2009年12月31日木曜日

あと6時間



さて、驚異のというかアフォなというか
カウントダウン12時間ライブ、
前半6時間が終わりました。
ということは、今年も残りあと6時間ということですね。
いやー、いよいよ、って感じですね。
今年もいろいろありましたが、
新しい年に向かって
皆の、世界の平和と幸せを祈りながら
引き続き演奏させて戴きます。
みなさん、よいお年を!

年末年始のお薦めイベント

いよいよ今年も今日で最後ですね。
僕もこのあと大晦日にふさわしく(?)
12時間にわたるカウントダウン・ライブを行います。
長時間なので、暇な時にでも来て頂ければ嬉しいです。w
場所は、、、紅白はやってませんが
N.H.K. コンサートホールというところです。w
年末にふさわしいでしょ?w



■Hiroshi Kumaki Countdown Live 2009-2010
・日時:2009年12月31日(木)12:00〜24:00
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/6/42/7

その他おもしろそうなイベントを2つご紹介。
一つはつばささん、まいこさんのおもちゃ市場でやってる
「除夜の鐘108人キャンプ」!
これはね、前にリョウさんやこじゃさんがライブを行った
あの場所に、なんと除夜の鐘が設置されておりまして、
鐘を撞くとリンデンドルがもらえるというありがた〜いキャンプです。w
22時から始めて108人限定だそうですので、
早めに行った方がいいかも。w
多分、待機用なのか、鐘のすぐ側にはこたつもあるし。。。w



■大晦日限定!除夜の鐘108人キャンプcamp!
・日時:2009年12月31日(木)22:00スタート
・会場:おもちゃ市場ショッピングモール 1F
    http://slurl.com/secondlife/Shinsaibashi/30/168/25

そしてそして、23:00からやってるあゆ村のラジオステーション
「ゆく年来る年」の新春企画で、
年が明けた0時過ぎから、富士山に登ってご来光を仰ごうというもの。
あゆ村の富士山は僕も登ったことがあっておもしろいですよ。
次のSLULで六合目の山小屋に着くので、
そこで配布されてるリュックを装着して登ってみて下さい。
慎重に登らないと、途中で下に落ちたりしますので要注意。w
そして、山頂まで登ったら、きっとリュックが役に立ちます。w

http://slurl.com/secondlife/ayumura/36/161/3715



■新春!富士登山~ご来光
番組詳細URL:http://ayumura.slmame.com/e803589.html

2009年12月30日水曜日

Flash Back 2009

いよいよ今年も残すところあと2日になりました。
そこで、僕のこの1年をざっと振り返ってみることにします。
予め言っておきますが、長文です。w

     *   *   *

<1月>

タイガー神社とNISEKO神社で初詣。
1/2に今年最初のライブ「弾き初め」を行う。エレさんに出会う。
1/3、10にタッチさんの海外公演、再結成公演を見に行く。
1/11イスラエルのガザ地区空爆に抗議する緊急ゲリラライブ敢行。
この場で新曲「Call for Peace」を発表。
その後うみ☆さんのライブに駆けつける。
この頃からLifebound Cafeを移転、
スカイでの情報センタープロジェクトを開始する。
1/17阪神淡路大震災メモリアルライブ。

<2月>

2/2新曲「アルメニア・パート2〜もうひとつの聖地にて」を
YouTube上で発表。
2/14 Expo Japanにてバレンタイン・コンサート。
この頃NVIDIAのグラボ搭載のMacBook購入、
漸くWind Lightを経験、感動。w
Lifebound Cafeにバイト代を荒稼ぎするボット出現、排除。
2/22 NaviSL-Resort なくなる! というわけで開催された
「ありがとうNaviSL-Resort」のイベントを見に行く。
感動的なナチュさんのMusic StarMineを堪能。
2/23 福岡のホテルより緊急ライブ敢行。
最小限の設備で、出張先からライブ可能なことを実証。
この頃NaviSLのあしあと4000越え。

<3月>

3/3福岡のホテルよりひなまつりライブ。
シンガポールなど海外からのお客さんも。
3/5王様ライブに見に行き盛り上がる。
この頃からインターネット中継の実験を始める。
3/14 メタバースフォーラムに参加。
その日の深夜、UStreamTVを使ったインターネット中継公開ライブ。
3/15神戸SIMのお別れイベントで Music StarMine を見に行く。
3/20 International Flight Museum で宇宙旅行体験。
3/23 Pareja SIM で行なわれたライブで
初めて The Black Stripes のステージに接する。
3/28 ゲリラライブ。
3/29初めて Step Up! のステージを見る。
この日からタイガーカフェでフリマスタート。

<4月>

4/3タイガーカフェのフリマ会場でまおさんのDJパーティー開催。
4/8 The Black Stripes の拠点PPPで行なわれた
おもちゃ系楽器ライブ☆Toy Music を見に行き、盛り上がる。
DSなどのゲーム機を使った新たな音楽の可能性を認識。
この頃からYouTubeの仕様変更で、
YouTube TVが見られなくなる事態が発生。
TVを商品として出しているヒロシも緊急対応に追われる。
4/11タイガーカフェのフリマ会場でライブ。
この頃あしあと5000越え。
4/14 AirLand で行われたまおさんのパーティーで盛り上がる。
4/18ゲリラライブ。「Call for Peace」の新しいバージョン公開。
その後 Earth Week の開会式に参加。
4/21約4000のSIMがオフラインになる障害が発生、
その影響が数日続く。
4/27ニセコでけんみさんの Niseko Radio Festival 2009 始まる。
同じ日、Black Label の Monday Night Darkest で
エレさんがDJデビューするのを目撃。w
4/28 Scent of a Woman にて V.L.T.Gサウンド初体験。
4/29情報センターでインフルエンザ情報を発信開始。
4/30 SilkRoad SIMのオフィサーとなったことを発表。

<5月>

5/1 Black Labelで行われた hide さんのトリビュート
Gate of Psychommunity 09にて、
genta Zabelin さんのマッシュと The Black Stripes のステージを堪能。
5/2 Niseko Radio Festival 2009 最終日、せなさんと出演。
この日、忌野清志郎さんの訃報を受け、大ショック。
5/3 Yumix にてナチュさんのMusic StarMine とのコラボイベント。
5/5柳さんの「無限軌道〜重力解放」を見る。
SLライブの新しいあり方の可能性を実感。
5/8 MUGEN ZERO HALLで行われた
ZEROのアルバム「MATERIAL」発売記念ツアーの初日を見る。
ここで初めてStudio 4Dのダンスを知る。
同じく初めて「新宿2丁目交差点」の存在を知る。www
5/10 MUGEN ZERO HALLで行われた「綾波ロックフェス」に出演。
この頃あしあと6000越える。
5/12 インフルエンザの情報発信をしている関係で知り合った
まるべさんのご紹介で初めてキラ・カフェに参加。
5/14浅草108で行われた「昭和ナイト」に参加、大いに盛り上がる。
5/17 Okinawa SIM復活イベントを見に行く。
Music StarMineとStevenJaimz Hunnitonさんのロックを堪能。
5/24ライブのはしご。w
ナチュ島オープン記念のMusic StarMine〜
Pareja SIM でのV.L.T.G ライブ〜
浅草108の1周年記念イベントでの The Black Stripes ライブ。
この時「浅草ロック」が発表され、盛り上がる。
5/27浅草108での「アラフォーナイト」を見に行く。
大いなる盛り上がりで、みんな意外と年齢層高いことを認識。w
5/29セカンドライフ6周年記念イベントSL6Bの
センターステージへの出演が決定。
5/30 MUGEN ZERO HALLで行なわれた
「Soundholic 01」に The Black Stripes、V.L.T.G と共に出演。

<6月>

6/4 SL6Bでの展示企画が採用され、ナチュさんと共に参戦決定。
6/5 SL6Bの自分の土地を確認。
この頃ケルパさん、ウィンズさんと知り合う。
6/9 SL6Bのセンターステージにて
僕とV.L.T.GとThe Black Stripesの3グループが
連続で出演することが決定。
この日、キラ・カフェのゆみさんの講演で
初めてSL内での手話による会話の活動を知る。
この頃あしあと7000越え。
6/20 Niseko 24時間ラジオ協賛CD「ニセコ幻想曲」をリリース。
この頃、大きなログイン障害が発生、
データセンターのメインテナンスも併せ、数日間
インしにくい状態が続く。
6/22 SL6B出場者のための実践英語講座を開催。
6/24 SL6BセンターステージにV.L.T.G、The Black Stripesと出演。
6/26マイケルの訃報に接する。大ショック。
この日、Niseko 24時間ラジオの前夜祭として
SL6Bセンターステージにてライブ。
6/27 Niseko 24時間ラジオスタート。
番組の応援イベントとしてSL6Bの会場から
ナチュさんのMusic StarMineとのコラボを行う。
引き続きヒロシは16時間の応援ライブを敢行、Stickamで中継。
6/28、24時間ラジオにて、Step Up! のもちさんが
生出演したのを見て盛り上がる。w
感動的なエンディング。けんみさんお疲れ様。w
そのあとSL6Bセンターステージでは
Tomgirlさん、僕、The Black Stripes と
日本人ミュージシャン3連発で盛り上がる。
その後、同じSL6Bのナチュさんの会場でクフさんの昭和ナイト。
この頃あしあと8000越え。
6/30 SL6B最終日、突然の会場クローズ、
Tomgirlさんのステージが一方的にキャンセルされる事件が発生、
統括のDusty Lindenさんに抗議文を送る。
一方、最終日で盛り上がろうとしていたところで
行き場がなくなってしまったので、
何故かタイガーカフェにウィンズさんらYMBメンバーが集まり
2次会に。w

<7月>

7/4 SL6Bの会場をライドでゆっくり見て回る。
この日、Une Bagueで行われたV.L.T.G ライブを見に行く。
7/5 Bar NEO GENTAのオープニング・イベントに参加。
7/7 SL24への参加決定。
7/8 Kcat Island で行われた V.T.T.G ライブを見に行く。
7/9 SilkRoad SIMの新しいホームページを公開。
この日、Space Wind さんのステージを初めて見る。
7/10 The Black Stripes の「納豆の日」ライブを見る。
皆で納豆をまぜまぜしながら踊る不思議なライブ。w
7/11 Soundholic 02に出演した「どんぐり」を初めて見る。
7/14あしあと9000越え。
7/16 Bar Kesalan Patharanでの V.L.T.G ライブを見に行く。
7/17 Club XEXで行われたZEROのライブを見に行く。
7/18タイガーカフェ2周年記念イベントを開催。
ヒロシのライブとまおさんのDJパーティー。
7/19 Melodiesで行われたTomgirlさんのステージを見に行く。
SL6B後初めて。
7/20海の日、うみ☆さんのライブを見に行く。
7/24シルクロードで「海賊トレハン」スタート。
この頃、ナビさんと出会い、クマ温泉リゾートの開発が始まる。
7/30クマ温泉リゾートに鉄道を敷設。

<8月>

8/1 SL24のイベントでナチュさんとコラボ。
8/2 SL24のイベントで Yokohama Marching Band とコラボ。
ここで Yokohama Memorial Orchestra 及び
指揮者としての Hiroshi Kumaki 誕生。
8/4 クマ温泉リゾートで熊虎鉄道熊ヶ浦本線が全線開通。
蒸気機関車とモノレールで運行。
8/5あしあと10000越え。
8/9長崎原爆の日コンサートを行う。
その後、長崎SIMで行われている「長崎原爆祈念祭2009」に参加。
8/10クマ温泉リゾートに関連して、
「9mazon(クマゾン)」のサイトを公開。
8/15終戦記念日のゲリラライブ敢行。
8/21ブログをソラマメからブロガーに移行。
8/23クマ温泉リゾート・オープニング記念イベント開催。
熊野クマステーション、上熊野川駅、N.H.K.コンサートホール、
Lifebound Cafe、Club KUMA-TORAと
SIMを横断しながら行われたこのイベントは
出演者19名、来場者180名という盛大なものとなりました。
8/25カナダへ赴任となるクフさんの壮行パーティーで盛り上がる。
8/26「BS-AKIBAのラジオ“神盟のどうでもいいラジオ“」に出演。
8/28 Electrogram〜Electric Audrey1日目を見に行く。
8/29 Electrogram〜Electric Audrey2日目を見に行く。
ここで The Black Stripes のこじゃさんとエレさんの結婚を知る。
Electrogramの会場で式が行われ、皆で祝う。
8/30フォンタナで行われた「晩夏の音楽祭」に
横浜マーチングバンド、Yasutaka Kobaさんと共に、
ヨコハマ・キネン・オーケストラを率いて出演。
8/31 The Black Stripes 活動休止ライブを見に行く。感動。

<9月>

9/3 Tomgirlさんのショーケースを見に行く。
9/5 Music StarMineとBar NEO GENTAで行われた
マッシュアップナイトを見に行く。
この日マッシュしていたエレさん最後のステージ。
9/6「晩夏の音楽祭 Day 2」でザクさんのオルガンに接する。
9/8キラ・カフェで初の講演。テーマは「本質をめぐって」。
9/9ウィンズさんと打ち合わせ、YMBと共催で
バーニングライフ2009に参加することを決定。
9/16バーニングライフの土地をゲット。
会場の建設が始まる。
この頃からバーニングのプロモーション用のビデオ撮影を開始。
この月の終わり頃、横浜マーチングバンド・マネジャー兼
ヨコハマ・キネン・オーケストラ常任指揮者に就任。

<10月>

10/10「1944一周年記念大連結イベント」にて、
ヨコハマ・キネン・オーケストラを率いて
Yumix Canalのステージに出演。
10/16オランダの電子の祭典「Eパルス・フェスティバル」に
ナチュさんと共に出演。
10/17 hiroshi0118 Writerさんのご縁で kumama でライブを開催。
この日、バーニングライフ用のPVをYouTube上に公開。
10/18バーニングライフ始まる。
25日までの8日間、能舞台を模した会場にて、
横浜マーチングバンドによる12回のパレード、
6回のステージドリル、盆踊り1回、
ヨコハマ・キネン・オーケストラのコンサート5回、
ウィンズさんのクインテットによるライブ1回、
Yasutaka Kobaさんのライブ1回、
ヒロシのライブ2回、
ナビさんのDJ2回、げん子さんのDJ2回、まおさんのDJ4回と
数多くのイベントを主催、多くの来場者を集める。
10/20、22バーニングライフのセンターステージでライブ出演。
10/25バーニング・マンを見る。
この日、バーニングでのヨコハマ・キネン・オーケストラ、
横浜マーチングバンド最後のステージを行う。大盛況。
10/26バーニング・テンプルを見る。
10/26〜28、3日間連続でデビュー2周年記念ライブを
シルクロード、空中水族館、N.H.K.コンサートホールで行う。

<11月>

11/1この頃からエメラルド・ビューワを使い始める。
11/2バーニングライフ会場撤収直前のこの日、
「SAYONARA Burning Life '09」として、
急遽横浜マーチングバンドのステージドリルを開催。
その後、ステージを燃やして解体。
リンデンのスタッフやボランティアも集まり、大変盛り上がる。
11/5エレノアさんの新しいお店のプレオープンに参加。
その後、Tomgirlさんのお店の新装オープンに参加。
11/7 V.L.T.Gの初のフランス語圏でのライブを見に行く。
11/8 iPhoneを購入。これを使った音楽の可能性を模索し始める。
11/29エレノアさんの新しいお店で行われた「オーロラナイト」に
横浜マーチングバンド、Yautaka Kobaさんと共に、
ヨコハマ・キネン・オーケストラを率いて出演。

<12月>

12/11、42組のミュージシャンが集まる音楽イベント
::: STYLE ::: の WAVE ステージに出演。
「歌会」と iPhone を使った音楽を試みる。
12/12 ::: STYLE ::: の WAVE ステージにて
Vector Chaosとしてこじゃさんが復活。
12/19つばささんのおもちゃ市場で行われた
Vector Chaos のクリスマスライブを見に行く。
12/20空中水族館でクリスマスコンサート開催。
ヨコハマ・キネン・オーケストラを率いて「くるみ割り人形」など演奏。
ゲストとしてYasutaka Kobaさんも出演。
12/23フォンタナ・オーケストラの第九コンサートを見に行く。
12/29 Lifebound RecordsとLifebound Cafeでお正月の準備。

     *   *   *

昨年はイベント出演などで忙しかったので、
今年はゆっくりじっくり、なんて考えていたのですが、
こうしてみると、昨年よりイベント出演多くて忙しい。w
その分、本当にいろんな方と知り合う機会も増え、
みなさんに助けられながらの1年でした。
来年こそはゆっくり。。。とか思ってもみますが、
どう考えてもいろいろ新しい動きもあり。。。w
まぁ、更に楽しい1年にしたいとは考えています。w

本当にいろんな方々にお世話になった1年でした。
ありがとうございます。
新しい年も、どうぞよろしくお願いします。

2009年12月29日火曜日

富野由悠季さん

ちょっと前の記事だけど、
SIGGRAPH Asia 2009で行なわれた富野由悠季さんの講演が
次のサイトに紹介されていておもしろかった。
この日記をご覧になられている殆どの方はご存知でしょうが、
富野由悠季さん、あの機動戦士ガンダムの産みの親ですね。w

http://www.4gamer.net/games/103/G010304/20091221034/

毒舌と言おうか、アジってると言おうか、
まぁ、過激に響く発言ですが、
しかし、ここで彼が言ってること、とても共感できますね。
クリエイターならこうでなくっちゃ、と思います。
「外」にいる人から見ると厳しいと思うかもしれないけど、
やっぱりいいもの作ろうと思ったら必然的にこうなると思いますね。
^^

2009年12月26日土曜日

【新春特別企画】楽器音当てクイズ!

また来年の話です。

どうも20日にクリスマスコンサートやっちゃったら
自分の中では既にクリスマスは終わってしまっていて
(昨晩第九や「くるみ割り人形」のビデオを見て
 一応それらしい時間は過ごしたのだけれどw)、
更には年内は大晦日に例年通り12時間ライブやることも決定してて、
実際、来年のイベントの準備をやっている毎日なのです。
そういったこともあって、気が急いてると思うかもしれないけれども、
新年のイベントのご案内です。w

今年の半ばからオーケストラ活動を行うようになったわけだけれど、
そのオーケストラは様々な楽器の組み合わせで
色彩豊かな音の世界を創り上げていきます。
そのオーケストラで使われる様々な楽器を紹介、
親しんでもらおう、というのがこの企画。
題して「楽器音当てクイズ」。w

そう。最初に30分くらい楽器の紹介をしたあと、
実際の楽曲を聴きながらそこで使われている楽器を
当てていってもらおうというもの。
はじめは簡単なものから、そして次第に、
魔術師のような作曲家たちによるイジワル・クイズまで
ご来場の皆さんに当ててもらおうという趣向です。

本来、ヨコハマ・キネン・オーケストラのメンバーの
トレーニングも兼ねて企画されたものですが、
一般に公開して行いますので、
いろいろな楽器のことを知りたいとおっしゃる方、
自分は耳には自身があるとおっしゃる方、
是非是非お誘い合わせの上、ご参加下さい。
お待ちしています。w

■【新春特別企画】楽器音当てクイズ
・日時:2009年1月3日(日)22:00〜23:30
・会場:Lifebound Cafe
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/23/14/22/

カラヤンとバーンスタインのいた時代

ところで、1989年と言えば、日本では昭和天皇が崩御された年でもあり、
また、有名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンが
亡くなった年でもありますね。
ベルリンの壁もそうですが、何れも、
一つの大きな時代の終わりを感じさせるものですね。

歴史に「もし」はないけれども、
カラヤンが生きていたら、さっきのコンサートは
バーンスタインでなくてカラヤンだったのかな?
でも、ドイツの他にアメリカ、イギリス、ロシア、フランスの
各国のオーケストラ団員からなるオーケストラには
やっぱりバーンスタインの方がぴったりかもね。

ところで、僕らが普通に聴いてるCD、
これの録音可能時間が74分というのは、
実はカラヤンが決めたものなんだ。
新しいメディアの規格には、ベートーヴェンの第九が
きれいに収まるようにしてほしいと
フィリップスだかソニーだかにアドバイスしたらしい。

そしてそのカラヤンは自身の拠点である
ベルリン・フィルハーモニーホールを
壁に近い場所に築いた。
いつか、壁がなくなって、東西のベルリンが一つになった時、
街の中心に音楽があるように、と考えたからだそうです。

ベルリンの壁が崩壊した時、
カラヤンはもうこの世にはいなかったんだけれども、
その壁の崩壊を祝って行なわれた
バーンスタインのこのコンサートには
そういうカラヤンの存在も感じないではいられないのです。
偉大な人というのは、死んでも尚、
いい影響を後世に残すものなのですね。

2つの第九

水曜日はフォンタナの第九演奏会に行って来ました。
フォンタナの第九もSLの年末の恒例行事になってきましたね。
僕も初めて接したのはセカンドライフに登録した2007年の冬。
第九以外にもフォンタナの演奏には何度か接していますが、
でも、今回は特別でしたね。
なださんやてつがめさんはじめ
活動を共にしている方がいらっしゃるのと、
それから自分もオーケストラを率いるようになったので、
観る側でなく演奏する側の視点から見ている自分がいました。
自分たちの演奏は、いつもいっぱいいっぱいですから、
客観的に他の方が演奏しているのを見るというのは
とても参考になります。w

さてそのフォンタナに刺激されたか、
ちょうど10年前、壁が崩壊したベルリンで
12月25日にバーンスタインが指揮して行なわれた
ベートーヴェンの第九のコンサートがDVDになっていたので
これを買って来て先程まで聞いていました。

これは、CDではもう名盤の一つになっているもので、
有名な "Freude(歓喜)" の歌詞を
"Freiheit(自由)" と読み替えて歌っていたり、
コーラスには児童合唱団が加わっていたりと話題になったものです。
話題と言えば、確か発売当初は
ベルリンの壁の石が付録でついていたのを
渋谷のタワーレコードでも売っていたはず。w
当時かなり迷って買わなかったんだけどね。

このCD、何れは買おうと思っていたんだけど、
何とDVDになっているというのでこちらを買って来たというわけ。
さっきも書いたけど、自分がオーケストラ率いてることもあって
指揮にしても、それぞれの楽器の演奏の仕方にしても
じっくり見てみたいというのもあり。。。

それから、やっぱり、僕、
このバーンスタインという指揮者、かなり好きだね。w
ベートーヴェンの交響曲全集も結局バーンスタインで持ってて、
第九も彼の演奏でよく聞きますね。
ショスタコーヴィチに親しむようになったのも彼のCDが大きいし、
それからインタビューなどで彼が語っていることに
ひとつひとつうんうんと共感するものがあるのです。

というわけで、このDVDなんですが、
もう亡くなる1年前の映像で、明らかに体は悪いですね。
なんだけれども、すごいな、と思うのは、
彼の動きを見ていると、彼自身が楽譜であり、
彼自身が音楽そのもの、という感じです。
第1楽章、第2楽章あたりは、うわー、きつそう、
という感じがして、
第2楽章のあと、かなり長い時間かけて
息を整えていました。
第3楽章はたった157小節しかないのに
900小節の第4楽章と同じくらいの20分近くに及ぶ曲、
かなりの集中度が必要です。
だからだろうと思っていたのですが、、、

何と、第3楽章終わったらアタッカで第4楽章に突入。@@
ここの迫力がすごい。
そしてやがて、満面の笑みを浮かべて
彼自身が歓喜そのものに。
もう、本当に感動的な映像、音楽でした。

というわけで、今だその余韻に浸っているヒロシであります。
やっぱりいいなぁ、バーンスタイン。
そしてやっぱりいいなぁ、第九。
いつか、やってみたいですね。
まぁ、いつのことになるやら、ですが。w

2009年12月25日金曜日

終末期医療について〜キラ・カフェから

もう日が経ってしまったけれども、
火曜日はキラ・カフェの集まりに行って来ました。
今回のテーマは「終末期医療を語りましょう」。
おなじみRB・レモン先生が終末期医療とはどういうものか
簡単に解説して頂いた後に、
どう診断しても余命3か月〜6か月という患者さんのケースを
皆で考え、語り合う、という内容でした。

余命3か月〜6か月と診断してしまったら、
まずはこのことを告知しなければなりませんが、
一体誰に? 本人にしていいのかいけないのか?
もういきなり議論が盛り上がります。
これに先立ち、自分はこのような状況の中で告知されたいか、
また、家族だったら本人に言うか言わないか、など
自分自身に置き換えた問いかけがあり、
これは皆、一人一人考えながら答えていました。

このような議論では、やはり実際に経験された方の話に
重みがあるのは言うまでもありません。
本人に言わなかったことで、本当にそれでよかったのか
今もわからない、という方がいらしたり、
告知したら本人が自殺したという方、
また、自分自身若くして告知されたという方、
お一人お一人の話に僕などはただうなずくばかりでした。
何がいい、悪い、というのでなく、
どれも皆それぞれの身に起きた真実ですから。。。

以下は、話を聞きながら感じていたこと。
一つには、死というものが私たちにとって
あまりに異常な存在となっているということ。
死は本当は常に側にあるのに、
皆、自分だけは死なないと思って生きている、
だから受け入れがたいものとなってしまうのではないか。

パスカルは『パンセ』の中で、
人は死ぬということは誰もが知っているのに
それは一番考えたくないことだ、
人が忙しく仕事するのも戦争するのも、
忙しくして少しでも考える暇をなくすためだ、と書いています。

言い方を変えれば、どのような最期を迎えるかを
具体的にイメージして、その最期に向かって生きること、
それこそが生きるということなのではないでしょうか。
どのような死に方をするか(どこで? 誰が周りにいるか?)
を考えるならば、どのような人生を送ればよいかが決まってきます。
恐らく、どんな宗教もそうやって始まったのでしょう。
そもそも、「人生の目的」なんて言いますけれども、
英語で言うと「The end of life」なのです。
最期がイメージできている人ほど生き生きと生きていると
言えるのです。

これと関係してきますけれども、
告知に関して家族には言わないでほしいという人や
家族には言って自分には言わないでほしいという人もいました。
そう。
結局は死ぬということは自分一人で死ぬわけではないのです。
となれば、自分の死について、家族内でどれだけ語り合えているか、
そういうことが話し合える関係性が家族の中にあるか、
ということもまた重要になってきます。
患者と家族の関係性、患者と医師の関係性、
そして医師と家族の関係性、
こうした関係性がいいところでなされる告知や医療と
そうでない場合がどれだけ異なるかは
考えるまでもないと思います。

言わんとしていることは、死について日ごろから考えているか、
自分の愛する人たちと語り合えているか、ということです。
告知について、また、終末期医療について正解はありません。
が、日ごろから考え、語り合うということの中に
一人一人の答えが生まれてくるのではないかと思うのです。

クリスマスのおめでたい時に何というテーマについて書くのか、と
怪訝に思う方もいらっしゃるかもしれないけれども、
クリスマスだからこそ、愛する人たちと今、この瞬間、
生を分かち合っているということの奇跡を考えてみたいと思うのです。
生きているということの奇跡、
今いる人とめぐり会えたということの奇跡、
それは死について考える時、より一層尊いものとなると思うのです。

今、生きているという奇跡に乾杯。
メリークリスマス。w

2009年12月24日木曜日

聖夜

というのだけれど、日本人にとってクリスマスは
全く別なものになっているような気がしないでもない。
盛り上がるのはいいのだけれど、
どれだけの方が「聖なる」と言える時を過ごしているのだろう?

とは言え、家族や友人たちとの交流を温めるのも
聖夜の大事な過ごし方。
まぁ、こちらの方と考えれば多くの方が該当するのかな。^^;

僕はと言えば、前にここで告知した
いだきしんさんのピアノ・コンサートに行って来ました。
もう、奇跡を目の当たりにした、という演奏でした。
もしかして、あの方がその場にいたのでは、と感じるほど
聖なるひとときを過ごさせて戴きました。

そのコンサートの会場で古い友人と会ったので、
久しぶりに会食、正に旧交を温めるひとときとなりました。

僕のRLでのイブはこんな風にして終わりました。
SL? ごめんなさい、今日はずっと出ずっぱりで
さすがにねむ〜くなって来たのでインしないで寝ます。^^;

何はともあれ、皆様が素敵なこの夜を過ごされますよう。
メリー・クリスマス!

2009年12月23日水曜日

冬至

テレビも殆ど見てないので気づきませんでしたが、
昨日12月22日は冬至だったのですね。
そう聞かされてからなるほどー、と思いました。^^;

今12月25日に祝っているクリスマスというのは、
本来はイエス=キリストの誕生日とは全然関係なくて、
冬至を新年とするヨーロッパのお祭りの名残なのです。
全体として寒い地域に住むゲルマン諸部族にとって
暗く寒い冬は厳しいものであり、
だからこそ暖かい太陽の季節をどれだけ待ち望んだことでしょう。
冬至=夜が一番長い日とは、つまりそこからは
太陽が支配する時間が長くなっていく起点ということ。
それは生命の再生でもある。
この日を太陽の日として一年のはじまりとして祝ったわけです。

これに正に太陽のような存在であり、
復活するものの象徴のようなイエス=キリストが重ねられ
原始的な宗教を信じるゲルマンの人たちの間に
一気にキリスト教が広がっていくことになるのですね。

因みに、現在私たちが使っているカレンダー、グレゴリオ暦の
1月1日が何を根拠にしているのか、というのが
実はかなりあいまいです。
元はカエサルが作ったその名もユリウス暦を継承しているのですが、
そのカエサル、本来太陰暦だったローマの暦を
愛するクレオパトラの国エジプトで採用されている太陽暦に
変えようとしたわけなんですが、
移行に当たってかなりムチャなことやって
(前の年を445日にするとかw)
冬至の次の新月の日をユリウス暦1月1日としたらしいですね。
そのあとは単純に受け継がれて来ているので
(微調整はあるにしても)、
今となっては1月1日がここにある科学的根拠は
全くなくなってしまっているようです。

冬が厳しいからこそ、
春が待ち望まれる。
クリスマスから新年にかけてのこの時期、
全ての人に幸せが訪れますよう。。。

2009年12月22日火曜日

【ライブ】新年、弾き初めは1月2日(土)!

来年のことを言うと鬼が笑うとか言いますが。。。
まだクリスマスも来ていない、年越しも終わっていませんが、
発表しちゃいます。

新年、初のライブは1月2日(土)の22:00から
ホームであるライフバウンド・カフェでまったりとやります。
新年にふさわしく、
ここでは先日の ::: STYLE ::: でちらっとやった
「歌会」を展開していく予定。

お正月のそんな時間にインしている人いたら
冷かしに遊びに来て下さい。w
お待ちしています。w

■Hiroshi Kumaki 新春ライブ・弾き初め
・日時:2009年1月2日(土)22:00〜23:00
・会場:Lifebound Cafe
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/23/14/22/

次は!

先日のクリスマス・コンサートでは
「くるみ割り人形」からいくつかの音楽を
組曲の形式で演奏させて戴きましたが、
そう、次なるテーマは「組曲」です。

新年、オケの方も、エレクトロ・バージョンの方も
これで行きます。
何が出てくるか、お楽しみに!w

2009年12月21日月曜日

クリスマス・ライブのご報告

のつもりでもともと前の「お礼」という文章を書き始めたんだけれども、
お礼の部分が長くなったので、レポート的要素を織り込みにくくなりました。
というわけで、どのようなライブであったか、
モビエのビデオとプログラム、クレジットを掲載して
レポートに代えさせて戴きます。

■ヨコハマ・キネン・オーケストラの演奏風景(ウィンズさんのビデオより)
 http://mobie.jp/view.cgi?id=9168

■ヨコハマ・キネン・オーケストラ出演者
 Cimon Cham/Fl
 step Aya/Ob
 Nada Dryke/Hr
 aoi Bing/Tp & Perc
 strawberry2banana Azalee/Vn1
 syhee Yoshikawa/Vn2
 Charlotte Brentley/Va
 taich Debbel/Vc
 ken5 Arai/Cb
 Hiroshi Kumaki/Cond

■主なプログラム

 第1部 Hiroshi Kumaki & ヨコハマ・キネン・オーケストラ

 Hiroshi Kumaki/Pipe Organ Improvisation
 Hiroshi & YMO/バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」
 Hiroshi & YMO/チャイコフスキー「くるみ割り人形」より
  1. 序曲
  2. トレパーク(ロシアの踊り)
  3. こんぺい糖の踊り
  4. パ・ド・ドゥ
 Hiroshi Kumaki/マーチン「Have Yourself a Merry Little Christmas」
 Hiroshi Kumaki/メドレー「くるみ割り人形マーチ〜
  We Wish You a Merry Christmas」

 第2部 Yasutaka Koba クリスマスソング特集


ありがとうございました。

お礼

昨晩のクリスマスライブには様々な方面からご来場頂き、
ありがとうございました。
特にトラブルもなく、珍しく(?)プログラム通りに進行しました。
ご来場頂いた皆さん、お楽しみ頂けたようでしたら幸いです。
また、忙しい中時間を調整して出演して下さった
オケのメンバーのみなさん、そしてゲストのやすたかさん、
素晴らしいコンサートにして頂いてありがとうございます。
それから、もう、ステージのある会場なので、そのまま使おうと思ってたら
より効果的なビジュアル面、演出面を考えて
深夜の遅い時間までステージを作り直してくれたあきのりさんにも
深く感謝申し上げます。

感謝と言えば、本当に今年は多くの方々との素晴らしい出会いがあり、
その方々に助けられ、支えられながらの1年でした。
昨晩のMCでも語らせて戴きましたが、
特にその中でも、エレさん、まささん、ウィンズさんの
3人の方との出会いはその後の方向にかなり大きな影響がありました。

まず、今年の初め、弾き初めの時に
それまでお名前とブログだけは存じ上げていたエレさんと初めて会い、
その後The Black Stripesの情報を得るつもりで見ていた彼女の日記から
数々の素晴らしいイベントのことを知り、
お忍びであちこちに出没するようになりました。w
それまであまり時間のない人間なんで
あんまり他人のイベントって行ったことなかったんですよね。^^;
そのうち常連の皆さんとも顔なじみになり、そして、やがて、
それが衝撃的なV.L.T.G.との出会いへともつながっていくわけです。

ところで、そういう僕をそのまま放っておかなかったのが
まささんと言えるかもしれません。
あの方と自分とは全然方向性違うと思ってましたからね、
ある日突然お声がかかって、The Black StripesとV.L.T.G.と
一緒のステージに立ってほしいと言われた時は、
正直狐につままれた状態でした。w
だって、3つのグループ、全然傾向違うんじゃない?
でもやってみてわかりました。よく似てますよ、実は。w
勿論深いところでね。
なので、後にリョウさんともこじゃさんとも
意気投合することになりますが、
それを見抜いていたまささんという人はスゴイと恐れ入りました。w
そしてまた、このステージをきっかけに
それぞれのファンの融合というのか、
皆がよりいろんな人のイベントに気軽に参加できるような
そんな動きになっていったようにも思います。

そして、ウィンズさんですよ。
SL6Bでほぼ隣の区画だったところから交流が始まり、
SL24で、一緒にやらない? と言われて始めたのが
昨晩も演奏した横浜キネン・オーケストラ。
このあと、横浜マーチング・バンドとのセットで
数多くの公演をバーニングライフ期間中にこなしたことは
もう皆さんも御存知の通り。
この、殆ど合宿のような時期を経て、知ったのは
どうもウィンズさんとはものの考え方というのか、
ものを考える方向性というのか、仕事の仕方というのか、
或いはものの感じ方というのか、
そういうものが同じで、一緒に何かを創っていくということが
とても楽であり、楽しいんですね。
そんなこんなありまして、この時期で、
僕はすっかりチームでイベントを行っていくことのおもしろさを
知ってしまったと言っていいでしょう。
ある意味、一気に家族が増えてしまったような感覚さえありますが。w
そんなわけで、来年はこのまま
ウィンズさんはじめバンドのメンバーの皆さんと
イベントのこと、向かって行く方向など共に考え、創っていこうと
考えています。
早速、年が明けてしばらくしたら何かやらかしますから
これは是非お楽しみに。w

この3人の方々は何れも、
ふら〜っと一人で勝手にやってた僕を
より多くの人たちの前に引摺り出してくれた、という意味で
共通点があるのです。
その意味において、この3人の方がいなければ
僕の今年の活動はかなり違ったものになっていたことでしょう。
僕が3人に感謝したいというのは、今自分がいるところを
楽しんでいるからなのです。w

なので勿論、この他にも多くの方々にお世話になりました。
寧ろ、いつも身近にいて
それとなく支えて下さってる方の方が多いことでしょう。
そうした全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
皆さんが共にいて下さったからこそ、
今自分がここにいるのだと、
昨晩のコンサートが跳ねたあと顧みたのでした。
新しい年も引き続きどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。

2009年12月20日日曜日

「くるみ割り人形」のこと

多分、チャイコフスキーのバレエの代表作としては
「白鳥の湖」を挙げるのが通の人なんだろうけれども、
子供の頃、母親に付き合って
NHKのテレビなんかでやってるのをよく見たと思うけど、
子供心にも眠くて眠くて、どんな音楽があるのか、殆ど印象にない。
それに比べると、子供向けなんだろうけど
「くるみ割り人形」の方が音楽も変化に富んでいて楽しい。
舞台から切り離して純粋に音楽として楽しめるのはこちらですね。

そう、子供の頃は、毎年必ずクリスマスになると
NHKのテレビで「くるみ割り人形」やってましたので
毎回見てましたね。
年末と言えば、「くるみ割り人形」と「第九」と、
あと映画だったら「天地創造」とか「十戒」とかいった聖書もの。
そういったもので過ごしてましたね。

ただ、そうですね、音楽家としてのチャイコフスキーって
どうも今一つよくわからないところがあって、
結局西欧ロマン主義をコテコテに真似てるだけだよねぇ、
という程度の評価しかできていないのでした、長いこと。
同じロシアの作曲家ならムソルグスキーとか
ショスタコーヴィチ。。。そこまで行かなくてもボロディンとか、
そういう人たちの音楽の方がおもしろい。

ところが、転機となったのが「くるみ割り人形」に収められた
「パ・ド・ドゥ」という曲です。
この曲を知ったのはやはり吹奏楽をやっていた妹が
定演のために練習してたからで、音楽室からレコード借りてきたり、
実際その演奏を見に行ったりしましたし、
それから、テルミカーノフがサンクトペテルブルク・フィルを率いて
来日した時だったかもこれをやって、大変感動した記憶があるのです。
何て愛らしくて、美しくて、力強くて、感動的な曲なんだろう、
しかも、今書いた全てを表現するのに使われているのは、
「ドーシラソファーミレドー」とただ音階を降りてきてるだけという
これ以上なくシンプルなメロディ。w
チャイコフスキーって何者? もしかしてとんでもなくすごい人かも?

ただ、この素晴らしい曲、いわゆる「組曲」には入っていないのです。
CDなどでも聴こうと思ったら、全曲盤か抜粋盤を買う必要があります。
コンサートでもあまり取り上げられないかもですね。
先のサンクトペテルブルク・フィルの公演では、第2組曲と題してたか
めったにとりあげられない曲を中心に演奏されていて
僕などは大変楽しめました。
因みにサンクトペテルブルクは、このバレエが初演された
マリインスキー劇場のあるところですね。
本場のオーケストラだけに自信を持ってそうしたプログラムを
聞かせてくれたのでしょう。

年月は流れ、今年オーケストラをやる、となった時に
長い間忘れていたこの曲をふっと思い出したのです。
「パ・ド・ドゥ」を演りたい。。。
ただ、普通に売ってる安い楽譜は「組曲」が殆どで
この曲は含まれていないのです。
――全曲版を買うしかない。。。
――銀座の楽器屋に行けばあるはず。。。
チャイコフスキーのバレエの全曲なんか買ってどうするのか、
という思いもありましたが、演りたい曲は入ってるし、
安いアメリカのDoverの版で5,000円くらいだったので
思い切って買うことに。

楽譜は買って正解で、よく見てるとこの作曲家のすごさがわかります。
少ない楽器やシンプルな素材からいかに豊かな織物を編んでいくか
それぞれの楽器のおいしいところを引き出すか、
そういうものの教科書みたいですね、これは。
僕などはついついドビュッシーやラヴェルの色彩的手法を
参考にしようとしますが、
チャイコフスキーの楽譜は別な意味ですごく勉強になります。

さて、ぐだぐだと書いて来ましたが、今晩はクリスマス・コンサート、
というわけで、そのチャイコフスキーの「くるみ割り人形」から
「パ・ド・ドゥ」を含めて数曲やります。
通常のクラシック・コンサートと違って、
ヨコハマ・キネン・オーケストラの公演では
事前にプログラムを公開しないことにしてるんですが、
今日だけはちょっと語りたかったかな。w
楽しみにしていて下さい。
皆さんのお越しをお待ちしております。

■Cosmic Tree Christmas
・日時:2009年10月20日(日)22:30〜24:00
・会場:Aquarium Cosmic Tree(空中水族館)
    http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478
・出演:22:30〜23:20 第一部 Hiroshi Kumaki & YMO
    23:30〜24:00 第二部 Yasutaka Koba

VectorChaos ライブ・レポート

行って来ましたよ、昨晩行われたVectorChaosのライブ。
そう、The Black Stripes のこじゃさんによる
DS-10を使って楽曲を仕上げるという特別ユニットですね。
先日行なわれた ::: STYLE ::: のイベントで
突如謎のバンドとして登場してその場を沸かせたのは記憶に新しいところ。
そのVectorChaosが何とよりによって
あのおもちゃ市場に帰って来てクリスマス・ライブを
やるというではないですか!
しかもたったの30分。
これは見に行かないわけにはいかないと、
仕事を中断して駆けつけました。

会場はね、あのつばっさんとまいこさんのおもちゃ市場ですから
普通に楽しい雰囲気でいっぱいなのですが、
更に今回はDS-10色に染められていました。
まず、ステージ自体がDS-10。w
こじゃさんはこのDS-10の上で踊りながらプレイします。
そして会場ではさらみさんによる装着用DS-10が無料配布!
こうなるともう、おわかりでしょう。
会場はDS-10を持ってシンクロダンスする集団と化し、
何とも楽しい雰囲気のままステージは進行するのでした。




曲はね、やっぱりコルグのチームが作ってるからでしょうね
自他のカバー、どれをとってみても、良質のテクノというか
シンセサイザー音楽に仕上がっていて、
言わなければこれらの音がゲーム機から出てるなんて思わないですよね。
あ、今コルグのチーム云々、と書いたのは、
ここのシンセ、何てことない音でもどしっと存在感示してくれて
いるべき場所にいる、そういう音に仕上がるんですよね。
なので結局僕もコルグのハード・シンセのユーザなんですが、
その同じ感じが音色の一つ一つに感じられるんです。

曲目については、「Black Christmas」は絶対やると思ってましたし、
New Orderの「Bizarre Love Triangle」も期待してました。
でもやられたのはDavid Sylvian「Forbidden Colours」のカバー。
そうね、クリスマスだからね、
僕も昨年教授の「戦メリ」をピアノソロでやろうかと思ったけど
まさかこっちで来るとは!
さすがこじゃさん。
よくもまぁ、あんな難しい歌を。w

やぁ、楽しいうちにあっという間に30分終わったんだけど、
終わる直前に会場に到着する人が。w
で、アンコールかねて1曲だけね、って感じだったんだけど、
終わろうとするとまた人が。w
じゃあ今度こそ最後、って再びアンコールに応えると
またまた人が。w
結局50分近くやってたんではないでしょうか。w
まだまだ仕込み少ないでしょうから大変でしょうに、
最後まで来たお客さんを楽しませてくれました。

楽しいステージ、ありがとうございました。
これからも楽しみです。^^

2009年12月19日土曜日

【ライブ】今年もやることに決めました〜カウントダウンライブ

年末は忙しいこともあってどうしようかとは思っていたのです。
今年は明日のクリスマス・コンサートで終わろうかと。。。
でも、やっぱり、決めました。
だって、SL始めた2007年からやってるんですものね、
カウントダウンライブ。

というわけで、今年も昨年に引き続き、
大晦日の正午から年が変わるまでの12時間という
アホなくらい長い時間楽器と戯れることにします。
場所は新しくなったN.H.K. コンサートホール。
ここで、基本的にはシンセやピアノの即興で、
またお客さんの反応次第ではおなじみの曲もやりながら
新しい年を迎えようという趣向です。

お時間のある方、冷かしに来たい方いらっしゃいましたら
是非お越し下さい。お待ちしています。w



■Hiroshi Kumaki Countdown Live 2009-2010
・日時:2009年12月31日(木)12:00〜24:00
・会場:N.H.K. コンサートホール
    http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/6/42/7

【ライブ】明日、クリスマス・コンサート!

昨年やって好評だったので、という単純な理由で、
今年もクリスマス・ライブを行います。
明日の夜、場所は僕にとって縁が深いぴらさんの空中水族館。

今年の僕の活動を振り返ってみると、
様々なイベントでのナチュさんのMusic StarMineとのコラボや
それから後半はYokohama Marching Bandとの共演が多かったですね。
ウィンズさんに一緒にやらない? と言われて
最初はその時限りのつもりが、
現在はしっかりバンドのメンバーであるのは勿論、
Yokohama Memorial Orchestraの常任指揮者
兼YMBマネジャーとなってるわけです。w
来年も引き続きYMBと行動を共にしていくことになるでしょう。^^

そんな僕の一年を象徴するように
明日のコンサートでは僕のソロとYMOの演奏の両方で
クリスマスに関連した曲の数々をお届けしたいと思っています。
詳細はこちら。



■Cosmic Tree Christmas
・日時:2009年10月20日(日)22:30〜24:00
・会場:Aquarium Cosmic Tree(空中水族館)
    http://slurl.com/secondlife/Exhara/31/198/478
・出演:22:30〜23:20 第一部 Hiroshi Kumaki & YMO
    23:30〜24:00 第二部 Yasutaka Koba

因みに、この時間帯、
Piattoさん、kukkiiさん、そして多分Step Up!さんとかぶりまくりです!
お!? 2部で出演のやすたかさんともかぶっているではないですか!
そうなのです。
やすたかさん、連日精力的にクリスマスライブを展開されてますが、
この日はご自身の彌勒本店でのライブが終わったあと
こちらにかけつけて下さるとのこと!
何ともありがたい、嬉しい次第です。;;

そんなわけで、明日は楽しそうなイベントが目白押しですが、
是非幻想的な水族館で幸せなひとときをお過ごし下さればと思います。
どうぞよろしくお願いします。w

2009年12月13日日曜日

::: STYLE ::: 2日目

::: STYLE ::: の2日目は、もう見たいグループがたくさんありましたが、
やはり重い状況の中、予定通り見ることはかないませんでしたね。
それでも、何とか入ることができていくつかたっぷり堪能させて戴きました。

まず、スタートの10時台はいきなりしろたんさんとトムさんがかぶり!
で、今回はしろたんさんのステージへ行くことに決めました。
彼女は、僕がSLに入って来て初めてライブを見た人で、
ぴらさんに呼ばれて行ってみると、
船の上というロケーションで、ピアノの前に動物が座って(w
弾き語りしているのを見て驚いたものでした。
こういうの、いかにもSLだなぁ、って。w
その頃は毎週のようにやってらしたと思いますが、
最近お見かけしていなかったので楽しみにしていました。
MCも楽しくて、音もすごくパワーアップしていて
カッコいいステージでした。

その後は引き続き Quake ステージでぼんさん率いるBARBONZ。
いかにもライブ、という感じのロックナンバーの数々は
カッコよかったですね。

続いては、このところ一緒に活動している
やすたかさんの応援に行きたかったのですが、
Forest ステージ、どうやっても入れず。。。
結局は断念して落ちました。orz
やすたかさん、ごめんなさい。
僕のには見に来てくれたのにねぇ。。。

しかーし、ふててるわけにもいかず、
やっぱり昨晩どうしても見たかったのが
Vector Chaos。。。TBSのこじゃさんのソロユニットのステージ。
予定の0時半頃ログインすると、すんなりと WAVE に入れました!
ちょうどSIMの再起動後だったようで、
これのおかげで、それまでいたのに入れなかった人も出て
逆に僕みたいにいなかったのに入れた人もいて
それまで会場にいらした方々には申し訳なかったですね。
この辺りの運営は今後の課題になりそうですね。

で、WAVEに入るとどうも全体で1時間遅れになっていたようで、
ちょうど ChouChou のステージが始まるところでした。
これは見られないな、と思っていただけに、本当にラッキーでした。
たっぷりChouChouサウンドを楽しませて頂きました。
じゅりさんの声はホント聴いてて癒されますね。
最後の「O Come, O Come, Emmanuel」と
カッチーニの「Ave Maria」は感動的でした。

他のステージも気になるところですが、
ここはもう動かない方がいいと判断。
それに次はマツケンさんのRMOだし。
というわけで、これも久々にRMOサウンドを満喫。

そして、ですよ。
いよいよ、ですよ。
あの方が、、、Koja Writer さんの登場。
みんな、待っていたんですよね、8月の活動休止宣言以来の
The Black Stripes のカムバック。。。
多分、みんな、期待してたんじゃないかな。
なので、もう、登場した瞬間から異様なほどの盛り上がり。
音を出しては盛り上がり、
MCしては「こじゃい」と盛り上がり、でした。w
音はね、DS-10、、、DSだけで作っているとは思えないほど、
豊かでカッコよかったですね。
もう、みんな久々のこじゃサウンドに乗せられました。
こんなゴキゲンな音楽に踊らないでいられるかい、というわけです。
個人的には、僕も影響を受けた New Order のカバー、よかったですね。
オリジナルよりカッコいいんではないかという。w
(New Order、歌も演奏も下手だからね。w)



ステージ終わっても、みんななかなか彼を帰そうとしません。w
トリのweißが中止になったこともあって、
もっとやってほしいとの声が上がります。
そこへ。。。weißのまささんとやすさんが登場。
何やら音を出し始めます。そして。。。
どうせ最後だ、みんな上がれ〜、と声がかかり、
観客もみんなステージへ上がって大暴れ。
あのつばっさんもギター出してくるんで、
僕も負けじとキーボード出して暴れます。w
観客も出演者も一体となった楽しい幕切れとなりました。



かくて、::: STYLE ::: の2日間は終わりました。
いろいろ問題はあったと思いますが、
これを仕切っているのがいずれもSLでの大きなイベントを
経験してきた人たちであることを考えると、
まだまだ考えなければならないSLが故の制約があるということでしょう。
今回の経験が今後行われるイベントの企画者のみなさんに
考えるいい材料を提供でき、生かされていけばいいと考えます。
本当に、企画、運営に当たったスタッフのみなさん、
お疲れ様でした。素晴らしいステージをありがとうございました。

そして、勿論、素晴らしい演奏を聞かせて頂いた出演者のみなさん、
重い中、会場に足を運んで下さり、応援して下さった観客のみなさん、
ありがとうございました。

2009年12月12日土曜日

今ハマってるiPhoneアプリネタ・第15弾〜このゲームが好き

さて、iPhoneを買ってほぼひと月。
そのタイミングでiPhoneを使ったライブもやらせて戴きました。
この間、いろいろなアプリを入れて試してみましたが、
ホントに遊べるし、実用にもなるおもしろいガジェットだと思います。

さて、ところで、今回ご紹介していなかった類のアプリがあります。
まず誰もがダウンロードするであろうゲームの類です。
果たして、ヒロシはゲームをする人なのか?

正直言うと、ファミコンもPSもWiiもDSも持っていない
どちらかというとコンピュータゲームはあまりやらない人です。
オンラインゲームもね。
携帯とかでもやっぱりカードゲームとかチェスとか
或いは麻雀とか、そういう古典的なものをたまにやる位かな。

そんな僕だけれども、歴代の僕のMacに必ずと言っていいほど
インストールされていたゲームがあります。
それは、スターウォーズのゲームと車のレースのゲーム。
で、実は今回もこんなゲームをダウンロードして楽しんでいます。

1. Asphalt 5(600円)

レース系のiPhoneアプリの中ではReal Racingと並んで
人気が高いようですね。
僕は説明を見て知ってる車がいっぱいあったという
単純な理由でまずはこれを試してます。w
まぁ、リアルとは逆に、とんでもない展開も盛りだくさんで
却って楽しいかも。
例えば、街の電灯をなぎ倒したりしながらも、
更には対向車とクラッシュしながらも
レース継続できますからね。
何かぶっ飛んだと思ったら何故かそれが近道だったり。w
あり得ないけど楽しいゲームです。
こういうのって、負けても「もう一回」ってやりたくなるんです。
ヤバイです。w



2. Star Wars Trench Run(600円)

PCゲームの頃からスターウォーズのゲームはよくできていて
あの映画の世界観そのままに、自分がルークになったような気分で
ストーリーの中に没入できるように作られてますね。
それが今回iPhoneアプリにというわけで迷わず購入。w
1作目(エピソードIV)のラスト、デス・スター襲撃の場面です。
まずは帝国軍のTIEファイターとドッグファイトを演じ、
敵機を蹴散らした後はデス・スターに接近、
溝に沿って進みますが今度は数々の障害物が!
で、障害物がなくなったと思ってホッとしていると
アッと驚きます。愕然とします。
何故って、背後からダースベイダーにロックオンされたことが
わかるからです。
そしてまたしても前方には障害。
背後からのダースベイダーの攻撃と前方の障害をかわしながらの展開は
マジになりますね。w
うまく進んでいくとベイダーの
「強いフォースを感じる!」という驚嘆の言葉も聞こえてきます。w
ベイダーを振りきって、無事穴の中に爆弾を投下、
デス・スターを壊滅させることができると
ハン・ソロとウーキーがやったぁ!と褒めてくれます。w
スターウォーズ・ファンにはたまらなく熱くなるゲームです。
他にも出ているので、多分、
この後このシリーズは買うと思います。w



     *   *   *

というわけで、他にもまだまだ気になるアプリはありますが、
とりあえずこのシリーズはこれで終わりに致しましょう。
また何かおもしろいもの見つけたら
その時書いていくことにしますね。

それでは、また!

とりあえず終わった

昨晩は ::: STYLE ::: WAVEステージでの
僕のライブにご来場頂いた皆さん、ありがとうございました。
とりあえずは終わった〜、と、ちょっとだけホッとしてます。
ただ、何せ時計を見ながら iPhone 含めて4台のシンセと格闘してたので、
SLの画面は殆ど見てなくて、みなさんがどうお感じになったか
よくわかっていないというのが現状ですね。><
自分としては、慣れない朗読なんかも入れたもんだから、
ぐだぐだな20分だったのではと反省、
もうちょっとブラッシュアップした形で
何れ僕のライブでやらせて頂こうと考えてます。^^;

しかし、ホント、あの重い状況の中いらして頂いた皆さん、
そして照明関係を操作して頂いたやすさん、
進行のまささん、何よりこのイベントを企画し、運営して下さっている
スタッフの皆さん、ありがとうございました。

で、::: STYLE ::: は今晩も続きます。
今晩はもうねぇ、ええー、何でこの人とこの人がかぶってるの〜!
というくらいすごい方々の競演です。
さて、どれを見に行こうかな。w

■::: STYLE ::: スケジュール
 http://surreality.ddo.jp/style/timetable.html

2009年12月11日金曜日

【ライブ速報】::: STYLE ::: WAVEステージは45分押しで進行中!

予想通りゲキ重の環境ですね。^^;
それでも僕の出るWAVEステージは45分押しで進行中。
今、テスコさんのグループT&Rのステージをやってるとこです。
なので、僕は24:45からになりそうです。
とり急ぎお知らせまで。w

【ライブ】いよいよ、今晩!〜::: STYLE :::

というわけで、あと2時間ちょっとですよ、開演まで、::: STYLE :::。
実はまだまだ準備ができてないーっ!><
でもね、やりますよ、今晩。
前にこの日記でちらっと書いたことね。^^



::: STYLE ::: は44組のアーティストが3つのステージに分かれて競演。
もう、どのステージも、どのアーティストも見逃せません。
詳しいスケジュールはこちら。

http://surreality.ddo.jp/style/timetable.html

そして、僕自身は今晩24:00よりWAVEステージになります。
何度か変更も入りましたのでお間違いなく。^^;

■Hiroshi Kumaki@::: STYLE :::
・日時:2009年12月11日(金)24:00〜24:30
・会場:WAVEステージ
    http://slurl.com/secondlife/DHSL02/248/4/2503

2009年12月9日水曜日

機械翻訳について

SLで翻訳機を使っていらっしゃる方多いと思います。
が、いつも見ているととんでもない訳が出てますね。w
「今日は!」と入れると必ずと言っていいほど「Today is!」と出る。w
どんなに英語苦手という人でもこれは「Hello!」と訳すはず。w
最近はリョウさんもフランス語、頑張ってらっしゃいますけど、
ホント、下手でも何でも、文法間違ってても
自分の知ってる単語つないだだけでも、逆に通じます。
折角世界中の人と友達になれる機会がSLにはあるのに
言葉でビビってるのは勿体ない。

そうは言っても、翻訳機あると便利なので、
実は作ってみるか、と考えてみたのですよ。
翻訳エンジンは、実は各ソフト会社の企業秘密ですから
なかなかタダで手にいれることはできませんが、
何とGoogleの場合はAJAXのAPIが公開されているので、
これを自分のサイトに組み込んで
リンデン・スクリプトと連動させればできないことはない。

しかし、そもそもみんなが使ってるGoogle翻訳の精度とは
どのくらいなものなのか。
今回いろいろ試してみましたが、やっぱりダメですねー。

実は、iPhoneの翻訳アプリで人気のものにも
Googleで訳した結果を表示する、というのがあるのですが、
多分そのせいなのか何なのか、
アプリの説明の日本語、変なもの多いです。
多分、機械翻訳したんだろうなぁ、って。
はっきり言うと日本語じゃないのですね。w

リンデンの日本語サイトもそうですが、
最近、こういう機械翻訳したらしい日本語をよく見ます。
この日本語を解読するのは、かなりの根気と想像力がいりますね。w
実際、僕も過去に機械翻訳を試したことがあるのですが、
機械翻訳をするに当たってはかなりの準備が必要。
例えば、専門用語を登録するとか、
チャットの翻訳などの場合も、チャット風の表現を登録するとか、
あと、文体をどうするか、
この作業だけで1日以上はかかっちゃいますね。
そうして初めて翻訳にかけられるのですが、
それでも更に人間の手を入れないといけないというのが現状。
だったら最初からえいやっと、自分で訳し下ろした方が
数倍早いのです。w

まぁ、自分が翻訳ソフト使ってた頃からすると
時間も経っているので少しはよくなったかと思い、
Googleでいくつか思いつくものをやってみたら
全然ダメ。
さっきの「今日は!」も見事に「Today!」と訳しました。w
じゃあ、Google以外にどんなエンジンが使えるか、
調べているうちに次のサイトに当たりました。

http://7go.biz/translation/

これはおもしろいですよ。
同じ文章を10の翻訳エンジンで訳させるもの。
日本語と英語にしか対応してないですが、
いくつか文章を入れて試してみるといいと思います。
「今日は!」をちゃんと「Hello!」と訳したのはBizLingoだけ。
また、「またね」をちゃんと「Good-bye」と訳せたのはKodenshaだけ。
いかに僕らが普通にチャットで使ってる言葉を
機械が訳せないか、がわかると思います。
なので、ホント、下手でも何でも
自分の言葉で、自分の知ってる単語つないででも
しゃべった方が間違いないです。w

というわけで、ではまた!w

2009年12月8日火曜日

仕込みとリハ

いよいよ今週末ですよ、::: STYLE :::。
イタッチさんからお話頂いた時は随分先だと思ってましたが。^^;

というわけで、週末以来ごそごそと準備しています。
いくら即興でやると言ってもねぇ。
で、昨晩は音選びと仕込みをしていたら、
あっという間に定時の2時前に!

それでも一応インしてみたら意外にも中身のいるあきのりさんが。w
少しだけお話しして落ちました。

で、今晩はリハです。
リハと言っても僕の場合は曲は当日その場で決まるので、
立ち位置とか照明のテストがメイン。
やー、あのステージでどんなことができるのかな、
楽しみです。w

2009年12月7日月曜日

今ハマってるiPhoneアプリネタ・第14弾〜聖書とクルァーン

さて、前に、大部な辞書を持ち歩けるのが便利、などと
American Heritage や Concise Oxford をご紹介しましたが、
同じく大部なレファレンスと言えば、聖書とクルァーン(コーラン)ですね。
この2つは、特定の宗教に限らず、
もう人類の遺産と言っていい、素晴らしい文学であり、
思想書であると考えています。

なので、僕は特定の宗教の信者ではありませんが、
聖書は欧米の文化を知るのに、
そしてクルァーンはイスラームの文化を知るのに
グローバルな環境で生活する私たち全てにとって
必読の書です。
そして勿論、単なるレファレンスとしてだけでなく、
そこに書かれてある一言一言にどれだけ考えさせられることか!

そんなわけで、これが持ち運べるとしたら
これまたとんでもないことなのですよ。w
で、やはり、それぞれの信者にとっては
いつも側に置いておきたい書物ですからね、
ちゃんとiPhoneのアプリになっています。

まずは聖書から。

1. Bibles2GO(価格:600円)
 これは、いくつかの言語の、代表的な翻訳を集めたもので、
 日本語は現行の「新共同訳」ではなく、
 1955年の「口語訳」が選ばれています。
 人によってはこちらの方が馴染みがあるかもしれませんね。
 これと、例えば英語では定番の King James Version などを
 比較表示できる機能、
 そして新約ではイエスの言葉が赤く表示される機能があって
 なかなか良いと思います。
 他にスペイン語、フランス語、ドイツ語などの翻訳も使えますが、
 日本語を含めて、別途ダウンロードする必要があります。
 面倒とも言えますが、必要なものだけ持ち歩けるという便利さも。
 残念なのは、そしてバージョンアップに期待したいのは、
 ラテン語版、ヘブライ語による旧約、ギリシャ語による新約も
 ダウンロードできたらいいのに、と。
 折角比較機能があるんですからねぇ。

2. Holy Bible(無料)
 こちらは日本語はありません。
 また搭載されている翻訳の数も少ない。
 にも拘わらず入れているのは、
 ギリシャ語による新約があるからです。w
 1.を補うような形かな。

続いてクルァーンです。

3. 聖クルアーン(無料)
 日本語で読めるクルァーンです。
 勿論アラビア語と対照になってます。
 が、、、
 ただでさえ馴染みのない書物、言葉ですから、
 アラビア語の読み方つけてほしかったのと、
 やっぱり朗唱をつけてほしかったですね。
 音で聞くとよりわかりやすいんですよ。
 で、更に欲を言えば、英訳版もあれば。。。

4. Mobile Holy Quran(600円)
 と思っていたら、英語版ではありました。
 これは、英訳とマレー語訳に、アラビア語の読み方もついていて、
 更に朗唱も入ってます。
 それも二人の朗唱者のうち、どちらか選べたりする。
 ただ、これもダウンロード方式なのです。
 ただ100章を超えるクルァーンを全部ダウンロードするのは
 はっきし言って面倒いので、
 とりあえず、という方は最後の方からダウンロードされることを
 お薦めします。
 クルァーンは、どんどん新しい章が上に重ねられて編集されたので、
 下の、つまり終りの方が最も初期のもの。
 ムハンマドの経験そのままに、詩的で神秘的で
 短い文章が並んでいます。
 終りの方の詩句に接するだけでも、その魅力がわかると思います。
 イスラームでは音楽が禁止されていますが、
 この素晴らしい朗唱を音楽と言わずして何だと言うのでしょう。

繰り返しになりますが、
こうした人類の遺産を持ち運べることは
本当に素晴らしいことです。

N.H.K. コンサートホール

昨日の日記でサラッと書きましたが、
Fanghammer の海底、熊野クマステーションに隣接する
N.H.K. コンサートホールが、現在改装工事中です。
もう大まかなところはほぼ出来上がっていますが、
あとは細かいアイテムとか、微調整かな。

今回の改装工事の目玉は何と言っても2SIM化です。
もともとSIM境に面して建設されたこのホール、
Exhara側のあきのりさん所有の土地が広がったことで、
ステージはExharaのぴらさんの水族館の海底に、
そして客席及び調整室はFanghammer側にと
2つのSIMに分かれました。
結果、どちらもプリムをたくさん使えるようになりました。

新しいホールは広い楽屋もあって、
様々な登場の仕方が可能になっています。
その分、迷子にならないようにしないといけないですが。w

ステージは奥行が少し浅いので、YMBのドリルは無理かもですが、
オケとロックやジャズのバンドによるステージは
様々な形式のものが行える可能性があります。
先程オペラとか演劇なんて話も仲間内で出たくらい。w

そんなわけで、完成したら何かイベントやりたいですね。
まぁ、今年は無理そうですが、新しい年のはじめにでも?^^
楽しみにしていて下さい。w

2009年12月6日日曜日

今ハマってるiPhoneアプリネタ・第13弾〜GravSynth

そうそう、昨晩の練習で使用したものに、
これまでここで紹介していなかったものがあります。
前にチラッと書いたのだけど、3軸センサーを利用したもので、
GravSynth、「重力シンセ」というのです。
値段は230円。安い。w

3軸とはつまり、X軸―Y軸―Z軸それぞれの方向に傾けることで
音が変化していくというもの。
テルミンが2つの手を近づけたり離したりして演奏するように
これは両手で持ったiPhoneをあちこち振り回すことで演奏します。w
感覚的なんだけど、なかなかカッコいいフレーズが出てきて楽しめます。
演奏経験のない方にもミュージシャンの方にもお薦めです。w

練習

昨晩は Kcat Island で行われたリョウさんのライブを見に行き、
その後、予告通りLifebound Cafeで公開練習。w
公式なライブではないので、好きなように弾かせて戴きました。
ここでやってみたかったのが、先日来この日記に書いている
iPhoneを演奏システムに組み込むこと。
iPhoneのリズム隊にシンセを絡ませたり、
逆にシンセから打ち出すリズムにiPhoneのパッドやソロで絡んでみたり、
うん、なかなか行けますね、これ。
卓に一緒に上げちゃえば、違和感ないですね、全く。

その練習中に、まず今から寝るとこ、というHYPEのぽぽさん登場。
練習ということもあって、演奏しながらいろいろお話ししたりしました。
そして、もう寝る〜、というのでおやすみのピアノで送ります。w

と、また一人になったところで今度はYMBのあおいさん登場。w
やはりよもやま話をしながらまったりと弾きます。
そのうち更にはウィンズさんも降臨。w
YMBの活動に関する話や料理に関する話など
まぁ、3人集まればいろんな話題が展開していきます。
2時を回ったところで演奏をやめて、
ラジオに切り替え、僕も本格的に会話に参加。w
気の合う仲間同士で、ゆっくりと幸せな時間が過ぎて行くのでした。

というわけで、うん、大体決まりましたよ、
::: STYLE ::: で何やるか。
周りは有名どころの皆さんがきっと名曲を引っ提げての登場なので、
今回、30分を通して即興でやるかな、とか。w
まずはお楽しみに!

2009年12月5日土曜日

おいしい顔?〜そして今晩

RLの話なんだけど、また指を差された。w
って何のことだろう、と思うでしょ。

どうも不思議なことがあって、
僕が入るお店って何故か人が集まって来るんですよね。
レストランとか食堂とか、
子供の頃、父親からはお店を選ぶ時は中が見えるところで
人が多く入っているところがいい、なんて教わったけど、
気が短くて、ぱぱっと食事済ませないといけないことも多いので、
ガラガラで大してうまくもなさそうなとこにぱっと飛び込んだりします。w
ところが、なんですよ。
僕がそういう閑古鳥鳴いてそうなお店に入ってしばらくすると
気がつくと人が溢れてて、待ち行列ができてたりするんです。^^;
これはどこに行ってもそう。
今日もそうだったし。。。w

不思議には思っていたんですが、
ある時はっきりしたことがあって、
友人が某デパートの前に移動アイスクリーム屋さんを出すので
サクラの意味合いもあって、そこに買いに行ってその場で食べてたら、
通りがかった子供から指を差されて、
「お母さん、あれほしい。あれ食べたい。」w
で、ある時、知り合いの女性からも
「クマキさんてホントに幸せそうに食べるよね」だって。w
自分では意識してないけど、どうもおいしそうに食べてるらしい。

で、こないだですよ。
某JRのエキナカの小さなラーメン屋で
味噌ラーメンとミニ麻婆丼のセットなるものを食べていたら
中国人の団体(親子連れ)がやってきて
ガヤガヤと僕の対面(トイメン)に座ったのですが、
果たして彼ら、メニューを見ても日本語で書いてあるので
まぁ、漢字はあるけどよくわからない模様。
すぐにメニューを放り投げて中国人の店員に聞いたりします。
そのうち、僕の斜め前に座ってた女の子が
「お父さん、あれ食べたい!」と中国語で言いながら指さします。
ぶぶっ。w
お父さんも、お、いいね、と思ったらしく。
僕のメニューについてやっぱり指差しながら店員に聞きます。
あのー、食べにくいんですけどぉ。^^;

そんなこんなで、どうも僕が食べてる姿は
おいしそうに見えるようです。
それでお店に人も入って来るらしい。。。
というわけで、新規開店の折にはサクラにもってこいのRLヒロシです。w

     *   *   *

が、自分がSLでやってるカフェは閑古鳥なんてものではないですな。w
ああ、カフェやってることご存知ない方も多いでしょう、寧ろ。w
もともと自分が好きに音楽活動をやれる場として始めた所で、
一応営業時間は毎日23:00〜25:00、
毎週土曜日は23:00からライブ、
だったんだけれども、何だか忙しくてほったらかしです。^^;
それに、どうも毎日決まった時間に同じ場所にずっといるというのが
性に合わないんでしょうね、マスターとしては失格です。^^;

一通りいろんなイベントが終わり、
勿論目前には ::: STYLE ::: なんかも控えてますけど、
ちょっと落ち着いたこともあって
久々にカフェをセットアップしてみたりしてます。
と、同時進行で、
その海底では N.H.K. ホールの増築工事が進んでいたりします。
クマ温泉リゾートのイベント施設の一環ですから、
カフェの方ももっとちゃんと整備しないとね。

というわけで、今晩、ここで久しぶりに
ライブなぞしてみようかと思ってます。
あくまでもひっそりと、::: STYLE ::: なんかの練習も兼ねて。。。
時間は多分23:00過ぎ。。。適当に始めます。^^;
場所はFanghammerの、KUMA-TORAのハーバーの
入り口に当たるところにあります。
お時間ある方はひやかしに来て頂ければ。w

さて、それまではRLで作曲してます。
::: STYLE ::: に向けて新曲作らないと。。。
ではまた!

2009年12月4日金曜日

今ハマってるiPhoneアプリネタ・第12弾〜フランス語・英語・中国語

昨晩のタイガーカフェにはあのリョウさんが来店。w
リョウさんが最近フランス語の勉強に熱心なこともあり、
フランス語話題に花が咲きます。
そこへ、あきのりさんもフランス語で絡んでくるし。w
そう。
リョウさんの日記のコメントをご覧になって頂ければと思いますが、
何とあきのりさん、フツーにフランス語しゃべるのですね。。。
あ、いや、フツーではありませんでした。^^;
「Bonne nuit-min!」と、
フランス語でも最後に必ず「みん」がつくのがクマ式フランス語。
どうもフランスでも「みん」を流行らせようとしている模様。w

言葉はやはり音ですから、耳としゃべりを鍛えるのが肝要。
僕の場合はどこの国の言葉覚えるのも、
まずは音楽と映画から入りますね。
で、その国のホテルについたらもうテレビつけっぱなし。
できるだけ現地のニュース番組なんかを流しっぱなしですね。
あとバラエティとか。
でもさすがにわけわからない時はCNNやBBCで
対応するニュースがないか確認したりします。^^;

というわけで、テレビのニュース番組はお薦めなんです。
耳だけではとても聞き取れないようなものでも
映像が入ってくると聞こえないものも聞こえてくるようになります。w
なので、世界の主だったニュースが iPhone で見られないか、
探してみましたら、こんなのがありましたね。

1. France 24 Live(無料)
 もともとCNNに対抗して、世界にフランス的な価値観を発信、
 ということでTF1とフランステレビが創設したテレビ局で、
 フランス語の他、英語とアラビア語で配信してますが、
 その番組がやはり3か国語で見ることのできるアプリです。

2. CBS News(無料)
 アメリカでニュースと言えばやはり、、、
 CBSイブニング・ニュースなどが見られます。

3. CCTV Nationa Mobile(無料)
 中国中央電視台の「新聞連播」などの番組を見ることができます。

とまぁ、フランス語、英語、中国語で
それぞれの国の主なテレビ局の番組を見ることができるわけです。
これはもう語学学習には持って来いですね。
あとはBBCとかCNNとか、ドイツのZDFとかも
こうしたアプリ作ってくれるといいんだけどねぇ。w

あ、とは言え、テレビではなくて
新聞系だったらもうたくさんあります。
とりあえずフランス語は「ル・モンド」、英語は「NYタイムズ」を
入れてあります。
文字でゆっくり勉強したい時はこちらの方がいいかもしれませんね。

というわけで、iPhoneは語学の勉強にも役立つツールなのでした。w

【技術情報】Google 日本語入力をインストール!

昨日エメラルド・ビューワのバージョン・アップ記事を書きましたら、
しーさんがコメントをつけてくれたので、
あの後タイガーカフェで会った時にバージョン・アップしました?
と聞いたら、
同時に Google 日本語入力も入れました、とのこと。
おお、そうそう!
GoogleがWindowsとMacに対応した日本語入力プログラムを
発表したということは昨日記事で読んで知っていたのですが、
エメラルドのことですっかり忘れてました。
というわけで、今日家に戻って来たらいそいそとインストール。w

基本的にオフラインでの使用ですが、
何でもWebの膨大な文献をデータベースにしてるらしく
特に固有名詞などに強いのだとか。
今日、邪払さんもこのIMEのことをSNSの日記に書いていて
「邪払」って出るかなぁ、なんて書いていらしたので
早速試してみましたら、SSの通り5番目に出ましたね。
もう確定しちゃったので、今はトップに出ますが。w
これは案外すごいかもです。



これを試してみたいと思った理由が一つあって、
それは、僕はずっとATOKを使っているのですが、
どうも Snow Leopard + Second Life との相性がまだ悪いのか、
SLをしている時の英字とひらがなの切り替えが遅いです。
アルファベットと日本文字が入り乱れる表現も多いので、
IMEの切り替えスピードが遅いのは致命的。
そんなこともあって、何をやってもスピード感のあるGoogleに
ちょっと期待してみたというわけ。

で、SLにインして、しばらくメチャクチャに
英語と日本語が入り乱れる独り言をしゃべってみましたが、
全くストレスがないですね。
僕の指のスピードにちゃんとついてきてくれるので満足しました。

というわけで、しばらくはこれ使ってみますかね。
変なバグというか、使いづらいところがあったら、
またここでご報告していくことに致しましょう。

2009年12月3日木曜日

【技術情報】エメラルド・ビューワがアップデート!

さっきインしようとして気づきました。
エメラルド・ビューワが 1.23.5.1101 にマイナーアップデート。
ダウンロードはこちらから。。。

http://modularsystems.sl/downloads.html

ダウンロードページとブログに書いてあるところによると
どうも前回のバージョンで追加して入れないといけなかった
SL Voice Pack なるものが、どうもライセンスの問題か何かで
提供できなくなったらしく、
この問題を解決すべく(前から動いていたんだろうけど)、
音声面での不具合を解消したバージョンとなってます。

つまり、ボイス・パックの追加インストールは不要になったということ。
となれば!?
すぐに試してみました。
僕の Snow Leopard のマシンでは、ボイチャもできるし
ストリームも再生できるものの
音源のソースが mp3 のものは音が聞こえてこなかったのです。
あと、何故か聞こえないストリームのサイトがあったりとか。
ぴらさんの水族館などでは mp3 で音を流しているので、
これがちょっと不満だったのです。

で、新しいバージョンを試してみたところ、
おお、これらのサイトの音源もちゃんと聞こえるではないですか。
よしよし。
これでエメラルド・ビューワをメインにしていい、って感じですね。

ただねー、1個だけ不満を上げれば、
この新しいバージョンをインストールして立ち上げたら、
な〜んと、環境設定が全部初期値に!orz
まぁ、大体覚えてるからいいけどね。
ここ、何とかしてほしいな。w

というわけで、エメラルド・ユーザーのみなさん、
是非アップデートお勧めです。
(少なくともMacな方々。。。
あ、Linuxはまだ対応していないようです。><)

ミーティング三昧?

さて、無事東京に戻って参りました。
で、もっと早く書く予定だった火曜日の日記をば。。。

火曜日は家に戻るのが遅かったのですが、
それでインしたらすぐにキラカフェのクロストークへ。
この日は「男装・女装」というテーマで、
まぁ、もういろんな話題で盛り上がりました。
何と言ってもセカンドライフが絡んで来ますと、
もう装うというより、RLの性別は関係なく
自由な性でいることができるわけですから
ますます話が複雑に。。。><

あっと言う間に1時間過ぎて、
これから更に盛り上がる、という時に
既に先約がありまして次の会場へ。
こちらは例の :::STYLE::: の出演者ミーティングでした。
さすがに各会場12、3名の出演者が、というイベントですからね。
このミーティングはすごかったです。
一体何のイベント? と思うくらい有名な方々が勢揃い。w
あまりに壮観だったのでSS撮ろうかと思いましたがやめました。w
まだ公表出来ない部分があるかもしれないからね。
でも、すごくカッコイイイベントになることは間違いないです。^^

:::STYLE::: のミーティングが終わって一旦ホームに戻ったところで、
今度はウィンズさんとIMで1月のイベントの打ち合わせ。
結局、現場を見て話そう、ということになり、
会場のあるSIMで落ち合ったところで
運よく主催のCha Klaarさんと合流。
お名前は存知上げてますし、イベントにもいらして頂いていたのですが、
きちんとご挨拶したことがなかったので、この機会に。
いろいろとお話しできて、打ち合わせもできてよかったです。
とてもきれいな場所で、こういう場所で演奏できるというのは
ホント気持ちよさそうです。w

というわけで、火曜日はミーティング三昧のうちに終わったのでした。w
どれも実りのある楽しいものでしたけど。w

2009年12月2日水曜日

iPhoneネタ・番外編〜無線LANいいね!

今日は前にこの日記で告知したいだきしんさんの京都コンサート。
天地開闢以来の開闢の時を迎え、
過去のどんな悪いことも良いことも一つに溶け合い、
新しい愛の時がはじまる、そんなメッセージがあり、
とてつもない迫力のパイプオルガンと
心地よく流れ、溢れて来るピアノの響きに
大変幸せな感じとエネルギーを得て、
今新幹線で東京に向かっているところです。

さて、その新幹線の中で無線LANが使えるようになりましたね。
というわけで、この日記も今新幹線の中でiPhoneで書いてるわけですが、
いいですね。快適です。
もともと携帯端末として買ったようなこと書きましたけど、
ホントネットを見るのも快適、便利です。
移動中のこの時間を有効に使えますね。
(ますます自分を忙がしくしてるだけとも言えるが。^^;)

ますます手放せなくなって来たiPhoneです。
それでは、また!

リンデン賞が応募受付中です!

前回、来年1月のイベントについて
Char Klaarさんと打ち合わせしたことを書きましたが、
その時話題に出たのが「リンデン賞」のこと。
自分たちは応募するのだが、YMBやYMOの活動も素晴らしいので、
是非応募されてみてはいかが、というお話でした。

このリンデン賞、最近のログイン画面で時々告知されていますが
ご存知でしたか?
2010年度のリンデン賞は、優勝者に1万USドル相当の金額が
リンデン・ドルで支払われるというものです。
今のレートだと90万円を切るくらいのものですかね。
結構な額です。
応募の対象となる活動は、

・Second Lifeでの活動がSecond Lifeの外の世界において賞賛され具体的な影響を及ぼす成果をあげたもの。
・Second Lifeを用いた顕著で独自の活動で、ハイクォリティー、制作、効果、美しさ、技術的な洗練さを表現したもの。
・Second Life内外での活動において相互に将来的な発展、知識、創造性、共同作業を促進し、影響をおよぼすと考えられるプロジェクト。

ということで、僕もこの賞については以前から知っていましたが、
1番目や3番目の項目から、研究活動の助成金のように捉えていて
自分には関係ないものと感じていたのでした。
それで案内を見てもふーん、とスルーしていたのですが、
今回、趣旨を読み直してみると、
セカンドライフで活動している全住民に
応募を検討してほしいとのこと。
よくよく考えるとYMBの活動なんかも2番目には該当するかな、と。

というわけで、是非皆さんもご検討されてみてはいかが?
今回はリンデンさんも気合が入っていて
何と日本語のページが用意してあります。
相変わらずヘンなところもあるけど、
意味は十分通じると思いますので、僕の非公式訳ではなく、
こちらのページを紹介しておきます。

<リンデン賞の趣旨・応募要領>
http://lindenlab.com/lindenprize/ja-JP

<FAQ>
http://lindenlab.com/lindenprize/ja-JP/faq

<応募フォーム(英語)>
http://lindenlab.com/lindenprize/application

<リンデン賞の趣旨・応募要領(英語原文)>
http://lindenlab.com/lindenprize

尚、応募の締切は2010年1月15日、
優勝者の発表は5月31日とのことです。
というわけで、僕らも検討してみようと思ってます。
それでは、また。

2009年12月1日火曜日

今ハマってるiPhoneアプリネタ・第11弾〜使えるキーボードはどれ?

さて、もともとこれで音楽やってみたいと買った iPhone ですが、
それだけにシンセものは一通り入れてみました。
ただ、このちっちゃなディスプレイでキーボード・プレイはムリ、
というのが最初から出してる結論で、
やっぱりKAOSS PADみたいにディスプレイをグリグリするのが
インターフェイスとしては向いてるんではないかと。
あと、そう、3軸なので、いろんな方向に傾けたり
回したりして演奏するとか。
(テルミンの逆ね。楽器そのものを回しちゃう。w)

でも、それでも、キーボーディストとしては、
ムリなんて言ってられないのではないか。
やはりこのちっちゃなディスプレイ上でバリバリ弾く、というのが
ないといけないのではないか、パフォーマンス的に?
とか思って、いろいろいじってみたわけですよ。

まず、iPhone 版DS-10との呼び声も高い iSyn(600円)。
これ、インターフェイスとか結構いいんだけど、
キーボードに関しては狭すぎです。
また反応も悪い、鈍い。
キーボードついてるけどその上をリボンコントローラみたいに
ぐいぐい上がったり下がったりする方が向いてるみたいですね。

それからiPhoneアプリの中ではハイエンドとして知られる
noise.io(1,700円)というシンセ。
これはね、いろんなことできます。
が、そのいろんな機能があっちこっちのボタンの裏に隠れてて
階層が深くて使いにくい。
キーボードはわりと大きいけれど
2段に分かれてるそれはやっぱり使いにくい。
マトリックス・コントローラで遊ぶ方が楽しいですね。



で、前にご紹介した Xewton Music Studio、
これのキーボード、案外いいということがわかりました。
まず、キーボードの幅を変えられますから、
自分の弾きやすいサイズにできるのと
弾くと鍵盤が下がるのもリアルな体感があります。
シンセの音色は限られているのものの、
基本的な音がいいので、アイデアをぱっと記録しておくには
これで十分ですね。
ただ、如何せん、弾きながらオクターブの移動ができない!><
スケールを上がったり下がったりが多い僕のソロには向かないです。
コードを吹き流すようなバッキングならありですね。

で、結論。
演奏ということを考えると一番いいのが
NLog (Peformance) Synthesizer(600円)です。
これはね、SS2〜3にあるように、
鍵盤を押さえたまま、左右にずらすと
鍵盤の位置がスクロールするのですよ。
SSはわかりやすいように、2でC-F-Aのキーを弾いてますが、
一番左のCから指を離して、FとAを押さえたまま右へスクロールすると
キーボードがずるずるっと右へずれて、
SS3では左側からCより下の鍵盤が出て参りました。
そこで離した人差し指で下のAを押さえたところ。
いちいちオクターブを切り替えるためのボタンなんか押さなくても
自動的にキーボードがスクロールするので
あんまり余計なこと考えないで演奏に集中できますね。
あ、そうそう、これもXewtonと同じく
鍵盤の大きさを変えられるのがいいところ。




あと、ご覧になっておわかりのように
Prophet-5 にも似た木製パネルに黒いノブというスタイルで
伝統的なアナログシンセの構成なので音作りもしやすく、
また、音作りの場合でも鍵盤が下に出ていて演奏できるので、
音を確認しながらエディットできるのもいいですね。
(実はそうでないアプリが結構。。。><)
いや、それより何より、鍵盤とか
画面左に見えるベンダーの反応がいいのが好きです。
全くフラストレーションがない。
欠点と言えば、リズムやベースなどシーケンス機能がないことですが、
別にこのアプリ一つで作るつもりもないし、
それは寧ろこの間ご紹介したTechnoBoxの方がいいので、
これはもう手弾き専用としては十分ですね。

と、大体こんな感じで、音楽制作用のアプリは揃った感じ。
あとは、、、実際に音創りをしていくだけですね。
来週あたり何か披露できたらいいのだけれど。。。
お楽しみに!w