2020年2月16日日曜日

【新作】モジュラー・シンセ関連の動画を2本続けて YouTube にアップ!

今から4年近く前のことになりますが、
モーグから「Model 15」という実機を iPad 上で再現したアプリが
リリースされ、しかもその直後に冨田勲さんが亡くなるという
僕にとっては何れも衝撃的なことが立て続きました。
あまりの衝撃にそのアプリの使い方と、冨田さんの追悼を兼ねて
その音作りに挑戦してみる、という動画をアップしたのですが、
気づかないうちにこの動画、1,000回以上も再生されていたのです。
僕の動画なんて大体友だちの皆さんくらいしか見ないので
平均で大体25回とかそんなものなので、これには驚きました。
SoundCloud で「メロディ」だけが突出して1,000回以上
再生されているというのと同じ状況ですね。

で、調べて見ると、その前にアップした同じ iPad アプリの
「iVCS 入門」2つも1,000回を越えているのです。
これは、ジャン=ミシェル・ジャールやピンクフロイド、
それからザ・フーのトラックでも聞けるイギリス製のシンセで、
モーグ系とはまた違ったインターフェイスなので
自分の備忘を兼ねて作ったものなのでした。

これらシンセの音作り系の動画は、今書いたように
自分の備忘を兼ねて作ったものでしたが、
何と皆に見てもらいたいライブ・ビデオより視聴されてるって、
作ってる本人としては、何だかな〜、と思うところもありますが、
やっぱりたくさんの人に見てもらえてるのは素直に嬉しい!
というわけで、先週から今週末にかけて、
更にモジュラー・シンセ関係の動画を2本立て続けにアップしました。





これは、最近特にシンセサイザーらしさを意識した
ピコピコサウンドをライブに取り入れているのですが、
時々、PC 用の Arturia Modular V とiPad 用の Moog Model 15 で
微妙にパッチングの仕方が違ったりするので、
やっぱり自分の備忘を兼ねて皆さんの役にも立てるかと
「Arturia Modular V vs. Moog Model 15」と題したものと、
更に、 Model 15 は本当に基本的なモジュールしかないので、
それで如何にリング・モジュレーションやサンプル&ホールドを
実現するか、というワークアラウンドの動画になります。

この文章を読まれている皆さんの殆どは、
モジュラー・シンセサイザーでの音作りなんてご興味ないかもですが、
ライブの裏でヒロシがこんなことやってんだ〜、と
ネタとして見て頂ければ嬉しいです。w

そう言えば、上で触れた4年前の動画は、
回数だけでなくて、いいね、よくないね、の評価までされてて、
いいね6に対して、よくないねも5!^^;
僕の動画にいいねが付くことなんて思ってもみなかったけど、
つくとやっぱり嬉しいし、よくないねは悲しいよね。w
なので、まだいいねしてない方、この動画にもいいねして頂けると
やっぱり嬉しいです。
(間違ってよくないねした人はいいねに変更してね。www)



以上、新作 YouTube 動画のお知らせでした!

2020年2月9日日曜日

冬バーンライブ「残香」ありがとうございました!

昨晩の冬バーンライブ「残香」にはたくさんの方にお越し頂き、
本当にありがとうございました。
もう殆ど当日、直前の案内だったにも拘わらず、
海外からも日本からもいろんな方々にお越し頂いたのは
驚いたやら嬉しいやらで感激でした。
海外方面は、Burn2 イベントのリーダーである
アイスカイさんやミアさんが全面的にバックアップ、
告知もしてくれ、現場にも来て下さったのが大きかったようです。
日本の、いつも支えて下さっている皆さんには
感謝の言葉よりありません。

昨晩は固よりシンセサイザーのシーケンスを回しながら
即興で演奏する予定ではありましたが、
モチーフとしては、1月にナチュさんのお誘いで参加した
「3 Gadgets」というイベントに出品した作品がきっかけです。
これは、KORG Gadget のうち、診断メーカーで選ばれた
3つのガジェットだけを使って作品を作れ、というイベントで、
僕の場合は3つのうちに Zurich というレコーダーガジェットが
含まれていて、これをどう使おうか悩んだ挙げ句、
森の中の川の音、風の音、鳥鳴き声や虫の飛ぶ音の入った
サンプル音を回して、それを背景に音楽を録れていったのでした。
そこで、昨日はこれを発展させて、
海の波の音、雨の音、鳥の鳴き声をシーケンスで回しつつ
それに合わせて即興で弾いていったわけです。

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自作のモーグは180プリムくらいあるのですが、
写っているのはたった10プリムしかないロープリム版。
SH-101、OASYS と合わせて50プリムしかないのです。w
Courtesy by naturalway Flow


しかしまぁ、演奏中に何故かシーケンスの設定が変わったり、
楽器の設定が変わったりで焦る場面がいくつかありました。
それでもその状態で弾き続けなければいけないわけですから、
瞬間瞬間の判断で楽器を変えたりシーケンスを停めたりしながら
悪戦苦闘していたというのが実情です。
が、案外皆さん喜んでくれたので、終えた時にはホッとしました。

今回は企画から Burn2 スタッフへの交渉まで、何から何まで
ケルパさんがやって下さったので、僕は仕込みや演奏に集中でき、
本当に助かりました。
ケルパさん、ありがとう。
また次の機会に向けて何かおもしろいことをやりましょう。

それでは最後にセットリストです。

■Hiroshi Kumaki ライブ「残香〜Magic Dialogue」
・日時:2020年2月8日(土)23:00〜24:15
・会場:Magical Dialogue by Kerupa Flow
・曲目:
    シーン1〜海:シンセによるイントロダクション
    シーン2〜雨:ピアノの即興演奏
    シーン3〜森:パッド系シンセとエレピによる即興演奏
    シーン4〜太鼓:ハモンドオルガンによる即興演奏
    シーン5〜シーケンス:ストリング系シンセによる即興演奏
    シーン6〜シーケンス〜パイプオルガンによる即興演奏
    アンコール1〜Numbers
    アンコール2〜Time to Love -- Nest of the Dragon Mix

2020年2月7日金曜日

【ライブ】2月8日(土)23:00より冬バーンライブ「残香」です!

あーーーーーーーーーーーーーーーっという間に新年の1月も終わり、
SL でお正月らしいことをすることもなく、2月になってしまいました。
そして、中国の旧正月に合わせたのか、立春に合わせたのか、
Burn2 の冬のイベント、Winter Burn なるものが開催され、
私のところにも招待が来たのですが、僕にとっての Burn2 は
やはり年に一度、10月に行われる Oct Burn ですので、
スルーしてたんですね。。。^^;

ところがこの冬バーンにわが盟友ケルパさんが出展してて
イベントの期間は終わったけど、展示は続いているので
何かやりませんか〜、とお誘いが!
僕は年に一度の Burn2 のイベントは大好きなので、
そして 2007 年に初めて、当時バーニンライフと言われてた
そのイベントに参加して、とってもインスピレーションを受けたので
ケルパさんやナチュさんやこじゃさんやまささん、
いろんな SL のアーティストのみなさんをお誘いしてきたのですが、
今回は僕の方が誘われた形になりました。

で、やりましょう! とお返事を返したら、
30分もしないうちに下にあるようなポスターが送られてきました。
やー、嬉しい。やー、ありがたい!
タイトルは「残香」。
で、ケルパさんの展示タイトル「Magical Dialogue」の文字も。
そう。
ケルパさんとはリハーサルなしの即興による
音と光のインタラクティブなイベントを行って来ましたが、
それって正に「魔法の対話」ではないでしょうか。
というわけで、今回も即興的なイベントになります。
直前に決まったので、いろんな仕込みができてないのは
いつものこととして、
このご案内もどれだけの方に届くかわかりませんが、
この記事を見かけられた方、是非、2月8日(土)23:00から
Burn2 の会場にお越し頂けると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

200207a<

■Hiroshi Kumaki ライブ「残香〜Magic Dialogue」
・日時:2020年2月8日(土)23:00〜24:00
・会場:Magical Dialogue by Kerupa Flow
    https://maps.secondlife.com/secondlife/Burning%20Man-%20Deep%20Hole/213/86/25