2014年5月31日土曜日

【ライブ】今日の夜はコレに決まりですね!〜Yaz Rockett "Core of Experiments II"

最近はあんまりインできていないヒロシですが、
今晩は遊びますよ!
だってだってあのYaz Rockettさんのライブ
「Core of Experiments II」があるんですもん。
前にも書いたと思いますが、
やっぱり Yaz さんのサウンドやシンセプレイ
刺激を受けるんですよね。
何より、ステージを含めた空間は
ビジュアル的にもサウンド的にも、
セカンドライフらしい、ここでしか経験できないもの、
そんな風に僕はいつも思ってます。

そんな Yaz さんのライブ、お好きな人は勿論、
まだ聞いたことがないという方も
是非是非足を運んでみて下さい。
盛り上がること間違いなしですから。^^

というわけで、今晩、会場でお会いしましょう!

■Yaz Rockett Live Showcase "Core of Experiments II"

140531a.jpg

・日時:2014年5月31日(土)23:00〜
・会場:kumama
    http://slurl.com/secondlife/Kourinbou/116/101/1509
・公式HP:http://highra.blogspot.jp/2014/05/531sl.html
・中継:YouTube

2014年5月24日土曜日

【技術情報】ついに来た! Oculus Riftにセカンドライフが対応!

とうとう来ましたねぇ。
5月21日付のリンデンの公式ブログで、
今話題のOculus RiftにSLが対応したとの紀事が出ました。

Using the Oculus Rift with Second Life

リンデンは常にSLの体験をより「immersive」、
つまり、その世界に没入できるものにしようと試みてきましたが、
これはPCに向かっているのとは全く異なる、
本当に自分がその世界の中にいる経験ができるでしょうねぇ。



まずはこのYouTubeの動画を見て下さい。
なんかスゴそうじゃないですか。
Oculus Riftの一般消費者向けの商品版はまだ出ていませんが、
もう、開発キットを手に入れちゃおうか! なんて思ったくらい。

なので、もしこれを読まれている方で開発キット持ってる方、
是非是非次のサイトからこのOculus Riftに対応した
プロジェクトビューワをダウンロードして
その体験を教えて下さいな。

Release Notes/Second Life Project OculusRift/3.7.8.289834

仮想現実と仮想空間が一つになる、素晴らしい時代のはじまりです!

2014年5月19日月曜日

ただいま実験中〜待たれる各種交流サイトとの連携統合

FacebookやTwitterで僕のフレになってくれてる人は、
昨晩謎の写真のアップロードが続いて、あれ? と思ったかもですね。

SLの楽しみの一つは、自分が参加したイベントや
訪れた場所の風景のスナップショットを撮ってそれを共有すること。
こんなことがあったんだよ、こんな所があるんだよ、ってね。
僕もSLを始めた頃は毎日のようにスナップショットを撮っては、
それをNaviSLやらソラマメやらに上げて日記を書いてました。

その流れとしては、まずスナップショットをPCに落として
画像編集ソフトで適当な大きさに変えて
それを日記やブログに貼って、という段取りでしょうか。
最近では、一旦Flickrに上げてそこからのリンクにしたりしてます。

ところが、最近はなかなかインできないほどに忙しい。
するとメンドーなんですね、こういう一手間かけるのが。
年と共にだんだん気が短くなってくるのを感じますよ。www
で、最近はビューワにもFacebookやFlickr連携の機能がありますので
ならこれを使ってインワでそのままブログなり何なり
シェアできたら、と考えるようになったわけですよ。

NaviSLがなくなってから、僕のフレンドたちも
あちこちの交流サイトに散ってしまっているので、
できれば自分が使っているサイト全てに
一気に流せればいいのですけれどね。
例えば、僕のブログはGoogleのBloggerなので、
ここに投稿すると自動的にGoogle+にアップされ、
同時にBloggerを巡回しているサイトがTwitterにアップし、
TwitterはFacebookに連携する、という仕組みにしてます。
しかし、これだと、ブログに紀事を書かないといけない。

FlickrはSLの公式といってもいいくらい
SLのスナップショットの交流の場として使われていて、
しかも容量もたっぷりあるので、写真置き場として最適です。
FirestormにはFlickr連携の機能があるので、
ここからFlickrに投稿することはできるのですが。。。
如何せん、FlickrからTwitterへの連携は、
Flickrにメールで投稿した時しかできないみたい。
で、試しに昨晩やってみたら、なんとなんと!
メールに自動的にSLのロゴが添付されていて、
必ずスナップショットとセットで送られる。
結果、毎回2つずつFlickr, Twitter, Facebookへの投稿がされる。
これは頂けないですね。

今、リンデンの標準では SL Share 2 というプロジェクトがあって、
これはFacebook, Twitter, Flickrへの投稿を可能にするもの。
Firestormでも次回のリリースでこれを取り込むようです。
そこまで待っていられない僕は、
リンデンのプロジェクトビューワをダウンロードして試してみました。
(3.7.8.289775というやつです。)

その結果。。。

140519a.jpg


スナップショットの画面下の方に
「Facebook, Twitter, Flickr」というリンクがあって、
それぞれクリックすると投稿用の画面が開くんです。
が、誠に残念なことに、クリックする度に画面が更新され、
同じスナップショットの投稿ができないという仕様!^^;
(次の写真から僕が動いてるのがわかるかな?)

140519b.jpg


僕はRLからの写真のアップにはInstagramをよく使ってますが、
これが便利なのは、一気に複数の交流サイトにアップできること。
アップする先のサイトにチェックを入れるだけなんですね。
できれば SL Share 2 もそういう仕様にしてほしかったなぁ。

忙しい忙しいと言いながら、
どうでもいいような実験に明け暮れるヒロシなのでありました。w

2014年5月18日日曜日

【イベント】SL11Bの出展・出演応募締切間近!

この6月、セカンドライフも11周年を迎えるということで、
SL11歳の誕生日、SL11Bが6月22日(日)〜29日(日)の期間
開催される運びとなりました。
今年のテーマは、

Get thinking. Get imagining. Get creative!

日本語にすると、「思い描く世界を実現しよう!」かな。

昨年は10周年というマイルストーンでもあったので、
「Looking Forward, Looking Back」というテーマにも拘わらず、
過去を振り返ることの方が多かったよね、
なので、今年はこれから先の未来に向けて
思い切り夢を描いてみようよ、
セカンドライフこそそれを実現できる場所でしょ、というわけです。

このお祭に向けた出展や出演、またボランティアの申込が
既に始まっていて、5月20日(火)が締切となってます。
気になる方はまず申し込んでみませんか?
僕? は勿論申し込みましたよ。
土地を借りての出展は難しいかもですが、
ステージに立つ方でしたらいくらでも調整ききますのでね。^^
また仲間達と一緒に大騒ぎできたらと思ってます。

イベントのサイトと、申込のURLは以下の通り。

SL11B公式サイト
 
出展申込フォーム
 
ライブ・DJ申込フォーム
 
ボランティア申込フォーム
 
講演会・ワークショップ申込フォーム
 

【技術情報】SLの動作環境、変わってましたね

技術情報3連投です。^^;

先ほど書いたProject Interestingの紀事をチェックしていた折に
目に入ったのが、セカンドライフの動作環境を変更したとの紀事。

Updates to the Second Life System Requirements

この紀事は4月29日で出ていたものですが、
これによると、必須動作環境がWindowsはVistaや7、
MacがOSX 10.7となって、
XPと10.6が動作保証の対象から外れたことになります。
敢えてXPや10.6からの接続をブロックすることはないですが、
動作が不安定になっても保証できないので、
必須動作環境以上のOSにするように、とのことです。

僕はつい最近10.6から10.9 Mavericksに上げたばかりなので、
ぴゅ〜〜、という感じですが、
Windowsだけでなく、Macの方も時代の流れを感じますね。
僕は動けばOSはあまり気にしない、というタイプでしたが、
技術がどんどん最新化されていくのに加えて
ITを巡る環境がどんどん変化していっていることもあって、
例えば、XPが出た頃は絶対に破れなかったパスワードなんかも
今の技術ではあっという間に破れたりする。
だから古いOSを使い続けるということは、
単に不便という以上に危険ということなんでしょうね。

セカンドライフの動作環境は、僕なんかが始めた時から高くて
もっと敷居が下がらないかと思い続けてきたけれど、
どんどん上がっていくのは時代の流れと共に
仕方のないことなのかもしれません。

ご参考までに、最新の動作環境はこちらです。
ご確認下さい。

【技術情報】Project Interesting、いいね!

前の日記でFirestormのリリースのことを書いたけれども、
次のリリースでは標準のProject Interestingを取り込みます、
というメッセージがプロジェクトリーダーのジェシカさんから届き、
このところ標準ビューワの機能をチェックしていなかった僕は
「何だっけ?」と急遽確認した次第です。

Project Interestingは標準ビューワ3.7.7から対応しているもの。
昨年のProject Sunshineは、テスクチャ読み込みの高速化でしたが、
Project Interestingは、オブジェクト読み込みの最適化と言え、
アバターにとって「興味のあるもの」つまり、目の前にあるものから
順番にレンダリングしていくというものです。
ある場所にテレポートして、おもしろそうな風景が先に広がっていて
そこに行こうとしても進めない、実はその前に壁があって、
その壁がレンダリングされてないのでした、という経験は
みなさんお持ちだと思います。
標準ビューワ3.7.7からは、こういう場合、
手前にある壁から表示されるので、全部が表示されるのを待たずに、
どんどん動いていけるんですね。

今日は行き先ガイドをチェックしたかったので、
この機能を試してみようと標準ビューワでイン、
これまで何度も行ったけれども重くて動けなくて、
一体何があるのかもよくわからなかったSF SIM、
Insilicoがリストにあったので、早速ここに移動。
階段ぽい傾斜が見えたのでそちらに移動すると
自分の動きに合わせて進む方向の階段が
どんどんレンダリングされていくのです。
これはおもしろい!

140518a.jpg


それから地上に出てビルの間を上っていくと、
同じく進む方向のビルがどんどん現れてきます。
振り返って、あれ? 海? 何もない?
と思った瞬間にそっちの方のビルが現れてきます。
これは快適ですね。
というわけで、InsilicoってどういうSIMだったのか
ようやくちゃんと見ることができましたよ。^^;

いや実際、高速なマシンでなくて、描画距離が短い人ほど
このプロジェクトの恩恵はあるんじゃないかな。
ホント快適なんですよ。^^
全体の使い勝手はFirestormの方がいいんだけど、
重いところに行く時は暫く標準を使いそうです。
Firestormの次期リリースに期待ですね!

【技術情報】Firestorm 4.6.5.40833リリースとHeartbleedのこと

ご無沙汰しております。ヒロシです。

皆さんもご存じのように、
先週末にFirestormの新しいリリースがありました。
4.6.5の正式リリースが3月12日のことでしたから、
このチームにしてはえらく早いリリースですね。

この新しい4.6.5.40833がリリースされる3日ほど前、
開発者として名前を連ねている僕のところにも評価版が届き、
品質評価の最終段階ですのでチェックよろしく、とのこと。
そうだ、まだ日本語の翻訳ができてないところあるので、
この機会に対応できるところまで対応するか、
と作業を始めたところ、あっという間にリリースされたので、
参った! という感じでした。
すみません、今作業している分は次のリリースまでお待ち下さい。

ところで、今回どうしてそんなにリリースを急ぐ必要があったのか、
主な対応内容の一覧をチェックしていて気づいたのは、
その3番目にOpenSSL 1.0.1gへの更新が
しれっと含まれていたことですね。
恐らくは、ユーザーの不安を取り除くためにも、
この対応を急いだのではないかと思います。

     *   *   *

OpenSSL 1.0.1gへの更新と聞いてピンと来ない人もいるでしょう。
Heartbleedと言えば、あ、と思う人もいるかも。
実はこれ、今インターネット上で大問題になってることなんです。
心臓からの大量出血という、恐ろしい名前ですね。

OpenSSLというのは、セキュリティを高めるためのプログラムで、
ユーザーIDとパスワードで保護されている
多くのサイトで使われています。
http://で始まるサイトでログインすると
URLがhttps://に変わる、あれです。
つまり、Googleや Facebook等から始まり、
インターネットバンキングやECサイト等で使われているので、
その影響範囲が大きいのです。

問題は、このOpenSSLの機能拡張Heartbeatのメモリ処理に
重大な脆弱性があって、つまりは、やりとりしている情報は
個人情報でも暗号鍵の情報でも盗み放題の状態だった、
しかもその危険が何年間も放置されていた、ということにあります。
更に、きちんとした処理がされていれば、
例えばそうした情報の盗難がいつ行われたか記録されるのですが、
そうした記録が全くない状態、
つまり、サーバ管理者の側でも、盗難があったのかなかったのか、
さっぱりわからないというのです。

個人情報漏洩の事件はあちこちで起きていますので、
ある意味そう驚くべきことではありませんが、
問題を大きくしているのが、この脆弱性によって、
サイトの証明書が盗まれ、悪用された場合のことなんです。

最近銀行でもニセサイト(フィッシングサイト)への誘導に
気をつけるようによく警告や注意が出ています。
曰く、アドレスバーに出ているURLをよく確認して下さい、と。
以前、Twitterアカウントの乗っ取りが流行した時、
私も危うく引っかかりそうになったのですが、
たまたま見えたURLが「tvvitter.com」で、
「あれ? wがえらく太いな?」と思って気づいたのでした。
普通はこういう方法でURLを確認してチェックできるのですが。。。

サイトの証明書が盗まれて、それを使われてしまうとやっかいです。
たとえ、実際には「tvvitter.com」というサイトでも、
「ここは本物ですよ」という証明書を持っているわけですから、
私たちのブラウザには「twitter.com」と表示されてしまうのです。
これでは本物かニセモノか、ユーザーには絶対に区別つきません。
どんなに恐ろしいことが起こっているかおわかりになったでしょうか。

そこで、OpenSSLを利用したサイトの管理者や
プログラムの開発元には、この脆弱性への対応が求められています。
具体的には、この対策をしたOpenSSLの最新版、
1.0.1gに更新すること、
もう一つは、それまで使用していた証明書を無効にして
新しい証明書を発行することです。
新しい証明書を発行しないと、盗まれた証明書が利用可能ですので、
何の問題の解決にもならないのですが、
証明書の更新をしていないところがまだまだ多いという紀事が
数日前に出ていましたので、まだまだ要注意という感じですね。

一方、ユーザー側に求められるのは、
こうしたサイトでのパスワード変更などですが、
注意したいのは、そのサイトの対応が終わってから行うこと。
対応が終わっていなければ、まだ盗まれる危険性があるわけですから。
ご自身が使用されているサイトやプログラムが対応済か、
一度調べてみてから対策されることをお勧めします。

そこでSecond Lifeのサイトとビューワ、
そしてFirestormについてですが、
何れもこの問題の影響は受けていないとのこと。
但し、他の影響あるサイトと同じパスワードを使っていると
盗まれる可能性があるわけですから、
そのような方はSLのパスワードを変更するようにとのことです。
Firestormが最新のOpen SSL 1.0.1gに更新したのは、
うちはちゃんと対策やってるよ、というアピールなんでしょうね。