ケルパさんの LEA9 でのインスタレーション
「If the Mind is Absent II - "Rising from Mud"」会場での
即興演奏の模様を収録した新作映像「Messages」を
YouTube にアップしましたのでお知らせです。
■Hiroshi Kumaki Improvisation Performance: "Messages"
LEA9 のケルパさんの展示会場と言えば既に、
ケルパさんとのコラボ「Sounds in Colors II」というイベントを
昨年の11月に行ったものがしんさんの撮影・編集で
YouTube にアップされています。
■Sounds in Colors II
この映像を見ると、ケルパさんのビジュアルと僕の音と
加えてしんさんのカメラとが見事にシンクロしていて
イベントの企画自体としては成功してるかな、と思っています。
が、あのイベントが終わった時点で、演奏した本人としては、
完全に即興でやることで臨んだこともあって、
演奏しながら音色を選んだりしていますが、
お目当ての音色が見つからなかったりして間が空いたり
適当なフレーズでつないでいたり、裏で何が起こっているか
見えていないお客さんにとってはつまらないところもあったのではと
そんな反省があって、
もっと中身の濃い、スタジオ版というかデモ版というか
そうしたものを録音しようかな、と考えていたのです。
そこで、同じ会場で11月一杯で終わるというその同じ展示会場で
お客さんのいない時間帯に3日間くらいかけて
僕がおもしろいと思ったものや、僕の演奏風景を収録して、
その映像を編集したものに、僕が本来やろうとしていたアイデアを
もう一度即興演奏で録れ直したのが今回公開した動画というわけです。
僕が最初に LEA9 の会場を訪れた時におもしろいなと思ったのは、
様々な幾何学的パターンや蓮の葉の葉脈、
オーロラのように変化する光、それら全てが何かあるメッセージを
伝えているように見えたことです。
それはこの地上にある生命からのメッセージとも
どこか遠い宇宙からのメッセージのようにも思えました。
我々はそうしたメッセージと交流しながら、
泥の中から天に向かって飛翔する龍のような存在である——
それが実は「Sounds in Colors II」の裏にあるコンセプトでした。
今回の映像ではその点を全面に打ち出して製作しています。
今回はバックトラックなどは事前に打ち込んで準備したものの
やはり即興演奏であることに変わりはありません。
大体はあとで利用できるように MIDI で録音していますが、
ハモンドとパイプオルガンの部分は完全に一発録りなので、
特にハモンドの部分はもうノリだけで行っていて、
リズムも合ってないしミスタッチも多いヒドイ演奏です。><
これらの演奏は編集した映像を見ながら行われ、
当然演奏の尺が映像とずれるところがありますので、
今度は映像に音を当てたあともう一度映像を編集する
という手法で最終的な作品として仕上げています。
唯一、即興演奏でないのは29:49くらいから始まる
「Numbers」という曲。
これは、「Sounds in Colors II」ではケルパさんが
数字の単位を漢字で書いたオブジェがグルグル回っていた
あの感じを再現しようと思って差し入れた映像になりますが、
そのケルパさんと「お経って数字好きですよね」
なんて会話をしていたのと、素数とかフィボナッチ数とか
数字が宇宙との交信の鍵として使われているのを思い出して
これらの要素を全て織り込んで作曲したものです。
本当は今年の1月に公開しようと思っていましたが、
更には、遅くともレズデイの 7月27日には、と思っていましたが、
映像の編集も音の録音の方もなかなか十分な時間がとれず
このタイミングでの公開になりました。
オリジナルの「Sounds in Colors II」と併せてお楽しみ頂けましたら
大変嬉しく思います。^^
「If the Mind is Absent II - "Rising from Mud"」会場での
即興演奏の模様を収録した新作映像「Messages」を
YouTube にアップしましたのでお知らせです。
■Hiroshi Kumaki Improvisation Performance: "Messages"
LEA9 のケルパさんの展示会場と言えば既に、
ケルパさんとのコラボ「Sounds in Colors II」というイベントを
昨年の11月に行ったものがしんさんの撮影・編集で
YouTube にアップされています。
■Sounds in Colors II
この映像を見ると、ケルパさんのビジュアルと僕の音と
加えてしんさんのカメラとが見事にシンクロしていて
イベントの企画自体としては成功してるかな、と思っています。
が、あのイベントが終わった時点で、演奏した本人としては、
完全に即興でやることで臨んだこともあって、
演奏しながら音色を選んだりしていますが、
お目当ての音色が見つからなかったりして間が空いたり
適当なフレーズでつないでいたり、裏で何が起こっているか
見えていないお客さんにとってはつまらないところもあったのではと
そんな反省があって、
もっと中身の濃い、スタジオ版というかデモ版というか
そうしたものを録音しようかな、と考えていたのです。
そこで、同じ会場で11月一杯で終わるというその同じ展示会場で
お客さんのいない時間帯に3日間くらいかけて
僕がおもしろいと思ったものや、僕の演奏風景を収録して、
その映像を編集したものに、僕が本来やろうとしていたアイデアを
もう一度即興演奏で録れ直したのが今回公開した動画というわけです。
僕が最初に LEA9 の会場を訪れた時におもしろいなと思ったのは、
様々な幾何学的パターンや蓮の葉の葉脈、
オーロラのように変化する光、それら全てが何かあるメッセージを
伝えているように見えたことです。
それはこの地上にある生命からのメッセージとも
どこか遠い宇宙からのメッセージのようにも思えました。
我々はそうしたメッセージと交流しながら、
泥の中から天に向かって飛翔する龍のような存在である——
それが実は「Sounds in Colors II」の裏にあるコンセプトでした。
今回の映像ではその点を全面に打ち出して製作しています。
今回はバックトラックなどは事前に打ち込んで準備したものの
やはり即興演奏であることに変わりはありません。
大体はあとで利用できるように MIDI で録音していますが、
ハモンドとパイプオルガンの部分は完全に一発録りなので、
特にハモンドの部分はもうノリだけで行っていて、
リズムも合ってないしミスタッチも多いヒドイ演奏です。><
これらの演奏は編集した映像を見ながら行われ、
当然演奏の尺が映像とずれるところがありますので、
今度は映像に音を当てたあともう一度映像を編集する
という手法で最終的な作品として仕上げています。
唯一、即興演奏でないのは29:49くらいから始まる
「Numbers」という曲。
これは、「Sounds in Colors II」ではケルパさんが
数字の単位を漢字で書いたオブジェがグルグル回っていた
あの感じを再現しようと思って差し入れた映像になりますが、
そのケルパさんと「お経って数字好きですよね」
なんて会話をしていたのと、素数とかフィボナッチ数とか
数字が宇宙との交信の鍵として使われているのを思い出して
これらの要素を全て織り込んで作曲したものです。
本当は今年の1月に公開しようと思っていましたが、
更には、遅くともレズデイの 7月27日には、と思っていましたが、
映像の編集も音の録音の方もなかなか十分な時間がとれず
このタイミングでの公開になりました。
オリジナルの「Sounds in Colors II」と併せてお楽しみ頂けましたら
大変嬉しく思います。^^