Lifebound Records
セカンドライフから未来を拓く空間の創造を〜Lifebound Records / Hiroshi Kumakiの日々
2024年5月4日土曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その10・メシアン『アッシジの聖フランチェスコ』
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前回に続いてメシアンである。 小澤征爾さんがメシアンからその作品の演奏を任されていたことは 前にも書いた通りだが、その最後の大仕事とも言えるのが、 メシアン唯一のオペラで、上演に4時間を要する大作 『アッシジの聖フランチェスコ』の初演だったと考えている。 これはパリ・オペラ座の委...
2024年5月3日金曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その9・メシアン『トゥランガリーラ交響曲』
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僕がクラシック音楽の曲は吉田秀和さんの『LP 300選』に基づいて 聴いていったことはこれまでにも何度か書いたが、 実際にレコードや CD を買ったのはその本の前の方と後の方から、 つまりバッハ以前の古楽とドビュッシー以降の現代音楽からだ。 何と言ってもそこに出て来る作曲家の名前...
2024年4月29日月曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その8・ストラヴィンスキー『火の鳥』
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前回シェーンベルクの『グレの歌』について、 小澤征爾さん指揮のものとブーレーズ指揮のものとで 聴き比べのようなことをやったのでそのつづきのような感じで 今回は小澤さんが1972年にパリ管を率いて EMI に録音した ストラヴィンスキーの『火の鳥』を取り上げる。 実は僕はこのディス...
2024年4月28日日曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その7・シェーンベルク『グレの歌』
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小澤征爾さんのことを自分のヒーローだったと書きながら そんなにたくさん CD を買って持っているわけではないことを 前にも書いた。 基本的には吉田秀和さんの『LP 300選』のレコード表に基づいて CD を買って聴いていたので、当然小澤さんの演奏の前に 聴いておかなければいけない...
2024年4月27日土曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その6・マーラー『交響曲第1番』
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今日は小澤さんがボストン響を指揮した マーラーの『交響曲第1番』について書いてみようと思う。 これは自分にとっては何とも衝撃的な演奏だったのだ。 マーラーの交響曲も小澤さんが得意とするレパートリーの一つだ。 日経新聞に連載された「私の履歴書」では、 ミュンシュに指揮を教えてもらう...
2024年4月21日日曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その5・レスピーギの管弦楽曲
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前回は小澤さんがボストン響を指揮した ベルリオーズの『幻想交響曲』について書いたけれども、 小澤さんはこの曲に限らずベルリオーズの作品では定評がある。 小澤さんの師匠でもあるミュンシュも当然、 ベルリオーズの作品の演奏では定評がある。 しかし残念ながら僕はこれらの作品にも演奏にも...
2024年4月14日日曜日
【レビュー記事】 小澤征爾さんを聴く〜その4・ベルリオーズ『幻想交響曲』
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僕が吉田秀和さんの『LP 300選』の曲を そこに掲載されたレコード表を元に レコードを買って聴いていたことは前回書いたけれども、 今回その表を見直して今更のように驚いたのが、 ベルリオーズの『幻想交響曲』については、 ミュンシュ指揮ボストン響が最初に、 そして次に小澤征爾指揮ボ...
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