2015年11月23日月曜日

キングクリムゾン

これまでにも何度か触れたことがありますけれど、
いろいろと影響を受けたプログレグループの中でも
キングクリムゾンが一番刺激を受けているかもしれないですね。
なので、10月の下旬に久しぶりに昼の渋谷の街を歩いて
来日公演のポスターを見た時は興奮しましたね。w
もうその時期なので当初予定されていた公演は全て完売でしたが、
追加公演が発売前だったので、その日その時間を待って
即チケットを予約しましたよ。^^

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やぁ、ロックのコンサートのチケットを予約するのは何十年ぶり?w
まぁ、どうしても見たい、というミュージシャンがいなかったから?
ビートルズ大好きなのにも拘わらず、ポールの時は見逃したしね。
それだけにチケットを手にしたら、もう待ちきれずに、
久しぶりに持ってるCDを聴きまくりましたよ。w
と、同時に、昔LPで持っていた頃に90分のカセットテープに
「In the Wake of King Crimson」と題したベスト盤を
自分で作って聴いていたことを思い出しました。
そこで早速、そのセレクションを iTunes のプレイリストに再現、
当時よりは遥かによい音質で楽しんでます。

このプレイリスト、第3期というのか、
ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォードの
3人で1974年にリリースした「レッド」までしかカバーしてないし、
デビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」からは
全5曲のうち4曲エントリーするなどかなり偏ってるけれど、
当時の(学生時代の)僕がどういうものが好きだったか、
反映しているし、やはりどの曲も外せないと思うので、
YouTube でもプレイリストを作って公開しています。
ご興味のある方はどうぞ。

■プレイリスト「In the Wake of King Crimson」


1. 21st Century Schizoid Man (from "In the Court of the
  Crimson King")
2. I Talk to the Wind (DO)
3. Epitaph (DO)
4. The Court of the Crimson King (DO)
5. Prelude: Song of the Gulls (from "Island")
6. Islands (DO)
7. Larks' Tongues in Aspic (from "Larks' Tongues in Aspic")
8. Trio (from "Starless and Bible Black")
9. Fracture (DO)
10. Starless (from "Red")

学生の頃は、エイドリアン・ブリューの入ったクリムゾンは、
70年代のクリムゾンとは違うなぁ、と思って上の選曲になってるけど、
今聴き直してみると、「Discipline」とかも
純粋に音楽としておもしろいなぁ、と思います。
そのどちらの時代とも違うメンバーでの来日
(メル・コリンズは当時もいたけどね)、
どんなことをやってくれるのか、楽しみにしているこの頃です。

ご無沙汰してます

ご無沙汰してます、ヒロシです。
10月の終わりにBURN2で3連続のライブを終えてから
鳴りを潜めていましたが、実はそのライブの直後、
足掛け3年に渡ってRLで関わってきたプロジェクトがリリースし、
RLでもSLでも大きな仕事が終わった後に一息ついている状態です。

大きな仕事と書いたけれど、SLの方、BURN2でのライブについては、
久しぶりにやりたいこと、狙っていたことが大体やれたのですが、
やりたいことをやってしまうと、次にやりたいものが出て来るまで
ちょっと時間がかかるのが天才ではないところ。^^;
いや、やりたいことはいろいろあるんだけれど、
次にどれやるか、っていうのがね。
こういう時は基本に戻るわけだけど、僕の場合はバッハかな。
最近はちゃんとした楽譜を弾いていないので、
少しバッハとか、あとバルトークとか久しぶりに弾いてみようかと。
バルトークは、ご存じの方もいらっしゃるだろうけど、
以前まだナビさんがSLにいた頃に、リョウさんやケンタさんと
「Mikrokosmos」という実験的な音楽をやる場を作っていて、
そこで正にそのバルトークの「ミクロコスモス」から
いくつかライブで演ったことがありました。
あの時はあまり時間がなかったので、ピアノでまんまやりましたけど、
本当はそこからいろいろと発展させたかったのが正直なところで、
今また久しぶりに楽譜をめくってトライしているところです。

それからインプットとしては、同じくクラシックのピアノ曲を
今浴びるほど聴いてます。
突然、昔はあまりおもしろいとは思わなかった
バックハウスのベートーヴェンのピアノソナタを買いに走ったり
(昔LPで持ってたけど、今CDは1,000円で買えるのね、ビックリ)、
それからCD持ってはいたけど iTunes には入れていなかった
モーツァルトのピアノ協奏曲を iTunes に入れて繰り返し聴いたり。
ピアノ協奏曲って、あんまりピンと来ないジャンルだったんだけど、
特にモーツァルトは即興の要素が強いから
——楽譜見ながら聴くと、白玉だけで、
要はこのコードでアドリブしなさい、という意味だったりする——、
今はバッハと同じようにそういう即興の観点から聴いてます。

そんなこんなでそろそろSLにも復帰しようと思ってます。
年末になるかもですが、新しい企画のライブをやるつもりですので。
お楽しみに。