2023年9月11日月曜日

【新作】 7/30 の生ピアノライブの映像を美しい映像と音でリリース!

はい、立て続けにリリース告知でございます。
去る7月30日(日)に、16回目のレズデーの特別企画として、
SL 内でいつも弾いているベヒシュタインのピアノを
RL でも弾いて、SL と RL が連動した演奏会を行ったわけですが、
その時の模様を、実は会場で観客のフリ(?)をして座っていた
しんさんが、何と 4K で録画してくれていたのでした!
その後しんさんも僕もそれぞれ RL の仕事でバタバタしてましたが、
この度しんさんからその録画ファイルを送って戴いて、
僕の編集で僕のチャンネルにアップしました!

勿論ね、YouTube には標準の画質で上げていますので
当然 4K の映像ではないのですが、やっぱり元がいいので
とってもクリアで美しい映像になっています。
そこに生のピアノの、これまたクリアな音が乗るわけです。
演奏はイッパツ勝負なので、自分でもあ〜あ〜と思う
ミスタッチなどもありますが、
SL ライブの映像作品として、とても気に入った仕上がりになってます。
(自画自賛。w)

というわけで、当日いらっしゃれなかった方は勿論、
いらっしゃった方も是非観てみて下さいね。
2007年に SL でミュージシャンデビューして
16年間やってきたわけですが、生のピアノのイッパツ勝負は
これが初めてという、実は貴重な映像ですので
何度も観てコメントやいいね頂けると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

■Hiroshi Kumaki Rez Day Live 2023: Bechstein from the Real World

2023年9月10日日曜日

【新作】 緊急リリース!〜一青窈さんの「ハナミズキ」をヒロシ風アレンジでリリースしました!

僕の楽曲が iTunes や Amazon、Spotify などで配信されているのは
TuneCore Japan という会社を通してなのですが、
この TuneCore Japan がサービス開始10周年というのと
歌手の一青窈さんがデビュー20周年ということで、
「Rework with『ハナミズキ』」という企画が6月に発表になりました。
これは、一青さんの音源をダウンロード、
これを利用した楽曲を手数料無料でリリースできるというもので、
わぁ、有名曲のアレンジならおもしろそうですねぇ、と
お祭りみたいなものですので、是非参加しようと思っていたのです。

ところが、この日記からも想像つくと思いますが、
7月からつい先日までメチャクチャハードなスケジュールで
中々手を付けられないでいました。
そこへ先日 TuneCore Japan から締切まであと1週間ですよ〜、
の連絡メールが!
おお、これはマズイ! と先週の日曜日から急遽作業開始。
バタバタと何とかでっち上げて締切当日の未明に申し込んだわけです。

その曲がリリースされましたのでお知らせです。
まぁ、一青さんのバックをヒロシがやっているというか、
ヒロシの曲をヒロコの代わりに一青さんが歌っているというか、
そんな感じの仕上がりなのではないでしょうか?w

やってみてこういう名曲は難しいと思い知らされました。
原曲がシンプルではあるけれど美しいアレンジになっているので、
そのイメージをどこまで壊すか、或いは活かすか、というのが
今回この企画に参加されたミュージシャンの皆さんの
腕の見せ所なんではないでしょうか?
僕のは、一応ジャンル的には「エレクトロニカ」ということで、
よくあるヒロシ風なシンセサイザーの使い方してますけど、
もっとピコピコさせてもよかったし、
もっとシンセっぽい音を入れてもよかったな、とは思いつつ、
あまり壊しすぎるのもねぇ、というところでやや中途半端かもです。
もう少し時間があればまた違った形になったかもですが、
締切あっての音楽、今はこれがヒロシの実力というところでしょう。

そういう意味では、是非いろんな方に聞いて頂いて
いろいろご意見頂けると嬉しいです。
勿論、ダウンロード販売で買って頂けるともっと嬉しいです。w
滅多にカバーをやらないヒロシですので、超レア音源ですよ、これは。
どうぞよろしくお願いします。

■「ハナミズキ」(feat. 一青窈)
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旧作も是非よろしくお願いします。

2023年9月6日水曜日

【RL】 管弦楽の話〜10月27日に3枚目のアルバムをリリース予定です!

前回吹奏楽話題について触れたので、続いて今日は管弦楽の話題を。
ちょうど1年くらい前から伊福部昭先生の『管弦楽法』の教科書を
勉強し始めたわけですが、実は上巻の方は読み終わっていて、
今は別な整理をする意味でゴードン・ヤコブという人の
『管弦楽技法』という、こちらは100ページちょっとの
薄い本を読んでいるところです。

実はこれらの勉強を始めたのは、何を隠そう、
今年の SL ミュージシャンデビュー記念日10月27日に、
これまで YMB で演奏してきた自作の管弦楽曲集を
3枚目のアルバムとして出す予定だからなのです。
一通りのお勉強を終わって、今はこれまでに書いた曲の
編曲を全て見直しているところです。

その第一弾として取り組んでいるのが、
最初の頃に作った「流れよわが涙、と警官は言った」なのですが、
今見返してみると、教科書的には NG なこといろいろやってますねー。
例えば、メロは第一トランペットがほぼ最高音域で鳴らしてて、
当時恐らくご自身がトランペットを吹かれる本田春菊さんが、
「この高域でトランペットを吹かされるのは辛い〜」
と仰ってましたが、実際、初心者向けの注意事項集とも言うべき
ゴードン・ヤコブさんの本によると、

「G4よりC5の音は注意深く、またハイライトのために
とっておかねばならない。もし控えめに用いるならば、
これは輝かしく効果的である。」

はい。いきなり1音目が A4 でございます。。。

「持続した、また抒情的な性格の旋律を trumpet に与えることは
常に危険である。実際にはこれは固く避けねばならない。」

「流れよ、わが涙」のメロディは抒情的で息が長いですな。。。

とまぁ、いきなり僕の代表的な曲からして禁じ手ばかり。^^;
が、メロディに関しては一応音域内に収まっているので
そのままにしつつ、木管や弦をいろいろいじってる感じです。

このような作業をこれからアルバム収録予定の曲について
1つ1つ行っていくことになります。
というのもまぁ、知らないことをいいことに、
好きな管弦楽の曲からパクリながら感覚的に音を並べて来ましたが、
やはりアルバムという形で公に、RL の世界に出すからには、
本物のオーケストラに弾いてもらえるようなものにしないと、
と思っているわけなのです。

なので、曲によっては皆さんが SL で聞いたものと
表情が異なるものが出て来るかもしれません。
10月27日の発売日を是非楽しみにしていて下さい。^^

2023年9月4日月曜日

【RL】 フランスとドイツのマーチを聴く!

さて、8月末に行われた第6回セカフェスでは
わが横浜マーチングバンドはパレードと演奏会を行ったわけですが、
演奏会を行うに当たって指揮を担当する僕は、
今更ながらに吹奏楽の勉強をしているところであります。w
子供の頃から管弦楽大好き人間で、やっぱり弦がないと、という人です。
なので、過去の演奏会では弦入りの曲をやっていましたが、
winds さんが卒業した今、改めて弦の入らない、
所謂吹奏楽のアレンジなどを勉強しているわけです。

で、僕の好きなマーチの名盤というと、やはり弦も入ってる
バーンスタインがニューヨークフィルを振ってるマーチ集で、
これは全体にテンポが速い。
バーンスタインもオケも超ノリノリで演奏していて、
中でも特に早いのが「星条旗」で、
ここではピッコロがもう前のめりのすごい演奏、すごい名演です。
この弦入りの、前のめりの演奏に慣れた耳を正常に戻すのは、
やはり定番フィリップジョーンズアンサンブルのスーザ名曲集、
というわけなんです。

そう! マーチというとスーザなんですが、
フランスやドイツにも名曲ありますよね、ということで
中古 CD 屋さんで物色していたら「おお!」という2枚を見つけたので
今日はその話をします。

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まず最初は、フランスの名門、ギャルド・レピュブリケーヌによる
「フランス革命」と題された1枚。
これは1989年のフランス革命200周年を記念して
当時沢山の名演を残したブトリーの指揮で、
フランス革命当時のマーチを特集した CD。
ギャルドは、今でこそパレードは行わないコンサートバンドですが、
ギャルド、つまり英語のガード、という名前が示す通り、
元々は国王所属の「近衛兵」が起源で、
革命後共和国の「国民衛兵隊」として発展してきたわけですから、
当時からのレパートリーを沢山有しているはずなのです。
なので、ギャルドの優れた演奏を収めたディスクは多数ありますが、
革命当時の音を収めたこのディスクは「おお!」と迷わず購入。w

中でも、フランスのマーチと言えばみんなが知ってる
「ラ・マルセイエーズ」、フランスの国歌でもあるわけですが、
これを歌う国民的歌手のミレイユ・マチユの歌が圧巻、
私にはドラクロワが描く自由の女神が降臨したかのような
そんな感動を呼び起こす熱い演奏なのです。
このディスク、録音が1988年の7月、
つまり200周年の1年前の、正に革命の月に行われていて、
マチユやブトリー以下、演奏に携わった一人一人の思い入れは
並々ならぬものがあったのだろうと思います。
とにかく熱気に満ちた凄い演奏。

もう1枚は——正確には2枚組なのだけれど——
カラヤン指揮のベルリンフィル吹奏楽隊によるマーチ集。
カラヤンとベルリンフィルの組み合わせと言えば
どんなに華々しく、輝かしい響きを聞かせるかと期待すると思います。
実際、レコード時代はこんなジャケットだったようです。

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すごいですねー。燃えています。
そして、第三帝国時代の映像を見たことがある人には
ドイツ国民全体を戦争に駆り立てた熱い音楽を思い起こすでしょう。
しかし、実際に演奏を聞いてみると、もっとおっとりとしていて
このジャケットのイメージとは全く異なると言ってよいのです。

このディスクには「ドイツ行進曲集」の邦題が付いてたりしますが
それがそもそも誤訳です。
「ドイツ行進曲」というと、やはり僕等は第三帝国時代の
音楽を思い起こすのではないでしょうか。
このジャケット、誰が描いたのかは知りませんが、
何となくドイツ語の吹奏楽隊を意味する "Bläser" から
英語で「燃える」を意味する "blaze" を連想したように想像します。
原題は「プロイセンとオーストリアの行進曲集」というのです。

これは、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世の命で
編纂されたプロイセンとオーストリアの行進曲51曲から
30曲をセレクトした録音で、即ち、ヒトラーの第三帝国より
ずっと以前、古式床しき軍楽の伝統の記録なのである。
僕が購入した CD のジャケットの方がその本質を表しているように思う。

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先のフランス革命集同様、CD 2枚に収められた30曲の殆どは
僕の知らない曲で、知ってる曲と言えば
プロイセンのタイケ「旧友」と
オーストリアのヴァーグナーによる「双頭の鷲の旗に下に」位だが、
この「双頭の鷲」は僕がセカフェスの時誤ってドイツの曲と紹介したが、
この曲はじめ全体にオーストリアの曲の方が華があってカッコイイ。

そう言えば、このディスクの録音は1973年だが、
この年カラヤンは、僕が持っているものだけでも
R・シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲル」、
「アダージョ」が有名になったマーラーの「交響曲第5番」、
シェーンベルク他新ヴィーン楽派の管弦楽曲集と
オーストリアの作曲家の音楽を精力的に録音している。
この行進曲集もそうした彼のオーストリアプロジェクトの
一環ではないか、と僕は感じるのです。
カラヤンはオーストリア人としての出自に生涯拘ったと言います。
故あってヴィーンフィルとは袂を分かったわけですが、
プロイセンのベルリンフィルを振りながらも
彼が表現したかったったのはオーストリアの、
或いはヴィーンの豊かな伝統だったのかもしれません。

2023年9月3日日曜日

【RL】 ディズニープラス

少し前のことになるけれども、Hulu とディズニープラスの
セットプランなるものが始まったので、
Hulu の7月の請求日になる直前でこのセットプランに申し込みました。

僕のこの日記を読んでいる人はお気づきだろうけれども、
かなり前、恐らく Hulu のサービスが日本で開始されてから
ずっと会員になっているのです。
多分、当時割とカバーしている範囲が広くて、
その後出て来たアマゾンのプライムビデオと合わせると
話題作は殆どカバーできてしまう感じでしたね。

んで、これらではカバーできない Netflix とかディズニープラスとか
そういう専門の配信サービスもあるわけですが、
ディズニーに関しては何でもっと Hulu でやってくれないんだろう?
と思っていたんですね。
というのは、Hulu はディズニーグループなのですよ。
で、同じディズニーグループ配下に「スターウォーズ」と
「ナショナルジオグラフィック」があるわけで、
この辺りは時々 Hulu でもやってくれるんだけれど
もっと観たい! と思うこともあるわけじゃないですか。
同じグループなんだからせめて一般より安い料金で
観られるようなサービスがないかなぁ、と思っていたら
とうとう日本でもそういうサービス始まったので
500円ならいいや、とポチったわけでございます。

するとまぁ、観なきゃいけない動画が一挙に増えましたね。w
ディズニーなので往年のアニメーションの名作は勿論観たいし、
ナショジオのドキュメンタリーもいろいろ観たい、
けど、やっぱりスターウォーズでしょう! ということで、
早速 Hulu ではシーズン2まで観ていた「反乱者たち」の続きを
イッキ見することになったわけです。w やぁ、最後感動したぁ!

でも、意外と、そうか、これもだったか! と思ったのが
例のビートルズの「Get Back」3部作、
あれもディズニーだったのね!
元の「Let It Be」の映画を知っている身としては、
なるほど、こうだったのかぁ、といろいろ謎が解ける感じです。
「Let It Be」では、バンドの仲が悪いところを
意図的に強調するようなシーンの連続になっていたけれど、
「Let It Be」でカットされていたメンバー間やスタッフとのやりとりが
丁寧に再現されていて、悩み苦しみながら前に進もうとする
4人の姿が克明に描かれています。
1日1日が結構長いので、ゆっくりじっくり観ています。

まぁ、そんなわけで、忙しい毎日の中
かなり楽しみが増えたようです。
さて次は何を観ようかな。w