</div><div>皆様、どうぞよろしくお願い申し上げまするぅ。m(_ _)m</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-74028462444925154612023-11-12T22:59:00.040+09:002023-11-12T23:07:19.255+09:00【RL】 東京楽器博 2023 に行って来ました!<div style="text-align: left;">何気なくフランスの楽器メーカー・アートゥリアの</div><div>サイトを見ていたわけなんです。</div><div>そろそろ「ブラック・フライデー」のセールやってくれないかな、と。</div><div>そしたら期せずしてイベント情報が目に入ったのですよ。</div><div>何? 東京で? 楽器博ですと?</div><div>調べて見たら11月11日(土)〜12日(日)。。。</div><div>って、今度の週末じゃないか! と慌ててチェック、</div><div>予定を組みました。</div><div>以前は楽器フェアというイベントが2年に一度開催されてて</div><div>とにかく世界の楽器が集まるので楽しみにしてましたが、</div><div>新型コロナの影響で2020年から一般客を迎えての形では開催されず</div><div>淋しい思いをしていましたので、名前も違うので何事!?</div><div>と思っていたら、今回は何と JSPA、つまりシンセ専門家の集まり</div><div>日本シンセサイザープロフェッショナルアーツさんの主催なんです。</div><div>んで、理事長の氏家克典さんの話によると、</div><div>こういうのやるんだけど、と声をかけたら、</div><div>国内の多数の楽器関連の会社が賛同してくれ</div><div>大きなイベントになったのだそうです。</div><div><br /></div><div>しかも!</div><div><br /></div><div>会場が北の丸公園の科学技術館ですよ!</div><div>実は僕が初めて楽器フェアを訪れた時が科学技術館でしたからね。</div><div>氏家さん、来年も既に開催が決定していて、</div><div>科学技術館地下のサイエンスホールを使ったイベントを</div><div>考えていると仰っていましたが、そうなんですよ、</div><div>往年の楽器フェアではこのサイエンスホールで</div><div>いろんなイベントが開催された想い出が僕にもあって</div><div>こういう楽器のイベントの復活にとてもワクワクしました。</div><div><br /></div><div>というわけで、以下、レポートです。</div><div>楽器フェアではミッキー吉野さんが KORG 関連で</div><div>ステージをやって頂いていたので</div><div>いつもそのスケジュールに合わせていましたが、</div><div>今回はミッキーさんは出演されない模様。</div><div>それでは、とスケジュールを吟味して、</div><div>11月11日(土)の方に参加することにしました。</div><div>あ、そうそう。</div><div>写真は一杯撮りましたが、SNS へのアップは禁止ということで、</div><div>以下、主に各メーカー・サイトへのリンクでお伝えします。</div><div><br /></div><div>会場に着いたのは12:30頃でした。</div><div>先着500名に記念のトートバッグがもらえると聞いてましたが、</div><div>多分、最後の1つだったような気がしますが、</div><div>ちゃんともらえましたよ!^^</div><div>イベントの案内パンフレットはバッグの中に入ってました。</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53326883314_1e8e46f035_o.jpg" width="460" height="345" alt="231112a"/></div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53326996100_484d17ea39_o.jpg" width="460" height="345" alt="231112b"/></div><div><br /></div><div>それでバッグを見ると「MIDI 2.0」と「MIDI 40th Anniversary」</div><div>の文字が!</div><div>そう、忘れもしない 1983 年、Roland の JX-3P と</div><div>Sequential Circuits の Prophet 600 がこの MIDI 規格を装備して</div><div>発売されたんですよね〜。</div><div>そして今新たに MIDI 2.0 なるものが具体化されて来てるわけです。</div><div>何と、それを記念したイベントだったのか! と膝を叩くヒロシ。</div><div>これについては後ほど詳しく説明します。</div><div><br /></div><div>会場入るとすぐ目の前に<a href="https://instachord.com" target="_blank">インスタコード</a>のブースです。</div><div>これ、ギターを弾けなくても、簡単にギターを楽しめる楽器です。</div><div>僕はどちらかというとギターの入力によさそうと思ったので</div><div>話を聞いてみたところ、USB と Bluetooth を経由して</div><div>DAW に演奏データを書き込むことができそう。</div><div>これ、買っちゃうかも?w</div><div><br /></div><div>更に真っ直ぐ前に進むと右手に<a href="https://www.reon-music.co.jp/product/reon-iiic/" target="_blank">モーグのようなモジュラーシンセ</a>が!</div><div>こちらは REON さんのブースでした。</div><div>ずっとシーケンス音が鳴り続けている魅力的なブースでした。</div><div><br /></div><div>その先進んで右手にあるのはクリムゾン・テクノロジーさんのブース。</div><div><a href="https://crimsontech.jp/apps/voidol3/" target="_blank">Voidol </a>というアプリを出している面白い会社です。</div><div>これは、ボーカロイドなどと違って、自分自身の声を</div><div>登録されているキャラクターの声に変換するアプリです。</div><div>そういう意味では打ち込みが不要で便利そう。</div><div>ただ今のところアニメ・ボイスの声が殆どで、担当の方によると</div><div>「やはり需要が。。。」とのことでしたが、</div><div>今後は「あの人に声」に変換することができるようになる模様。</div><div>歌が下手なヒロシとしてはいろいろ期待するところあります。w</div><div><br /></div><div>で、一番気になっていたのはやはり Roland と KORG なわけですが、</div><div>Roland はやっぱり最近発表されたばかりの <a href="https://www.roland.com/jp/products/gaia_2/" target="_blank">GAIA 2</a> が凄い。</div><div>これ、パラメータを操作するツマミが全部パネル上にあるので、</div><div>演奏しながらリアルタイムでバンバン音を変えていくことができます。</div><div>ステップシーケンサーも搭載しているし、</div><div>エフェクトもツマミで一発で変更できるし、</div><div>実際暫く触っていましたが、多分これ、飽きないです。</div><div>時間を忘れていつまでもいじってそうなシンセです。</div><div>これ1台で即興演奏のライブやれるな、と思いました。</div><div><br /></div><div>同じ Roland では <a href="https://www.roland.com/jp/products/juno-x/" target="_blank">Juno-X</a>。</div><div>これ、また Juno シリーズの焼き直しかぁ、と思ってたら、</div><div>とんでもなかったです。</div><div>僕が SH-101 に続いて2台目に購入したのが Juno-106。</div><div>よく見知ったインターフェイスなので弾き始めたら</div><div>おーおー、これは面白い。何か音が分厚いと思ったら、</div><div>XV-5080 とかいろんなモデルが入っててレイヤーできるし、</div><div>エフェクトも充実してるし、アルペジエーターも付いてる。</div><div>これも即興で演奏するのに素晴らしい出来で、</div><div>実際、かなり長時間弾きまくってましたよ。</div><div>ブラックとゴールドの Jupiter-X 50th Anniversary Model も</div><div>出品されてて、これも試奏しましたが、</div><div>今回は GAIA 2 と Juno-X がメチャメチャよかった!</div><div>Jupiter-X 欲しいと思っていましたが、優先順位変わりました!w</div><div><br /></div><div>KORG は最初地味な展示に思えました。</div><div>フラッグシップモデルの Nautilus とか参考出品でしたから。。。</div><div>で、最近発表されたばかりの <a href="https://www.korg.com/jp/products/computergear/keystage/" target="_blank">Keystage</a> も MIDI キーボードなので</div><div>イマイチ面白くない。。。</div><div>しかし、これには別の意味があったのです。。。</div><div>これについては後ほど。</div><div><br /></div><div>で、フィーチャーされていたのは <a href="https://www.korg.com/jp/products/synthesizers/pa5x/" target="_blank">Pa5X</a> でした。</div><div>Professional Arranger というシリーズで、</div><div>要するに自動伴奏をしてくれるキーボードです。</div><div>この手のは昔から CASIO や YAMAHA から出ていて</div><div>ある時期から Roland や KORG も出すようになりましたが、</div><div>遊ぶにはいいけれど、ガチな作曲や演奏には使えない、</div><div>そう思っていました。</div><div>その一方で、KORG には KARMA という素晴らしい伝統があるのです。</div><div><br /></div><div>甘く見てました。</div><div>とんでもないです、この楽器。</div><div>氏家さんのデモを見てぶっ飛びました。</div><div>デモを一緒に行ったプロデューサーの浅田祐介さんも、</div><div>「仕事がなくなる!」「勉強になる!」と絶賛されてました。</div><div>この手のキーボードが88鍵で出ることはないのですが、</div><div>その88鍵仕様、弾いてみて正直タッチがいいです、音がいいです。</div><div>つまり、弾いてみて気持ちのいいキーボードです。</div><div>フラッグシップモデルが出品されてないと言いましたが、</div><div>実はこれが今の KORG のフラッグシップモデルなのではないかと。</div><div><br /></div><div>そんな KORG さんのブース、最初に書いたように</div><div>何かイマイチだな〜と思ってふらいついていたら</div><div>グッズコーナーがありましたので思わず衝動買い。</div><div>MS-20 メモ帳です。w KORG と言えばやっぱり MS-20。w</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53325664372_12f1907f25_o.jpg" width="460" height="345" alt="231112c"/></div><div><br /></div><div>あとはね、ハモンドスズキが出してる <a href="https://www.suzuki-music.co.jp/products/65791/" target="_blank">M-Solo</a> もよかった!</div><div>これはね、49鍵ながら「あの」ハモンドの音がするわけですよ。</div><div>やっぱりこれも延々と遊んでしまいました。</div><div>更には Vx, Farf, Ace といった、往年のコンボオルガンを</div><div>思い出させるネーミングに切り替えると正にその音が!</div><div>Ens にすると「あの」ストリングマシーンの音が!</div><div>そして Syn にすると「あの」O社やC社の分厚いシンセの音が!</div><div>デモで浅田さん仰ってましたが、</div><div>「これ1台でキース・エマーソンになれる!」</div><div>うん、そんな感じの素晴らしい楽器です。これも欲しい。w</div><div><br /></div><div>さて、11日(土)の方を選んだのは、実はこの日の16:40から</div><div>「MIDI 2.0 で何が変わるのか?」というセミナーがあったからです。</div><div>KORG の Keystage の宣伝と共に MIDI 2.0 というキーワードが</div><div>急に浮上して来たわけですが、一体何それ? と思っていたので</div><div>このセミナーは外すわけにはいかないと考えたのです。</div><div><br /></div><div>で、僕が理解したポイントはザックリ言うと、</div><div><br /></div><div>・通信が双方向になる</div><div>・MSB と LSB を同時に送れるようになる</div><div>・プロファイルという JSON ベースの情報をやりとりできる</div><div>・8ビットから16ビットになるのでベロシティも65,536段階で</div><div> コントロールできるようになる</div><div>・コントロールメッセージは32ビットになるので、</div><div> 即ち、42.9億のデータ枠を使えるようになる。</div><div>・MIDI 1.0 とは互換性がある。</div><div><br /></div><div>KORG の Keystage はこのうち双方向通信に対応したもので、</div><div>Keystage から附属の Wavestate Native を操作すると</div><div>Wavestate Native がそれに反応して動くのは当然だけれど、</div><div>Wavestate Native の音色名が Keystage に表示されるという</div><div>実に素晴らしいデモを行って頂きました。</div><div>これまで MIDI は MIDI OUT から出力した情報を</div><div>MID IN で受け取る楽器が一方的に反応するだけでしたが、</div><div>これからは、楽器が相互にコミュニケーションし合うわけです。</div><div>ベロシティや分解能にしてもこれまでよりも</div><div>より細かく表現できるようになるわけで、今後の展開が楽しみですね!</div><div><br /></div><div>というわけで、あまりに濃密な5時間半でしたので</div><div>思わず長くなってしまいました。</div><div>今日はこの辺で。</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-80287724587880370982023-11-09T23:28:00.018+09:002023-11-09T23:32:03.232+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その5・「ファウンデーション」<div style="text-align: left;">結局 SF 好きなのである。</div><div>今回リリースした管弦楽曲集は、何と、9曲中4曲が SF 絡みで、</div><div>5曲目の「ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜」もそうだ。</div><div>「ファウンデーション」というタイトルからもお分かりの通り、</div><div>この曲はアイザック・アシモフの SF 小説、</div><div>「ファウンデーション3部作」に音を付けるとしたら、</div><div>という、例によって例の如く、仮想サントラなわけです。</div><div><br /></div><div>「ファウンデーション」は創元推理文庫から出た時のタイトル</div><div>「銀河帝国の興亡」の方が有名かもしれない。</div><div>というか、僕が初めて知った時はこのタイトルだった。</div><div>何とも魅力的なタイトルじゃないですか。</div><div>創元推理文庫の出版は1968年で、既に「スター・ウォーズ」を</div><div>予感させますよね!</div><div>しかし、僕が実際にこのシリーズを通読したのは比較的最近のことで</div><div>これとは別に、子供の頃見た SF のテレビシリーズ、</div><div>「600万ドルの男」とか「謎の円盤 UFO」とか「スペース1999」、</div><div>或いは NHK の少年ドラマシリーズでやってた「地球防衛団」とか、</div><div>(この辺り古い!)</div><div>或いはもっと近いところでは「ギャラクティカ」とか、</div><div>「ドクター・フー」とか「トーチウッド」とか、</div><div>こういったドラマのタイトル曲ってカッコいいなぁ、と</div><div>前から思っていて、いつかそういう曲を作りたいと</div><div>そう考えていたのでした。</div><div><br /></div><div>んで!</div><div><br /></div><div>この曲は今から5年前、2018年の Burn2 で</div><div>その年の Burn2 はアート・テーマが "I, Robot" だったので、</div><div>これはアシモフの SF 小説「われはロボット」のタイトルそのまま、</div><div>だったらアシモフの SF を元にした曲を何か作りたいと</div><div>それまで温めていた構想を具体的に音にしたのがこの曲なのです。</div><div>なのですが、今書いたように、テレビの SF シリーズに</div><div>いろいろと影響を受けていたこともあって、</div><div>この曲は映画を意識した「流れよわが涙、と警官は言った」とは違い、</div><div>テレビシリーズを意識した音作りを試みたつもりです。</div><div><br /></div><div>出だしのキラキラした音は「スペース1999」の影響かも、</div><div>シンセのメロは「地球防衛団」かも、</div><div>或いは、トランペットの第2メロは「宇宙大作戦」かも、</div><div>といった具合ですが、ところどころ「ピュ〜〜〜ッ」と</div><div>オンド・マルトノを意識した音が入るのは勿論、</div><div>映画やテレビの音楽の作曲家として大好きな</div><div>ヘンリー・マンシーニの「刑事コロンボ」へのオマージュです。</div><div>この曲をセカフェスか何かで演奏した時はケルパさんが</div><div>「確かに刑事コロンボだ!」とコメントしてましたね。w</div><div>そのヘンリー・マンシーニの「刑事コロンボ」、</div><div>日本ではこのドラマで初登場だったのでそのタイトルですが、</div><div>英語の原題は「Mystery Movie Theme」、</div><div>ユニバーサルテレビのミステリー・ドラマの時間枠全体に対する</div><div>曲だったので、実際はそのあとの「署長マクミラン」とかも</div><div>同じ音楽でしたよね。(警部マクロードは違ったような。。。)</div><div><br /></div><div>そんないきさつがあって、この曲は副題を「SciFi Movie Theme」</div><div>日本語で「SF ドラマのテーマ」というのです。</div><div>途中、神秘的なコーラスが入るところは</div><div>ハリ・セルダンのホログラムが彼が「霊廟」に現れるところを</div><div>そのあとの金管によるフレーズは第二ファウンデーションとの間に</div><div>生まれる危機的状況を表していますが、</div><div>テーマは細かく刻むリズムに支えられて力強く先へ先へと、</div><div>未来へと向かう力を表しています。</div><div>この細かいリズム、YMB で第1バイオリンをお願いしていて</div><div>RL のオケでもバイオリンを弾いていると思われる結衣さんからは、</div><div>「この連続するアップ・ボウは RL では厳しい」とのお言葉。^^;</div><div>はい、いつも無理なスコアを書いて申し訳ないですね。</div><div>でもカッコいいでしょ?w</div><div><br /></div><div>というわけで、この曲もいっぱい聴いて頂いて、</div><div>気に入ったらシングルでもアルバムでも、</div><div>是非ダウンロード販売でお買い求め下さい。</div><div>どうぞよろしくお願いします!</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-50244789760264580922023-11-07T22:51:00.018+09:002023-11-07T22:54:27.465+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その4・「夏の哀しみ」<div style="text-align: left;">ニュー・アルバム4曲目の「夏の哀しみ」は、</div><div>バロック風な雰囲気を狙ったものなのです。</div><div>なのでアレンジはヴィヴァルディの合奏協奏曲、</div><div>というよりはどちらかというとJ・S・バッハの</div><div>「管弦楽組曲(序曲)」のシリーズを意識したアレンジなのです。</div><div>この曲のタイトルが "Tristeza de un verano" というスペイン語なのも</div><div>何か古〜い時代の雰囲気を出したかったからなのですね。</div><div><br /></div><div>なんだけれども!</div><div><br /></div><div>この曲はピアノを使って作曲したわけですよ。</div><div>なので、ソロ楽器のメロディはピアノでの効果が出るような</div><div>そんなものになっています。</div><div>しかし、ピアノってバロック時代にはなかったはず。。。</div><div>バッハの『音楽の捧げ物』の「3声のリチェルカーレ」が</div><div>フリードリヒ大王の宮廷にあった初期のピアノを即興で弾いて</div><div>作られたのでは? なんて推測があるほど。</div><div>その直後にバッハが亡くなったのが 1750 年ですからねぇ。</div><div>ヴィヴァルディの「四季」を含む『和声と創意の試み』や</div><div>『調和の霊感』が発表された頃にはピアノはなかったわけです。</div><div><br /></div><div>しかも!</div><div><br /></div><div>バロックを意識して「通奏低音」、即ち、</div><div>ベースで示される音に従ってチェバロで和声の伴奏をするという</div><div>その手法を持ち込んでいるわけですから、</div><div>これ、リアルで演奏するとすると</div><div>ステージ上にピアノとチェンバロが並ぶというあり得ない構成!</div><div><br /></div><div>なので、この曲自体は 2007 年の8月に発表して、</div><div>その後 YMB のメンバーと出会ってからそのステージで</div><div>演奏してきたわけですが、裏バージョンとして、</div><div>よりヴィヴァルディの合奏協奏曲やバッハの管弦楽組曲に近い形で、</div><div>「Tristesse française」、即ち「フランス風の哀しみ」という題で</div><div>付点のリズムに変えソロ楽器をフルートまたはヴァイオリンに替えた</div><div>アレンジが存在するのです!</div><div><br /></div><div>んで!</div><div><br /></div><div>管弦楽法を勉強したあとではピアノとチェンバロが同時に出てきて</div><div>伴奏も弦だけというアレンジはないよなぁ、と思って</div><div>今回のアルバム・リリースに当たっては「フランス風」で行くか!</div><div>と思ったのですが、</div><div>最終的にはやはりピアノの響きを大切にしたかったのと</div><div>SL ではピアノバージョンしか披露したことがありませんので、</div><div>変なアレンジ! と思いつつも、最終的にはピアノ版のリリースを</div><div>決めたというわけなのです。</div><div><br /></div><div>今書いた通り 2007 年、つまりオケのアレンジを始めた頃の</div><div>未熟な作品ではありますが、今回改めて録音し直して、</div><div>作曲者本人としては、「結構いい雰囲気の曲じゃん?」</div><div>と思って満足していますがいかがでしょうか?</div><div>YMB で演奏した時は結構人気のあった曲と記憶しています。</div><div>皆さんも是非いっぱい聴いて頂いて、</div><div>更に、シングルでも結構ですのでダウンロード販売で買って頂けると</div><div>大変喜びます。w どうぞよろしくお願いします。 m(_ _)m</div><div><br /></div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-41289449719394862722023-11-06T23:35:00.018+09:002023-11-06T23:37:58.096+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その3・「シルクロード」<div style="text-align: left;">僕の日記を古〜いところからずっと読んでいる方には、</div><div>まだ YMB の皆さんと会う前は、RL の知人でもある</div><div>Pira Noel さんと一緒に活動していたことをご存じと思います。</div><div>(2007〜2008年頃の日記をご参照。。。)</div><div><br /></div><div>で、その Pira さんと仲良しだったのが ema0303 Whitfield さん。</div><div>ema さんは『セカンドライフ ファッション テクスチャ ブック』に</div><div>レイヤーの服のテンプレートを提供されているデザイナーの方で</div><div>僕のピアノによる即興演奏を初めて評価してくれた方でもあるのです。</div><div>そんなこんなで ema さんとはたくさんいろんな話をしたのですが、</div><div>ちょうど2007年の12月を前にした時期に、</div><div>彼女が新しくできた Silkroad という SIM に住むことにした</div><div>という話があって、何!? シルクロードですと!?</div><div>となったわけです。</div><div>僕は子供の時に NHK 特集の「シルクロード」に魅せられて</div><div>実際に中国とかイランとか行っていますしね、</div><div>その名前の SIM に ema さんがいて、</div><div>しかも同じ頃に知り合った Zephiris Singh さんという</div><div>これまたゴスロリ専門のクリエイターの方がいらっしゃると聞いて</div><div>ムムム、と心惹かれたわけです。</div><div><br /></div><div>ところが、同じタイミングで pira さんから</div><div>クリエイターの集まる StarTracker という SIM が</div><div>12月にオープンするのでヒロシさんもどう? と声をかけられ、</div><div>ムムム、とこちらにも心惹かれたわけです。</div><div><br /></div><div>当時は MagSL さんの Toshima-ku に土地を持っていたヒロシですが、</div><div>美しい二人の女性に声をかけられて決めました!</div><div>そう、StarTracker, Silkroad どちらにも住む! と。www</div><div>勿論 Toshima-ku は引き払いました。(ごめんなさい新谷さん!w)</div><div><br /></div><div>んで!</div><div><br /></div><div>Silkroad はクリエイターが集まった SIM らしく、</div><div>かなりの頻度でイベントがあり、その中の一つとして、</div><div>僕の音楽イベントで Silkroad の catee さん以下の皆さんに感謝して</div><div>作曲・演奏したのがこの「Silk Road」なのです。</div><div>この曲は僕がイランのペルセポリスに着いた時に、</div><div>ちょうど門のところに夕日が強く照らしていた</div><div>その印象を曲にしたものなのです。</div><div>その夕日を表現するのに、トランペットが最適と感じて、</div><div>後半でトランペットが登場するのはその所以なのですが、</div><div>これを発表した当時、例のあきのりクマさんがエンディングで</div><div>「NHK 特集ぅ〜」とコメントしたのは忘れられません。</div><div>そう、この頃から僕のサントラ的な音楽制作が始まっていたのです。w</div><div>なので、この曲は敢えて「仮想的サントラ」と謳ってはいませんが、</div><div>やっぱりサントラ的ですよね。www</div><div><br /></div><div>というわけで、えまさん、ケイティーさん、</div><div>ゼフィーさんにあきのりさん、</div><div>いろんな方の想い出が詰まった「シルクロード」です。</div><div>是非、たくさん聴いて頂いて、ダウンロード販売もご購入頂けると</div><div>大変喜びます。</div><div>どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-61316103179242822282023-11-05T21:52:00.018+09:002023-11-05T21:54:48.095+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その2・「祝典序曲」<div style="text-align: left;">ニュー・アルバムの2曲目はおめでたい音楽です。</div><div>「祝典序曲」と名付けましたが、これは元々、</div><div>2008年からずっと活動を共にしてきたナチュさんが</div><div>当時行っていた花火と音楽のコラボレーションイベント、</div><div>「ミュージック・スターマイン(Music StarMine)」のために</div><div>書いたものなのです。</div><div><br /></div><div>このミュージック・スターマインは本当に素晴らしくて幻想的で、</div><div>ChouChou さんや The Black Stripes さんの曲が使われていて、</div><div>僕が昨年リリースした『Sound Cruise in the Metaverse』収録の</div><div>「霞か雲か」も使って頂きましたが、何れも既存の曲。</div><div>この素晴らしいイベントのために専用の曲を</div><div>この友人のために書いてあげよう、と思って作ったのがこの曲です。</div><div><br /></div><div>で、その専用の曲というのは5曲からなる組曲を予定していましたが、</div><div>結局ちゃんと音源となったのはこの「祝典序曲」と</div><div>もう一つ「Ai (哀)」という曲の2曲のみとなってしまいました。</div><div>何れにしてもナチュさんに捧げたものなので、</div><div>ベートーヴェンの時代なら楽譜のトップに</div><div>「naturalway Flow に捧ぐ」とかペンで書いたのでしょうが、</div><div>デジタル配信の時代、なかなかそういうわけにもいかず、</div><div>副題としてタイトルに含めることに致しました。</div><div>「naturalway Flow による Music StarMine のための」ってね。</div><div>この「〜のための」というのはクラシック系ではよくあって</div><div>バルトークの「弦、打楽器とチェレスタのための音楽」とか</div><div>武満徹の「弦楽のためのレクイエム」とかカッコいい曲に多い。w</div><div>で、今回ナチュさんのお名前をタイトルに含めたわけです。www</div><div><br /></div><div>曲想としてはおめでたいトランペットのファンファーレに始まり、</div><div>オーボエによる抒情的な雰囲気を経て、</div><div>炎で燃やすのが大好きなナチュさんを意識した</div><div>金管楽器と弦楽器による荒々しいモチーフ、</div><div>そして再びおめでたいチャイムが鳴ってテーマに戻って来る、</div><div>とまぁ、ナチュさんの MSM の展開を凝縮した構成なのです。</div><div>この曲は最初からオーケストラを意識していたので、</div><div>今回のリリースに当たって一部の楽器の表現を変えただけで</div><div>あまり編曲に手を入れることなくリリースできました。</div><div><br /></div><div>ナチュさんもすっかり SL の音楽イベントからは引退したようですが、</div><div>この曲が売れるとまた戻って来てくれるかもしれません。</div><div>是非是非皆さんこの曲を応援して</div><div>シングルでもよいのでダウンロード販売で買って頂けると</div><div>作曲者としては大変嬉しい限りです。</div><div>どうぞよろしくお願いします!</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-66132336187549118552023-11-05T14:46:00.053+09:002023-11-05T15:03:35.258+09:00【Star Wars】 何と壮大なスター・ウォーズの宇宙観〜『スター・ウォーズ:アソーカ』のエンディング・クレジット<div style="text-align: left;">前に Disney + に登録した話を書きましたが、</div><div>その後観ましたよ、スター・ウォーズの一連のドラマシリーズ。</div><div>ちょうど『スター・ウォーズ:アソーカ』が放映されている</div><div>時期と重なっていましたが、どちらかというとイッキ見する方なので</div><div>第8話の完結を待ちつつ、『反乱者たち』を観終わったあとは、</div><div>『バッドバッチ』、『オビ=ワン・ケノービ』、</div><div>『キャシアン・アンドー』を観て、キャシアン観た序でに</div><div>『ローグ・ワン』を観て(これ、結構好き)、</div><div>『マンダロリアン』、『ボバ・フェット』を観て、</div><div>そしていよいよ『アソーカ』を観ましたよ。w</div><div>で、それぞれいろいろ語りたいところはあるけれども、</div><div>今回は『アソーカ』のエンディング・クレジットで描かれる</div><div>スター・ウォーズ世界の星図について、自分への備忘を含めて</div><div>書いておきます。</div><div><br /></div><div>パート1を観た時から、この不思議な星図に魅せられ、</div><div>何と言ってもこの文字に魅せられましたね。</div><div>何て書いてあるんだろうって。</div><div>明らかにスター・ウォーズの一連のシリーズに出て来る</div><div>「オーラベッシュ」という文字とは異なるのですよ。</div><div>寧ろ、僕等が使っているアルファベットに近いような。</div><div>で、これをちゃんと解読してくれている人たちがいるわけですよ。</div><div>スター・ウォーズ世界のあらゆる事物がデータベース化されている</div><div>ウィキペディアならぬ「ウーキーペディア」にありました。</div><div><br /></div><div><a href="https://starwars.fandom.com/wiki/Unidentified_runic_alphabet" target="_blank">https://starwars.fandom.com/wiki/Unidentified_runic_alphabet</a></div><div><br /></div><div>そう、これらの文字が我々のアルファベットに対応しているわけです。</div><div>これが分かればこのエンディング・クレジットの星図は読み解ける。</div><div>で、この星図、ドラマの中で出て来る「ペリディアへの道」を</div><div>示したもののようなんです。</div><div>早速行ってみましょう。</div><div>(以下の画像は著作権の問題もありそうなので一部カットしたものです)</div><div><br /></div><div><img alt="231105a" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53309265267_9e4a92b224_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div><img alt="231105b" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53309265262_0e2b8e3b1d_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>まずど真ん中に表示される星、これは Arcana と読めます。</div><div>その右上に表示されているのは次のシーンで Ierne と読めます。</div><div>アルカナは、『アソーカ』のパート1でアソーカが地図を入手した</div><div>ダソミアのナイトシスターたちの遺跡のある星ですね。</div><div><br /></div><div><img alt="231105c" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310380088_c8f8c9ed1e_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そこから遠く遠く飛んで行き、真ん中に投影される星が Lothal、</div><div>そしてその左上の星が Garel とわかります。</div><div>ロザルは『反乱者たち』の舞台になったところで、</div><div>エズラ・ブリッジャーの故郷であり、</div><div>ジェダイ・テンプルがあった場所ですね。</div><div><br /></div><div><img alt="231105d" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310380098_02ed297b32_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>更にそこを真っ直ぐ右に進むと現れるのが Mandalore です。</div><div>そう、マンダロアはマンダロリアンたちの故郷ですね。</div><div>マンダロリアンと言えば、僕にとっては</div><div>かつてはボバ・フェットでしたが、その後ザビーヌ・レンになり、</div><div>『マンダロリアン』のシリーズでその世界が広がりました。</div><div><br /></div><div><img alt="231105e" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53309265307_c9fd7f9449_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div><img alt="231105f" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310607350_62d3973920_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そしてそこを更に右に飛んでいくと現れるのが Agamar、</div><div>その右に強く輝く Dathomir、その右上にうっすらと Yavin。</div><div>ダソミアはナイトシスターたちの故郷ですが、</div><div>エピソード IV でルークたちが帝国軍に一矢報いた</div><div>ヤヴィンの戦いのヤヴィンはこんなところ、</div><div>つまりダソミアの近くにあったのですね!</div><div><br /></div><div><img alt="231105g" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310489264_921f6b42f9_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そしてまた遠く遠く飛んでいくとまた大きな星</div><div>Corellia が現れます。</div><div>そう、ハン・ソロが飛ばす貨物船ミレニアム・ファルコン号が</div><div>コレリア製の船でしたね。</div><div>コレリアは造船で有名な星で『アソーカ』でも舞台になっています。</div><div>そのコレリアの周りに上から Cato Nemoidia, Duro, Pasaana</div><div>と読める星が並んでいます。</div><div><br /></div><div>が、気になるのはその右側に縦に大きな文字が並んでいます。</div><div>Corellian Run と読めます。</div><div>日本語では「コレリアン・ラン」とそのまま読んでいて、</div><div>銀河系内を行き来するための重要なハイパースペース・ルート</div><div>という設定になっていますが、「Run」て英語ですよねぇ。</div><div>何で遙か彼方の銀河系の古代の地図に英語があるんだぁぁぁ!w</div><div><br /></div><div><img alt="231105h" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310131141_87cbc2626c_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>で、そのハイパースペースを通って遠く飛んだところに Coruscant、</div><div>そう、共和国の首都と言っていいのか、中枢機能のある星</div><div>コルサントが現れます。</div><div>このコルサントが表示されたところで、あのドクター・フーの、</div><div>第10代目ドクターのデイヴィッド・テナントがクレジットされるが、</div><div>ええ? そんな人出てたっけ? と不思議に思ったもの。</div><div>それらしい中年の男性と言えばダークサイドのベイランくらい。</div><div>かれはレイ・スティーヴンソンだから、一体誰? と思ったら、</div><div>何とドロイドのヒュイヤンでした。w</div><div>何と、ドクターもとうとうサイバーマンにやられて</div><div>ドロイド化してしまったか、と個人的にはウケてしまいました。</div><div><br /></div><div><img alt="231105i" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310380173_65129c8d5b_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そしてそのコルサントから遠く飛んだところ、</div><div>魚の絵が書いているところに Seatos があります。</div><div>アソーカとザビーヌがベイランやシンと戦い、</div><div>そのザビーヌ、ベイラン、シンがモーガンと共にペリディアへと</div><div>向かうその拠点となった星、シートスですね。</div><div><br /></div><div><img alt="231105j" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310489274_ca43ea6198_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そのシートスの先に Odyn, _uanna と読める星が続きます。</div><div>_uanna の先頭の文字、右向きの三角形のこの文字は</div><div>ここで初めて登場、しているため、上のウーキーペディアの記事で</div><div>未解読とされている B, J, K, Q, W, X, Z の何れかと思われます。</div><div>個人的には三角形の記号が集中して居る場所に近い、</div><div>J か K か Q だろうと想像しています。</div><div><br /></div><div><img alt="231105k" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53309265287_26ae0b3511_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そしてその先に宇宙鯨のパーギルの絵が現れます。</div><div>ベイランたちは巨大なハイパースペース・エンジンの船で</div><div>一気にペリディアまで飛んで行きましたが、</div><div>それを追うアソーカたちは、正にそのパーギルと共に</div><div>遠いペリディアに向かったのでした!</div><div><br /></div><div><img alt="231105l" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53309265292_06363281f9_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>そしてその遠い星の海を渡った先に表示されるのが</div><div>全ての道が行き着く先、Peridea = ペリディアです。</div><div>スター・ウォーズの世界は「遠い昔、はるか彼方の銀河系」</div><div>の物語ですが、先ほど書いたドロイドのヒュイヤンが</div><div>アソーカに対して「遠い昔、はるか彼方の銀河系」の物語をします。</div><div>ペリディアはそういう場所なのですが、</div><div>全ての道が集まるこの場所、もしかして地球だったりして、</div><div>と思うヒロシなのでした。</div><div>それはこの遠い銀河系へと向かう古い地図が、</div><div>同じく遠い遥か彼方に人類が旅立った場所、地球を目指す</div><div>『ギャラクティカ』の物語を思い出させたからです。</div><div><br /></div><div>さて、というわけで、古代の文字を紐解いて</div><div>ペリディアに行き着くことが出来ました。</div><div>スター・ウォーズではこういう不思議な文字がいろいろ登場するので</div><div>それを読み解くのは結構楽しいものです。(マニアックすぎます。w)</div><div>で、さっき、Corellian Run て英語じゃん、て話を書きましたが、</div><div>ここに限らず文字を読み解くと何れも英語であることがわかります。</div><div>よく出て来るのは「オーラベッシュ」という文字です。</div><div><br /></div><div><img alt="231105m" height="238" src="https://live.staticflickr.com/65535/53310380128_38fc252203_o.jpg" width="560" /></div><div><br /></div><div>これはエピソード IV でデス・スターに乗り込んだオビ=ワンが、</div><div>トラクタービームを解除するシーンで出て来るもの。</div><div>次のウーキーペディアの記事でアルファベットとの対応が</div><div>確認できますよ。</div><div><br /></div><div><a href="https://starwars.fandom.com/wiki/Aurebesh" target="_blank">https://starwars.fandom.com/wiki/Aurebesh</a></div><div><br /></div><div>これで上の画面に表示されている内容を読むと、</div><div>メーターの上に表示されているのが "POWER"、</div><div>下が "TRACTOR BEAM 12" と読めます。英語やん。www</div><div>実際、1977年に公開されたオリジナルのバージョンでは</div><div>正に英語でそのように書かれていたのを</div><div>YouTube にファンの人がアップしているので確認しました。w</div><div><br /></div><div>今日は超マニアックな話題にお付き合い頂きありがとうございました。</div><div>でも謎解きって楽しいんですよね。^^</div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-83828221476528161512023-11-04T21:43:00.019+09:002023-11-04T21:46:00.060+09:00【新作】 ニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』全曲解説〜その1・「流れよわが涙、と警官は言った」<div style="text-align: left;">僕のニュー・アルバム『Orchestral Manoeuvres in Second Life』が</div><div>リリースされ、デビュー1周年記念のコンサートを</div><div>YMB のメンバーと共に行ってから約1週間が経過しました。</div><div>この辺りで、アルバムの宣伝も兼ねて、毎回恒例の全曲解説、</div><div>行ってみたいと思います。</div><div>今回はまず1曲目、「流れよわが涙、と警官は言った」です。</div><div><br /></div><div>この曲は、フィリップ・K・ディックの SF 小節</div><div>『流れよわが涙、と警官は言った』が映画化されて、</div><div>そのメインテーマの作曲をヒロシが依頼されたら?</div><div>という仮定の下に作った曲です。</div><div>当時、というのは 2009 年のことなんですが、</div><div>この SF を巡って The Black Stripes のこじゃさんと</div><div>盛り上がったことがあったのです。</div><div>この曲を作った当時の僕のコメントをそのまま引用します。</div><div><br /></div><div>「同じくセカンドライフで活動されている The Black Stripes という</div><div>バンドのリーダー Koja Writer さんも僕もSFが好きで、</div><div>フィリップ・K・ディックの『流れよわが涙、と警官は言った』</div><div>を巡って二人で盛り上がったことがあり、</div><div>実は彼にはこの小説にインスパイアされた「Flow My Tears」</div><div>という曲があるのだとか。</div><div>但し彼はこの小説のタイトルとなっているジョン・ダウランドの</div><div>「Flow My Tears」そのものは聴いたことないとかで、</div><div>じゃあ僕がそのオリジナルを演りましょうか、なんて話してたもの。</div><div>そんなわけで、もしこの小説が映画化されて</div><div>僕が劇伴を担当するとしたら、という想定で</div><div>ダウランドの原曲をアレンジしたものです。</div><div>因みにダウランドはシェイクスピアと同世代の作曲家で、</div><div>原曲はそのメランコリックで美しいメロディーが</div><div>ヨーロッパ中で大ヒットしたというものなのですが……。」</div><div><br /></div><div>映画のメインタイトルということで、当時(そして今も)</div><div>話題作の音楽の殆どを担当しているハンス・ツィマーさんを意識して</div><div>オーケストレーションを行ったのでした。</div><div>ハンス・ツィマーさんの映画音楽って、小刻みなストリングスと</div><div>咆吼するブラスが印象的なので、それを真似して</div><div>最初から最後までリズムを刻みっ話のチェロにコントラバス、</div><div>メロディーはトランペットにという編曲なのですが、</div><div>やっぱりやわらかく音色豊かな木管の味付けもほしい、</div><div>ということで、発表した時はフルートとクラリネットを入れてました。</div><div><br /></div><div>が、正直これでは殆どオーケストラにはならないですね。</div><div>そこでこの1年間管弦楽法を勉強した成果も入れようと</div><div>今回のアルバム制作に当たって、楽器を充実させました。</div><div>木管にはオーボエとファゴットのパートを加え、</div><div>金管には木管とほぼ同じ和音構成のホルン4本、</div><div>そして高音で鳴るトランペットをオクターブ下で支える</div><div>トロンボーンといった具合です。</div><div>これでこれまで SL で演奏していたバージョンよりも</div><div>オケの響きに厚みが出て、よりカッコよくなったのではないでしょうか。</div><div><br /></div><div>この曲を最初 YMB のメンバーと演奏した時、</div><div>恐らく実際にトランペットを吹いていたと思われる本田春菊さんから</div><div>「こんな高い音域で吹き続けるのはムリ!」と言われました。</div><div>今回音域を確認したら、確かにトランペットの最高音域。</div><div>でも、ちゃんと演奏可能音域内に収まってるんですよね。</div><div>というわけで、敢えて移調はせずに発表当時のままとしました。</div><div>そういう意味では、チェロとコントラバスも</div><div>この小刻みなフレーズを全曲通して弾き続けるのは</div><div>腕が疲れるだろうとは思いましたが、まぁ、ご容赦ということで。</div><div><br /></div><div>このあと紹介する曲たちもみんなそうですが、</div><div>元々はピアノやシンサセサイザーというどんな音高でも</div><div>どんな長さでも弾き続けることのできる楽器をやってる僕が</div><div>頭の中で響いた音をそのままシンセで再現したものなので、</div><div>現実の管弦楽の楽器の制約とかが無視されていたわけです。</div><div>今回のアルバム制作に当たってはその辺りを見直したり</div><div>或いはこの曲のようにこのままでいいやと判断したりしています。</div><div>なので実際に演奏するとなったら、オケの楽団員にとっては</div><div>なかなか大変なことになりそうです。</div><div><br /></div><div>そんな「流れよわが涙、と警官は言った」が収められた</div><div>ニュー・アルバムの試聴と詳細情報は下のリンクからどうぞ。</div><div>サブスクで聴くだけでなく、ダウンロード販売をご購入頂けると</div><div>大変喜んでまた頑張っちゃいますので、どうぞよろしくお願いします!</div><div><br /></div><div>■Orchestral Manoeuvres in Second Life</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53273842925_9f91c0f27d_o.jpg" width="460" height="460" alt="231021a"/></div><div><br /></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲〜naturalway Flow による Music StarMine のための</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム (2023年リマスター)</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った (feat. Hiroko Sweetwater) [ボーカルバージョン]</div><div><br /></div><div>定価:アルバム ¥1,528.-/シングル ¥204.-</div><div>リリース情報:<a href="https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/" target="_blank">https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/335356/</a></div><div>購入情報:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>旧作の情報はこちら。</div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-1251215876642184332023-10-31T21:53:00.019+09:002023-10-31T21:55:48.065+09:00【RL】ちょっと嬉しかったこと〜ニューアルバムがランキング2位に!?<div style="text-align: left;">金曜日にニューアルバムをリリース、</div><div>日曜日にデビュー16周年コンサートというイベントをこなして</div><div>今はボーッとしているヒロシでありますが、</div><div>ちょっと嬉しいことがありましたのでお知らせします。</div><div><br /></div><div>実はその金曜日に発売されたアルバム</div><div>『Orchestral Manoeuvres in Second Life』が</div><div>発売日の10月27日当日、日本のインスト部門で2位に</div><div>ランキングしていたというのです!</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53298917942_2890fc3d45_o.jpg" width="460" height="996" alt="231031a"/></div><div><br /></div><div>当の本人は「どーせ売れないだろう」と、ランキングなんか</div><div>気にもしていなかったのですが、</div><div>リョウさんから FB に「おめでとうございます」の書き込みがあり、</div><div>「え?」と思って確認したらホントに2位になってました。w</div><div><br /></div><div>しかも!</div><div>ランキングには前作『Sound Cruise in the Metaverse』も</div><div>4位にランキングしはしたのですが一瞬の出来事だったのが、</div><div>どうも今回は2日間ランキング内で頑張っていたらしい。</div><div>アルバム3枚出して、これは最高の記録で、</div><div>今回のものを評価して下さるリスナーが思いの外いたということで</div><div>これは大変嬉しい限りなのです。</div><div><br /></div><div>加えて!</div><div>その前作のランキング、よく見ると2回ランクインしています。</div><div>2回目はというと、何とつい最近、10月4日に3位とあります。</div><div>しかもこれは日本でなくてイギリスというではないですか!@@</div><div><br /></div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53298917912_6c7d2c3b3a_o.jpg" width="460" height="996" alt="231031b"/></div><div><br /></div><div>いや〜、イギリスと言えば僕の敬愛するアーティストたちを</div><div>生んだ国ですよ、音楽の本場ですよ。</div><div>そんな、きっと耳が肥えている人たちの国で</div><div>ランキング3位ってすごくないです?</div><div><br /></div><div>但しこれはアルバムではなくてシングルで、何とそのタイトルは</div><div>ケルパさんとのコラボイベント「Sounds in Colors」の時にやった</div><div>「Time to Love」という曲なのです。</div><div>いや、この曲が評価されたというのはとても嬉しいです。</div><div>が、謎なのは何でリリースから1年も経って</div><div>しかもイギリスでランクインしたのか?</div><div>本当に不思議でしょうがないです。w</div><div><br /></div><div>とまぁ、この事実を知ったのが日曜日の午後でしたので、</div><div>早速16周年コンサートの場で会場の皆さんや YMB のメンバーに</div><div>お知らせすることができ、更におめでたい場となりました。</div><div>絶妙のタイミングで教えてくれたリョウさん、ありがとう!</div><div><br /></div><div>尚、これらのアルバムの情報は次のリンク先でどうぞ!</div><div><br /></div><div>・新作『Orchestral Manoeuvres in Second Life』</div><div> <a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div><div><br /></div><div>・2枚目『Sound Cruise in the Metaverse』</div><div> <a href="https://linkco.re/2gExYYaa" target="_blank">https://linkco.re/2gExYYaa</a></div><div><br /></div><div>・1枚目『Songs from a Virtual World』</div><div> <a href="https://linkco.re/QU77FNM0" target="_blank">https://linkco.re/QU77FNM0</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-69051322126612854502023-10-30T22:26:00.010+09:002023-10-30T22:27:56.859+09:00昨晩のデビュー16周年記念コンサート、ありがとうございました!<div style="text-align: left;">昨晩、いつも第九の演奏会場となっている</div><div>YMB のウィンターステージで行われた</div><div>自分の SL ミュージシャンデビュー16周年記念コンサート、</div><div>その YMB のメンバーの協力を得て、無事こなすことができました。</div><div>いやぁ、僕は元々交響曲とか管弦楽曲で育った人なのでね、</div><div>今回のアルバム発売、そしてオケでの演奏会というのは</div><div>実は夢の実現でもあったわけなのです。</div><div>そんな夢の実現にお忙しい中お付き合い頂いた YMB のみんなには</div><div>ホント感謝、感謝の一言しかありません。ありがとう!</div><div><br /></div><div>オケの曲と言っても、元々はバンドやってて、</div><div>キーボーディストなのでストリングスのバッキングから始まって</div><div>ソロの楽器にフルートがあったらいいな、</div><div>トランペットがあったらいいな、という感じでアレンジしてたので</div><div>ガチのオケとは編曲がそもそも違うわけですよ。</div><div>そうすると実際のオケでやるとお休みのメンバーも出て来るわけで。</div><div><br /></div><div>今回のアルバム・リリースに当たっては結構その辺見直しましたが、</div><div>それでも昨日 YMB のメンバーと一緒にやって改めて気づいたのは、</div><div><br /></div><div>意外とピアノなど鍵盤楽器のソロが多くて指揮しながらは難しい</div><div><br /></div><div>ということでした。w</div><div>いや、バーンスタイン始め、プレヴィンとかバレンボイムとか</div><div>指揮もピアノソロも一緒にやっちゃうスター指揮者はいるわけですが、</div><div>実際にやってみると、ヒジョーにキビシーィ!(RIP 財津一郎さん)</div><div>んで、いろいろ YouTube で検索したら</div><div>何と、いつも CD で聴いているバーンスタインの</div><div>指揮とピアノによる「ラプソディ・イン・ブルー」が上がってたので</div><div>ご紹介しますね。</div><div><br /></div><div><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cH2PH0auTUU?si=HWi6BpnKhNTxIkkS" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen></iframe></div><div><br /></div><div>何と、ピアノをオケに突っ込んでの指揮と演奏、</div><div>これは出来ないな、と思って控えめな配置にしました。</div><div><br /></div><div>その他、トランペットの音域が高いとか</div><div>バイオリンの細かいアップ・ボウの連続は腕が疲れるとか</div><div>現実の演奏となるといろいろ厳しいと思いますが、</div><div>そこは仮想世界ですから!</div><div>何と昨日は、フルートのあおいちゃんがティンパニ叩いたり</div><div>オーボエのでんでんさんがハープ弾いたりと</div><div>これまた普通のオケではあり得ない超人ぶりを披露されてました。w</div><div>超人ぶりと言えば、そのでんでんさんのオーボエ、</div><div>「レイ・ブラッドベリのための音楽」では、</div><div>殆ど息継ぎなしでとても長いフレーズを吹いていました。</div><div>オーボエは結構肺活量を必要とする楽器で、</div><div>伊福部先生の教科書によると最長 45〜50秒と書いてありますが、</div><div>昨晩のでんでんさんはその倍の1分半ほど吹いてましたね!w</div><div><br /></div><div>というわけで、はい、今後作曲する管弦楽ものは</div><div>こうした楽器の制約を考えながら作りますので</div><div>メンバーの皆さんご容赦!m(_ _)m</div><div><br /></div><div>さて、そんな裏話はさておき、MC でも話したのですが、</div><div>今回は日々の仕事で帰宅が遅い中、</div><div>何とか10月27日のリリースに間に合わせたいと慌てたので、</div><div>最後の歌入りの2曲の歌詞カードを付けるのを忘れたのと、</div><div>元々今回入れるつもりでいた「ONE」のオケバージョンを</div><div>収録するのを忘れてしまったのでした。><</div><div>多分これは1枚目のアルバムで歌入りのをリリースしたので</div><div>それでもう満足してしまっていたからですね。</div><div>というわけで、コンサートの最後はそのオケ版を演奏して</div><div>締めとさせて戴きました。</div><div><br /></div><div>そんなこんなの約1時間のコンサートでした。</div><div>今回はニュー・アルバム収録曲のお披露目の意味もあったわけですので</div><div>明日からは今回演奏したそのニュー・アルバムの曲たちについて</div><div>少しずつ書いていきたいと考えています。</div><div>僕のデビュー16周年、もう暫くお付き合い下さい。</div><div>どうぞよろしくお願いします。</div><div><br /></div><div>■熊木博士デビュー16周年記念「Orchestral Manoeuvre with YMO」</div><div>日時:2023年10月29日(日)22:00〜23:15</div><div>会場:YMB ウィンターステージ</div><div><br /></div><div><セットリスト></div><div>1. 流れよわが涙、と警官は言った</div><div>2. 祝典序曲</div><div>3. シルクロード</div><div>4. 夏の哀しみ</div><div>5. ファウンデーション〜SFドラマのテーマ〜</div><div>6. レイ・ブラッドベリのための音楽</div><div>7. レクイエム</div><div>8. レット・ラブ・リング (feat. Hiroko Sweetwater)</div><div>9. 流れよわが涙、と警官は言った [ボーカルバージョン]</div><div>10. ONE [インストルメンタルバージョン]</div><div><br /></div><div>※ニュー・アルバムの情報はこちら:<a href="https://linkco.re/yY76MFSf" target="_blank">https://linkco.re/yY76MFSf</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-81038860800011228952023-10-29T13:03:00.013+09:002023-10-29T13:05:19.415+09:00【ライブ】 YMB との共演によるヒロシのデビュー16周年記念コンサートは今晩22:00です!<div style="text-align: left;">これが最後の案内になると思います。</div><div>僕が SL にミュージシャン・デビューして16周年の記念コンサート、</div><div>今晩22:00から YMB メンバーの協力を得て開催致します。</div><div><br /></div><div>ところで今回演奏予定の曲は、僕がいろいろな時期に</div><div>いろいろな発想で作曲したこともあり、</div><div>曲によって楽器編成が異なるというのが難点です。</div><div>そこでその楽曲の都合と参加メンバーの都合で</div><div>楽器の持ち替えが発生することになりました。</div><div><br /></div><div>「持ち替え」というのはオーケストラではよくあることですが、</div><div>元々管楽器は調の数だけ楽器の種類があったこともあって、</div><div>今でもクラリネットやトランペットなどでは</div><div>曲によって楽器を取り替えることがあります。</div><div>これに加えてよくあるのが、3番フルートがピッコロを</div><div>3番オーボエがコールアングレーを、</div><div>3番クラリネットがバスクラリネットを、といった具合に</div><div>同じ系統の別の楽器に替えることもあります。</div><div>どちらのケースでも同じ系統の楽器に取り替えるのが普通です。</div><div><br /></div><div>が、そこはセカンドライフ。</div><div>今日のコンサートでは生のオケではあり得ない持ち替えがありそう。w</div><div>既に何度か書いていますが、 </div><div>YMB の演奏は自動アニメーションではなく、</div><div>楽器を担当しているメンバー一人一人が流れてくる音を聞き分けて</div><div>自分が担当している楽器が鳴っているかいないか</div><div>どういう演奏法で演奏されているかを判断して</div><div>それに合ったアニメを瞬間瞬間動かしているものになります。</div><div>そうした見所に加えて、今晩はどんな楽器がどんな楽器に持ち替えるか、</div><div>そんなところも楽しんで頂ければと思っています。</div><div><br /></div><div>それでは、今晩22:00からです。</div><div>会場でお待ちしています。</div><div>どうぞよろしくお願いします。</div><div><br /></div><div>■熊木博士デビュー16周年記念「Orchestral Manoeuvre with YMO」</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53279288946_c20bccd270_o.jpg" width="460" height="345" alt="231023a"/></div><div><br /></div><div>日時:2023年10月29日(日)22:00〜23:00</div><div>会場:YMB ウィンターステージ</div><div> <a href="http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046" target="_blank">http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6888293112215509631.post-53822945207699373312023-10-28T17:22:00.012+09:002023-10-28T17:24:11.377+09:00【ライブ】 ヒロシの SL ミュージシャンデビュー 16 周年記念のコンサートは明日10月29日(日)22:00からです!<div style="text-align: left;">しつこく宣伝です。w</div><div>16年前に SL でミュージシャンデビューして</div><div>どれだけ続くかと思っていたら、楽しい仲間のみなさんのおかげで</div><div>こうして16年間も SL で音楽活動を続けて来れたわけで</div><div>そのことに感謝しつつ、同時に共に活動を続けてくれている</div><div>YMB のメンバーに感謝してリリースしたアルバムを記念しつつ、</div><div>その YMB のメンバーと共に明日10月29日(日)の夜、</div><div>22:00 からコンサートを行います。</div><div>年末の第九以外では久しぶりのオケのコンサートになりますので</div><div>是非お友だちとお誘い合わせて遊びに来て下さい。</div><div>会場でお待ちしています!</div><div><br /></div><div>■熊木博士デビュー16周年記念「Orchestral Manoeuvre with YMO」</div><div><img src="https://live.staticflickr.com/65535/53279288946_c20bccd270_o.jpg" width="460" height="345" alt="231023a"/></div><div><br /></div><div>日時:2023年10月29日(日)22:00〜23:00</div><div>会場:YMB ウィンターステージ</div><div> <a href="http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046" target="_blank">http://maps.secondlife.com/secondlife/Mirandirge/193/197/2046</a></div>Hiroshi Kumakihttp://www.blogger.com/profile/05719820329719720488noreply@blogger.com0