2011年12月31日土曜日

【ライブ】今年最後の。。。カウントダウン・ライブ23:00より

毎年大晦日に行って参りましたカウントダウン・ライブ、
これまでは12時間にわたって行ったりしてきましたが、
今年は体調を崩したこともあり、23:00〜25:00と
年をまたいでの2時間コースで行うこととしました。
年末のこの時期と言えば紅白、というわけで、
会場は勿論、N.H.K. ホールです。w

何をやるか全く決めてませんが、
もしかしたら iPhone や iPad を使っての
実験的なことをやるかもしれません。
集まったお客さんの顔ぶれを見て考えたいと想います。

年末の忙しい時期ですが、
お時間許す方、遊びに来て頂ければ幸いです。

■Hiroshi Kumaki 2012カウントダウン・ライブ
・日時:2011年12月31日(土)23:00〜25:00
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/32/51/2991

第九演奏会、ありがとうございました。

遅くなりましたが、12月29日のYMB 第九特別演奏会、
たくさんの方にご来場頂き、ありがとうございました。
YMB今年最後のイベントに相応しいコンサートになったのではと思います。

今回の第九演奏会では、楽譜に載っている楽器全てを
ちゃんと演奏しよう、というところから始まりました。
そうなると、メンバーは20名を越えることが予想されます。
いつもの、YMB SIMのステージでは定員20名ということもあり、
会場は以前からメインランドに準備していたホールで行うことにしました。
同時に、メンバーを20名以上確保する必要もあり、
グループに所属していない一般の方々も募集することにしました。

何度か書かせて戴いていますが、YMBの演奏スタイルは、
鳴っている音を聞いて、自分が担当する楽器の音を判断して
楽器のアニメを操作する、というものです。
今回新たに一般から参加されたみなさんには、
なかなか難しいところもあったかと思いますが、
それでも、本番前1週間はほぼ連日のように練習に参加して下さり
真剣に取り組んで頂き、感謝しています。
そういうメンバー一人一人の真剣さが、
感動となって観客のみなさんに伝わったとすれば、
そして、メンバーにとっても今回の経験が楽しかったと思えたとすれば
今回のコンサートを企画した一人として
これ以上に嬉しいことはありません。

さて、この第九の音源を製作しているのは私ですが、
自身作曲家としての立場からすると、第九にはやはり声が欲しいところ。
声を使わないでどう原曲の雰囲気を再現できるか、
これは、昨年最初にこの企画が持ち込まれた時からの
私の悩みの種でもあるのです。
今はいろいろなソフトがありますので、声を入れること自体はできますし、
実際僕もそういうデモ演奏を作成はしていたのです。
が、人がいないのに声が鳴っていていいのか?
いや、人を揃えたとして、楽器と違って操作する要素がないので
棒立ちでは参加してもつまらないのではないか。。。
そういう中で、今回は、windsさんの提案で、
ステージ上にある楽器に歌のパートを割り振ることにしました。
それは、今年の企画の原点に戻ることでもあり、
同時にYMBのスタイルを貫くことともなりました。
そんなアレンジでの挑戦でしたが、
みなさんにはどのように響いたでしょうか。

また、今回は第九のあとにGAGOさんのステージもありました。
これも、GAGOさんのいつものバンドメンバーではなく、
YMBとの共演という形でのライブとなりました。
YMBのメンバーがバックを務め、第九の弦楽器部隊が
そのまま残って伴奏するという初の試みでした。
最後にはwindsさんのサックスによる絡みもありました。
いつものGAGOさんとはひと味違うステージをお楽しみ頂けたかな
と思っていますが、いかがでしたでしょうか。

まぁ、そんなこんなで、本当に今回は、
YMBのメンバーは勿論、GAGOのスタッフのみなさんにも
多くの方々のご協力と準備によって実現することができました。
改めて感謝申し上げたいと思います。
そしてまた新しい年も、一緒に楽しいイベントを開催できればと思います。

出演者、スタッフ、そして観客として参加して下さった
全ての方々に感謝しながら、
最後に今回のメンバーを紹介してこの稿を終わりたいと思います。
ありがとうございました。


<YMB 第九特別演奏会・出演者>

・aoi Bing (fl)
・step Aya (ob)
・youtasan Tokyoska (cl)
・winds Seiling (fg)

・taiji Lorefield (hr)
・taichi Debbel (hr)
・winds Rieko (hr)
・lan Ferraris (hr/perc)
・Nada Dryke (hr/perc)
・minami Price (tp/perc)
・Ken5 Arai (tp)
・Qyasvaru Dawg (tb)
・8Noah8 Rieko (tb)

・Yasutaka Koba (timp)

・shyee Yoshikawa (vn)
・Sonoko Alex (vn)
・Yuz Lowbeam (vn)
・ColinMacIntyre Moonites (vn)
・Meme Niseru (vn)
・Wein Markstein (va)
・Futaba Core (va)
・Galy Greenwood (vc)
・isoukazu Kamachi (vc)
・zizi Flux (cb)
・Kerupa Flow (cb)

・Hiroshi Kumaki (cond)

<GAGO スペシャルバンド・出演者>

・gago Gigamon (vo)

・winds Seiling (sax)

・shyee Yoshikawa (vn)
・Sonoko Alex (vn)
・Yuz Lowbeam (vn)
・ColinMacIntyre Moonites (vn)
・Meme Niseru (vn)
・Futaba Core (va)
・Galy Greenwood (vc)
・isoukazu Kamachi (vc)
・zizi Flux (cb)
・Kerupa Flow (cb)

・Velna Mint (turntable)
・Yasutaka Koba (g)
・Hiroshi Kumaki (kb)
・Meme Niseru (b)
・aoi Bing (ds)

2011年12月29日木曜日

【イベント】いよいよこのあと21:00より第九演奏会です!

昨年行って好評だったYMBのベートーヴェン第九交響曲の演奏会、
今年もこのあと21:00より行います。
今年はYMBメンバー以外にも一般募集で集まった人も参加して
大人数での演奏になります。
皆、自分の楽器の音を聞いて楽器のアニメを操作するという
RLの演奏とは逆のことをやるわけで、この日のために
連日のように練習して参りました。
そして、今回は、クラシック専用ホールとも言うべき
YMBホールでの演奏となります。

更に。。。
第九演奏会のあとは、ボーカリストのGAGO TAKUMAさんを招いて
YMBスペシャルバンドによる大人のロックなライブもあります。
こちらも是非おみのがしなく!

というわけで、今晩は21:00にメインランドのYMBホールに集合です!

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■YMB ベートーヴェン第九特別演奏会
・日時:2011年12月29日(木)21:00〜23:30
・会場:YMB ホール(メインランド)
 http://maps.secondlife.com/secondlife/Francois/172/48/110
・プログラム:

<第1部:YMB 第九特別演奏会 21:00〜22:30>
・バッハ:カンタータ147番より「主よ人の望みの喜びよ」
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125

<第2部:GAGO × YMB スペシャルライブ 22:40〜23:30>

2011年12月11日日曜日

【イベント】今年もやります〜その2

3連発でイベントの記事を書くつもりだったけど、
忙しさに紛れてまだ1つしか書いてなかったですね。^^;
今年もやりますイベントの第2弾は、勿論、クリスマス・ライブです。
クリスマスはずっとぴらさんの水族館でやって来ましたが、
今年はYMBの公園にあるミニステージで行います。
あおいさんのカフェがあるところですが、
当日あおいさんがあったか〜いコーヒーを淹れてくれるかは不明です。w

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というわけで、是非大切な人と一緒にお越し下さい。
お待ちしています。^^

■Hiroshi Kumaki Christmas Live 2011
・日時:2011年12月25日(日)21:00〜22:00
・会場:YMB Garden Cafe Stage
    http://slurl.com/secondlife/YMB001/15/161/21

2011年12月3日土曜日

【翻訳記事】ファイアーストーム・ビューワ正式版リリース!

それでは、予告していました、ファイアーストームビューワ
正式版リリースの記事を日本語に訳しておきます。
もとの英語の記事はこちらです。

     *   *   *


ファイアーストーム・ビューワ正式版リリース!


正式版の登場です!

この正式版のリリースが予定を大幅に遅れてしまったことは私たちも十分認識しており、みなさんがじっと我慢してお待ち下さったことに大変感謝致しております。実際、私たちは、ファイアーストーム・ビューワを正式版として皆さんにお届けできるよう、この間ずっとフェニックス・プロジェクトの土地で忙しく作業を続けてきたのでした。私たちにとっては、それを「正式版」と呼ぶためには、限りなくバグのない、しかも完全な機能を備えたものとすることが何より重要だったのです。「正式版」と言いながら、不完全なものを提供することで、皆さんをがっかりさせたり、いやな気持ちにさせたくはなかったのです。今回のリリースは、全くバグがないわけではなく(勿論、そんなビューワはこれまで存在したこともありませんが)、また100%の機能が盛り込まれているわけでもありませんが、極めて近い線まで来ていると判断致しました。そういうわけで、ここにフェニックス・ファイアーストーム・ビューワーの正式バージョンのリリースを高らかに宣言することに致しました。

ファイアーストーム・プロジェクトの開発リーダー Arrehn Oberlander からユーザーのみなさんへの「ファイアーストーム・プロジェクト・リーダーからひとこと」を是非お読み下さい。[訳注:翻訳省略]

フェニックスの機能を完全移植、そして更なる追加機能!

私たちが今回のリリースを「正式版」と呼ぶのは、フェニックス・ビューワと比較して、フェニックスで最も人気の高い機能の大部分が網羅されていることによります。そのいくつかを数え上げれば……プロフィールからグループに招待できること、スペル・チェックの機能、オプションで右上に表示される通知、ノートカード内の文字列検索、フルスクリーン・モード、ローカル・ビットマップ・ブラウザー、スパム・ブロック、チャットバーと周辺チャット履歴への独立した文字入力、正確なレーダー、ズーム機能は勿論、ビーコンや持ち物やチャットを見ることができるマウスルック・モードの改善などなど、まだまだ他にもたくさんあります。

プラス! 最新の、革新的な機能もたくさん盛り込んであります。例えば、なかなか読み込まないテクスチャやアバターのためにパイメニュー/コンテキストメニューに「テクスチャー・リフレッシュ」というものが追加されましたし、メッシュのアップロード機能、複数の検索語で探せる持ち物検索機能、フォルダをメインの持ち物フォルダの外に置くことが出来る機能、アバターのタグに「入力中……」と表示する機能などなど、この新機能のリストもまだまだ続きます。新しい機能の完全なリストと変更履歴にいてはこちらをご覧下さい。[訳注:本文のあとにまとめて列挙します。]

既知のバグ及び皆さんに知っておいて頂きたいこと

環境設定は再編成されました

環境設定の画面は大幅に変更が入りましたので、これまでファイアーストームを使って来られたユーザーのみなさんは戸惑ってしまわれるかもしれません。時間の経過と共に、そして新しい機能やオプションが追加されるに及んで、環境設定の画面はゴチャゴチャして参りましたし、わかりにくい、論理的に一貫性のないものになってきたのです。正式版としてリリースする前に、これらの点について改善すべきと私たちは認識しておりましたので、環境設定の画面を一から設計し直しました。様々なオプションは、皆さんが論理的に考えてここにあるだろうと予想されるような位置に配置し直しました。更に、皆さんがお探しのものがどこに行ったのか簡単にわかる手助けとなるよう、環境設定の移行Wikiページも時間をかけて作成しました。是非こちらもご覧下さい。
http://wiki.phoenixviewer.com/doku.php?id=fs3_preferences_moved

バグ、パフォーマンス、使いやすさ等々の問題について……

今回のリリースではファイアーストームが抱えていた重大な障害の殆ど大部分が解消された他、メッシュの導入に伴って発生したバグの殆どに対応したリンデンラボの最新グラフィック・パッチも含んでいます。しかしながら、リンデンラボのグラフィック・パッチが多くの人にとって最善の改良となっているものの、一部の人にとってはまた新たな問題を引き起こしているということも私たちは気づいたのです。そこで、私たちは、2種類のダウンロードを用意して皆さんに選択して頂けるように致しました。

まず、私たちが最初にお勧めしたいのは3.2.2.24336というバージョン番号のもので、これは大部分の人にとってベストな動きをするものです。このホームページの「Quick Downloads」のリンクからダウンロードされるのはこのバージョンです。しかし、もしこのバージョンでうまく動作しないという場合は、3.2.1.24179というバージョンを試してみることをお勧めします。これら2つのバージョンは機能的には全く同じものですが、3.2.1.24179の方は、リンデンラボのグラフィック・パッチの適用がより少なくなっています。3.2.1.24179はこちらからダウンロードできます。
http://www.phoenixviewer.com/downloads.php

また、今回のリリースに伴う主な既知の問題はこちらをご覧下さい。[訳注:本文のあとにまとめて列挙します。]

教育とサポート

どのリリースにおいてもそうですが、今回もクリーン・インストールされることを強くお勧めします。今回は特にそうです。クリーン・インストールの仕方については、こちらをご覧下さい。
http://wiki.phoenixviewer.com/doku.php?id=fs_clean_reinstall

また、これもいつも通りですが、インワールドのグループでも、JIRAへサポートチケットを切られる場合でも、専門のサポートスタッフが立ち会っていていつでもみなさんをサポートできる体制をとっております。また、Support@phoenixviewer.com にメールを送ることでもサポートチケットを切ることができます。但し、この場合は発生している事象を8単語(英語)以内で短く表現して頂き、問題の詳しい内容を本文で説明して下さい。この方法で、自動的にサポートJIRAが起票されて、私たちのチームがその対応を行えるようになる、というわけなのです。サポートの受け方についてもっと詳しくお知りになりたい方は次のページをご覧下さい。
http://www.phoenixviewer.com/support.php

それから、ファイアーストームについては今回の新しいバージョンも、そしてこれまでのバージョンについても、無料で使い方の授業を行っていることもお忘れなく。授業内容は本当に基礎的な内容から、非常に発展的な上級コースまで豊富に用意されています。授業のスケジュールはこちらです。
http://wiki.phoenixviewer.com/doku.php?id=firestorm_classes

更に、よくある質問は勿論のこと、かなり特殊な質問に対する回答も見つけることができる、非常に詳細なWikiもあります。そこには問題の解決法もありますので、是非ご利用下さい。


(注意)このブログのコメント欄にサポートに関するコメントを残さないで下さい。コメント欄を見てサポート対応を行うようなことはできませんので。

ところで、フェニックスのメッシュ対応は?

このブログをよくチェックしていて下さい。もう目前まで来ていますよ!

    2011年11月28日
    ジェシカ・ライオンとフェニックス・プロジェクト全スタッフ

     *   *   *

<今回のリリースでの新機能>

・チャットバーと周辺チャット履歴で別々のテキストを入力可能
・グループ通知を画面右上に表示可能
・メッシュ・アップロード
・スペル・チェック機能
・マウスルック時にビーコンの表示
・マウスルック時に Ctrl+ H でチャット履歴表示
・マウスルック時に Ctrl + I で持ち物表示
・マウスルック時に Ctrl + T で会話ウィンドウ表示
・ローカル・ビットマップ・ブラウザ
・スパム・ブロッカー
・右クリックでスクリプトカウント表示
・右クリックでテクスチャー・リフレッシュ
・従来のプロフィールに代えてWebプロフィール利用可能
・フルスクリーン・モード
・チャット画面にチャンネル指定ボックスを追加
・ノートカードに文字検索機能を追加
・ミニマップに「Cam to」(カメラを寄せる)機能を追加
・「アタッチメントは装着でなく、常に追加」のオプションを追加
・新しい翻訳エンジンの追加——GoogleかBingを選択可能
・持ち物検索——「+」記号を挟んで複数のキーワードで検索可能
・Off Sim の水位を有効なSimの水位と一致
・ジェスチャーにおけるコマンドラインの使用
・フォルダを持ち物フォルダの外に置ける機能
・プロフィールからグループへ招待できる機能
・アバターが入力中であることを可視化
・マウスルック時にマウスの右ボタンでズーム
・「クイック環境設定」で、名前タグの表示/非表示を簡単に変更
・コンタクト・ウィンドウの改善
・持ち物フィルタの使いやすさ改善
・「Depth of Field」の設定改善
・4096mまで飛行可能
・グリッド・オプションにルーラーのオプションを復帰
・「クイック環境設定」で太陽の位置を変更可能
・テキストなしで世界地図を表示可能
・会話ウィンドウの更なるコンパクト化
・複数の持ち物を選択した状態でプロパティを表示可能
・ミニマップの位置とズームに関する設定はセッション中保持される
・タグの色はアカウントごとに設定可能
・「影のクォリティ」のスライダーを追加
・ウィンドライト設定のウィンドウは余分なスペースを削減して改善
・テレポートしたあとは、赤い地図のマーカーを自動クリア可能
・装着しているアタッチメントの位置の数字を編集ウィンドウで調整可能
・「土地のウィンドライト設定」の改善
・Bigfoot Killer Network のグラフィックカードによる問題を解消
・「日の出」と「深夜」設定のためのショートカット[訳注:これがないのが不思議だった。w]
・Opensim ホップ・プロトコル対応
・新しいスキン[訳注:ビューワのスキンです。]
・新しいログイン画面
・レーダーの改善
・翻訳関連の改善多数
・RLV最新化

<既知の問題>

・スクリプトのダイアログが動いていて、尚かつ通知が右上に上がる設定になっていると、会話が正しくない位置に表示される。
・編集中に土地の境界線が表示される
・解像度が極めて高い画面において、ログイン画面の表示に問題あり
・Cmd / alt / Q のキーで Mac版ファイアーストームが終了する
・ウィンドウの幅を極めて狭くすると、持ち物ウィンドウのUI表示がおかしくなる
・[RLV関連] 持ち物ボタンをクリックすると黒い中身のないウィンドウが開く
・AOウィンドウの「Be Smart」オプションを使うと、AOのアニメが突然終了する
・アルファを持つフレキシブル・プリムの上をマウスが通過するとFPSが急激に悪化する。(V3標準の問題)
ファイアーストームOGLでは、アルファを持つ衣服のレイヤーが正規の動作をしない
・テレポート・スクリーンが有効になっているとテレポート・サウンドがキャンセルされる
・検索画面でコピー&ペーストができない
・複数の持ち物を選択してプロパティを開いた場合、いくつかのアイコンの位置がずれる
・2箇所に続けてテレポートを実施した場合、キャンセルボタンを押さない限り、2箇所目の方に到着してしまう。
・周辺ボイスのスライダーを動かしても何も変わらない
・フォントサイズを変更すると、ノートカードやスクリプトでカーソルポジションがおかしくなる。
・「V1タイプのカーソルを使用」オプションが無効
・「!」を入れてもコンソールではイタリックにならない。IMウィンドウでは問題なし。
・クラッシュすると全てのウィンドウ設定がデフォルトに戻る。

2011年11月30日水曜日

【イベント】今年もやります〜その1

今年も残すところあと1と月となりました。
そして、年末のこの時期になると音楽イベントは目白押しです。
僕も毎年この時期にいろんなイベントやってますが
今年もやりますよ〜、というわけでイベント3連発行きます。

まずは、今年もやります、第九特別公演。
今回はまだ公開されていないYMBの新しいホールを舞台に
できるだけ多くのみんなに参加して頂ければ、
そして年末のこの時を大いに盛り上げてもらえばとの願いも込めて、
YMBのメンバーではない、一般の方も団員として募集します。
第九やってみたい、という方、
SLでオケをやってみたい、という方、大歓迎です。
初めての方でも、練習などありますのでご心配なく。
勿論、定員に限りがありますので、早い者勝ちとなりますが。。。^^;
ご希望の方は私か隊長の winds さんまでご連絡下さい。

それでは、イベントの詳細を書いておきますね。
是非皆様、カレンダーに印をしておいて下さい。

■YMB 第九特別公演
・日時:2011年12月29日(木)21:00〜22:30
・会場:YMBホール(SLURLはもう少し近付いてからご案内します。)
・曲目:J・S・バッハ:カンタータ第147番より「主よ、人の望みの
    喜びよ:
    ベートーヴェン:交響曲第九番ニ短調作品125(全曲)
・備考:団員の方の集合は20:30となります。
    20:30〜22:30通しで参加できる方の応募をお願いします。

2011年11月29日火曜日

ファイアーストーム正式版リリース!

長らくβ版のままだったファイアーストーム・ビューワ、
このほど漸く正式版がリリースされました。
フェニックスの機能はほぼほぼ取り入れられ、
更に追加機能もあるとのこと。
詳しい日本語の情報はまた追ってお伝えしますが、
取り急ぎお知らせまで。

詳しい英語の情報はこちら。
http://phoenixviewer.blogspot.com/2011/11/phoenix-firestorm-viewer-official.html

一応上の文章を読んでからの方がよいですが、
とにかく早くダウンロードしたいという方はこちら。
http://www.phoenixviewer.com/downloads.php

くれぐれもご利用に当たっては自己責任で!^^;

2011年11月21日月曜日

素晴らしいステージでした^^

この前のブログでお知らせしたがーごさんのステージ、
とてもカッコイイ、素晴らしいステージでした。
会場がクマッションということもあってか、
何故か会場で「う〜〜〜〜くまっぱ!」というジェスが配られ
(もちろんこの声はがーごさんです www)、
客席のみんなはことあるごとに「くまっぱ」を連発。w
なんだけれども、全体の雰囲気はお笑いになるどころか
とても感動的なライブとなりました。
windsさんのサックスもよかったねぇ〜。
出だしは「アメージング・グレース」をアルトで、
そしてソプラノに持ち替えてロッド・スチュアートの「セイリング」を
がーごさんとの共演でした。

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まだ12月にもがーごさんのライブあるみたいですから
今日逃した方、是非チェックしていて下さいね。^^

2011年11月20日日曜日

今晩はこれ!〜TAKUMA (GAGO) Live in kumama featuring winds Seiling

今晩のイベントはやっぱりこれかな。
GAGOのボーカルTAKUMAさんの kumama でのライブ。
TAKUMAさんのライブでは
さくらこさんやひろしさん(hiroshi0118 Writerさんの方ですw)が
バックを務めていることもあって、当然と思っていたのですが、
なんと kumama では今回が初めてのライブなんだそうです。
意外ですね。

そして、今回の目玉は(と勝手に目玉にしますがw)、
このライブに YMB の winds Seiling さんがサックスで絡みます。w
winds さんの生サックスはこれまでも、SLBやバーニングで
海外からも高い評価を得ている素晴らしいもの。
熱く感動的なTAKUMAさんとのコラボ、見逃せませんよ。

というわけで、今晩は是非 kumama に集合です。
お楽しみに!^^

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■TAKUMA (GAGO) in kumama
・日時:2011年11月20日(日)22:00〜
・会場:kumama
    http://slurl.com/secondlife/Kourinbou/139/113/1506

公式ビューワ 3.2.1(その2・ベーシック機能の統合)

今回の新しいビューワでカスタマイズが可能になったことは、
SLの経験が長い方には、自分の必要に応じて
インターフェイスを変更できるという点で便利になったと思います。
が、同時に、今回のリリースの大きな特徴の一つが、
ベーシック・モードとアドバンス・モードの統合でもあります。

エレクトロニック・アーツというゲーム会社から来た新社長、
ロドヴィックさんが最初に感じたのは、
SLビューワは複雑過ぎる、ということだったようです。
新しくSLに参加した人がまずすることは何か、と考えた時に、
恐らくはSLってどんなとこだろう? って
いろんな場所を探検・旅行して回ること。
それとお買い物かな。
だとすると、そこにフォーカスしたビューワが必要、
ということで、導入されたのがベーシック・モードでした。
公式ビューワをダウンロードすると、その経験に応じて、
ベーシックかアドバンスか何れかのモードが
自動的に選択されるようになっていましたね。

今回、カスタマイズが可能となったことで、
基本的にアドバンス・モードがどなたにも設定されるようになりました。
同時に、ベーシック・モードにあった設定も
最初から組み込まれていますので、便利であると同時に、
ちょっと注意が必要です。

例えば、ベーシック・モードでは、土地をクリックすると
そこに移動する機能がありますが、
これがデフォルトで設定されてますので、
SLの経験が長い方はちょっと戸惑うかもです。
これは、勿論、環境設定で変更できます。
土地をクリックしたらアバターが勝手に動いてしまった、という方は、
環境設定の「移動&表示」の「土地をシングルクリック」を
「動作なし」に変更してみて下さい。

ボタンも初期設定では初心者向きのものが並んでいますが、
ちょっと便利なのが「行き先」と「アバター」のボタン。
「行き先」は、人気のスポットやおすすめの場所など
これまで検索の画面から調べることが多かったですが、
このボタンで開くウィンドウはかなりよく整理されていて
気になる場所を簡単にチェック、テレポートすることができます。
場所のアイコンの下にある数字は現在その場所にいる人の数なので
これを見て行くか行かないか決めることもできますね。

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アバターについては、初期アバターが定期的に変更、追加されてますが、
経験の長い人が初期アバターのフォルダを開くことはあまりないですね。
しかし、今年の7月にロボットや乗り物のアバターが追加され、
8月には、有名なスキン&シェイプのお店 Adam & Eve の協力で
エスニックな雰囲気も加えられた人のアバターが追加されています。
今回追加された「アバター」ボタンを押すと、
これらのデフォアバがどんなものか、ビジュアルで確認した上で
試すことができるというわけ。
次の写真は、乗り物が並んでますが、これは商品でなくて
全部アバターなんですよ。w
人のものも、僕なんかが始めた頃に比べれば随分いいですね。
服なんかも、普通に使えそうなものも多いし。

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111120e.jpg



というわけで、邪魔にならないようだったら、
これらのボタンを追加しておくのもおもしろいかもしれないですね。
初心者向けの機能もなかなか楽しいものです。^^

公式ビューワ 3.2.1(その1・便利なカスタマイズ機能)

毎月初めにリンデンの公式ブログで
新しい機能やサービスがまとめて紹介されていますが、
11月は、ビューワ3.2がフィーチャーされていました。
これはこのところずっと行われてきた公式ビューワのバージョンアップで
最も画期的なものかもしれないですね。
最近は、ビューワがバージョンアップされる時に
特にブログでの紹介記事も出ないので、
僕も殆ど公式ビューワのバージョンアップは行ってませんでしたが
(ファイアーストームをメインで使ってきたので)、
今回は久々に最新版を落としていろいろ試してみています。

何と言っても一番大きいのが、ボタンなどの位置を
カスタマイズ、つまり自分の好きなように変えられるようになったこと。
ビューワ2に移行した時に、さっぱりわからない、という意見も多く、
新しいインターフェイスはつかいにくいと、
それがファイアーストームやコクアといった
サードパーティーが新しい2系ビューワの開発を
進めるきっかけとなったのでした。
しかし一方で、2系が定着して来ると、
1系のインターフェイスも使いにくい、という人が出て来たのも事実。

そんな中、ようやく登場した今回の公式3.2は
ボタンの位置を自由に変えられるので、
1系2系のそれぞれ自分に便利だったところを活かせるのがいいですね。
僕の場合は早速、下の写真にあるようにサイドバーはやめて
1系と同じような、下にボタンが並ぶ形にしてみました。
とは言え、スナップショットやジェスチャーなどは
ショートカットを多用するので外して、
その代わり、前からここが不便と言い続けてきた土地情報、
これが一発で開くようにこの土地情報のボタンを配置しました。
これで画面がすっきりしていいですね。

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これらのボタンは、画面下と左右の好きなところに配置できます。
今あるボタンを移動するにはそのままドラッグすればよく、
ボタンを追加または削除したい場合は、
右クリックで「ボタンを選択...」を選ぶと、
下の写真のようにボタンの一覧ボックスが画面中央に現れるので、
不要なボタンはこのボックスに移動、
追加したいボタンはこのボックスから
置きたい場所にドラッグすればOKです。

111120b.jpg


この他インターフェイスの改善としてなかなかいいなと思うのが、
お気に入りの場所のボタンが、かつては土地のプロパティの下に
ずらっと並んでいたのですが、新しいバージョンでは、
土地のプロパティの右に移動し、表示しきれない部分は
ドロップダウンリストになったことですね。
実は、このお気に入りの場所へボタン一発でテレポできるのは
とても便利でよかったものの、ライブの演奏中に誤って触って、
いきなり他の場所へ飛んじゃった経験もあったのです。^^;
新しい配置ではそういう誤操作もなくなりそうなので
この変更も気に入ってます。

それから大きなインターフェイスの変更としては、
通知関係が画面右下から右上に移動したこと。
これは、通知そのものは1系に戻ったとも言えますが、
IMのアバターアイコンもここに移動したのはどうしたものでしょう?
単に慣れの問題かもしれないですけどね。
IMと言えば、タブはやっぱりファイアーストームなどのように
垂直に並ぶ方が便利なんですけどねぇ。
このオプションもできれば追加してほしいもの。
IMの画面はできるだけ小さくしておきたいのですが、
昨日使っていたら、2〜3人分のタブしか見えないので
タブで話す相手を切り替えるのは不便。
自分の場合はやっぱり10人分くらい表示されてないと。w
とは言え、これはさっき書いた画面右上の
アバターのアイコンで直接選べるんですけどね。
このあたりのインターフェイスはもう少し考慮の余地ありそうです。

111120c.jpg


あと、これはいつから追加されたのか、
フェニックスやファイアーストームで僕が欠かせないと言っていた
持ち物フォルダを一気に閉じる機能も追加されてますね。
「Collapse」ボタンではないですが、画面左下の歯車を右クリックで
「全てのフォルダを閉じる」というメニューがそれです。

こうしてカスタマイズしてみると、なかなか便利で、
かつMac版はファイアーストームのβ版より軽いので、
暫くはこれを使ってみています。
ファイアーストームチームとコクアチームが苦戦してる中で
サードパーティービューワのいいところもとり込んだ形で
リンデンさんもなかなかやるなぁ、という感じに仕上がってます。
まだ新しい公式ビューワに触れてない方も
お試しになってみるとよいかもですよ。^^

2011年11月7日月曜日

今日は楽器フェアに行って来ました

今日は横浜でやってた楽器フェアに行って来ました。

楽器フェアというのは、今は2年に一度やってる
国内外の楽器メーカーや輸入代理店などが一堂に終結する
文字通り楽器の展示会で、これは、学生の頃、
北の丸公園の科学技術館でやってた頃からよく遊びに行ってたものです。
その後、某楽器メーカーで働くようになったので、
社会人になってからは休日に会場にいる友達を茶化しに行ったり
してましたよ。w

このフェアの見所は2つ。
一つには、日本の有名なメーカーの楽器だけでなく、
世界からいろんな民族楽器やら、はたまた中世の楽器やら、
話には聞いていて、どういう楽器かも知ってるけれども、
実際に触ったことがない、という楽器に触れることができることですね。
かつて、出品されてるチェンバロでバッハを弾きまくって
周りに人だかりができたこともありましたっけ。^^;
いや、そういう楽器、触れる機会ないですからね。
シンセで似た音を演奏してはみても、
本物の楽器のタッチの気持ちいいこと!^^

もう一つは、メーカーの新製品のセミナーが
有名なミュージシャンやクリエイターの方を招いて行われること。
これはホントに楽しくて、ちゃんと時間をチェックして
早くから並んでないとブースに入れなかったりします。
今回僕が注目していたのは、
小川悦司さんによる Singer Song Writer 9 と
VOCALOID 3 の組み合わせによるセミナーと
古山俊一さんによる、iPad、スマートフォンなどの
多機能端末における音楽系アプリ事情の講演など。。。

だったんだけれども、それらを振り切って、
並ぶのが嫌いな僕が1時間半もじっと並んで待ったものがあったのです。
それは、ヤマハ、ローランド、コルグという
日本の3大シンセメーカーによる「シンセ・サミット2011」
という企画。
それぞれ、Motif XF、MOX、Jupiter 80、そして Kronos という
各メーカーのフラッグシップモデルを、
第一線で活躍するミュージシャンの面々が解説しながら
ライブを展開するというもの。

あ、ここから先は超マニアックな話になりますので、
取扱注意です。(意味不明。w)
って既にマニアックな話題なんだけどね。w

まず出だしは、ヤマハのMotif XF をフィーチャーして
Purple Days のステージ。
なるほど〜、さすがヤマハ。小室風やねぇ、とか思いながらも、
元気良くてさわやかなステージでした。
キーボードの石坂翔太さん、この人も
キーボードをグリグリ弾き倒すのが好きな人だねぇ、と、
思わず共感しておりました。w

続いては、ローランドの Jupiter 80 を、
ローランドのシンセをよく知る4名の方々が登場。
ステージに4台、横に並んだ Jupiter 80 に
向かって左から浅倉大介、齋藤久師、土橋安騎夫、松武秀樹という、
何ともコアな面々が登場。
松武さんは、会話の返事もキーボードを叩いてするぐらいで、
最初からキケンな予感が。。。w

この面々が Jupiter 80 の魅力について語った後は、
時代を創ったシンセ名曲メドレーということで、
さて、どんな曲が出るか、と思っていたら、油断してました。
のっけから、YMOの「Technopolis」、「東風」と飛ばします。w
やられた! と思いました。
だって、松武さんいるんですもんねぇ。
松武さんは正面の Jupiter 80 というよりは
横っちょ向いて右手に置いてある GAIA というアナログシンセと
ボコーダーに集中。
妙な効果音と「トキオ!」をメインにやってました。
客席を向いていないその姿が、かつてYMOでタンスに向かってた
あの頃のイメージにダブりました。w

それから、土橋さんと言えば REBECCA のキーボーディストですが
「フレンズ」もありましたよ。w
懐かしくて乗っちゃいましたねぇ。w

全部で6曲くらいやったと思いますけど、
最後は浅倉さんの派手なリードでホルストの「ジュピター」。w
なるほどね。w
まぁ、冨田さんの「惑星」もシンセの名曲だし、
Jupiter 80 に因んでこの曲で終わるのは当然かな。w

続いてはコルグの Kronos を紹介するコーナーでは、
元ゴダイゴのミッキー吉野さんのニュー・プロジェクトによるライブ。
個人的にはこのステージが一番の目玉かな。
ゴダイゴは大好きだったし、ミッキー吉野さんは、そういう意味で
僕が一番影響を受けているキーボーディストかな。

Kronos を使った、リアルなピアノのリズムワークで始まりましたが、
ゴダイゴ・ファンなら「お!」と思ったはず。
「The Birth of the Odyssey」のコード進行。
この曲、タイトルはご存じなくても、
「西遊記」のアルバムで「Monkey Magic」のイントロとして、
また、ドラマの「西遊記」でもオープニングのシーンで流れていた
いかにもプログレっぽいシンセの曲です。
ということは!?
このあと「Monkey Magic」やってくれるの?
と、高まる期待は完全に裏切られ、フュージョン風な展開に。w
とは言え、やっぱりこの人がキーボード弾いてリーダーやってる以上、
ゴダイゴな世界でありましたねぇ。^^
この人の音の世界、自分は好きなんだなぁ、と改めて思いました。

そして、最後は、これら3台メーカーの楽器を集めた合同のステージ。
ヤマハ Motif は Purple Days の石坂さんが担当、
ローランドの Jupiter 80 は、キーボードマガジンなどでおなじみ
篠田元一さんが担当。
そして、コルグの Kronos は勿論ミッキーさんで、
ギター、サポートキーボード、ベース、ドラムスは
ミッキーさんのバンドの面々。
どんなステージになることやら。。。

と思ったら、またしても「The Birth of the Odyssey」のコード進行。
え〜、またおんなじことやるの? と思っていたら、
今度は来ましたよ、「Monkey Magic」。
なかなかフュージョンな展開でかっこよかったですね。
篠田さんが Jupiter 80 の新しいサウンドで
ミュートトランペットの音を入れてましたが、
本当に生っぽく、フュージョンにぴったりなのでした。

しかし、「Monkey Magic」と言えばですよ、
あのミッキーさんのプログレっぽいソロが聴き所。
僕が「セカンドライフのテーマ」で真似してるやつですね。w
あの、半ば狂ったようなシンセ・ソロは
この大人っぽい、フュージョンな流れでは出て来ないのでは、
と感じていました。
と、思ったら、何と Purple Days の石坂さんが
Motif でそれをやってくれましたねぇ。w
もう、シンセをグイグイ弾きまくってました。

これは同じことはやれない、と思ったのかどうか、
ミッキーさんはオルガン・ソロで対抗します。w
ミッキー吉野さんと言えばオルガンなんですよねぇ。
で、Kronos には BX-3、CX-3 というコルグのオルガンの音源も
積まれているので、是非やってほしいと思っていたんです、
ミッキーさんのオルガン・ソロ。大満足です。w

続いては、ビートルズの「Come Together」。
を、もじって、サビのところは、
「Come together right now over 楽器フェア」という歌詞に。w

これがまた、3人のキーボーディストによる壮絶なバトルでした。w
途中、篠田さんがエレピの音でガンガン弾き始めたら、
何とか絡もうとする若い石坂さんも手が出せず、
ミッキー吉野さんに至ってはキーボードを離れて棒立ち状態に。w
伴奏はベースとドラムだけという状態。
あれはすごかったなぁ。w

とまぁ、一流ミュージシャンたちのとんでもないプレイに
久しぶりに触れた一日でした。
出た時はね、Kronos も Jupiter 80 もイマイチと思ったんだけどね、
やっぱりどちらもすごい楽器です。
どちらも欲しいねぇ。w

というわけで、マニアックな日記終わりです。^^

2011年10月30日日曜日

4周年記念ライブありがとうございました。

昨晩の4周年記念ライブにはたくさんの方にお越し頂き
ありがとうございました。
SLに登録したころからの友達や、
YMBのメンバーのみなさん、SL音楽界の大御所のみなさんまで
素晴らしい仲間に囲まれて楽しいひとときを過ごさせて戴きました。
仕事を早く切り上げて駆けつけた、という方も何人かいらして
本当に感謝感謝なのでした。;;

曲の方もデビュー当時にやったものから最近のものまで、
プログレ風あり、ポップス風あり、民族風あり、
そして例の「大クマクマ音頭」と、
なかなかバラエティに富んだ充実したラインナップだったのではと
思います。
昔話もしながら、何と1時間47分にわたるライブとなりました。

素敵な4周年の時を迎えて、またまた新しいことをやってみたい
そんな気持ちに溢れているヒロシです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます。

■ Hiroshi Kumaki 4周年記念コンサート・セットリスト
 1. みんなつながっている(2007)
 2. スタートラッカー(2007)
 3. シルクロード(2008)
 4. シンフォニア(2008)
 5. 永遠(2011)
 6. Restless(2011)
 7. 大地へと還る(2011)
 8. 同じ場所で(2011)
 9. Make the Miracle Happen(2008)
 10. ONE(2007)
 11. 大クマクマ音頭(2010)
 12. セカンドライフのテーマ(2008)
 13. テヘラン・パート1〜大地の響(2007)

※例によってSSは撮れていないのでポスター画像で雰囲気を。
 割とこのポスターに近いステージだったかな、と。^^;

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2011年10月28日金曜日

【ライブ】デビュー4周年になります

はい。この10月27日でSLミュージシャンとしてデビューして
4年になりました。
何度も繰り返すようですが、SLはそもそもどんなものか、
まずは覗いてみよう、くらいの感じだったので、
まさか4年も続けることになるなんて思ってませんでした。w
でも、それもこれも楽しい仲間のみなさんがいてくれるからです。

そんなみなさんに感謝して、4周年記念ライブを
今度の土曜日に行います。
場所は例によって例のごとく、デビューとなった水族館です。
曲は。。。古いものから新しいものまで、
いろいろやってみようかな、と思ってます。

また会場でみなさんに会えたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。^^

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■ Hiroshi Kumaki デビュー4周年記念コンサート
・日時:2011年10月29日(土)22:00〜
・会場:Cosmic Tree 空中水族館
    http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478

2011年10月22日土曜日

【ゲリラライブ】このあと24:00より、Mikrokosmos Final!

Nervous Habana さんが提唱、開設してできた
アーティストたちのための実験の場「Mikrokosmos」。
これまでオールナイトイベント「Na-Ra-Ku」やM/Limit など
多くの実験的なイベントが行われてきました。
が、オーナーのナビさんも、最近ではなかなかインすることが難しく、
一旦 Mikrokosmos の活動も解散し、この場所も解体するとのこと。

そこで、まだこの会場があるうちに、
どうしてもここでやりたかったことを今晩このあと24:00より行います。
それは。。。勿論。。。
バルトークの「ミクロコスモス」の演奏。w

全曲は勿論無理で、最初の20曲くらいをピアノで演奏します。
ヒロシが譜面を見ながらリアルタイムで弾いていくというのは
これが最初で最後かも、という珍しい企画です。
(たまにはクラシックも弾けるんだぞ、とアピールしておかないと。w)

但し、これだけでは短いので、その他オリジナルの曲も少しやって
この素晴らしい会場に感謝と別れを告げようと思います。
お時間の許す方、是非遊びに来て下さい。

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■ Mikrokosmos Final
・日時:2011年10月22日(土)24:00〜
・会場:Mikrokosmos 内礼拝堂(LMの場所から徒歩1分)
 http://maps.secondlife.com/secondlife/Hake/145/119/2021

2011年10月9日日曜日

Moog Filtatron〜今ハマっているiPhoneアプリネタ

昨年の今頃出てからずっと気になっていたアプリ、
結局は買ってしまいました。

たまにあるのですよ。
カテゴリで音楽関係のアプリを全部チェックすることが。w
すると、あまり売れていない、下の方に、
お! と思わせるものがあったりして。w
前に見つけた AKAI Synth Station もそんな感じだったし、
他には、あのスタインウェイがメトロノーム出してたりする。w
(但しこれはデザインはすごくいいのだけれど、
 メトロノームなのにテンポが正しくないという噂が。。。^^;)
楽器関係は、ブランドメーカーでなく、
一般の方が作ったアプリにおもしろいものが多いけれど、
メーカーも頑張って出してほしいな、と思うのです。
そんな中では、AKAI Synth Station もそこそこおもしろいし、
Propellerhead の ReBirth もよかったね。
一方、KORG は DS-10 は出したけど、
iPhone のアプリは出すつもりはなさそう。
iPad 向けには Electribe ともども出ているので、
楽器としては iPhone は不向きと判断したのかな。

そんな中で、「Moog」の名前を見た時はおお! と思いましたよ。
けれど、名前からして「Filtatron」だし、
ああ、これは Mooger Fooger シリーズの一環か、と、
見逃してしまっていたのでした。
つまり、音源に対してフィルターでいろいろいじるというやつね。
どちらかと言えば、DJ的なアプリだな、と思っていましたし、
レビューとか見てもそういう風に遊んでる人が殆ど。

ところが、ひょんなことから、最近、
これが「VCO」を積んでる、と知って、なに! となったわけです。
つまり、シンセ機能がある、ということです。

とわかれば。。。モーグのシンセアプリがあるなんて!
というわけで今更のようにぽちっと購入しました。
で、いじってみて納得。
VCOは1個だけれど、モーグらしい、太い音が出ますね〜。
アタックの調整はできないけれど、
ゲートとリリースの切替は可能。
音程は、 8', 4' なんて切替式ではなくて、
アナログなつまみで周波数(音高)を調整するようになってます。
また、フィルターも、LPFとHPFとがアナログに切り替わる、
つまり、その中間につまみを合わせるとBPFになるという仕組み。
結論から言うと、つまみが少ないので、
逆に簡単に音作りができます。

さて、演奏の方ですが、これはカオスパッドみたいな
X-Y コントロールのパッドで行います。
但し、この小さなパッドで88鍵分の音域をカバーしてるので、
キース・エマーソンみたいに広い音域をうにょうにょやるならともかく
細かいキーボードプレイはできません。w
なので、単体で使うとすると、LFOを使った、
周期的なループやシーケンスに向いてると言えますね。

しかし、折角のモーグ・サウンドではないですか。
やっぱりこの音で演奏してみたい。w
で、これは一種のワークアラウンドになるんだけれど、
Filtatron は、今鳴ってる音をサンプリングできる機能があるので、
作った音をサンプリングして保存します。
そしてもう一つ、オーディオコピー機能もあるので、
保存したサンプルの波形をそのままコピーして、
これを Nano Studio に持っていくのです。
Nano Studio もオーディオコピーに対応してるのと、
オーディオファイルをサンプリング音源として使えるので、
Filtatron でコピーした波形を貼ってファイルを作り、
それを Eden シンセで呼び出せばいいというわけ。w
Eden 側では、波形のノーマライズもできるし、
VCF、VCAの調整も出来るので、更に好きなように音作りできます。

というわけで、楽器としてもかなり遊べるとわかった
Filtatron の話でした。
ネット上にはフィルターとしての話しか見当たらなかったので
シンセ=楽器として紹介してみました。
まぁ、アナログシンセの音作りがわかってないと難しい
マニアックなネタではありますが。。。^^;

そんな Moog Filtatron のイメージビデオはこちら。



もっと詳しく知りたいという人のためのビデオはこちら。

【バーン2】バーニングマンを見て来たよ

まぁ、毎年の行事になってますので今年も見て来ましたよ、
バーニングマン。
以前はいろんな形の人形があったように思うのだけれど、
最近はずっと同じ形ですね。
なので、見るまでもない、と言えばそれまでなんだけど。。。w
地元の花火大会のようなものかもしれないです。w

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11:30からということで、その時インしていたフレの皆さんを誘って
一緒に見ました。
待ってる時間は長かったけど、燃え上がり、燃え落ちるのは一瞬でしたね。
燃え落ちたあとは、昨年同様、薪を運んで片付けてましたが。。。
片付けるのがえらく早いので、ランさんが、まだ熱いんじゃないの?
とつっこみ。w
確かにそうですな。w
火傷するの間違いないです。

このあと、日本時間では19:00から(実際には19:30スタートかな)
もう一度ありますので、興味がある方はどうぞ。
SIMの人口が80に設定されていて、
入れても動くのに苦労するので、比較的少ない早めに入って
見やすい場所を確保するのがいいと思います。
場所は、Burning Man- Black Rock というSIMに入って、
Burning Man- Silver Seed との境あたりにマンがいます。

【バーン2】今年のバーン2、ありがとうございました!

2夜連続の今年のバーン2のステージ、終わりました。
ご来場頂き、応援して下さったみなさん、ありがとうございました。

今晩は、僕の前に Sakae Broono さんのステージがありました。
Sakae さんとは、2年前のハイチ大地震支援イベント
「Ring of Second Life」でご一緒させて戴いたのですが、
その時は時間が合わずに聞き逃してしまったので、今回が初めて。
いやぁ、さわやかで素晴らしいステージでした。
僕もあんな声で歌えたらいいな、なんて。w

そして続く僕のステージは、今年のバーニングマン、バーン2のテーマ
「The Rites of Passage」をより意識したものと致しました。
「The Rites of Passage」というのは、
日本語では「通過儀礼」とでも言うのかな?
人は誰しも、それまで経験したことのない、
大きな壁、試練の時を迎える。
でもその試練は本人以外には乗り越えることのできないもの。
その試練を乗り越えた時、人はより大きくなり、人生はより豊かになる。
そんな意味の言葉ですね。

「The Rites of Passage」と言うなら、日本は正に
大地震、大津波、そして原発事故に見舞われ、
世界中でデモやクーデター、そして自然災害が起こり、
人類全体が試練の時を迎えているようです。
でも、僕らはきっとこの時を乗り越え、
よりより未来を拓くのだ、そんな気持ちで演奏させて戴きました。

そんなテーマに正面から向かったからか、
さすがに今日はクラッシュしました。^^;
最後の曲の演奏中、ディスプレイをふと見ると
画面が止まってる、虹色の輪っかが回ってる、
そしてミニマップが赤くなってる!
落ちたな、とは思いましたが、もしかして SIM ごとだったのかな?
誰か目撃した人いたら教えて下さい。w
まぁ、そんなことが気になりつつ、
早く再立ち上げしないと、と思いながらでしたので、
ミスタッチの多いこと。w

それでも、戻って来たら、みんなそこにいて、
暖かく迎えてくれましたので、ほっとしました。
いろんな方からよかった、素晴らしかったと声をかけて頂き、
ステージマネジャーの Jefke Kohime さんなどは、
あんたホントすげぇな、来年もまたよろしく頼むぜ!
みたいなこと言うので、来年はどうだか、と思いつつも、
またこの砂漠で会おうね! と返事してました。w

そんなこんなで、今年の僕のバーン2は終わり。
まぁ、日曜日の昼か夜か、バーニングマンを見に行くかも知れないけど。w
そこで会えたらよろしくです。w

最後にもう一度。
ありがとうございました。^^

2011年10月8日土曜日

【バーン2】今晩のイベントはこれです!

さて、僕の2夜連続のバーン2でのライブ、
2日目の今日も23:00からですが、既にお伝えしたように、
その前の22:00からやはり日本人の Sakae Broono さんの
ステージもありますので、こちらも是非よろしくお願いします。

そして、またまたかぶってしまって申し訳ないのですが、
同じ22:00〜24:00の時間帯に、別会場トーキョー・ステージでは
obi Galli さんの DJ パーティーもあります。

というわけで、この2時間、バーン2の会場で
3人の日本人が燃えて頑張っておりますので、
是非是非遊びに来て下さい。
会場でお会いしましょう!^^

■Burn2 Center Camp Live
・日時:2011年10月8日(土)22:00〜24:00(日本時間)
・会場:Burn2 Center Camp
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Silver%20Seed/54/18/25
・内容:
    22:00〜23:00 Sakae Broono ライブ
    23:00〜24:00 Hiroshi Kumaki ライブ

■obi Galli @ Burn2 Tokyo Stage
・日時:2011年10月8日(土)22:00〜24:00(日本時間)
・会場:Burn2 Tokyo Stage
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Hualapai/110/110/25

【バーン2】昨晩はありがとうございました

2夜連続のバーン2での公演、
1日目の昨日は無事終了しました。

まずは22:00から shu さんのチンパンズのステージ。
いやぁ、いつものことではありますけれども、
僕の好きなロックの名曲の数々を演奏して下さったので、
大変に盛り上がっておりました。^^
そのかっこいいサウンドにじっとしていられなくなったのか、
バーニングのイベントではおなじみ Yman Juran さんも
文字通り燃えながらステージに上がって踊り出す始末。w
SSの右の方に写ってる人です。w
こういうハプニングもバーニングならではですね。

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23:00からの自分のセットは、
大体やろうという内容は決めていて、
shu さんの演奏を聞きながら、22:30頃には一旦決めたんだけど、
演奏聞いてたら、どっちかっていうとこの熱いノリのまま
いっちゃおうか、と、急遽スタート10分くらい前に変更。w
いつもラストと決めている「Rez Yourself」を
いきなり頭に持って来て、全体はロックな感じでまとまったのかな。

とは言え。。。
コーディネーターの Jefke Kohime さんから、
あんた一体どんな音楽やるんだ? 何て紹介すればいいんだ?
と聞かれたので、ロックというか、ポップスというか、
即興もやるし。。。と説明が面倒になったので、
説明はいらない、ただ日本から来たHiroshi Kumakiだと言ってくれれば
と言うと、おお、それはいいね、そうしよう、なんて言ってたけど、
実際には「日本からはるばるやってきたHiroshi...」と紹介してた。w
「はるばる」は余計なんだけど。w
まぁ、そのくらい、ジャンル的には説明しにくいセットでしたよ。w

ロック風なものもあり、アンビエント風なものもあり、
70年代フォーク風な歌もあり、尺八やら琵琶やらも出て来るし、
支離滅裂なラインナップで、お客さんついて来れるかな、と
やりながらも不安で仕方なかったのですが、
終わったら、案外みなさん喜んでくれてたのでほっとしました。
ご来場頂いた皆さん、ありがとうございました。

それにしても重かったねぇ。
実は、楽器も本当は3台出して、
派手なアニメで盛り上げようかと思ってたんだけど、
あまりに重くてなかなか出ないので1台でいくことに決めました。
というのも、自分の時間始まる直前でビューワがクラッシュしてたし、
演奏中にそれはヤバイと思って、無理はしないことにしました。
まぁ、その分演奏の方に集中できたのが結果的によかったかな。
で、また、終わってみんなに挨拶してたら落ちたしね。w
ステージに上がってる間持ちこたえることができたのは何よりでした。
DJイベントやってるトーキョーステージの方も
トラブってたみたいで、バーニングの会場が重いのは
相変わらずですね。^^;

さて、というわけで、1日目は何とか乗り切りましたが、
今晩もまたまたやりますよ。
今日は昨晩見に来て下さっていた Sakae Broono さんと
僕の連続ステージになります。
再び日本人枠の2時間となりますので、
是非是非遊びに来て下さい。
よろしくお願いします。^^

■Burn2 Center Camp Live
・日時:2011年10月8日(土)22:00〜24:00(日本時間)
・会場:Burn2 Center Camp
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Silver%20Seed/54/18/25
・内容:
    22:00〜23:00 Sakae Broono ライブ
    23:00〜24:00 Hiroshi Kumaki ライブ

2011年10月7日金曜日

【バーン2】このあと22:00より shu さんとやりますw

今一つ自分的には盛り上がっていないバーン2ですが、w
今日、このあと、22:00から shu さん、
23:00から僕と、日本人ミュージシャン2連発で行きます。w
なので、時間がある方は遊びに来てね〜。

急遽明日と2回やることになったので、
2回おんなじことやりたくないし、というわけで
まだどんなセットで行くか決まってません。^^;
どんな曲をやるか、どんな風にずっこけるか、
楽しみにしていて下さい。

詳細はこちら。

■Burn2 Center Camp Live
・日時:2011年10月7日(金)22:00〜24:00(日本時間)
・会場:Burn2 Center Camp
    http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Silver%20Seed/54/18/25
・内容:
    22:00〜23:00 shu Hax ライブ
    23:00〜24:00 Hiroshi Kumaki ライブ

2011年10月5日水曜日

珍しい結婚式

前に少しだけ予告しましたが、
10月2日(日)の深夜に、Diaminah さんという
マレーシア人のフレンドが結婚式を挙げました。
その会場は、何と僕が SilkRoad SIM に作った
ゴレスターンというイスラーム寺院と庭園なのです。@@
イスラーム教徒である彼女は、恐らくイスラーム関係の場所を探していて
僕の土地に行き当たったのだと思うのですが、
まさか自分の土地で結婚式が行われるなんて、
こんな名誉なことはありません。^^

僕もSLで友達の結婚式には何度か出席していますが、
勿論、皆日本の友達で、日本式の結婚式や披露宴。
イスラームの結婚式は、さすがにイスラーム通の僕も
RL でも経験したことがありません。
なので、ちょっとドキドキでしたね。
大体、何を着て行ったらいいのやら。。。^^;
一つわかっていたのは、ネクタイは十字軍由来のものなので
それはさすがにいかんだろうと、所謂スーツは避けて、
トルコ風の衣装で参列することにしました。w
(かつて、イランでネクタイを外して公式行事に
参加したことがあります。)

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結婚式自体は、SSの通り、新郎新婦が並んで座り、
ウラマーと呼ばれる聖職者というよりは学識経験者のような人が
式を執り行うこととなるようです。
おもしろいことに、生活そのものが宗教のようなイスラームにあって
結婚は神に誓うものでなく、人と人との契約とされています。
なので、式を執り行うのは、所謂「司祭」ではないのですね。

代わりに、式に先立って、そのウラマー役の方が、
「この結婚には証人を必要とします。
証人を申し出られる方はいますか?」と言います。
早速、Diaminah さんから IM が入り、「ヒロシさんお願い!」
というわけで、「I will.(私が証人となります。)」と言います。
他に2人の女性の方が「I will.」と言ったのだけれど、
うち一人が(というのはマレーシアのめめさんなのですがw)、
「証人には男の人が2人いるのかしら?」と聞きます。
ウラマーは「いえ、男1人、女性2人の証人でもいいのですよ。」
とおっしゃいましたが、「あと一人男の方」と
近くにいた方を指名されました。
??? と思ったのだけれど、あとでわかりました。
僕がイスラーム教徒ではないからですね。^^;
何でも結婚式にはイスラーム教徒の証人が2人いるんだとか。
あ、因みに、新郎新婦は両方ともイスラーム教徒でなければなりません。

証人が揃ったところで式が始まります。
神に誓うのではない、とは書いたものの、
実際にはアッラーを讃え、感謝するアラビア語が続きます。w
一応、アラビア語のあとに英語で同じ内容を言ってくれましたけど。w
そして、いよいよ約束。。。というよりは契約の言葉になります。
イスラームでは、結婚する時に男性が女性に
「マフル」と呼ばれる婚資金を支払う必要があるのですが、
まず女性の Diaminah の方に、
「あなたは私たちの兄弟 Akmed があなたに贈る
 L$50,000 のマフルを受け入れるか?」
と聞きます。
Diaminah はまずアラビア語で「ナーアム(はい)。」と答え、
次に「Yes.」と英語で答えましたが、
ウラマーはまた同じ質問をするのです。
新婦はまた「はい」と答えますが、また同じ質問をされます。
そして、「はい、ではなく、「受け入れます」と言うのです。」
との説明。
なるほど。応答の仕方も決まっているのですね。
で、彼女が「受け入れます」と言うと、
ウラマーは「マシャラー!」と叫びます。
「アッラーがお望みになられるままに!」というような意味でしょうか。
そして今度は新郎の Akmed の方に同様の質問。
「あなたは姉妹 Diaminah にマフルとして L$50,000 贈ることに
 同意するか」
「同意します」
「マシャラー!」

というわけで、両者とも同意したので、
ここに結婚という契約が成立、
「今この場にいる皆さん、お二人に祝福を」という段取りとなり。
「Congratulations!」やら明らかにアッラーの名前の入った
僕にはわからないアラビア語やらが飛び交うこととなります。w

このあと、会場を変えて祝宴、ダンスパーティーと
第3部まで続いたようですが、
さすがに深夜2時を回ったので、式だけで失礼しました。
でも、それだけでも、本当に素晴らしい経験でした。

111003c.jpg


さて、最後におまけにマレーシアのめめさんのSS。
イスラームではもともと、女性は家族以外の男性に
顔を見せてはいけないので、
新婦の顔は殆ど見えませんでしたので、その代わりに。w
MeMey さんとおっしゃる方で、
SS ではきりり! と写ってますが、ジェスを連発する
明るくて楽しい方なのです。
式が始まる前も会場にいる人を笑わせてました。w
そのノリがどことなくYMBのめめちゃにも似ているので
密かに勝手にマレーシアのめめちゃと呼んでいるというわけ。w

2011年10月1日土曜日

今年のバーン2

今年もバーン2のイベントが行われます。
それも今晩から。。。w

一昨年までバーニングライフと呼ばれていたこのイベント、
あまり日本の皆さんには知られていなかったので、
これまでは、年に一度の SL 最大規模のお祭、と形容してきたのだけれど
どうも今となってはそんな前ぶりも合わなくなってきました。

一昨年までは、もともと SL の創始者フィリップが、
SL の構想を練っていたある日、アリゾナの砂漠で行わる
バーニングマンのイベントに参加して、
そこでの衝撃的な体験が、彼に更なる確信を与えることとなり、
SL が誕生した、ということもあって、
バーニングマンの SL 版ということで
毎年この時期に、リンデン主催で、20のSIMを舞台に
1週間にわたる大騒ぎが行われてきたものです。

僕も2007年にSLに登録したその年に
初めて見てそのすごさにSLの可能性を感じ
その後の活動にも刺激を与えることになり、
更に2008年からはナチュさんと
2009年からはYMBと、キャンプを張って
イベントを主催したりしてきました。

しかし、リンデンのリストラの流れの中で、
運営がリンデンから RL のバーニングマンの実行委員会に移り、
そのこと自体は RL との連動とかおもしろそうなんだけど、
多分、このイベントで一番お金のかかる部分、
SIMの提供もなくなってしまったのです。
そこで昨年から規模が一挙に縮小、
昨年は6SIMで行われ、今年は何と4SIMになっちゃいました。^^;

http://burn2.org/playa_aerial_map

キャンプを張るのも、リンデンのイベントだった頃は、
テーマキャンプと言って、企画書を出して審査を受けるのがメイン。
審査に漏れた方にもリベンジのチャンスを、というので、
ランドラッシュという、早い者勝ちの土地争奪戦もありました。
が、昨年からはSIM自体を運営団体が購入する必要も出て来たことから
キャンプ地を参加者が購入するのがメインとなり、
そこまでお金を出せない人向けに
L$100でくじを買って当選するか、
無料のランドラッシュ、という構成となり、
テーマキャンプはたったの4つとなってしまいました。

というわけで、何だか魅力がなくなってしまったんですよねぇ。
で、そもそも、今日に至るまで、リンデンの公式ブログですら
告知がされてないという有様ですし。。。^^;

そんなこんなで、今年はYMBとしても、またナチュさんの方も
キャンプを張ってのイベント参加は見送ることにしました。
一昨年も、昨年も、YMB会場は常にどこよりも多くの人を集め、
一昨年の集計では、それまで殆ど訪れなかった日本人が
参加者数で5位にランクインするまでになったぐらいでした。
でも、今年は、僕らがイベントを行わないこともあり、
友達のミュージシャンやDJのみなさんにも声をかけていないので
日本のコミュニティではあんまり盛り上がらないでしょうねぇ。^^;

とは言え、僕個人としては、かつて衝撃を受けたイベントでもあり、
センターステージでの演奏だけ行うことにしました。
他にも日本のミュージシャンやDJの方もプレイしますので、
よろしかったら遊びに来て下さい。
また、いろいろ変わったビルドもたくさんありますので、
ふらっと見て回るだけでもおもしろいかもしれません。

そんなバーン2の詳細は以下の通りです。

■バーン2
・会期:2011年10月1日(土)〜10月9日(日)SLT
・会場:Burning-Man SIM群
・公式サイト:http://www.burn2.org

●主なSLURL
・入場ゲート
 http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Deep%20Hole/108/68/24

・センターキャンプ
 http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Silver%20Seed/54/18/25

・トーキョー・ステージ
 http://slurl.com/secondlife/Burning%20Man-%20Hualapai/110/110/25

●主なイベント(何れも日本時間)

10月2日(日)02:00 ゲートオープン
10月7日(金)22:00〜23:00 shu Hax ライブ(センター)
10月8日(土)22:00〜24:00 DJ obi Galli(トーキョー)
       22:00〜23:00 Sakae Broono(センター)
       23:00〜24:00 Hiroshi kumaki(センター)
10月9日(日)03:00〜04:00 バーニングマン(1回目)
       11:00〜12:00 バーニングマン(2回目)
       19:00〜20:00 バーニングマン(3回目)
10月10日(月)03:00〜04:00 バーニングテンプル(1回目)
        11:00〜12:00 バーニングテンプル(2回目)
        15:00 ゲートクローズ

2011年9月30日金曜日

久しぶりにいじってみたw

久しぶりにこののブログのデサインをいじってみました。

実は以前から、トップページの写真を何とかしたいと思っていたのです。
ずっと自分のレコード屋やタイガーカフェのある
Fanghammer の写真を載せてましたが、
今は YMB SIM を主な拠点としているので、
YMB SIM の写真も載せたいし、
あと、ミュージシャンのブロブらしく
演奏してるところも載せたい。
要するにあれもこれも載せたいので、
写真が切り替われば一番いいのだけれど。。。

今回、インスピのブログで簡単にそれが出来てしまったので、
それなら本家のブログも、ということで
久しぶりに HTML と取り組むことにしたわけです。

インスピは WordPress をベースにしているようですが、
このブログの実体である Blogger 用には、
Wordpressから移植されたテンプレートも多いので、
いっそインスピと同じデザインにしちゃおうかとも思いましたが、
へッダ画像をランダムに表示させるのは
テンプレートではなく中身の問題とすぐにわかったので
Blogger 使って同じことやってる人の記事をググって
JavaScript を書き込んだら、案外簡単にうまくいきました。

中身は相変わらずなんだけどね。^^;
少しはイメージ変わったかなぁ。w

2011年9月28日水曜日

お疲れ様

昨日は、RL向けの曲作りを終了、という記事を書いたけれども、
これと同時に、この関係で使っていた iBook での作業もおしまい。
この iBook、ちょうど10年前、9.11の年の夏に買ったもので、
これにしか入っていないソフトなんかもあって
ずっと僕のメインマシンとして活躍してきたものなのです。
2007年にSLを始めた頃、SLでライブするってどういうことだろうって、
最初にストリーミングを行ったのがこのマシンでした。

だけどさすがにねぇ、PCなんて3年周期のものですから、
10年も使ってると、単に遅いというだけではなくて
いろいろ障害も出て来ます。
そもそも、不安定なOS9の時代のもので、
この頃は下手にOSバージョンアップすると
動かなくなるソフトが続出するので、
最終バージョンの9.2.2ではなく、9.1.1のまま、
ず〜〜〜っと使ってました。
なので、最新のWeb環境には耐えられなくなってたのです。

SLを始めてからは、Mac Mini と Mac Book が中心で稼働してます。
なので、iBook を使う機会は殆どなくなっていたのですがね、
例の RL 絡みで月に1度はお世話になっていたのでした。
けれどそれももう終わりかな。

あとは、そんなマシンなので、作ったファイルがたくさん。w
(音楽やら画像、映像、HTML等々。。。)
これらを Mac Mini につながってる大容量の HDD に移したら、
お休み頂くことになりますね。
あちこち海外にも一緒に行った、スノーホワイトの iBook、
本当に、お疲れ様、とこれまでしてくれた仕事に
お礼を言いたいヒロシなのであります。w

最後の曲ができました

と言っても、SLでの音楽活動をやめるわけではありません。^^;
RLで楽曲を提供し続けていた
ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」が今月、
100号をもって休刊となるのです。
もともとRLではここに毎月曲を提供する、ということしか
やってませんでしたからね。

雑誌の休刊とともに、RLでの音楽活動は停止、
SLでの活動に集中することになります。w
やってることおんなじと言えばおんなじなんだけどね。w

その最後の曲は、「Return to the Earth(大地へと還る)」
というのです。
最後の曲ということで、気合い入れて14分の大曲になりました。w
何だろうな、ある意味プログレっぽい展開、
ある意味 Hiroshi Kumaki 総集編、みたいな感じかな。w
やりたいことを好き放題やってます。
近いうちにSLのライブでもやると思いますが、
早く聴きたい、という方は冒頭部分のサンプルで申し訳ないですが
以下の「DAICHI」のサイトで聴けます。^^

http://www.tierramusic.net/2011/09/25/

よろしかったらどうぞ。w

2011年9月25日日曜日

【技術情報】サードパーティ・ビューワの最近の動向について

フェニックスのメッシュ対応について書いたので、
ここで各種サードパーティービューワの動向について
まとめておきたいと思います。

・Kirstens Viewer

カーステンスが9/8にそのブログで開発中止を表明し、
リンデンのリストから外れたのをご存じの方も多いでしょう。
公式V2の発表に当たっては、
早くからインターフェイスの改良などを手がけて来られましたし、
何より、レンダリングが美しいというので、
映像関係者の方に特に人気がありましたので残念なところです。

http://www.kirstensviewer.com/Blog/181/__Sad_Farewell__.html

しかし、その後、支援を申し出て下さる方や
仕掛かり中のものも開発を継続するという方が出て来たようで、
現在協議中のようです。
9/22に「光と影」と題するブログ記事の中で、
あと数週間もすれば結果がはっきりする、と書かれています。

http://www.kirstensviewer.com/Blog/182/__Light_and_shadows__.html

カーステンスご利用の方は、ここ暫くブログに注目ですね。^^

・Ascent/Singularity

エメラルドがリンデンによってバンされた直後に出て来たのが
アセント・ビューワですが、
このビューワ、もともとはエメラルド・チームと敵対関係にあった
ハジム・ガゾフというハッカーが開発した Inertia という、
リンデンが禁止している機能満載のハッカービューワがベースなので
ずっと敬遠していたのですが、
今年のはじめだったかに、ホームページに
俺たちはまだ生きてるぞ、と書いたのを最後に
開発が止まっています。
まだリンデンのリストには載っていますけどね。
(Inertia を第三者がリンデンの方針に合わせて改良したのが
アセント、ということになっています。)

http://ascent.balseraph.org/index.php/Main_Page

そのアセントをベースに開発が続けられているのが
シンギュラリティ・ビューワ、ということになるわけで、
引き続き高機能の追加が順次行われています。
従って、フェニックス・チームとの交流もある模様。
但し、こちらはフェニックスのジェシカさんとは違う立場で、
V1系ビューワを死なせるわけにはいかないと、
メッシュへの対応を宣言しています。
まだいつになるかはわからないようですが。。。

http://www.singularityviewer.org/home/peoplehavebeenbegging

でもこの記事も古いなぁ。。。
最後のリリースが7/31ですもんね。^^;

・Imprudence/Kokua

コクア・チームは、前にもここで書きましたが、
このプロジェクトを率いてきたジェイセックさんが
やはりRL都合で引退。
どうなることかと見守っていましたが、
ZATZAi さん(ザツァイと読むのかな?^^;)という方が
プロジェクト・リーダーを引き受けて下さり、
プロジェクト自体は存続です。
本日9/25付で久しぶりにインプルーデンスの1.4.0β2が
リリースされました。

http://blog.kokuaviewer.org/2011/09/25/imprudence-1-4-0-beta-2-released/

但し、このリリースでも Mac のストリーミング機能については
改良されておらず(ジェイセックさんが担当だったからね^^;)、
また、アンリ・ボーシャンさんのメッシュ対応パッチの
取り込みも行っていない、ということです。
このチームとしても、V1系にこれ以上の開発には疑問、
寧ろ、メッシュにも対応可能なコクアの開発に
力を入れたいところでしょうね。

・Dolphin Viewer

ドルフィンは1人の人が開発を行っているので
できることに限りがありますね。
リンデンの方針で、開発に使う Visual Studio のバージョンを
V1とV2、V3で分けるよう指示が出たこともあり、
しかも、複数のバージョンが1つのPCにインストールできない
マイクロソフト側の事情があり、
現在はV3系のみの対応となっています。
V1やV2のものは、事実上アップされているもので凍結、
ということになりますね。^^;

それでも、V3については、現在ファイアーストームと共に
アクティブなサードパーティー・ビューワと言えると思います。

     *   *   *

基本的には、リンデンはSLというサービスの提供元として、
最も安定したビューワを公式版としてリリースする義務があります。
従って、そこでは冒険は許されませんし、
ユーザーの要望を簡単にはいはいと取り入れるわけにもいきません。
いつだったか、Q・リンデンが、
オプションをたくさんつけることは好ましくない、
と発言していたのを思い出します。
公式としては当然の発言だと思います。

しかし、一方で、ユーザー側にはここがこうだったら
もっと便利なのに、という要望が多数あることも事実でしょう。
それに応えるのがサード・パーティーの役割と考えています。
それぞれのグループが、それぞれのユーザーのニーズに応え、
特徴を持ったサード・パーティー・ビューワが複数あることが、
ユーザーに選択肢を与えると共に、
今後の公式ビューワの開発にもよい影響を与えると思うのです。

その意味では、最近はアクティブなサードパーティ・ビューワが
どうも減ってきているように思うのです。
結局、僕の場合殆どファイアーストームに固定してしまいましたし。
コクア・チームにはペースを取り戻して頂きたいのと
カーステンスの復活を望みたいところですね。

【翻訳記事】フェニックスがメッシュに対応するという噂について

ファイアーストームのベータ版が公開された時に、
プロジェクト・リーダーのジェシカ・ライオンさんはブログで、
何れフェニックスをはじめとしたV1系ビューワは使えなくなる、
これはリンデンがV1を閉め出す(禁止する)のではなく、
最新版で追加される機能についていけなくなるからで、
メッシュはその最たるもの、V1では見えるべきものが見えなくなる、
なのでファイアーストームなどを使ってV2への乗り換えを
進めてほしい、という内容のことを書かれておりました。

V1への死の宣告となるメッシュ機能の公開が思ったより早く行われ、
クリエイターさんたちの間でもさかんに
メッシュ製品が作られているようです。
フェニックスなどのV1ビューワ使えるのもそろそろかな、
と思っていたら、Cool VL ビューワのアンリ・ボーシャンさんが
メッシュに対応したパッチを公開したとのこと。
ということは。。。?

どうやらフェニックスでもこのパッチを利用して、
メッシュ対応版が出るようですが、
それに先だって、ジェシカさんからの長い注意書きが公開されました。
フェニックスを使われているみなさんには勿論、
他のV1系ビューワを使われている方にも参考になると思いますので、
ここに訳しておくことにします。
原文はこちら。
http://phoenixviewer.blogspot.com/2011/09/whats-this-rumor-about-phoenix-viewer.html

     *   *   *


フェニックスがメッシュに対応するという噂について

少し前に、これからのフェニックスのリリースはメインテナンスの目的が主なものであり、新しい機能の導入はありません、と申し上げました。同じ文章の中で私は、死が宣告されるその時まで、フェニックスが稼働できるようにメインテナンスし続けると約束もしました。そして、私はみなさんにこうも申し上げたのです。メッシュの登場はフェニックスの終わりを意味すると。何故ならそれは単にV1のビューワがメッシュに対応できないからであり、メッシュが広まっていくにつれて、V1では見ることのできないものが徐々に増えて行き、遂には使えないものとなってしまうだろうと、そうお伝えしたのです。当時は、V1がメッシュの機能を取り込んで稼働可能になるなどということは、とてもあり得ないことのように思えました。と申しますのも、これにはレンダリングのエンジンをV2コードから抜いて、それをV1のコードに差し入れるということが必要で、それには実に何十万行というコードの処理が必要だったのです。

それは、例えるなら、スクールバスからディーゼル・エンジンを抜き取って、サブコンパクト・カーのフォード・ピントに適用するようなものです。。。しかも、ちゃんと動くようにね。これはとんでもなく大変な作業です。。。実際、これはとんでもない作業になるので、私にとっては自分たちのチームには時間を費やしてほしくない作業だったのです。とりわけ、私たちにはファイアーストームのプロジェクトがありますから。これには、100%のエネルギーをつぎこんでも何ヶ月もかかる作業で、しかも、常に本当に完了した、と本当に言えるのかどうか、疑問がつきまとうようなものなのです。

みなさんの中にはアンリ・ボーシャンというSL住民の方についてお聞きになった方も多い事でしょう。彼は Cool VL ビューワの開発者で、とても頭の切れる方です。しかも、彼は V1の開発のみに専念しているのです。そして何と、何ヶ月もかけてV2のレンダリング・エンジンを自分のビューワに取り込み、そのパッチを一般に公開、邸巨うしているのです。その彼が、メッシュを Cool VL ビューワに取り込むことに成功し、この度リリースした、というわけなのです。

アンサリエル・ヒラーは、私たちの開発チームのメンバーですが、彼女は常にアンリの仕事に目を光らせていただけでなく、彼のメッシュ対応パッチを自分のローカルに置いているフェニックスのレポジトリに引き込んだのです。そして今朝、私たちは彼女のレポジトリをチーム全体のレポジトリとマージしてみました。それが今回の噂の発端となったのです。フェニックスにメッシュ対応版がリリースされる、と。

私はここでいくつかのことをはっきりさせておきたいと思います。V1をメッシュ対応にするというこのことは、アンリだけがなし得たことなのです。フェニックスのメッシュ対応版と言っても、それは本質的には、彼の偉業におんぶされている状態というか、彼の苦労を食い物にしているというか、そういうものでしかないのです。実際、彼はこれを可能にしたことで、どれだけ大きな信用と信頼に値すると言えるでしょう。もし彼をインワールドで見かけて、本当に彼が成し遂げたことを素晴らしいと思われるのでしたら、どうか彼に感謝の意を捧げて下さい。

そして、もう一つはっきりさせておきたいこと。これは、私が人気を落とす理由にもなっているものですが。。。私は、フェニックスをメッシュ対応にすることに反対なのです。これにはいくつも理由があります。

まず最初に、みなさんには私たちが開発の中心をフェニックスに戻したと思ってほしくはないからです。事実はそうではありませんので。アンサリエルはアンリの成果をフェニックスに取り込む作業の全てを行い、ロード・グレッググレッグがその手伝いをしたのです。トーニャとテックがいくつかのバグ修正をした以外は。それだけです。今回の件に関しては、実質2人の開発者が関わっただけですし、フェニックスについてはそれ以上の開発を行う予定はありません。とは言え、フェニックスにメッシュを取り込むことは2つのことを実現すると言えるでしょう。それは、セカンドライフ内でメッシュが採用されるのを加速させることになるでしょう。これは正直とても素晴らしいことだと思います。しかし、同時に重要なのが、このことによってフェニックスが可能できなくなるその時までフェニックスを生かし続けるとした私たちの約束を守ることにもなるのです。

次に、間違えないで頂きたいのですが、V1は今も尚死の床に就いているということです。このことをよく考えて下さい。V1ビューワにメッシュを取り込むのに9ヶ月かかっています。一方、ファイアーストームにメッシュをマージするのに作業を開始してからかかったのはほんの2週間です。これが今後リンデンラボが新しいものをリリースして来た時のパターンになると思います。ファイアーストームやV2ベースのビューワで作業する方が、V1で同じことを実現するよりも遥かに早く適用できるのです。V1を長期間にわたって維持し続けるというのは最早現実的ではないのです。ただ、さしあたっては。。。チーム内の品質管理に合格して出荷可能となったところで皆さんはメッシュ対応のフェニックスを手に入れることができるでしょう。予定日はまだ決まっていません。

品質管理について言えば、メッシュ対応になったフェニックスが、前回リリースされたものと同じようなレベルのものであるとは期待しないで下さい。実際、スクールバスのディーゼルエンジンをダクトでつないでフォード・ピントにテープで貼り付けたようなものなのです。従って、現在メッシュが抱えているバグに加えて、ディーゼル・エンジンをフォード・ピントにくっつけたことによるバグもたくさん存在しています。これによって間違いなくクラッシュする確率は高くなります。また、パフォーマンスが低下する人も、向上する人もいるでしょう。つまり、完璧な製品としてはリリースできないのです。そもそもメッシュに対応するようにできていないのですから。

また、このバージョンではファイアーストームや公式のV2、V3ビューワと同様、SSE2に対応しているコンピュータの使用が前提となります。SSE2については、フェニックスをご利用になられているみなさんのコンピュータの多くは古いものなので、実際、SSE2対応ではないのではないでしょうか。その場合は、コンピュータ自体をアップグレードする必要が出て来ます。

そうした方のために、私たちはメッシュに対応しない、最新の機能とバグ修正の対応をしたフェニックスの新しいバージョンもリリースする予定です。みなさんがコンピュータをアップグレードするまでご利用になれる、最後のフェニックスということになります。つまり、私たちはメッシュつきとメッシュなしのフェニックスを同時にリリースする予定にしているということです。

また、RLVaについても、次回のフェニックスのリリースで最新化される予定です。これはキキティ・バーネットが担当としているところです。この件については皆さんは彼女に感謝すべきで、というのも、RLVaへの最新化対応も私が反対しているところだからです。私の仕事はチームの全員が未来に向かう仕事に集中できるようにすることです。フェニックスはその対象ではありません。ファイアーストームの方なのです、未来があるのは。私は、キティがその貴重な時間を、ビューワの未来に対して使うべき時に、今正に終わろうとしているビューワに使ってほしくないのです。

メッシュをアップロードする機能も現在開発中で、ニッキー・ダスミンのおかげで期待の持てる進展があるようです。

というわけで、この対応で、フェニックスが使える期間は少しだけ長くなりそうです。が、永遠に、ではありません。リリースされたら使える間是非楽しんで下さい。そして、アンリ・ボーシャンに感謝することをお忘れなく。

                       2011年9月20日
                       ジェシカ・ライオン

なるほど〜SL プロフィールのちょっといい機能

僕は、特にインワールドでは、めったなことではフレ要請をしないので、
よく知ってる人でもフレでない方はたくさんいらっしゃいます。
それでも、そんな方々が僕のツィッターやFBなどを
フォローしてくれたりするのはとてもありがたいことです。

ちょっと前からシャウト(フィード、ツィート)ができるようになった
SL プロフィール、基本的にはフレのシャウトが
自分のホームに表示されますが、
そのやりとりの中で、フレではないけれど
よく知ってる方がコメントしていたりします。

https://my.secondlife.com/

そんな時、その方の名前をクリックして
プロフィール画面に移動すると。。。
「フレンド登録」というボタンと共に、
「フォローする」というボタンもあります。
つまり、フレの申請はもうちょっと待ちたいけど、
この人のこと、気になるよね、という時に、
フォローだけできる機能ですね。

これはちょっとおもしろいと思いました。
SLやSNSのフレは相互承認、
そして、ツィッターのフォローやGoogle+のサークルは
一方的なチェック。
SL プロフィールはその両方を取り入れたんですね。^^
これは使い方によってはとても便利かもしれません。

というわけで、今日はある方を「フォロー」に登録してみました。w
今日はまだシャウトされてないようですね。w
いつも僕の記事をよく見て下さる方なので、
フレ申請した方が本当はいいのだろうけれど。。。www

2011年9月24日土曜日

結婚式会場ともう一人のめめちゃ

2011年という年はおめでたいことに
stepさんとけんごさんの結婚式からスタートしました。
お二人が昨年末パートナーとなったことを知って、
急遽仲間が集まって式を執り行った話は今年のはじめに書きましたね。

この時、これまでいろんな方の結婚式に参加したことはあるけれど、
さて式をアレンジする側に回るとなるといろいろと大変。
そもそもどんな会場にするのがよいのか、
これまで自分が行ってよかったなぁ、と思える場所を再訪してみたり、
あとは最近有名な場所に行ってみたりしました。
かつての場所はなくなってたりもしましたけど。。。
何れにしても会場となるような場所は美しい夢に溢れている場所でした。

なんて思っていたら。。。

僕が SilkRoad SIM に置いているイスラーム庭園とモスクについて
とても美しい場所なので、是非ここでイスラーム式の結婚式を挙げたい
なんて IM が飛び込んで来ました。@@
光栄なことなので、勿論OKとお返事しましたが。。。

110924a.jpg


このモスクは、もともとは2007年に創ったもので、
当時は技術もなく、テクスもイスラームのものなんて出回ってないので
自分がイランで撮ってきた写真から切り抜いて作成したもの。
なので、自分的には今いちだなぁ、と思っているのだけれど、
これまでも何度か、イスラームの方々から、素晴らしい!
とお褒めの言葉を頂いているものです。
その方々によると、SLにもいろんなモスクがあるけれど
僕のところのが一番正統的なものらしいです。
そんな風に評価してくれるなんてありがたいことです。
それに加えて、今回は結婚式のお話。
お二人の思い出となる場所に選んで頂けたとはホント嬉しい限りです。

折角なので、まだまだ作りかけのまま放置されていたところなど
急遽改修工事を再開したりしましたが、
その作業中に IM をくれた彼女と現地で会いました。
更に、彼女のお手伝いをしてくれるという友達が登場。
何とね、お名前が Memey さんとおっしゃるのですよ。w
現れた時、最初名前を見て、え? めめちゃ? と思っちゃいました。w

しかし、さすが名は体を表すのか。。。
こちらのめめちゃもすらりとスタイルがよく、
よく笑うところもめめちゃそっくり。w
加えて、ジェスを多用するところも。w
ノリのよさからして、実はあのめめちゃでは? と思ったり。w

イスラームのめめちゃはマレーシアの方でした。
そう言えば、夏まつり以来 YMB のイベントを見に来て下さる
あるお客さんもマレーシアの方。
最近はマレーシアの方とのご縁が多いようです。^^

110924b.jpg


さて、改修工事の一環で、SilkRoad SIM の広場に
駱駝のライドを置いてみました。w
まだ試験運用中なので、これから細かい調整はしますが、
よろしかったらお試し下さい。
次の場所に駱駝がいます。w

http://slurl.com/secondlife/SilkRoad/135/82/23

110924c.jpg


右クリックで2人まで乗れます。
SIMをぐるっと一周しますが、SS3にあるように、
途中に砂漠のテントに寄ったりしますので、
好きなところで降りて遊んで下さい。
但し、降りると自動的に消えますので、
帰りは徒歩になりますよ。www

2011年9月17日土曜日

サンプリングと純正律の話

実は、今週は金曜日からお休みをとっていて、
今までやりたい、やならきゃと思っていて
溜まっていたものにいろいろと取り組んでいます。

今やっているのは、和楽器系のサンプル音を
キーボードに取り込んで和楽器の音色を増やしちゃおう、というもの。
これ、結構手間がかかるんですよ。^^;

まず、お琴(箏)や三味線、尺八といった楽器だと
当然のように音程、というのがあるわけですが、
サンプラーというのは、その音をどの鍵盤の高さで取り込むか、
というのを決めてあげないといけません。
同じ音で取り込んであげないと、例えば真ん中のドの音を弾いた時に、
レやミが出る、という恐ろしい結果となります。w
そうなると、もう、セッションどころではありません。w
まぁ、アヴァンギャルドとか複調の実験的試みだと言って
逃げることもできるでしょうが。。。^^;

そこで、サンプラーに取り込む前に、
チューナーを使ってそれぞれの音を測定してみました。
すると何と、どれも普通に50セントくらいずれてる。><

セントというのは半音の音程を更に100で割ったものです。
ということは、50ずれているということは、もう殆ど隣の音。^^;
むむぅ、困った、と思いながら、考えてみました。
何故こんなにずれているのか。。。

すると、はたと気がつきました。
チューナーが示しているのはあくまでも基音を
ラの音で440Hzとしたときの「平均律」という調律に対してです。
平均律はあらゆる調に移調可能な、ピアノ等の楽器に使われているもの。
三味線や、オーケストラの管楽器などは純正律という
また別な調律法に基づいているのです。

前にもどこかで書いたと思いますが、
平均律というのはどんな調へも移調可能なように、
1オクターブ内の12の半音の音程を均等に割って作られたもの。
(計算はややこしいです。あくまでもイメージね。^^;)
これに対し、純正律とはちゃんとハーモニーが美しくなるように
寧ろ人間の耳で調整したもの、ということができるかもしれません。
例えば、ドの音に対して完全5度上のソの音は、
よくハモると言われていますが、それはドの音を1とすると
ソのおとが1.5、つまり3/2という美しい整数比になっているからです。
純正律ではそのように調律しますが、
平均律だとこれが1.49.... と微妙にずれています。
僕みたいなキーボーディストは、
このずれた和音に慣れてしまってるわけだけど、
絶対音感の人には、そのずれが気持ち悪くてしょうがないらしいね。><

さて、そこで、チューナーの設定を純正律にしたところ、
お〜〜お〜〜〜ちゃんと合ってくるではないですか。
勿論、微妙な差はあるのだけれど、
それは伝統的な日本音楽が絶対音程ではないからなので、
その位の差はよしとすることに致しましょう。^^

さて、しかし、キーボードに取り込んじゃったら
他の楽器と合奏するわけですから、
ここは平均律の音程に修正しないといけない。
なので、チューナーで誤差を計って、
サンプラーで取り込んだらセント単位で誤差を修正、
毎回ピアノの音と鳴らし比べて、単音ではもちろん、
スケールを弾いて違和感がないかチェックしました。
うん。いつも聞き慣れてる平均律のスケールになったね。w

本来合っているかもしれないものをわざわざ修正するわけだから
何ともアホなことやってる気もするのだけれど、
そうしないとシンセの音色としては使えないからねぇ。^^;

そんなことをやっていた土曜日のヒロシでした。w

さよなら、トーキョー

これは、今から10日ほど前に書きかけていて
そのままアップしていなかったものです。

     *   *   *

ガタガタと走り出したと思うと
すっと機体が浮くのがわかる。
そして窓の外に東京の都市(まち)が一望に広がる。
旅に出る時に僕が一番緊張し、一番好きな瞬間だ。
時に、この瞬間富士山がその美しい姿を
或いはアルプスの嶺たちが神々しく輝かせる様を
見せてくれることだってある。
今日は雲が多いのと、通路側ということもあって見えないけどね。

そして、だんだん小さくなっていく東京に
見覚えのあるビルや街並みを認めながら
この都市って何ていとおしいのだろう、と
ワクワクする気持ちと切なさとがないまぜになるのだ。
きっと、今そこで生活したり、仕事したりしている
大好きな人たちのことを感じるからかな。

そして、そっとつぶやく僕。
さよなら、トーキョー。
ちょっとだけお留守にするけど、
今僕にしかできないことを経験して
きっとすぐに戻って来るからね、と。

     *   *   *

そう。先週、仕事で海外に行って参りました。
そして、ふと思ったのは、
さよならは、もう一度会う日のことを想う
ワクワクに満ちた言葉ということ。

「さよなら、トーキョー」というタイトルのこの記事は、
東京に対する別れではなく、
寧ろこれからも自分はここで生きて行くんだなぁ、という感慨かな。
いや、現下の状況では、寧ろ決意かもしれないですね。
九州にいる親にはさっぱり理解できないだろうけど、
やっぱり自分はこの都市が好きなんだな。w

インスピさん、とりあえず復活

15日の午後に障害が発生してずっと接続不能となっていた
別のSNSサイトインスピですが、
どうもレジストラ側の確認作業に手間取っているらしく、
また、今回RC版ということもあって、
予備のドメインにデータを移して運営を再スタートしたようです。

http://inspi.mobi

管理者の方のツィッターを見ると「ロールバック」とありますが、
何れにしても15日時点のデータに戻っていること、
また、ツィッターなどの連動アプリも再設定となっていますので、
自分のデータがどこまで反映されているかは各自確認が必要です。

イラっとする方もいらっしゃるかもですが、
NaviSL もそうですが、こうしたトラブル発生した場合
管理者の方は本当に大変な思いをされて
復旧に尽くしていらっしゃいますので
是非ご理解とご協力をお願いしたいと思います。

2011年9月16日金曜日

つながらない。。。

まぁ、最近はSNSの NaviSL もつながりにくくなってる話題が
皆さんの日記にも散見されますし、
今日は別の SNS、インスピでも障害が午後に発生して
未だに解決していない、というような状況があります。
ユーザーとしてはつながらないと、ええ!? と
不満に思ったりもしますが、
実はかく言う僕自身、一時自分のブログ等が
つながらない状態になっていて、気づくのが遅くなってました。><
インスピの件とも関係なくはないので、今日はその話をちょっと。。。

僕のブログは実体は Blogger のブログなんですが、
サイトは http://www.lifeboundrecords.com と、
独自ドメインで運営しています。
そこで、自分としては Blogger のダッシュボードにログインして
普通にブログ記事を書いていたんだけれども、
この http://www.lifeboundrecords.com にアクセスできない状態に
なっていることには気がつかなかったのです。。。

実は、僕のドメインのネームサーバを置いてある会社が
別の会社に吸収されて、その吸収した会社から
8月31日までに移行処理をしてね、と案内が来ていたのでした。
案内にあるままにアカウントの移行はしたのだけれど、
大事なことを忘れていたのです。
それが、レジストラでのネームサーバ変更、という処理。

この機会だからちょっとだけ技術的な説明をすると、
http://www.lifeboundrecords.com とブラウザに入力して
あっと言う間に僕のブログが開くわけだけど、
実はこの間に入力されたデータはたくさんの
それぞれ異なる働きをするサーバを経由してるわけなんです。

それぞれのサーバは世界に一つしかない、グローバルIPという
4つの数字の塊からなるアドレスを持っているわけだけど、
http://www.lifeboundrecords.com と入力したら
それが一回でグローバルIPに変換されるわけではないんです。

細かく話すと面倒なので、大ざっぱに話すと、w
まずこの「lifeboundrecords.com」というのを
管理・登録しているレジストラという会社があるわけだけど、
URLを入力するとまず、そのレジストラのサーバを探しに行くわけ。
そして、サーバに辿り着くと、
そこで登録されている仕向ドメインネームサーバ(DNS)を検索、
今度はそのサーバを探しに行くわけね。
そして、そのDNSというサーバのところで初めて、
サーバのIPアドレスを教えてもらって、そこにデータを取りに行き、
やっとお目当てのページが開く、という仕掛けになってます。

今回の僕の失敗は、移行の手続をして、DNSが変更になったのに
レジストラの方で、仕向先のDNSを変更していなかったので、
8月31日を過ぎた時点で、先のサーバがなくなり、
当然サイトが表示できない、という状態になっていたわけです。
そこで、これに気づいて慌ててレジストラ側でDNSを変更、
それから5、6時間してかな、
ようやく http://www.lifeboundrecords.com と入力して
サイトが表示されるようになりました。ふぅ。
この5、6時間というのは早い方で、
最大72時間と言われています。><
(早い時は1時間くらいで。^^)

と、ここまで書けばおわかりになるでしょうが、
いろいろなデータが置いてあるWebサーバ本体に支障がなくても、
間に入ってるレジストラやらDNSやらのどこかで障害が出ると
そのサイトは見れなくなってしまう、というわけ。><
今回インスピで起きているのはどうもその類のことのようですね。

とすれば、仮に問題があると言われているレジストラ側で復旧しても、
すぐにサイトが見れるようにはならないということ。
なので、楽しみにしている方も多いことでしょうが、
焦らずのんびり待つことに致しましょう。
誰よりも管理者の方こそ、死ぬ思いで復旧に当たられてますから。
(やらかした人間としては、管理者の方のお気持ち
よくわかりますもの。。。^^;)

2011年9月15日木曜日

ワークアラウンド〜ファイアーストームでWebプロフィールを使う

前の日記で、ファイアーストーム3は、ほぼ満足のいく仕上がり、
但し、Web プロフィールに対応してないのが残念、
と書きました。

Web プロフィールは何と言っても、
インワールドから、今いる場所の情報もつけて、
ツィッターやFacebookにも発信できるというところがいいのです。
僕はかつて、Avatars United が稼働していた時に、
SL Blips というアプリで同じような機能が提供されていて
大変重宝もし、楽しみもしたものです。
なので、これまでは標準V2は、
ただプロフィールがWeb対応になった、
という程度でしかありませんでしたが、
このフィード(ツィート、シャウト)の機能が追加されたことで
その付加価値はかなり高いものになったと考えています。

が、しかし、ファイアーストームは、
Web プロフィールは今いちとして、V1のプロフィールを
敢えて採用しているわけです。
ここで、同じく V2 対応ビューワをリリースするに当たって、
Web プロフィールを今いちとして、
一旦は、敢えて V1 スタイルに戻したドルフィンが
使えるようになった、と Web プロフィールを復活させたことを
ご参考までにここで述べておきたいと思います。

そんなわけで、ファイアストームの細かい環境設定の中にも
Web プロフィールを使うオプションがないことを
僕は大変残念に思ったわけです。
フィード(ツィート、シャウト)の機能が追加されてから
わざわざ標準やカーステンスで入り直したこともあります。^^;

しかし。。。

確かに、デフォルトの機能としては、
Web プロフィールが選べるようにはなっていないのですが、
気づいている人はきっと気づいていますよね。
そう、SL ビューワの V1 時代からの遺産、
内蔵ブラウザというものがファイアーストームにもあることを。

というわけで、ファイアーストームで
Web プロフィールを使う方法を3ステップで説明します。w
これは、もしかして、と思って今日実験して確かめたものです。

110914a.jpg


まず、自分のプロフィールを開いて、
「Edit Profile」ボタンをクリック、
プロフィールの編集モードに入ります。
そして、「More Info」のタブをクリックして、
「Web Page」のところに、自分の Web プロフィールの
URL を記載します。
http://my.secondlife.com/ユーザー名 となります。
僕の場合は、
http://my.secondlife.com/hiroshi.kumaki
です。
入力したら「変更を保存」ボタンを押して、保存します。
(SS1)

110914b.jpg


次に「ミー」>「環境設定」>「セットアップ」と開いて、
真ん中辺にある「Web」のところ、
「内蔵ブラウザを使用」を選択、「Apply」ボタンを押します。
これで準備はOK。(SS2)

110914c.jpg


あとは実際に使う時に、プロフィールの「More Info」から
Web Page のリンクをクリックすると、
SS3のようにWebプロフィールの画面が開きます。
ね、標準 V2 と全くおんなじ感じでしょ?w
僕はスムーズにフィードできるようにするために、
一度は消した「プロフィール」のボタンを
わざわざボトムバーに復活させましたよ。w
だってこの機能おもしろいんだもん。w
リンデンひさびさのヒットだと思ってます。^^;

ところで、今いる位置情報も合わせて送れるのが魅力で
特にイベントや人に来てほしい時に威力を発揮するのだけれど、
多くのフレンドの方からご指摘頂いたように、
ツィッターに転送すると位置情報が失われるのです。
つまり、ツィッターという一般的な世界に展開される時
位置情報が SLURL に展開されたりしないのですね。^^;
これはいかにも不便で、改善をお願いしたいところです。
これもワークアラウンド(次善の策)としては、
地図を開いて、「SLURLをコピー」ボタンを押して、
今いる場所の SLURL をクリップボードにコピーして、
それをフィードに貼る、という一手間加えることですね。
まぁ、一手間と言いましたけど、
実際には、

1. 地図を開く
2. 「SLURLをコピー」ボタンを押す
3. 地図を閉じる
4. フィードにペーストする

と4回クリック数が増えるわけですけどね。^^;
まぁ、暫くはこれで対応するしかないでしょう。
リンデンが改善してくれることをひたすら待ちつつ。。。

というわけで、ファイアーストームでの
Web プロフィールの使い方でした。
ご参考にして頂ければ幸いです。^^;
これで

2011年9月14日水曜日

【技術情報】ファイアーストームとドルフィンがメッシュに対応〜そして重要なお知らせ

もうやや古い情報になりますのでご存じの方も多いでしょうが、
ファイアーストームとドルフィンがそれぞれメッシュに対応した
バージョン3をリリースしました。

ファイアーストームについては、今回でフェニックスにあった機能が
ほぼほぼ取り込まれたことになります。
64mでもの作れるようになりましたし、
ヒロシお気に入りのカスタム選択ビームも復活して、
もう殆ど何も言うことはないというのに近い状態になってます。
だからでしょう、今回から、ログイン時に
フェニックス/ハイブリッド/V2の3つのモードを
選べるようになっています。
僕個人としては、今更全てフェニックスのインターフェイスもどうか
というところもあって、ハイブリッドモードで使ってます。
ただ残念なのは、V2モードにしてみたところで、
プロフィールはWeb版ではない、というところですね。
ツィート(シャウト)ができるようになったWebプロフィール、
リンデンにしてはひさびさの便利機能なので、
ファイアーストーム・チームもこれには対応してほしいところです。

ただ、ファイアーストーム・チームとしては、
このバージョンをこのタイミングで出したくはなかったようです。
というのもV3になるにあたって、
リンデンはたくさんのバグを作り込んでしまったようで、
リンデンのコードをベースにしている以上、
ファイアーストームにもそのバグが受け継がれているからです。
本当はこれらを解決してから、と考えたようですが、
当然のことながら、メッシュに対応したバージョンがほしい!
という声には勝てず、今回のリリースを決断したそうです。

なので、どうしてもメッシュ! という人以外は
まだまだ今回のバージョンアップは控えた方がよさそうです。
因みに、リンデンが作り込んだというバグの一覧は次の通り。

http://wiki.phoenixviewer.com/doku.php?id=hot_ll_jira_issues

ファイアーストームのバージョン3ベータを使っていて
おかしいと思ったらまずここを見てみて下さい。

更に、ファイアーストームについては、
最初のバージョンである欠陥が見つかり、
すぐに対応版が出ました。
これは、最初に出た 3.0.1.22525 で、
「Metaharper」というスキンを使っていて起こるもので、
これを使用している SIM の管理者が SIM の再起動をかけた場合、
リンデンにしか修復できないような状態で SIM が起動する、
というものです。
なので、SIM管理者の方で、ファイアーストームの
「Metaharper」を使っている方は、すぐに 3.0.1.22566 に
アップデートすることをお勧めします。
SIMの管理者でない方、「Metaharper」を使われていない方は
関係ありません。
ただ、勿論これからダウンロードするのであれば
当然最新版をお薦めします。
(古いバージョンは既に削除されているようです。)

ファイアーストームの話で長くなっちゃいましたけど、
ドルフィンもこれまで取り込んできた独自機能は
殆ど全て実現した上でメッシュに対応した模様です。
但し、リンデンの植物を簡単に選択できる機能は
メッシュと相反する部分があり、割愛されたようです。

それでは、それぞれのダウンロードページを。

■Firestorm 3.0.1.22566 Mesh Beta
 http://www.phoenixviewer.com/downloads.php

■Dolphin Viewer 3.0.4.20422
 http://dolphinviewer.eregion.de/download-and-install/

2011年9月13日火曜日

インスピ登録しましたよ

いやぁ、もう世の中SNSだらけで。。。w
リンデンまでSNSっぽいことはじめちゃったもんだから、
このインスピっていうのが出て来た時も
ちょっと二の足を踏んでしまったのですよ。
だってねぇ、NaviSLの他に、FacebookやらGoogle+やら
はたまたnetlogまであるわけですから。。。
もう無理>< ってね。w

だけど、昨日NaviSLの日記の更新にえらく時間かかってたので、
その合間に登録しちゃったのですよ。w
どんなものか、覗くだけ覗いてみようかと。
っていうのも周りの人どんどん登録してるからねぇ。
さすがに招待制のGoogle+とは違います。w

結論としては、当たり前かもしれないけれど、
SLの日本人コミュニティ用のSNSとしては、
かなり多機能で、洗練されていて、使い易いんじゃないかな。
いちいちあちこちに投稿してられない僕としては、
Twitter、Facebookへの投稿が引き込めるのは勿論、
ブログ記事もインポートできてしまうので、超便利ですね。
というわけで、早速立ち上げてみたブログがSSのもの。
僕の標準の(?)ブログの記事をそのまま引っ張ってきてます。
更に、画面右下にちらっと見えてますが、
Flickrにアップした写真もそのまま引っ張ってきますので、
ほとんど手間をかけずに、ツィート、ブログ、写真を
ここに集めることができる、というわけですね。
因みに、このブログのページ、
開くタイミングによってヘッダの画像が変わるようになってます。
こういう楽しいことも簡単にできてしまうのもいいね。

110913a.jpg


勿論、これだけでなくて、グループ機能や掲示板、リンクなど
いろんな機能が充実してるので、いろんな新しい使い方ができそう。
これから徐々に研究して、使ってみることにしますね。^^

P.S. それにしても、登録したらすぐに何人かの仲間から
フレンドの依頼が来たのには驚きました。
こっそり、のつもりでしたがバレバレでしたね。
こういう即効性も素晴らしいところかな。
みんなありがとね。^^

ありがとうございました><〜YMB 秋の音楽祭 in 京都幕末

昨晩開催されたYMB 秋の音楽祭 in 京都幕末には
たくさんの方々にお越し頂き、ありがとうございました。

まずは僕がトップバッターで登場、
折角の幕末SIM、それもロケーションが遊郭とあって、
三味線の音をフィーチャーした即興的な曲を演奏させて戴きました。
また、冒頭では同時多発テロから10年、東日本大震災から半年という
節目の時でもあり、世界の平和と一人一人の健康、幸せを願って
太鼓を叩かせて戴きましたが、
エンディングでも、太鼓を叩きながら「大クマクマ音頭」を
やらせて戴きました。
会場の皆さんにもチャットで合唱して頂き、
大いに楽しんで頂いたようでほっとしてステージを降りました。w

110912a.jpg


続いては、YMBのステージドリル。
今回は全員女性メンバー、それもきわど〜い着物の衣装に
ドキッとされた男性のお客さんも結構いらしたのでは?w
会場が幕末SIMということもあって、選曲には時代劇の曲もあって
とても楽しむことができましたね。
ところで、実は、最後の曲を何にするか、
企画の段階でwindsさんも迷っていました。
何と言っても特別な日ですのでね。
そうして選んだ曲は「上を向いて歩こう」。
とても感動的なエンディングとなりました。

と、ここまでほぼオンスケで進んできた音楽祭でしたが、
何と、GAGOさんにバトンタッチするところでひさびさのSIM落ち!
実は、自分のイベントでSIMを落としたのはこれが2回目。
1回目はまさに2007年頃だったので、それ以降、
いろいろ苛酷なイベントもやってきましたが
落とそうと思ってもなかなか落ちないものなので、
昨晩はまさか、という感じでした。^^;

ところが、戻ってきたSIMには土地情報が全く記載されておらず、
音楽の設定もできなければ、このSIMから他のSIMへのテレポも失敗。
このままではイベントを続行することはできず、
ご来場頂いたみなさんに何度も断って
何度もSIMの再起動を繰り返しました。
ただ、それができるのも、1時間押しのポイントまでと考えていました。
その時点で、会場を他に移すか、日を改めるか決断しないと
せっかく来て頂いて、辛抱強く待って下さってるお客さんにも
申し訳ないというものです。

裏ではこの両方の線でも打ち合わせておりましたが、
無事音楽の設定ができる状態となり、また、前よりも軽くなり、
運良く1時間押しでGAGOさんのステージを再開しました。
みんなで共に困難を乗り切ったあとということもあってか、
GAGOさんの熱いステージは本当に感動的でした。

110912b.jpg


そしてトリはまささん。
いやぁ、気合い入ってましたねぇ。
ご本人も幕末には思い入れがあったご様子。
かっこいいステージでした。
そして更に!
最後には、気仙沼で被災したというODの師匠さん登場。
YMBのたいちさんから師匠さんにギターをお渡ししたこともあって
今回のステージは不思議な縁が重なって実現したもののように
僕には感じられました。
そして、師匠さんと言えば、そう、
まささんの曲「Virus」で「ヴォォォォ」と叫んでおられるあの方です。
(実はまなっちょさんではありません。www)
というわけでご本人がステージに上がっての「Virus」となりました。
こうなるともう。。。SSの通り、ステージに火がつきましたね。w

110912c.jpg


そんなこんなで、本当に熱い5時間となりました。
度重なるSIMの再起動に
何度も退避しては会場に戻って下さった観客のみなさん、
本当にありがとうございました。><
運営側としては感謝に堪えません。
また、最後までステージをやり遂げることだけを考えて下さった
GAGOとmkIISRのメンバーの皆さん、
そして諦めずに再起動を繰り返してSIMの復帰に尽くされた龍馬さん、
もう感謝の気持ちで一杯です。
あの会場にいらした全てのみなさんのおかげで、
本当に素晴らしい音楽祭になったと感じています。
ありがとうございました。><

2011年9月11日日曜日

【イベント】今晩は幕末に集合です!^^

あれは、今年のSL8Bが終わった頃だったかな、
幕末の龍馬さんから是非ドリルをやって下さいというお話があったのは。
その話がまとまったのが8月の終わり。
急遽YMBのメンバーや仲間のミュージシャンの皆さんに連絡して
いよいよ今晩、音楽祭として開催される運びとなりました。

9月11日。。。皆がリアルタイムで目撃した
あの同時多発テロからちょうど10年、
そして、今年の、あの東日本大震災からちょうど半年のこの日、
幕末という、時代の変わり目の象徴のようなSIMでイベントを行うことに
何ともしれない因縁を感じています。
そう、ちょっと気負って言えば、
みんなが元気になるような、そこから日本全体が
より元気に、よりよい方向に向かって歩み出せるような
そんなきっかけになればいいかなって。

勿論、僕らミュージシャンができることは限られてるけれど、
それでも、さすがに「幕末」というテーマのあるSIMだけに、
出演者の皆さん、力が入ってますよ。w
僕は勿論、この日のために新しい曲を用意しましたし
(実はさっき仕込みが終わったばかり ^^;)、
winds さんもドリル用にやはり新しい曲を用意した模様。
また、GAGOさんも、本来ソロの出演予定でしたが、
何やらバンドのメンバーの皆さん、和服を用意して
勢揃いされるようですよ。w
まささんは、やっぱり遊郭という場所だけに、、、
あ〜、いえいえ、これはただの想像です。w

というわけで、気合いの入った3時間半になると思います。
皆さんお揃いでお越し下さい。^^

110911a.jpg


■YMB 秋の音楽祭 in 京都幕末
・日時:2011年9月11日(日)21:30〜24:00
・会場:京都幕末・島原遊郭
    http://slurl.com/secondlife/Kyoto%20Sanjo/201/83/22
・内容:
    21:30〜22:00 Hiroshi Kumaki ライブ
    22:00〜22:30 YMB ステージドリル
    22:30〜23:15 GAGO スペシャルライブ
    23:15〜24:00 mkIISR スペシャルライブ

2011年8月16日火曜日

新しいモニタを買って来た

前の日記で少し触れたけれども、
この間の日曜日、PCのモ二タが壊れてしまった。
もう長年使っているソニーのブララン管モニタで、
最初にこれをMacにつないだ時は、
流石ソニーのトリニトロン! と、
そのクリアな美しさに感動したものです。

でも流石にこの暑さに参ったか、
とうとうさよならしてしまいました。
あの日は、ライブ直前だったので
ええ~、何でこんな時に! と、イラッとしてましたが、
よくよく考えると、長い間お疲れ様
という感じですね。
それに、環境の事を考えると、
いつまでもブラウン管を使っているわけにもいかないよね。

というわけで、今日新しい液晶モニタを買て来ました。
急な出費は痛いけれど、
これでまた、少しは新しい気持ちで作曲とか出来るかな。^^;

(ソレニシテモブラウンカンノショブンニハコマッタモノダ....)

2011年8月15日月曜日

ありがとうございました。〜終戦の日に

昨晩の「終戦の日」のライブ、無事終えることが出来ました。
実は開始前にPCモニタのトラブルが発覚、
急遽マシンを入れ替えての公演となり、
開演が遅れたにも拘らず、
ご来場頂いた皆様にはお待ち頂き、
また、深夜にも拘らず最後までお付き合い頂き、
本当にありがとうございました。

ところで、今年の終戦の日はこれまでとは
意味合いが異なると感じています。
車日本大震災や福島原発危機が明らかにしたのは、
この国の国創り、町づくりについての基本的なあり方、
ひいては私たち一人一人の生き方について
見直しが必要だということです。

66年前の今日、戦後の灰の中から、
私たちは一所懸命明日に向って走って来たはずですが、
今またこれからどこに向っていくのか、
行くべき先を見極めながら
明日に向って歩むべき時を迎えている。。。

そんなことを感じている66回目の終戦の日です。

2011年8月14日日曜日

【ライブ】今晩、深夜0時よりライブです

急なご案内ですが、今晩、日付が変わって8月15日(月)0時より
終戦の日のライブを行います。

今年は、あまりに忙しくて毎年行ってきた8月9日の
長崎原爆の日の平和コンサートも行えず、
15日の夜もどうなるかわからないのでこの時間と致しました。

66年前のこの日、日本は戦争に負けて
しかしその後それまでは敵であったはずのアメリカの力を得て
復興と奇跡的な経済成長を成し遂げたかに見えました。
そこへ今回の東日本大震災と福島原発の危機。
僕らは今また新たに国を創り直し、立て直す時に来ていると感じます。

真に平和な社会とは、真に豊かな国家とは?
僕ら一人一人にとって真の幸福とは?
その建設と創造への願いをこめて即興で演奏します。
お時間がある方は是非お越し下さい。

110814a.jpg


■Hiroshi Kumaki 平和コンサート「終戦の日に」
・日時:2011年8月15日(月)00:00〜01:00
・会場:Lifebound 市民センター
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/29/60/601

ビューワはいよいよ2から3の時代へ。。。

ビューワ3.0.0のβ版が公開されましたね。
これまでちょこちょこ上がってきたバーンジョン番号ですが、
2から3へ、ということは大きな変更があったことを意味しています。

それは勿論、メッシュへの対応ですね。
これまでプロジェクト・ビューワでのみの提供だったメッシュの機能が
いよいよ標準化される、ということなのです。
これ以外に特に目立った新しい機能はなく、
主にバグやクラッシュの修正、翻訳の向上などがその他の変更点です。

メッシュを使ってみたい! という方には朗報ですね。
どの地域でメッシュが使えるか、リンデンはまだ明らかにしていませんが、
少なくとも Magnum の RC 地域ではメッシュが利用できます。
自分のいる地域のサーバ・バージョンを確認したい場合は、
手っ取り早いのは、「ヘルプ」から「セカンドライフについて」
(またはFirestormについて、など)を見ると
そこに今いる地域のサーバ・バージョンが出ています。
因みに、Magnum RC 地域では、オブジェクトのサイズを
64m まで拡張できる機能も追加されているので、
メッシュと合わせていろいろおもしろい実験ができそうです。

ところで、かく言う僕は、メッシュに手をつける気はありません。
いやぁ、この手のものはおもしろすぎて、ハマるのが見えているので
ますます睡眠時間がなくなりそうで。。。
こうしたものは、ものづくりのプロに任せることに決めてます。w

そういう人には、今回のβ版は特に意味がないと思うので
バージョンアップはあまりお勧めしません。
というのも、この3.0.0、これまでにないほど「既知の問題」、
つまりリンデンも認識してるバグがやたらと多いのです。
ご利用になられる方は、これらの問題があることをご認識の上、
くれぐれも自己責任でご利用下さい。

簡単にまとめると、

・Marketplace の利用に問題あり。(特に販売者向け。)
 障害が発生する場合は、設定をデフォルトに戻すようにとのこと。
・クラッシュしたあとのセッションでメッシュが利用できない。
・メッシュのアップロード中に、アップロードボタンが無効化されない。
・レズを禁止している土地でメッシュのアップロードができない。
・LOD (Level of Details) を利用したメッシュに各種不具合あり。
・メッシュのアップロードでエラーが発生した場合、
 ログには詳細な説明が残るが、ビューワの説明は一般的すぎて
 何が起こったかわかりにくい。
・エラーダイアログを表示したあとビューワがクラッシュする。
・一部のユーザーで、知的所有権に関するチュートリアルを
 修了したにも拘わらずメッシュ・アップロードができない。

こんな感じでしょうか。
詳しくは次のページをご覧下さい。(英語だけど。。。^^;)

http://wiki.secondlife.com/wiki/Release_Notes/Second_Life_Beta_Viewer/3.0.0

2011年8月13日土曜日

セカンドライフにSNS機能が。。。

このところGoogle+とかnetlogとか、
新しめのSNSについて書いてるけれど、
SL自体の SNS機能も充実してきましたね。

最近、標準ビューワ2でご自身のプロフィールをご覧になった方は、
シャウトみたいなつぶやきウィンドウがついたのと、
友だちのストリームが見れるようになったのにお気づきのはず。
これはWebプロフィールなので、
インワールドでは勿論、Webからもアクセスできます。
つまりSLの中でも外でも、同じSNSを利用できる
ってとこかな。(SS1、2はインワ、3はWebで表示した様子。)

110813a.jpg
110813b.jpg
110813c.jpg


更にシャウトには位置情報をつけられるし、
ツィッターにそのまま投稿することもできるので、
僕みたいによくイベントに行ったり、主催したりする人にとっては、
インワールドにいながら「今ここでこんなのやってるよ」
って伝えられて便利。
インワールドと統合されてることを考えると、
かつての Avatars United よりいいかもね。

というわけで、リンデンがプロフィールをWeb形式にした効果が
漸く出て来た感じですね。
こんなん使えねぇ、と、
プロフィールを従来の形式に戻したドルフィンも、
最近 Web形式を復活させましたし、
ここはFirestormも、Web形式のプロフィールも使えるか、
あるいはこうしたSNS機能を使えるように
対応してほしいものです。

ちょっとだけまたSLがおもしろくなりそうな
そんな予感を感じたヒロシでした。^^

2011年8月12日金曜日

Google+ その後

7notes miniという手書きiPhoneアプリがなかなか使えるので、
これを使って電車の中で日記を書いています。

さて、Google+ですが、これはプロフィールと通知の他には、
ストリーム、フォト、サークルから構成されています。
このうちおもしろいと思ったのは
前回も書いたようにサークルで、
これはSNSによくある、
相手に承認してもらってフレになるのではなく、
自分が作ったサークルに一方的に登録していくというもの。
そこで、例えば友だち全体に通知するだけでなく、
仕事関係とか、音楽関係とか、
きめ細かく相手を選びつつのー斉報知ができますね。
一方、ツイッターなどでは、自分の友だちの他に
有名人のつぶやきもフォローしたりするけど、
そうなるともうタイムラインがごちゃごちゃしてしまう。
でも、フォローする相手が、友だち、有名人、
というように分かれて分類されていれば、
とても便利だと思う。
Google+ のサークルは、これまでの友だちやフォローを
更に使いやすくしたものだと言えます。

次にフォトですが、これは GoogIeの写真サービス
Picasa Web AIbumと連動しています。
僕の場合はflickrが便利で
SL関係の写真は全部そこにまとめているので、
改めて Picasaにアップしなおすのはいやだなあ、と思っていたら、何のことはない。
Picasaのアプリの方が指定したローカルフォルダを
Picasa Web Albumと同期するので、
fIickrにアップする用のフォルダを
Picasaで指定してあげるだけでした。

残るはストリームで、これはツィッターのような、
Facebookのウォールのようなものですが、
となれば、ツィッターと連動したい。
実は Googleにはバズという
ツィッターのようなサービスがあって、
これは見事にツィッター、 Facebookと連動するのだけれど、
Google+のストリームは何故かバズと連動していない。
これは謎ですね。
謎と言えば、Google+はブログサービスのBloggerと連動してもよさそうなのにそれもないのが不思議。
この辺りはこれから整理されて、変っていくのかな。

Google+について今まで試してみたところでは、こんなところかな。

2011年8月10日水曜日

Google+ と Netlog

ソーシャルネットワークサービス(SNS)というと
今や一番有名になっているのが Facebook だけれども、
最近は似たようなサービスが続々登場していて、
知り合いから立て続けに Google+ と Netlog の招待を頂いたので
試しに登録してみた。

そこでわかったことは、いかに Facebook がトータルな環境を
提供しているか、ということかな。
僕は忙しいので、そんなにいろんなところに書き込みをするのは無理。
そこで、基本的にはブログの更新くらいしかできないんだけど、
実は、ブログは更新するとその内容がツイッターに飛ぶようになっていて
さらにツィッターに書き込まれたものは Facebook に書き込まれる。
そして、ブログそのものも Facebook に取り込まれ、
更に、ブログに使っているSSは flickr 経由でこれも Facebook に。
更に、Facebook に書き込んだイベントは Google カレンダーに反映。
つまり、ブログの更新をしたりするだけで、
自然と Facebook の記事が更新されるようになっているわけ。

そういう面から見ると、Google+ の連携機能は
もう一つ、という感じかな。
Google はいろんなサービスを取り込んでいるので
基本的には Google 内で完結、というのが前提にあるように思えます。
でも、Facebook に用意されたアプリの数々に比べると
貧弱な感じがしますね。
まぁ、これから発展していくんでしょうけど。

そんな Google+ でおもしろいのは「サークル」かな。
これ、よくあるグループとはまた違ったもので、
いろんな目的別、分類別のサークルを作れるんだけど、
友達をいずれかのサークルに登録すると
友達はサークルに登録されたことはわかるけど
どんなサークルに登録されたかはわからない、というもの。
これ、どんな使い方すると効果的なんだろうね。
まだまだ研究の余地がありそうです。

Google+ に比べると Netlog の方がいろいろと充実してそうだけど
どこかハンパな感じも否めない。
う〜ん、これで一体どうしろというのだろう? って感じかな。
ヨーロッパの若者の間で流行ってるらしいんだけどね。
僕からするとやっぱり Facebook の方が自由度がある気がします。
これもまだまだ研究中です。^^;

これらのサービスが全部連動すると、
本当はおもしろいことになりそうなんだけどね。
ライバル同士だからそういうことは難しいのかな。
今はこんな程度のことしか書けないけれど、
もう少しいじってみて、何かわかったら、
また書いてみることにしますね。^^

2011年8月8日月曜日

【SL24】YMB夏まつりありがとうございました。

昨日はYMB夏まつりの2日目でした。
今回の各公演はSLオフィシャルのイベント一覧に載せていたこともあり、
海外からのお客さんも結構いらしてました。
そういう、イベントの一覧を見ておもしろそう、
と思って初めていらして頂いたお客さんにも楽しんで頂き、
感動して頂けたら、これほど嬉しいこともありません。

昨日は16:00のるぅさんのピアノ・コンサートからスタート。
その美しい旋律に、どうも初めて来たと思われる外人さんも
何度も「Beautiful! Awesome!」を連発して
僕にIMで、この人ホント素晴らしい、チップジャーはどこ?
って聞いてきたくらい。
るぅさんのピアノ、ホントきれいですものね。^^

続いて17:30からはヨコハマ・キネン・オーケストラの演奏。
仙台の七夕まつりの時期でもあり、
祭と夜空の星をテーマにした曲を演奏させて戴きました。

20:00からのパレードにも待ってました、とばかりに
飛び入りのお客さんが。^^
これがまた楽しいのです。
みんなでわいわいやりながら空や水の上をパレードします。
こんなのはSLだからできる楽しみですね。

21:00からは僕とナチュさんの即興コラボ。
僕は演奏に集中しているので、
最終的にナチュさんのどんな映像と僕のどんな音が重なってるのか
実はわからずじまいなのです。
これは誰かに感想を聞きたいところ。

21:30からはステージドリル。
30分に18もの曲が散りばめられ、
しかも、みなさんご存じの曲が
あっと驚くアレンジになっていたのではないでしょうか。

そして、22:00からはGAGO TAKUMAさんのソロライブ。
で、僕はゆっくり楽しませてもらうつもりだったんだけど、
何とその2時間ほど前にセットリストを頂き。。。
つまり、キーボードを担当してね、ってこと。w
やすたかさんからも連絡入り、ギター頼まれたんだけど、
予習しなきゃ、って。w
というわけで、やすたかさんと僕という、
何れもソロ・ミュージシャンをバックに従えてのTAKUMAさんのソロ。
ちょっとしたスーパーバンドじゃない? 
と我ながら笑ってしまいました。
当初30分の予定でしたが、たっぷり50分、
熱いステージで盛り上がりました。

そして夏まつりのトリはwindsさんと僕のステージ。
「ヒロシは24時間で作曲できるか?」の企画の曲、
あおいさんの「メロディ」に曲をつけて、
デモテープ的な演奏でしたけど、歌わせて戴きました。
これはこれからちゃんとしたアレンジを施して
歌もちゃんと練習してどこかのライブからやりますので
お楽しみに、です。^^

続いてはwindsさんのクラリネットとサックスの演奏。
やっぱりね、音色がいいんですよね。
音を聴いてるだけで感動してしまいます。
やはり初めて来た外人さん、素晴らしい! とIMしてきました。
最初にも書きましたが、こういうのがホント嬉しいんですよね。

そんな中で、夏まつりは静かに閉幕しました。
終わってみて、本当に内容の充実した音楽祭になったと感じています。
それもこれも、本物の音楽を聞かせてくれたゲストのみなさん、
まささん、こじゃさん、るぅさん、GAGOさん、
素晴らしい花火で夜空を彩ってくれたナチュさん
そして、いつも客席いっぱいに集まって頂いたみなさんのおかげです。
この場をお借りして、御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございます。

そしてもちろん、バンドのメンバーやスタッフのみんなも
厳しいスケジュールの中ホントに頑張ってくれてありがとう。
共に楽しい時を過ごせました。
また一緒に、思いっ切り楽しみましょうね。^^

そう、みなさん、またどこかで楽しい時を共にできればと思います。
その時またどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。

2011年8月7日日曜日

【SL24】YMB夏まつり第1夜ありがとうございました。

昨晩はYMB夏まつりの第1日目、
多くの皆さんにお越し頂き、楽しんで頂き、
ありがとうございました。

昨晩は、まずは僕のミニミニライブからスタート。
ちょうど仙台で七夕まつりが開催されていることもあり、
万葉集の七夕の歌に作曲した自分の古い曲のセルフカバーを歌い、
また被災地だけでなく、日本全体に元気を取り戻し、
頑張ってほしいと祈りをこめて、太鼓を叩かせて戴きました。

続いてはmkIISRのステージ。
もう、これは、エレグラかと思わせるような凝ったステージが登場。
冒頭いきなり大爆発が起こり、警報が鳴る中でのスタートとなりました。
後半はかつての名曲の数々をボーカロイドに歌わせるという試みも。
歌の雰囲気が見事に再現されていて、完成度の高さに脱帽しましたね。

最後はこじゃさんの登場ですが、
当初はソロでのご出演の予定でしたが、
急遽、The Black Stripes としての登場でした。
これまたソロでは聞くことのなかった名曲のオンパレードで、
大変な盛り上がりを見せましたね。

主催者でもあり、出演者でもある僕が言うのもなんだけれど、
昨晩のこの2時間半はとても楽しかった。
音楽イベントとしてとても充実した内容だったと思います。
会場を盛り上げて下さった皆さん、
そしてまささん、こじゃさん、バンドのメンバーのみなさん、
ありがとうございました。

さて、今日2日目も盛りだくさんですよ。
今日は早くも16:00からスタートしますのでお見逃しなく!

■YMB夏まつり・第2日
・会期:2011年8月7日(日)
・会場:YMB メインステージ
    http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27
・内容:
    16:00〜17:30 Rulie Cisse スペシャル・ピアノ・コンサート
    17:30〜18:30 ヨコハマ・キネン・オーケストラ・コンサート
    20:00〜20:30 YMB 自由参加パレード
    21:00〜21:30 naturalway Flow & Hirohi Kumaki スペシャル・イベント(花火と音楽の競演)
    21:30〜22:00 横浜マーチングバンド・ステージドリル
    22:00〜22:30 GAGO TAKUMA スペシャル・ライブ
    22:30〜23:00 winds Seiling & Hiroshi Kumaki スペシャル・ライブ

2011年8月6日土曜日

【SL24】いよいよ今晩!〜YMB夏まつり・第1夜

さぁ、いよいよ今晩ですよ〜。
SL24がスタートしますね。
そして、わがYMBでは夏まつりと題して
2晩にわたる音楽祭を行います。

第1夜は、22:30より僕のミニミニオープニングライブ。w
続いては23:00より mkIISR こと masa Homewood さんの登場。
そして24:00からは Koja Writer さんと、
エレクトロ系のミュージシャンが続きます。
皆さんお揃いで遊びに来て下さいね。^^

110718a.jpg


■YMB 夏まつり・第1夜
・会期:2011年8月6日22:30〜25:00
・会場:YMB メインステージ
    http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27
・内容:
    22:30〜23:00 Hiroshi Kumaki オープニング・ライブ
    23:00〜24:00 mkIISR スペシャル・ライブ
    24:00〜25:00 Koja Writer スペシャル・ライブ

【技術情報】メッシュを使うには?

前の日記で触れたメッシュについてですが、
クリエイターさんの中には早く使ってみたい、と思われる方もいるはず。
また、SIMオーナーさんの中にも、
リンデンのサーバアップデートを待たずに
早く自分のSIMで使えるようにしたい、と思われる方もあるかも。
というわけで、今すぐメッシュを使うには、を少し整理しておきます。

110806a.jpg


まず最初に、メッシュ・オブジェクトをインポートするには、
アカウントのステータスが更新されてないといけません。
お気づきになられた方もおありかもですが、
SLの自分のダッシュボードのページの「アカウント情報」のところに
新しい「Mesh Upload Status」というタブが追加されてます。
このタブをクリックすると条件が2つあって

1. 支払情報が登録されていること
2. チュートリアルの受講が完了していること

となっています。

プレミアム・アカウントの方は 1. の方は殆どクリアされてるはず。
問題は 2. の方で、ここにあるリンクをクリックして
知的所有権についてのチュートリアルを実施します。
ポイントが10個あり、それぞれに簡単な説明とテストがあって、
多分、ある程度正解しないと完了したことにならないのかな?
前の問題に戻れるので、もう1回できるのかもだけど。w
あ、僕は一応満点で通過しましたよ。w

次に、まだ普通のビューワは対応していないので、
メッシュ用のプロジェクト・ビューワをダウンロードして
使用することになります。
プロジェクト・ビューワのダウンロードはこちら。

http://automated-builds-secondlife-com.s3.amazonaws.com/hg/repo/mesh-development-rc/rev/236285/index.html

わかりにくいけど、Windows の方は CYGWIN のリンクを
Mac の方は Darwin のリンクをそれぞれクリックですね。^^;

さて、このアカウントステータスも更新され、
プロジェクト・ビューワもダウンロードして、
早速試したいという方は、次のページに
サンドボックスのSLURLがありますので、そこでお試し下さい。

http://wiki.secondlife.com/wiki/Mesh/LiveVolunteers

また、同じページに、SIMオーナーの方向けに、
ご自身のSIMでメッシュを使える実験にご協力される場合の
手順も書いてありますので、ご関心のある方は参考にしてみて下さい。

2011年8月5日金曜日

【SL24】締切間近!〜歌詞大募集

さぁて、いよいよ明日からですよ、SL24。
YMBでは夏まつりと題して、様々なゲスト・ミュージシャンを招き、
2日間にわたる音楽祭を行います。

その2日間のトップバッターを務めさせて戴くのがヒロシなわけですが、
明日の昼までに皆さんからお寄せ頂いた歌詞の中から1点を選び
作曲を開始、翌7日の最後の時間に発表させて戴きます。
果たしてどんな歌詞が選ばれるのか、
そしてヒロシは24時間以内に作曲できるのか、
はたまたそれはどんな曲になるのか、
といったところがお楽しみのポイントかな。

というわけで、いよいよ締切まであと少しとなりましたので、
おもしろそう、と思われる方は是非応募してみて下さい。
応募方法は。。。

一つはインワールドにて。
YMBメインステージの観客席脇にポストが設置してあります。
ここに、ご自身のユーザー名をタイトルにして
ノートカードをドロップして下さい。
最初にポストをタッチするとメッセージが流れ、
ドロップできるようになります。
曲そのもののタイトルは、本文中に書いて下さいね。
場所はここです。
http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27

もう一つはメールから。
メール本文に歌詞を書いて以下のアドレスに送って下さい。
勿論、アバター名もお忘れなく。
因みにこのメールアドレスは今回の応募受付用ですので、
それ以外の用件での質問等にはお応えできない旨ご了承下さい。
aoi.bing@hotmail.com

皆さんからの応募、お待ちしております。^^

そして、YMB 夏まつりのスケジュールはこんな感じです。
是非遊びに来てね。^^

110718a.jpg


■YMB 夏まつり 2011
・会期:2011年8月6日(土)〜7日(日)
・会場:YMB メインステージ
    http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27

<イベント・スケジュール>

 8/6(土)
 22:30〜23:00 Hiroshi Kumaki オープニング・ライブ
 23:00〜24:00 mkIISR スペシャル・ライブ
 24:00〜25:00 Koja Writer スペシャル・ライブ

 8/7(日)
 16:00〜17:30 Rulie Cisse スペシャル・ピアノ・コンサート
 17:30〜18:30 ヨコハマ・キネン・オーケストラ・コンサート
 20:00〜20:30 YMB 自由参加パレード
 21:00〜21:30 naturalway Flow & Hirohi Kumaki スペシャル・イベント(花火と音楽の競演)
 21:30〜22:00 横浜マーチングバンド・ステージドリル
 22:00〜22:30 GAGO TAKUMA スペシャル・ライブ
 22:30〜23:00 winds Seiling & Hiroshi Kumaki スペシャル・ライブ

2011年7月30日土曜日

【SL24】発表します〜その3・歌詞大募集!

さて、いよいよ1週間後となったSL24、
YMBでは副長のあおいさんがとんでもない企画を。。。

そもそもはあおいさんとSL24でどんなことやろうか、と
考えていた時のこと。
そもそもSL24ってなんだっけ〜、から始まり、
24ていうくらいだからこの24時間でできる何か、となり、
そうだ! ヒロシさんに24時間で曲を作ってもらおう!
なんてことに。w

8/6(土)に歌詞を発表して
そこから24時間後にヒロシが曲にして披露するというもの。
で、折角なら、その歌詞はみんなから募集したら?
ということに。。。w

はい、というわけで段取りを説明します。
今から8/6(土)18:00まで、歌詞を募集します。
そして、土曜日22:30からのヒロシのライブの中で
頂いた歌詞の中からあおいさんと共に独断と偏見で
ひとつだけ選ばせて戴きます。
8/7(日)の同じ時間、windsさんとのステージの中で
その歌詞に作曲した歌を歌う、というものです。

さて、歌詞の応募方法ですが、一つはインワールドにて。
YMBメインステージの観客席脇にポストが設置してあります。
ここに、ご自身のユーザー名をタイトルにして
ノートカードをドロップして下さい。
最初にポストをタッチするとメッセージが流れ、
ドロップできるようになります。
曲そのもののタイトルは、本文中に書いて下さいね。
場所はここです。
http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27

もう一つはメールから。
メール本文に歌詞を書いて以下のアドレスに送って下さい。
勿論、アバター名もお忘れなく。
因みにこのメールアドレスは今回の応募受付用ですので、
それ以外の用件での質問等にはお応えできない旨ご了承下さい。
aoi.bing@hotmail.com

というわけなので、是非是非みなさん、奮って応募してみて下さい。
楽しい歌詞、素敵な歌詞をお待ちしてます。^^

110718a.jpg

2011年7月24日日曜日

【ライブ】プールでゲリラ・ライブやりますw

またまたゲリラ・ライブを告知するなと笑われそうですが。。。w

とにかく暑い!
で、この暑さを吹き飛ばそうと、
足湯ではプールをオープンしました。
既にすりんくにも掲載されているのでご存じの方も多いはず。^^
その足湯のプールで今晩ライブです。

windsさんとのジョイントです。
前半は僕が涼しげな曲を演奏(のつもり)。
後半は癒し効果もあるという
windsさんのクラリネットとサックスの生演奏です。

なんだけれど、足湯のかおさんの告知では
何があるかわからない、何でもあり、みたいなことが書いてあり。。。
もしかしてゲリラ・ライブがゲリラに遭うのか?@@
はたまた何が起こるか楽しみなひとときですので、
お時間のある方是非是非池袋トロピカルプールにお越し下さい。^^

■winds & Hiroshi スペシャルライブ@池袋トロピカルプール
・日時:2011年7月24日(日)22:00
・会場:池袋トロピカルプール
    http://slurl.com/secondlife/Ikebukuro/121/75/22/

2011年7月23日土曜日

何と、あのフェアライトが。。。!@@

前回に引き続き、マニアックなネタです。^^;

前回は、SYNTH STATION 25 という、
iPhoneの音楽アプリをコントロールできるキーボードについて書きました。
このキーボードは、既にAKAIのSYNTHSTATIONだけでなく、
iPhoneの音楽アプリをコントロールするものとして
標準になってきてるようなので、
それでは、他にどんなアプリがこのキーボードで操作できるか
ググって調べていたのです。

そしたら。。。何と。。。
Fairlight App なるものを見つけました。
楽器に詳しい方ならすぐにピンと来るはずです。
え、え、え? と思って早速 iTunes Store にアクセス、
調べてみました。

フェアライトというのはオーストラリアの会社の名前で、
音楽関係者には CMI という楽器でよく知られていると思います。
1979年に発売された楽器ですが、サンプリングの機能と
グラフィカルなシーケンサーを有したもので、
サンプリングによってありとあらゆる音を取り込んで
演奏することが可能、
であるにも拘わらず、見た目は、スマートなキーボードと
コンパクトなCPUユニットにCRTディスプレイのみ、という
実にシンプルな構成で、当時のシンセサイザーが
「タンス」と呼ばれていて、
しかも音色の切替が大変だったことを考えると、
とてつもなく新しい時代を感じさせた製品なのでした。

そして、その価格は当時1,200万円ほど。
とても普通の人には買えるような楽器ではありませんでしたが、
ピーター・ガブリエルやケイト・ブッシュ、
スティービー・ワンダーやハービー・ハンコックなど、
当時を代表するミュージシャンがこぞって購入し、
その楽曲で使用しました。
日本では坂本龍一さんや冨田勲さんもお持ちでしたね。

ここまで書いても、まだピンと来ない方も多いかもしれません。
この楽器が日本でも有名になったのは、
トレバー・ホーンがプロデュースしたイエスの「ロンリー・ハート」。
この曲で「Owner of a lonely heart」と歌が流れた後に、
「ジャン!」とオーケストラのヒットが鳴る。
そう、今となってはもう普通にシンセの音色にも入ってる
オーケストラ・ヒット、あれが始めて出たのがこの曲でしたが、
この音こそ正にフェアライトの音だったのです。
あと、同じくトレバー・ホーンのプロデュースになる
アート・オブ・ノイズでの各種サンプリング音、
それからフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの過激なサウンド、
いずれもこの楽器から出たものでした。

オーケストラ・ヒットのサウンドは文字通り衝撃的でしたが、
ただ、これは一発脅かすためだけの音だと思っていたところ、
その後デュラン・デュランが、「007 美しき獲物たち」のテーマで、
何とこの音を使ってリフを弾いていたのには更に驚きましたね。
そう、この音もフェアライトでした。
僕は当時、カシオから出た安いサンプリングキーボードを買って
家にあるベートーヴェンの「交響曲第三番」のレコード冒頭から
「ジャン!」という部分をサンプリングして真似してましたよ。w

今となっては珍しくも何ともないですが、
楽器音は勿論、そうでない音もコンピュータでコントロールし、
楽器の演奏ができない人でも音楽制作を可能にした、というのが
このフェアライト CMI が音楽の歴史を永遠に変えてしまった
と言われる所以です。
1983年にヤマハのデジタルシンセDX7が出てから、
楽器のデジタル化とコストダウン化が進み、
同じ頃、イーミュレーターII やカーツウェル250が300万くらいで、
その後エンソニックから40万円くらいでサンプラーが出て、
そして、サンプラーとデジタルシンセのいいところどりの
M1というワークステーションがコルグから出て、
一気にCMIが持っていたような機能は身近になりました。
今では20万円台でコルグ、ヤマハ、ローランドなど
各社から出ているいろんなワークステーションが選べる時代ですね。
こうした時代の流れと共に、1,200万もする機材は
だんだん話題にも上らなくなってしまいました。

それが、昨年のNAMM(アメリカの楽器フェア)で、
30周年記念モデルをフェアライトが発表したらしいのですが、
それに続いて出て来たのが、今回の iPhone アプリ。
何と、1,200万もした CMI の全機能を移植、
たった850円で iPhone の中に入れて持ち運べるようになった、
というわけなんです。
え、え、え、@@ と僕が驚いた理由がわかります?w
夢のマシンでしたもの、当時。w
それが1,000円もしないでポケットに。。。w

移植は徹底的に行われていて、


最初に起動すると、フロッピーが画面に現れます。
今の人には想像つかないでしょうが、
当時はコンピュータのOS自体がフロッピーに入ってました。
ハードディスクじゃなくてね。
なので、まずはフロッピーを入れてシステムを起動。。。

と、次に電源ボタンが出て来ます。
電源ボタンなんてオンにするだけでいいんでしょ、
と思うとこれが間違い。
どうも、当時のCMIはちゃんとボルテージが合っていないと
煙が出た模様で、画面左にあるボルテージの設定スイッチを
正しいボルテージに合わせないといけません。
僕は何度も失敗して、何度も煙を出してしまいましたが、
何のことはない、フェアライト社のあるオーストラリアの電圧
240Vを選べばよろしい、というわけ。w

これでやっとモニターが画面に現れ、OSの読込が始まり、
楽器として使えるようになります。
尚、所謂音色やシーケンス情報などは
もう1枚のフロッピーから読み込みます。
(つまり、当時のマシンの標準で、
フロッピー・ドライブは2つあります。)
そこで、音色を選ぶと、いちいちカタカタカタカタと
フロッピーを読み込む音がするのですが、これがなかなかよろしい。w
因みに、当時のフロッピーは不安定だったので
時々エラーになるのですが、これまで再現されています。
ヘルプの説明を読むと、当時はエラーが出ると、
ユニットを叩いて直していたんだとか。w
なので、iPhone アプリ版では、これが出るとシェイクして直します。w

もうね、こういうところ含めて、
あと、画面は当時のままなので、GUIに慣れた今の人には
とてもとっつきにくいかもしれませんが、
そういう全てがいいですね。
音も8ビットなので、いかにも80年代な音がしますよ。w
勿論、オーケストラ・ヒットもちゃんと入ってます。w

因みに、850円のスタンダード版はデモ演奏のプレイと
各音色の演奏ができるのみです。
サンプリング機能、オリジナルの作成機能、
MIDIの取り込みや書き出しなどは、
Pro版にアップグレードする必要ありです。
これが3,450円と結構高いんだけど、
それでも僕なんかは買っちゃいそうですね。^^;
当分はスタンダード版で遊んでみるけど。w

フェアライトCMIと今回のアプリの紹介ビデオはこちら。

■Introducing the Fairlight App for iPhone & iPad

AKAI SYNTH STATION 25 を買ってみた

以前からずっと探していたのですよ、
ちっちゃくて、持ち運びできて、ぱっと演奏できるキーボードをね。

以前から、というのは、もともと春になると花見の仲間がいて
梅見に始まって、桜が関東では終わる頃まで
時にはほぼ毎週のように花見に行っては。。。宴会するのです。w
で、最初の年に、ちっちゃいギターを持って来てる人がいて、
その場でぱっと何か演奏して盛り上がっちゃう。
おお、アコースティックのギターって、こういうとこがいいよねぇ、
と思ったりしたのです。
どこでも思ったところでぱっと取り出して弾けちゃう。
同じく花見の会場には、ハモニカおじさんもいたりして、
即興でリクエストに応じてみんなが知ってるような大抵の曲は
その場で吹いてくれるのですね。

音楽って、こうしてゲリラ的にぱっとやれるのが楽しい。
そこに行くと、キーボーディストは面倒である。
そもそも電源が要る、アンプが要る、場所をとる、と
花見のような気楽な気分の場所にとりだすのには向かない。
ギターやハーモニカみたいに気軽に持ち運んで
気の向いたところでぱっと取り出して演奏できるというのは
非常に羨ましいのでした。

そこで、花見の2年目には、カシオの小さいキーボードを持ってって
ギターの人とセッションしたりしてました。
これはMIDIコントローラにもなるもので、
単体で音も出て、スピーカもついているので、
その頃よく持ち歩いてました。
でもねぇ、いかんせん、音が今一つよくないのと
やっぱり、伴奏もほしい、とか思ったりする。w
ちっちゃいキーボードというと、カシオとヤマハを思い出すけど、
ヤマハのは案外大きくてリュックにぽんと入るようなものではない。

ここ2、3年のところで、KORGやAKAIから
ちっちゃなMIDIキーボードコントローラがいろいろ出て来たので、
ずっと注目していたのです。
ちっちゃくて持ち運びには便利な感じ。
けれど、あくまでもMIDIコントローラなので、音源はない。
当然、アンプもない。
別途音源とつなげるか、今となっては、より普通には
ノートPCとつなぐことになりますね。
けれど、花見会場でノートPC出して演奏するというのも
あまりに無粋ではありませんか。w

そうこうしているうちに、昨年の終わりに、
AKAI Professional から SYNTH STATION 25 という
iPhone専用の MIDIキーボードコントローラが出たのです。
これは25鍵のちいさなキーボードで、
iPhoneを接続して、音源として鳴らす、というもの。
iPhoneは本体に格納されるので、PCをつなぐのと違って
一体感があっていいですね。

ただ、このキーボード、もともとは同じAKAIのiPhone用アプリ
SYNTH STATION用キーボードとして出たこともあって、
確か、マツケンさんもおもしろそう、ってこの日記だったか
ツィッターだったかで書いて下さっていたんだけど
当初はあまり注目してなかったのです。
というのも、SYNTH STATIONというiPhoneアプリは
おお〜、とうとうAKAIというブランドからシンセが出た〜、と
その前に買っていたのだけれど、ブランド・ネームの割には
イマイチよくわからない、使いにくい、
結果使わないアプリになっていたからなのです。

なので、アプリの方も、キーボードの方も
そのままそれきりになっていたんだけれども、
最近になって、実はこのキーボードが
SYNTH STATIONだけでなくて、僕がiPhoneライブなどで使ってる
Music StudioやNLog MIDI Synthなどに対応してることが
わかったのです。
これらも扱えるんなら、と今頃になって
SYNTH STATION 25というこのキーボードを買ってみた
というわけ。

この間、アプリの方のSYNTH STATIONはさんざんに酷評されて
値段も当初の1,200円から今や170円に。w
キーボードの方のSYNTH STATION 25も、
渋谷のよく行く楽器屋さんではどの店からも姿を消しました。^^;
開発スタッフとしてはAKAIのこれまでの蓄積を取り入れた
そんなアプリとキーボードだったんでしょうけど、
今ひとつ使いにくい感があって、
それがAKAIブランドに対する過剰な期待のあまり
人の不満も大きかったのでしょうね。
かく言う僕も同じだもん。^^;

けれど、キーボード買って、iPhone接続して、
演奏してみてわかりました。
このアプリ、実はおもしろい。w
キーボードを接続したことで、リアルタイムに演奏できる環境となり、
実は、細かくデータを打ち込んで楽曲を作成するというよりも
即興的にトラックを仕上げていくことのできるものとわかりました。
そう、どうもね、iPhoneの音楽制作アプリの苦手なところは
ちまちまと音符を入力していって、みたいな、
そんな細かい作業、だんだんいやになってきてます。w
年と共に、気が短くなってきてますからね。^^;
日頃の、大きいキーボードやPCのシーケンサーを使った演奏ですら
即興の占める割合が大きくなってきてるくらいですからねぇ。w
で、このAKAIのちゃっこいキーボードの導入で
iPhoneの音楽アプリが、格段に使い易くなったというわけ。

AKAIと言えば、パッド付きのサンプリング・ドラムマシンである
MPCシリーズが有名ですが、SYNTH STATIONには、
ドラムサウンドとして、そのMPCの音や、
ローランドのTR、CRシリーズ、
コルグのDDDやヤマハのHRなど、
往年のリズムマシンの音が入っているのもおもしろいです。
シンセの音色には「Juno」なんて名前のも入ってるし。w
そういう意味では、これでテクノ系の音楽が
ぱっと作れる感じですね。

なので、今更のようにこのアプリを再評価してるというわけ。
あまりの不評に心を痛めて価格を下げざるを得なかった
AKAI Professionalのスタッフの皆さん、ごめんなさいです。^^;

あと、このキーボードに対応してる
Music Studioについては、これのアプリ、
多数のPCM音源の楽器を搭載してるので、
これを起動することで、簡単にピアノの音や
パイプオルガン、琴、トランペットにフルートといった
RL楽器の音で自由に演奏できるようになりました。
やっぱり物理的なキーボードがついたことによる
自由度というのは大きいですね。

そんなこんなで、しばらくは出かける時には
このキーボードをiPhoneと共に持ち歩くことになると思います。
そして、どこかからゲリラ・ライブやるかもね。w

尚、このキーボードのメーカーの公式ビデオはこちらです。^^

■SynthStation25 Keyboard Controller Overview by Akai Pro
以前からずっと探していたのですよ、
ちっちゃくて、持ち運びできて、ぱっと演奏できるキーボードをね。

以前から、というのは、もともと春になると花見の仲間がいて
梅見に始まって、桜が関東では終わる頃まで
時にはほぼ毎週のように花見に行っては。。。宴会するのです。w
で、最初の年に、ちっちゃいギターを持って来てる人がいて、
その場でぱっと何か演奏して盛り上がっちゃう。
おお、アコースティックのギターって、こういうとこがいいよねぇ、
と思ったりしたのです。
どこでも思ったところでぱっと取り出して弾けちゃう。
同じく花見の会場には、ハモニカおじさんもいたりして、
即興でリクエストに応じてみんなが知ってるような大抵の曲は
その場で吹いてくれるのですね。

音楽って、こうしてゲリラ的にぱっとやれるのが楽しい。
そこに行くと、キーボーディストは面倒である。
そもそも電源が要る、アンプが要る、場所をとる、と
花見のような気楽な気分の場所にとりだすのには向かない。
ギターやハーモニカみたいに気軽に持ち運んで
気の向いたところでぱっと取り出して演奏できるというのは
非常に羨ましいのでした。

そこで、花見の2年目には、カシオの小さいキーボードを持ってって
ギターの人とセッションしたりしてました。
これはMIDIコントローラにもなるもので、
単体で音も出て、スピーカもついているので、
その頃よく持ち歩いてました。
でもねぇ、いかんせん、音が今一つよくないのと
やっぱり、伴奏もほしい、とか思ったりする。w
ちっちゃいキーボードというと、カシオとヤマハを思い出すけど、
ヤマハのは案外大きくてリュックにぽんと入るようなものではない。

ここ2、3年のところで、KORGやAKAIから
ちっちゃなMIDIキーボードコントローラがいろいろ出て来たので、
ずっと注目していたのです。
ちっちゃくて持ち運びには便利な感じ。
けれど、あくまでもMIDIコントローラなので、音源はない。
当然、アンプもない。
別途音源とつなげるか、今となっては、より普通には
ノートPCとつなぐことになりますね。
けれど、花見会場でノートPC出して演奏するというのも
あまりに無粋ではありませんか。w

そうこうしているうちに、昨年の終わりに、
AKAI Professional から SYNTH STATION 25 という
iPhone専用の MIDIキーボードコントローラが出たのです。
これは25鍵のちいさなキーボードで、
iPhoneを接続して、音源として鳴らす、というもの。
iPhoneは本体に格納されるので、PCをつなぐのと違って
一体感があっていいですね。

ただ、このキーボード、もともとは同じAKAIのiPhone用アプリ
SYNTH STATION用キーボードとして出たこともあって、
確か、マツケンさんもおもしろそう、ってこの日記だったか
ツィッターだったかで書いて下さっていたんだけど
当初はあまり注目してなかったのです。
というのも、SYNTH STATIONというiPhoneアプリは
おお〜、とうとうAKAIというブランドからシンセが出た〜、と
その前に買っていたのだけれど、ブランド・ネームの割には
イマイチよくわからない、使いにくい、
結果使わないアプリになっていたからなのです。

なので、アプリの方も、キーボードの方も
そのままそれきりになっていたんだけれども、
最近になって、実はこのキーボードが
SYNTH STATIONだけでなくて、僕がiPhoneライブなどで使ってる
Music StudioやNLog MIDI Synthなどに対応してることが
わかったのです。
これらも扱えるんなら、と今頃になって
SYNTH STATION 25というこのキーボードを買ってみた
というわけ。

この間、アプリの方のSYNTH STATIONはさんざんに酷評されて
値段も当初の1,200円から今や170円に。w
キーボードの方のSYNTH STATION 25も、
渋谷のよく行く楽器屋さんではどの店からも姿を消しました。^^;
開発スタッフとしてはAKAIのこれまでの蓄積を取り入れた
そんなアプリとキーボードだったんでしょうけど、
今ひとつ使いにくい感があって、
それがAKAIブランドに対する過剰な期待のあまり
人の不満も大きかったのでしょうね。
かく言う僕も同じだもん。^^;

けれど、キーボード買って、iPhone接続して、
演奏してみてわかりました。
このアプリ、実はおもしろい。w
キーボードを接続したことで、リアルタイムに演奏できる環境となり、
実は、細かくデータを打ち込んで楽曲を作成するというよりも
即興的にトラックを仕上げていくことのできるものとわかりました。
そう、どうもね、iPhoneの音楽制作アプリの苦手なところは
ちまちまと音符を入力していって、みたいな、
そんな細かい作業、だんだんいやになってきてます。w
年と共に、気が短くなってきてますからね。^^;
日頃の、大きいキーボードやPCのシーケンサーを使った演奏ですら
即興の占める割合が大きくなってきてるくらいですからねぇ。w
で、このAKAIのちゃっこいキーボードの導入で
iPhoneの音楽アプリが、格段に使い易くなったというわけ。

AKAIと言えば、パッド付きのサンプリング・ドラムマシンである
MPCシリーズが有名ですが、SYNTH STATIONには、
ドラムサウンドとして、そのMPCの音や、
ローランドのTR、CRシリーズ、
コルグのDDDやヤマハのHRなど、
往年のリズムマシンの音が入っているのもおもしろいです。
シンセの音色には「Juno」なんて名前のも入ってるし。w
そういう意味では、これでテクノ系の音楽が
ぱっと作れる感じですね。

なので、今更のようにこのアプリを再評価してるというわけ。
あまりの不評に心を痛めて価格を下げざるを得なかった
AKAI Professionalのスタッフの皆さん、ごめんなさいです。^^;

あと、このキーボードに対応してる
Music Studioについては、これのアプリ、
多数のPCM音源の楽器を搭載してるので、
これを起動することで、簡単にピアノの音や
パイプオルガン、琴、トランペットにフルートといった
RL楽器の音で自由に演奏できるようになりました。
やっぱり物理的なキーボードがついたことによる
自由度というのは大きいですね。

そんなこんなで、しばらくは出かける時には
このキーボードをiPhoneと共に持ち歩くことになると思います。
そして、どこかからゲリラ・ライブやるかもね。w

尚、このキーボードのメーカーの公式ビデオはこちらです。^^

■SynthStation25 Keyboard Controller Overview by Akai Pro

2011年7月19日火曜日

【SL24】発表します〜その2

お待たせしました。
YMB 夏まつり、今回ご出演頂くのは次の方々です。
って、前の回にポスターをご覧になった方はもうご存じですね。^^;

まず、初日、8月6日(土)は、オープニングのヒロシに続いて、
mkIISRことmasa Homewoodさんが登場。
またまたかっこいいステージを見せてくれること間違いなしです。w
その次には、Koja Writerさんのステージです。
The Black Stripes の曲は勿論ですが、最近では、アコギのプレイもあり
ヴァリエーション豊かな音楽で楽しませてくれますね。

2日目の8月7日(日)は、Rulie Cisse さんからスタート。
SL8Bでは海外のお客さんも含め、その美しいピアノ・プレイに
誰もが魅了されましたね。
Rulie さんに続いては、ヨコハマ・キネン・オーケストラの登場です。
さて、今度はどんな曲をやるかな?w

夜はお客さんも自由参加のパレードがありますので、
是非こちらも楽しんで下さいね。
そしてそのあとは、先にお話ししたナチュさんとのコラボ、
そしてYMBのステージドリルと続きます。

ドリルのあとは、本格的な王道ロックで楽しませてくれる
GAGOさんの登場です。
海外でも人気のGAGOさん、熱いひとときになること間違いなしです。
そしてGAGOさんのあとは、windsさんと僕のコラボで
しっとりと幕を閉じる。。。予定です。w

というわけで、見逃せないステージが続きます。
是非8月6日、7日はYMBの夏まつりにお越し下さい。^^

110718a.jpg


■YMB 夏まつり 2011
・会期:2011年8月6日(土)〜7日(日)
・会場:YMB メインステージ
    http://slurl.com/secondlife/YMB001/5/128/27

<イベント・スケジュール>

 8/6(土)
 22:30〜23:00 Hiroshi Kumaki オープニング・ライブ
 23:00〜24:00 mkIISR スペシャル・ライブ
 24:00〜25:00 Koja Writer スペシャル・ライブ

 8/7(日)
 16:00〜17:30 Rulie Cisse スペシャル・ピアノ・コンサート
 17:30〜18:30 ヨコハマ・キネン・オーケストラ・コンサート
 20:00〜20:30 YMB 自由参加パレード
 21:00〜21:30 naturalway Flow & Hirohi Kumaki スペシャル・イベント(花火と音楽の競演)
 21:30〜22:00 横浜マーチングバンド・ステージドリル
 22:00〜22:30 GAGO スペシャル・ライブ
 22:30〜23:00 winds Seiling & Hiroshi Kumaki スペシャル・ライブ