2019年9月16日月曜日

【新作】動画「エピローグ」をアップしました

Burn2 が近付いて来たことが関係しているかもしれません。
前から企画していた動画のシリーズのうちの1本を
漸く YouTube にアップしました。

2007年の夏にセカンドライフに飛び込んで
その年の秋に初めてセカンドライフ最大のお祭と言われる
「バーニング・ライフ」に参加しました。
とにかく世界中からいろんな人が来てて
いろんな出し物があったのには圧倒されましたけど、
感銘を受けたものの一つが、当時ミャンマーが大変な事になっていて
会場のあちこちで「ミャンマーを救え! ミャンマーに自由を!」の
声が聞こえたことです。
世界で起きている問題に対して、言葉を伝え、連帯していく
そんな力と希望をセカンドライフに感じたのでした。

2011年、日本も東日本大震災に見舞われました。
復興ということでは僕自身には何もできることはないのですが、
被災地を訪れ、そこの美しい風景をカメラに収め、
それを音楽で表現することくらいはできるのではないか、
そんなこともあって何度も被災地を訪れ、
その一部は曲にまとまったりもしました。
が、映像と音楽のコラボというプロジェクトは
いろんな技術的な制約もあってそのままになっていました。

「還暦」とも言われる12年目の今年、いよいよ機は熟したようです。
まずは小さな作品から順に発表させて戴きます。
第一弾は、春の遠野を訪れた時の映像を見ながら
即興的に弾いた子守唄「エピローグ」です。
曲の方は、既に公開というか、僕のライブの終わりに
「おやすみなさい」の代わりに流しているので
お聞き覚えのある方もいらっしゃると思います。
子供の頃の純粋な心と安らかなひとときを、
そんな願いを込めた作品です。
お楽しみ下さい。。



2019年9月14日土曜日

【イベント】今年の Burn2、いろいろ発表になりましたよ!

ヒロシです。
このブログも随分ご無沙汰しとったとです。
が、そろそろどがんかせんといかんと書き始むっとです。

というわけで、今年も9月、それも中盤に入り、10月も間近、
そして10月と言えば! そう、SL 最大のお祭 Burn2 ですよねっ!

ところが今年は、10月11日(金)〜20日(日)と日程が決まり、
キャンプ地の販売は早々に始まったものの、
1月前を切ってもなかなかライブや DJ の出演者の募集が始まらない。
どないなってんねや! と気を揉んでいたところ、
本日漸く募集が始まりましたので、ヒロシもポチっと予約を入れ、
この告知記事を書き始めたわけです。

いつもはこの Burn2 のタイミングと僕のデビュー記念日の
10月27日が被っていることが多くて、
デビュー記念ライブも Burn2 のイベントの中でやったりしてましたが、
今年は例年より早いので、Burn2 は Burn2 で2回やって、
デビュー記念ライブはまた別途どこかでやりますのでお楽しみに。
Burn2 の2回は、10月12日(土)と19日(土)、
何れも日本時間23:00から予定していますので、
今から予定に「○」をつけておいて下さいね。^^v

そして! 僕のライブとは別に、ナチュさんも
キャンプ地をゲットした模様で、今年も何かやらかすと思います。
ナチュさんのキャンプ地、昨年はどこより盛り上がっていたのは
皆さんもご存じの通りです。
こちらも SLURL やスケジュールが決まったらお知らせしますので
楽しみにしていて下さい。

と、ご託はこのくらいにして、Burn2 に興味のある皆さんのために
いくつかまとめて URL を書いておきますね。

・Burn2 公式 HP
 https://www.burn2.org

・キャンプ地の申し込み
 https://www.burn2.org/updates-on-burn2-2019-metamorphoses/

・ライブ・DJ 出演申し込み
 https://www.burn2.org/burn2-metamorphoses-stages/

・ボランティアスタッフ申し込み
 https://www.burn2.org/who-is-burn2/we-are-volunteers/volunteer-application/

何度も書いていますが、僕にとっての Burn2、
以前はバーニング・マンと呼ばれていたこのイベントで
センターキャンプと呼ばれる場所は僕の SL 活動の原点でもあり、
それで毎年 Burn2 でのライブは派手でかっこいい(?)
メインステージやライブステージでなく、
このセンターキャンプで行っているわけで、
今年もそのセンターキャンプで上記日程を申し混んだわけなんですが、
何と、その申し込みページ。。。

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何と、申込書左に何枚かある写真、
よく見ると僕やナチュさんが写っているではないですか!@@
昨年のセンターでの記念に残るイベントだったわけですね?
と勝手な解釈で気をよくして、ナチュさんもセンターに出るようです。
ね、僕がやる気が出て来たわけ、分かったでしょ?www

最後に、ちょっと長くなりますが、今年の RL のバーニング・マンと
共通のテーマ「変身(メタモルフォーゼ)」の趣意書を
バーニング・マンのサイトから訳していますのでご参考まで。
元の文章はここにあります。

・バーニング・マン2019「変身(メタモルフォーゼ)」
 https://burningman.org/event/brc/2019-art-theme-metamorphoses/

     *   *   *

ーー万物は変化するのみ、死滅するものなど何もない。
(オウィデウス『変身物語』)

ーーエネルギーはある形態から別の形態に変化することがあるだけで、新しく生み出されることもなければ、破壊されてなくなるということもない。
(熱力学の第一法則)

カフカの主人公グレゴール・ザムザがゴキブリとして目覚めるより2千年も前に、1世紀のローマに於ける文学の異端児であったオウィデウスは、様々な形態の悲惨な変身物語についての文章を残しました。人間の愚かさと神々の気まぐれに捕らわれた世界の中で、彼の不運な主人公たちは、気づいた時には鳥や獣や木々や山や、或いは星々にすら姿を変えられているのです。ある時にはそのような変身はご褒美として与えられ、またある時には神による懲罰として与えられるのでした。彼の詩の1行1行を読み進むうちに死の影が次第にその姿を現し、遂には変身が、もう後戻りすることのできない変化が最後には訪れてしまうのです。こうした物語を読むことで、私たちは人生というものは本質的には変身を続ける旅のようなものであり、そこでは運命と性格というものとが全く予想もつかないようなやり方で互いに影響を及ぼし合っているのだ、ということにいやでも気づかされるのです。

ーーある朝、グレゴール・ザムザは不快な夢から目を覚ました。おや? とその時彼は気づいた。何と自分は一匹の大きな虫になってベッドに横たわっているではないか。
(フランツ・カフカ)

バーニング・マンは革新的なイベントであるとよく言われます。即ち、一人の人間にとって、それは自分自身のあり方を変えるような体験なのであり、一つの団体にとっては変革を促すようなイベントであり、文化なのだと。実際、これは具体的にはどういうことなのでしょうか?

「このイベントで自分は変わった」とか、「これは世界を変えるイベントだ」とか、バーニング・マンからは数え切れないほどの物語が生み出されていますが、その全ての物語に共通しているのは「変化」「変異」ということです。それはちょうど炉の中で金属が鍛え直され、窯の中でガラスが焼き直されるようなものです。残渣を取り除き、内なる真の本性を明らかにすることであり、それは魂の坩堝であると言えます。私達は自分自身を見つめてこう考えるのです。「このままではダメだ。自分の環境、身近な人間関係、働いてる会社、住んでいる町、そしてこの国、全てを変えたい。技術革新、世界の変容、世界の多様化、進化、そして革命! がしかし、これら変えたいと思っているもののうち、どれが自分の意志でどれが運命によるものなのでしょうか? 私たちの真の自己は実は心の奥底で自分を偽っているのでしょうか? ちょうど、彫刻家を前にした大理石が、いつか自分の真の形をいつか顕してほしいとその時を待っているかのように。或いはそれとも、私達は北の空に輝く星を見つけ、進路を定め、そこに向かうのに自分たちを舵に縛り付けておく必要があるのでしょうか? 欲望が生産され、イベントが心を誘惑するこの世界にあって、私達は自分の本能というものを本当に信じてもよいのでしょうか?

ーー蝶が羽ばたく時、そこには幼虫であった時のものは何も残っていない
(アレハンドロ・ホドロフスキー)

一人の人間の変化の旅はその人の人生全てを使い切ってしまいますが、それと同じように、もっと広い流れの中で、たった1本の糸によって私たち全てが互いに絡み合って変化する壮大なタペストリーが織り上げられていきます。自己の地平の彼方に目を向ける時、私たちは常に変化する世界に囲まれ、しかもそこから切り離されることはないことを知るのです。そこには政治的な風景もあれば自然の風景、私たちのこの地球もあり、それらが多数の転換点の層として重なり合っているのです。私たちには、ただそのような変化を嘆くのではなく、これらの変化に影響を及ぼし、歴史の円弧を曲げてしまうような、そのような力があるのでしょうか? 或いは、私たちにそのような力がないのだとしたら、一体誰にそのような力があるというのでしょうか?

今年のバーニング・マンのテーマは「変化の祭り」であり、「不確実性への冒険」です。従って、「時間」もまたそのテーマを支えるものとなりますが、但し、何度も巡って来るものとしての時間、そして周期的に儀式が行われる対象としての時間ではなく、絶え間なく先へ先へと進み後戻りするこを知らない弓矢のような存在としての時間であり、従って、常に過ぎ去っていく「今」を愛でることでもあります。思い出とは気まぐれなものであり、未来は常に不確実性に満ちています。私たちは誰一人として将来の自分がどうなるかわかっている人はいませんが、しかしそれでも、変化する軌道上の一点である「今ここ」にいること、存在という弦が奏でる儚い和音を奏でていることを理解しようとすることはできるのです。

変身は確実に起こるものなのです。私たちがそれを信じようと信じまいと。しかし、もし私たちがこれまでのバーニング・マンの経験の中で何かを学んでいるのだとしたら、私たちは自分たちの未来について確実に言えることがあります。それは、求めるならば私たちには変える力がある、ということです。勿論、私たちには最後にどんな結果が待っているかは知るよしもありません。が、私たちには共に信じているものがあるのです。それは、自分自身の夢こそが大事なのであり、互いに一緒になってでも一人一人の独立した個人としても、私たちには自分たちの物語を紡ぎ出し、より建設的な方法で自分たちを変えていく力がある、ということです。

ーーだからこそ(バーニング・マンは)これだけ、まるで伝染病のように広まっていったし、そして人をまたその場所に戻って来させることが出来たし、また、その力を普段の生活の中で活かすことができるようになったのです。それは、バーニング・マンが、一人一人に自分がどういう人間であるのか、そこに変化を与えたからなんです。
(ラリー・ハーヴィー)

錬金術師たちは長年にわたり、秘密の方法によって卑金属を金に錬成し、無生物に行きを吹き込もうとする技術を極めようと研鑽しました。そうすることによって物質世界を超越し、神々と王族たちが支配するこの世界に挑戦しようとしたのです。今年のバーニング・マンのテーマは、新しい形態の錬金術を探究しようとする試みへの招待です。それは、捕らえどころのない「賢者の石」などに頼るのではなく、「心」の持つ無限の力をベースにした新しい錬金術なのです。

     *   *   *

「メタモルフォーゼ」というと、そう、オウィデウス、カフカ、
手塚治虫と来ますが、最後錬金術だの賢者の石だのって、
これは「ハガレン」ですね!
んじゃまあ、今年は僕がエドでナチュさんがアルのアバで
ライブやりましょかね。www

2019年8月12日月曜日

YouTube で新しい動画「Messages」を公開しました

ケルパさんの LEA9 でのインスタレーション
「If the Mind is Absent II - "Rising from Mud"」会場での
即興演奏の模様を収録した新作映像「Messages」を
YouTube にアップしましたのでお知らせです。

■Hiroshi Kumaki Improvisation Performance: "Messages"
 

LEA9 のケルパさんの展示会場と言えば既に、
ケルパさんとのコラボ「Sounds in Colors II」というイベントを
昨年の11月に行ったものがしんさんの撮影・編集で
YouTube にアップされています。

■Sounds in Colors II
 

この映像を見ると、ケルパさんのビジュアルと僕の音と
加えてしんさんのカメラとが見事にシンクロしていて
イベントの企画自体としては成功してるかな、と思っています。

が、あのイベントが終わった時点で、演奏した本人としては、
完全に即興でやることで臨んだこともあって、
演奏しながら音色を選んだりしていますが、
お目当ての音色が見つからなかったりして間が空いたり
適当なフレーズでつないでいたり、裏で何が起こっているか
見えていないお客さんにとってはつまらないところもあったのではと
そんな反省があって、
もっと中身の濃い、スタジオ版というかデモ版というか
そうしたものを録音しようかな、と考えていたのです。

そこで、同じ会場で11月一杯で終わるというその同じ展示会場で
お客さんのいない時間帯に3日間くらいかけて
僕がおもしろいと思ったものや、僕の演奏風景を収録して、
その映像を編集したものに、僕が本来やろうとしていたアイデアを
もう一度即興演奏で録れ直したのが今回公開した動画というわけです。

僕が最初に LEA9 の会場を訪れた時におもしろいなと思ったのは、
様々な幾何学的パターンや蓮の葉の葉脈、
オーロラのように変化する光、それら全てが何かあるメッセージを
伝えているように見えたことです。
それはこの地上にある生命からのメッセージとも
どこか遠い宇宙からのメッセージのようにも思えました。
我々はそうしたメッセージと交流しながら、
泥の中から天に向かって飛翔する龍のような存在である——
それが実は「Sounds in Colors II」の裏にあるコンセプトでした。
今回の映像ではその点を全面に打ち出して製作しています。

今回はバックトラックなどは事前に打ち込んで準備したものの
やはり即興演奏であることに変わりはありません。
大体はあとで利用できるように MIDI で録音していますが、
ハモンドとパイプオルガンの部分は完全に一発録りなので、
特にハモンドの部分はもうノリだけで行っていて、
リズムも合ってないしミスタッチも多いヒドイ演奏です。><

これらの演奏は編集した映像を見ながら行われ、
当然演奏の尺が映像とずれるところがありますので、
今度は映像に音を当てたあともう一度映像を編集する
という手法で最終的な作品として仕上げています。

唯一、即興演奏でないのは29:49くらいから始まる
「Numbers」という曲。
これは、「Sounds in Colors II」ではケルパさんが
数字の単位を漢字で書いたオブジェがグルグル回っていた
あの感じを再現しようと思って差し入れた映像になりますが、
そのケルパさんと「お経って数字好きですよね」
なんて会話をしていたのと、素数とかフィボナッチ数とか
数字が宇宙との交信の鍵として使われているのを思い出して
これらの要素を全て織り込んで作曲したものです。

本当は今年の1月に公開しようと思っていましたが、
更には、遅くともレズデイの 7月27日には、と思っていましたが、
映像の編集も音の録音の方もなかなか十分な時間がとれず
このタイミングでの公開になりました。
オリジナルの「Sounds in Colors II」と併せてお楽しみ頂けましたら
大変嬉しく思います。^^

2019年7月29日月曜日

昨晩の Rezday ライブ、ありがとうございました!

昨晩の Rezday ライブ、直前の案内だったにも拘わらず
いらして頂いた皆様、ありがとうございます。
そして、いつもご支援頂いている皆様もありがとうございます。
皆様のお陰でこうして12年も SL を続けることができています。

昨日のライブのセットリストはホント開演5分前くらいに
漸く決まったものですが、殆どが2007年〜2008年に作った
最近ではあまりやっていない曲になりました。

まず、オープニングは「ONE」のオリジナル・バージョン、
最近よくやってるヒロコの歌ありバージョンと異なり、
歌なし、1番のみという短いものでスタートしました。

続いては、SL に生まれて来て、初めて契約した土地、
マグスルさんの豊島区に作ったピアノバーでよくやっていた、
ピアノの即興曲「津軽」と3本の弦が絡む「シンフォニア」。
我ながら懐かしかったですねぇ。w

そして、即興絡みで、今回初のお披露目となる
プリムヤクザのモーグ・モジュラーシンセでの即興演奏。
写真は、演奏中は撮れないので、本日再現的に撮影したものですが、
まずはシーケンサーを設定してバックトラックを次々に回して
最後にリード音でソロを弾きまくるという展開。

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あ、因みに、見慣れない格好をしていますが、この衣装、
実は SL 幼馴染みの羽根娘クロウさんが正にこのタイミングで
誕生日プレゼントとして贈って下さったもの。
なるほど、吟遊詩人かぁ、というわけで早速使わせて戴きました。
クロちゃんありがとう!

ところが!
何と、このプリムヤクザの演奏中に
ストリームが切れるというハプニングが!
演奏中は気づかなかったのですが、次の曲に行こうと画面を見ると
皆さんが騒いでいる様子。
ある方が、入って来た時にコードに引っかけたかしら、
なんてジョークをおっしゃる。
う〜ん、確かに RL の現場ではそういうこともありますけどね。。。
いや、裏では実際にそういうこともあります。
つまり僕自身がコードをブチッと。。。><
今回はそれはなかったのですが、ストリーミングソフトを見ると
確かにエラーメッセージが表示されていて、回線が切れていました。

約10分近く会場には音が流れていない状態になっていましたが、
気を取り直してまたシンセの即興からスタート。
そのあとは豊島区の次にお世話になったスタトラとシルクロード、
それぞれのテーマ曲をやって、最後はヒロコの歌付きで
「セカンドライフのテーマ」を演って締めさせて戴きました。

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そうそう、会場では「還暦おめでとうございます」なんて
言われてしまいましたけれども、そうですね、
次の還暦をまたみんなで SL で迎えられるかはわかりませんが、
SL が続く限り、こうして皆さんと楽しい時を共にできればと
そう願っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

ありがとうございます。

■Hiroshi Kumaki Rezday ライブ「一回りしたよ」
・日時:2019年7月28日(日)22:00〜23:15
・会場:YMB スカイステージ
・曲目:
    オープニング:ONE(オリジナル・バージョン)
    1. 津軽
    2. シンフォニア
    3. モジュラー・シンセサイザー即興
    4. スタートラッカー
    5. シルクロード
    6. セカンドライフのテーマ
    エンディング:エピローグ

2019年7月28日日曜日

【ライブ】このあと22:00より Rezday ライブです!

あまりに直近の告知でご存じない方も多いことと思いますので
今一度直前の案内です。
タイトル通り、本日このあと22:00より
Hiroshi Kumaki 12回目の Rezday を迎え、
皆様に感謝の意を込めたライブを行います。
この12年を振り返りながら、
今となってはレアになってしまった曲なども披露する予定ですので、
何が出て来るか、是非楽しみにしてお越し下さい。

会場でお待ちしています!^^

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■Hiroshi Kumaki Rezday ライブ「一回りしたよ」
・日時:2019年7月28日(日)22:00〜23:00
・会場:YMB スカイステージ
    http://maps.secondlife.com/secondlife/YMB001/59/247/22
・メモ:SLURLの場所に青いPolice Boxが置いてあります。
    ドアをタッチして中にお入り下さい。

2019年7月27日土曜日

【緊急告知】明日7月28日(日)22:00より Rezday ライブやります!

今日7月27日は Hiroshi Kumaki が
セカンドライフに生まれた日なのです。
今を遡ること12年前の今日、たまたま時間があったので、
前から気になってたセカンドライフの登録をやってみるかと
始めたらオリエンテーションとかいろいろ時間のかかること!@@
それが終わってニュービーの集まるウェルカムエリアに行き
日本の人たちと出会えた時はホント嬉しかったですね。

あれからもう12年も経ってしまったんですなぁ。(遠い目
12年と言えば日本では干支の一回りですよ。
その間、セカンドライフも日本も世界も大きく変わりました。
それでも変わらないのが皆さんからのご支援。
当時マグスルの豊島区というところに
ガラス張りのピアノバーを始めて、
そこで歌のない即興演奏を実験的にこっそりと始めたら
人が集まって来て、おもしろがってくれたのが始まり。
以来、調子に乗ってライブ活動を続けて参りましたが
それがこうして12年も続いているのは、
僕の演奏を楽しんで下さる皆さんがいて下さったからこそです。

そんな皆さんに感謝して、明日の日曜日、
22:00から12歳の Rezday ライブを行います。
直前の案内となりましたので難しいかもですが、
ご都合のつく方いらっしゃいましたら是非遊びに来て下さい。
今回新たに作ったモーグのモジュラーシンセも披露しつつ
懐かしい曲なども演奏するつもりです。
どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

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■Hiroshi Kumaki Rezday ライブ「一回りしたよ」
・日時:2019年7月28日(日)22:00〜23:00
・会場:YMB スカイステージ
    http://maps.secondlife.com/secondlife/YMB001/59/247/22
・メモ:SLURLの場所に青いPolice Boxが置いてあります。
    ドアをタッチして中にお入り下さい。

2019年7月14日日曜日

ヒロシがプリムヤクザに?〜久しぶりのもの作りでモーグ・モジュラーを作ったのだ!

去る7月6日はヒロシの中の人の RL 誕生日で、
思いの外たくさんの方からメッセージを頂きました。
この場をお借りしてメッセージを頂いた方、
そしていつもお世話になっている皆様に御礼申し上げます。

その RL 誕生日は静かに過ぎていきましたが、
静か過ぎたからか、何を思い立ったか、
SL で久しぶりのもの作りを始めたのです。
これは、これまでも何台か購入してはいますが、
どれも今一つ気に入っていないモーグのモジュラーシンセサイザー。
世の中にないなら作ればいいじゃない、というので、
自分自身でステージで使うのに納得できるものを作り始めたわけです。
ある意味、自分自身への誕生日のプレゼントかな。^^;

話は10年前、2009年に遡ります。
その頃 タイガーカフェのあった Fanghammer という SIM に
N.H.K. ホールという僕専用のコンサートホールがあったのです。
これは日本の公営放送とはまったく関係なく、
当時一緒に遊んでいたナビさんと僕とあきのりクマさんの
頭文字をとってつけただけのものなのです。w

その N.H.K. ホールにはナビさんがいろんな楽器をたくさん
置いて下さっていましたが、中でも僕が気になっていたのが、
ハモンドオルガンとモーグのモジュラーシンセサイザーだったんです。
ハモンドオルガンはドローバーの設定が変わるようになっていて、
背面の板を取り外すと中の機械が見えるようになっているし、
何と言っても手許のスイッチをタッチすると
レスリーの回転が変わるという、何ともリアルなマニアックな仕様。
モーグのモジュラーシンセは普通売ってるものは1式ですが、
タンスが2基並んだ大きなもので、しかもその2基の
右と左のパネル設定とかケーブルのパッチングが違う!@@
このモーグは大した芸はなかったですが、そのパネルがリアルなのと
やはり2基並んでいるが故の存在感がすごかったです。

やがてナビさんがインしなくなり、これらの楽器について
どこで手に入れたのか聞く機会がなくなってしまいましたが、
ハモンドの方は何とかプロフィールからクリエイターを特定、
彼にコンタクトして、今僕がステージで使っている
ヒロシ仕様の特注を作ってもらうことができたのです。

が、モーグはたしかクリエイターがナビさん自身だったような。。。
僕自身は SL を始めてわりとすぐ、その後フレになる
Mainland Musical Instruments の Paul Ge さん製作の
モーグ・モジュラーを持っていて、
これは演奏しながらパネルのツマミを調整するアニメのついた
大変素晴らしいものだったんですが、如何せん、
画像のクォリティが低いのと、鍵盤は絵だしねぇ。
その後より画像のクォリテイが高いものも手に入れましたが、
これはよくあるキーボード演奏のアニメしか入ってないし、
やっぱり鍵盤は絵だしねぇ。
それにスタンドがカッコよくなかった。

きょう日、メッシュが当たり前の SL でやっぱり黒鍵が
絵で描いてあるというのはネクタイがシャツに絵で描いてあるのより
カッコ悪いと思うんだ。
それからそう、黒鍵だけじゃなくて、モジュール同士をつなぐ
パッチケーブルも大体絵で描いてあるよね。
あともっと言うと、Ge さんのもそうだったけど
大体が Arturia の Modular V の画面を利用しているので、
必ずしも本物のモーグのセットと同じではないんだよね。。。

実は先日の SL16B でのライブや、Kerupa さんとのコラボなど
最近はモジュラーシンセを意識した音を出しているので、
その度にカッコ悪いけどしょうがないか、と思って使ってたけど、
もう耐えられなくなった、という感じね。^^;

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で作ったのが写真の2つ、右側が IIIc というモデルで、
ウェンディー・カーロス、キース・エマーソン、
冨田勲さんに松武秀樹さんが使っていたという伝説的な楽器、
そして左側がより後期の、冨田さんが使っていたシステム55です。
冨田さんが使っていたというので、子供の頃の僕には
ホント憧れの楽器でしたね。
つまり、ナビさんを思い出しながら、
タイプの違うものを2つ作ったわけで、
更にキーボードも253と251という異なるモデルを
それぞれに用意しました。
何ともアホなくらいマニアックな凝りようですが、
どうせ凝るなら、と、はい、ツマミ、全部プリムで付けることに。w
だって、シンセはやっぱりツマミが命ですもの。www
結果、それぞれ本体だけでプリム数がそれぞれ 126 と 177、
一番上の3段目に乗ってるシーケンサーユニットはこれに含まれず
これだけで53プリムあり、キーボードも、35と32、
つまり全セットで214とか262とかとんでもない LI なのです。^^;
SL で始めてピアノを買った時に100とかあって参ってたけど、
自分でこんなものを作るとはね。w
前に、ぷ〜さんがえらく凝ったステージを作って
プリムヤクザなんて呼ばれてましたけど、これでヒロシも
そんなプリムヤクザになれたのではないかと。(何のこっちゃw

まぁ、こんなプリム数では最大350限定の SLB では使えませんし、
SLB でなくても迷惑かかるでしょうから、使うとしても
YMB SIM のホールやヒロシのスタジオ、
或いは、Kerupa さんとのコラボイベントなど
特別な機会に限られるでしょうから、一応、ツマミは絵だけの
ロープリムバージョンも用意してあります。w

しかし、やはり、プリムをふんだんに使っただけあって、
質感がよく、楽器に向かう気になれますよね。^^
次の2つは先ほど紹介した Ge さんのアニメを使ったパネルの調整と
キース・エマーソンの真似をして2つのモジュラーシンセを
ブイブイ言わせているところであります。w
ああそうそう、因みに画面に見えるパッチケーブルも
ちゃんと2VCO-LPF-VCA-2ENVとモジュレーションをつないで
モノですが音が出るような設定になっているのですよ。

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190714c

というわけで、実は雑なところもありながらも
久しぶりに自分で納得できるものが作れたので、
ご満悦のヒロシなのです。
次のライブではきっとお目にかけることができると思います。
お楽しみに!^^

2019年6月30日日曜日

【RL】1950年代の SF 作品を総復習

昨晩の SL16B のライブでケルパさんが「いかにも」な
1950年代 SF 風の演出をしてくれたこともあって、
そうそう、こんな作品もあったよね、という意味も含めて
ここで一つ1950年代の SF 小説と SF 映画を振り返っておこうと思う。
これは自分のための備忘録でもあるのだが、これを眺めていると
これら 1950 年代の作品がいかに現在に至るまで
影響を与え続けているかということに気づかされると思う。
前に、1950年代は不安の時代であったと書いたが、
その意味では、私たちの属する2010年代もまたそうなのかもしれない。

まずは、SF 小説の作品群から。
このリストは作家別に、デビューした順でまとめてみた。

■ロバート・A・ハインライン
・1950年『ガニメデの少年』
     『月を売った男』(短編集・未来史)
・1951年『人形つかい』
     『地球の緑の丘』(短編集・未来史)
・1953年『スターマン・ジョーンズ』
     『動乱2100』(短編集・未来史)
・1954年『宇宙怪獣ラモックス』
・1957年『夏への扉』
・1958年『メトセラの子ら』
・1959年『宇宙の戦士』(「スターシップ・トルーパーズ」原作)

■アイザック・アシモフ
・1950年『われはロボット』(「アイ・ロボット」原案)
・1951年『ファウンデーション』
・1952年『ファウンデーションと帝国』
・1953年『第二ファウンデーション』
・1954年『鋼鉄都市』
・1955年『永遠の終り』
     『火星人の方法』(短編集)
・1957年『はだかの太陽』

■アーサー・C・クラーク
・1951年『宇宙への序曲』
     『火星の砂』
・1953年『幼年期の終り』
・1955年『地球光』
・1956年『都市と星』
・1957年『海底牧場』

■レイ・ブラッドベリ
・1950年『火星年代記』
・1951年『刺青の男』(短編集)
・1953年『華氏451度』(映画化)
     『太陽の黄金の林檎』(短編集)
・1955年『十月はたそがれの国』(短編集)

■フィリップ・K・ディック
・1953年「地図にない町」
     「ペイチェック」(映画化)
     「にせもの」(映画「クローン」原作)
     「変種第二号」(映画「スクリーマーズ」原作)
・1954年「アジャストメント」(映画化)
     「ゴールデン・マン」(映画「ネクスト」原作)
・1956年「マイノリティ・リポート」(映画化)

フィリップ・K・ディックの映画化率はすごいです。
この他、「トータル・リコール」や「ブレード・ランナー」の
原作がこのあと書かれることは周知の通り。
続いて、映画のリストです。
選択はかなり恣意的で、これは見ておかないと、と僕が思ってるもの。

■映画
・1951年「地球の静止する日」
     「遊星よりの物体X」
・1953年「宇宙戦争」
・1954年「海底二万哩」
     「大アマゾンの半魚人」
     「ゴジラ」
・1956年「禁断の惑星」
     「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」
・1957年「縮みゆく人間」
・1958年「SF 人喰いアメーバの恐怖」
     「ハエ男の恐怖」
・1959年「地底探検」
     「渚にて」

他にも B級と呼ばれるものが大量生産されたのはご存じの通り。
そして勿論、日本でもラドンとかいろいろ作られましたしね。

とりあえず今日はこんなところで。
このリスト、お楽しみ頂けたら幸いです。

【SL16B】昨晩のSL16Bライブ、ありがとうございました!

昨晩は SL16B メインステージでのライブ「Sweet SciFi Fifties」を
予定通り無事終えることができました。」
ご来場頂いた皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。
会場には懐かしい日本のみなさんや外国の方も結構いらして、
多くの方々と楽しい時間を共有できよかったと思っています。

昨日は、ロックンロールと SF がテーマでしたので、
衣装も懐かしいエルヴィス・プレスリー風のものを着用、
ヒロコも黒い革のバイカースタイルでの登場となりました。
オープニングはいつもシンセのキラキラしたイントロをやりますが、
昨日はロックンロールのコード進行に合わせて、
シンセベースとキラキラシンセのバッキングでスタートしました。

その後、アシモフの SF 小説に音を付けた「ファウンデーション」を
挟んで、怪しげな50年代映画風の効果音の連続、
と、ステージには映画「地球が静止する日」の巨大な宇宙人が登場!
昨晩のステージはケルパさんが全面的に演出してくれたのですが、
私の意図を酌んでくれて、急遽あの宇宙人を作ってくれたのだとか。
おかげですごく盛り上がりましたねぇ。
ケルパさんありがとう!

そのあとはゴジラのテーマ曲に乗せてシンセソロをやったあと、
「レイ・ブラッドベリのための音楽」、
「流れよわが涙、と警官は言った」と SF 絡みの曲を続けて、
最後に今回のために作った「クマクマ・ロックンロール」を初公開!
これはナチュさんが「大クマクマ音頭」のロカビリー版を希望、
なんてつぶやいていたので、いいねぇ、と思った作ったもの。
いかがだったでしょうか?

エンディングは、「セカンドライフのテーマ」を流しながら、
1時間のステージを終わらせて戴きました。
もう、SL16B もイベント関係は今日で終わりになりますが、
展示はまだ続いていますので、ケルパさんの展示、
まだご覧になられていない方は是非足を運んで下さい。

・"Not Yet" by Kerupa Flow
 http://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Astonish/82/5/23

そう、ケルパさんと言えば、昨日はドレス姿の登場で
みんなを驚かせましたね〜。
中には骸骨姿しか見たことがないという人も。w
何でもご本人によると「地球が静止する日」の美女を
イメージしての衣装だったとか。
この映画の次のポスターを見れば、昨日いらした方は納得されるかな。

190630a

だとするとケルパさんがあのロボットに掠われて「きゃ〜〜」
なんていう演出も見たかったかも?w

冗談はさておき、最後に改めてもう一度。
ご来場のみなさん、ケルパさん、スタッフのみなさん、
ありがとうございました。m(_ _)m

■Hiroshi Kumaki SL16B ライブ「Sweet SciFi Fifties」
・日時:2019年6月29日(土)24:00〜25:00(30日(日)0:00)
・会場:SL16B メインステージ(フェスティバル・ステージ)
・曲目:
    オープニング:Rock 'n' Roll Introduction
    1. Foundation
    2. SciFi Movie Soundtrack
    3. ゴジラ・ロック(作曲=伊福部昭/編曲=熊木博士)
    4. Music for Ray Bradbury
    5. Flow My Tears, the Policeman Said
    6. クマクマ・ロックンロール
    エンディング:Rez Yourself〜セカンドライフのテーマ

2019年6月29日土曜日

【SL16B】いよいよ今晩0時からです〜Hiroshi Kumaki SL16B ライブ

本番まであと4時間を切りました。
ここ2、3週間はメチャメチャ忙しくて
今日の昼過ぎまで何にも準備できてなくて焦っておりましたが、
大体の仕込みはできましたよ。
新曲も予定しています。
と言っても例の曲のアレなんですが。。。(意味不

今回はケルパさんも協力してくれますので、
自分自身もどんなステージになるか楽しみにしています。
夜中の0時からです。
遅い時間ですが、明日は日曜日、
たくさんの方にお越し頂けると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

190623a

■Hiroshi Kumaki SL16Bライブ「Sweet SciFi Fifties」
・日時:2019年6月29日(土)24:00〜25:00(30日(日)0:00)
・会場:SL16B メインステージ(フェスティバル・ステージ)
    https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Exhilarate/192/76/24

2019年6月23日日曜日

【SL16B】ヒロシ・ライブのテーマけて〜い!

今回の SL16B、昨年までとはいろいろ違うのですよ。
これまでは、SL を運営しているリンデン自身が
SL の誕生日を祝うのはおかしい、ということで、
住人のみんなが祝うという形をとり、
リンデンは必要な協力だけ(SIM の提供やマネジメントの出演)
ということだったのですが、今年はかなり介入してきまして。。。
どういう事情かはわからないのですが、
昨年まで毎年の SLB の記録でもあった公式 HP は消失。
募集も公式ページもリンデンの公式ブログの中に作成され、
おかげで、申し込みページがどこにあるんだか探すのに苦労、
ケルパさんも危うく出展を逃すところだったくらいです。
更に、イベントの時間はこれまで通り期間中の24時間の中から
選べるようにドロップダウンリストが作ってあったにも拘わらず、
今年は SLT の 8:00 AM〜10:00 PM しかやらないので、
再度希望を出して下さい、とのこと。
でもそれじゃぁ、東アジア〜オセアニアの人たちは
土日しかイベントに参加できないじゃん! って抗議したんだけど。
結局、29日の24:00、いつもより遅い時間に落ち着いたわけです。

更には、今年からメインステージは名称が
フェスティバル・ステージに、そして、DJ ステージは
スピン・マスター・ステージに変更になる、との案内があり、
イベントスケジュールもその名称で作られてるけど、
最終的には公式 HP でメインステージ、DJ ステージと呼んでるし。
最後の最後までGDGDだぁ、と嘆くことしきりなヒロシ。。。

そんなこともあって、前に書いたように、テーマがテーマでしょ、
で、全くノリが悪くなってしまったわけですよ。^^;

50年代と聞いて真っ先に浮かんだのが「スプートニク」という言葉。
前にも書いたかもだけど、華やかな文化が開いた50年代アメリカは、
ロロ・メイが『失われし自己を求めて』で書いたように
「不安の時代」であったわけで、華やかな文化は
それを吹き飛ばそうとしたんだね。
でも、最後に「スプートニク・ショック」が来て、
その不安はその頂点に達するわけで。

とか考えてたら、そうそう、そういう不安の時代だったからこそ、
この50年代にたくさん SF の名作が作られたんだよね、って。
これも前にも書いたけど、今一番読まれてる SF 作家といえば
フィリップ・K・ディックで、アマゾンは「高い城の男」やら
「エレクトリック・ドリームズ」やら、やたらと映像化してるけど、
この人の作品に共通するのは自分の存在の不確かさじゃない。
これが見事に学者のロロ・メイと呼応するわけで。。。

いや、アメリカだけじゃない。
50年代の日本は戦争が終わったばっかりでやっぱり不安な時代。
そんな中日本でも1954年に「ゴジラ」という SF の傑作が登場する。
そして、今ゴジラは新作がアメリカでもヒット中という
絶妙なタイミング。

それならば!

そう、僕にとっての50年代は結局ロックンロールと SF、
これに尽きます。
なんだ、迷うことはなかったじゃないか。

というわけで、 "Sweet Little Sixteen" ならぬ、
"Sweet SciFi Fifties" と出したライブを行います。
僕らの宇宙での効果音のイメージって、
この時代の SF 映画によるところが大きいわけで、
そんな効果音をシンセで響かせながらのステージになるかと。
そして、「ゴジラ」に絡めて、ポスターと演出で
ケルパさんにお世話になることになります。

お楽しみに!

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■Hiroshi Kumaki SL16Bライブ「Sweet SciFi Fifties」
・日時:2019年6月29日(土)24:00〜25:00(30日(日)0:00)
・会場:SL16B メインステージ(フェスティバル・ステージ)
    https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Exhilarate/192/76/24/

【SL16B】SL16B、行って来ました〜そしてヒロシのライブはどうなる?

6月20日にオープンした SL16B、やっと昨日行って来ました。
先週は仕事がメチャメチャ忙しくて気持ちの余裕がなかったのです。
いつもはオープン前にはライブの告知をし、
オープン当日にレポートしているのに、です。><

なので、もう行かれた方も多いことでしょうし、
今更感はありますが、ささっと見て来たところを。

まずはウェルカムエリア。
毎年いろんな仕掛けがしてあるのですが
(SLだったり帆船の上だったり。。。)
今年は至ってシンプル。
だだっ広い空間に「SL16B」のロゴがあるだけです。

190622a

それからまず寄ってみたのが、僕がライブをやることになる
メインステージ(フェスティバル・ステージとも言います)。
う〜ん、やっぱり特別感に今一つ欠けるなぁ。
そう言えば、今回、ライブ用のメインステージ、
DJステージと講堂(オードトリアム)の他に
いつもはあるはずの大きなケーキのステージがありません。
どうなってるんだろ?

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自分がやる場所を確認したら次はケルパさんの展示を探します。
行き先ガイドから探すのもなかなか面倒なので
もう、会場を飛んで直接確認。
あったあった、一目でそれとわかる、ケルパさんらしい置物が。^^

190622c

ケルパさんの展示は「Not Yet」というタイトル。
実は今年の SL16B のテーマは、 "Sweet Little Sixteen" という
ロックンロールの名曲の連想からか、「50年代」なのです。
これには僕も参っていて、「16」にフォーカスするか、
「50年代」を取り上げるか。。。
これまでの SLB のテーマと違って、
「50年代」ってあまりに具体的過ぎるじゃないですか。
イメージがかなり限定されてしまいそうな。。。

ケルパさんは戦後間もない日本の50年代を展示にしています。
日本人の僕が見て、うんうん、そうだよねぇ、と頷くことしきり。
そしてこの展示を見ながら自分のライブのテーマを考えるのでした。
ケルパさんの展示はこちらです。
みなさん、是非立ち寄ってみてくださいね。^^

・"Not Yet" by Kerupa Flow
 http://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Astonish/82/5/23

それでは、公式ホームページ含めたリンクとSLURLを
ここにまとめておきますね。

・SL16B 公式 HP
 http://go.secondlife.com/landing/sl16b/

・SL16B イベントカレンダー
 https://community.secondlife.com/blogs/entry/2567-sl16b-calendar-of-events/

・ウェルカムエリア(入場ゲート)
 https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Pizzazz/129/244/23/

・メインステージ(フェスティバル・ステージ)
 https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Exhilarate/192/76/24/

・DJ ステージ(スピン・マスター・ステージ)
 https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Electrify/77/248/24/

・タペストリー・オブ・タイム(タイムマシーン)
 https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Spectacular/30/128/26/

・ポッドツアー乗り場
 https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Magnificent/34/233/23/

では、最後に僕のライブの日程を。
だけどまだテーマとか決まってないんですよねぇ。
多分、今晩にはテーマもポスターも決まる予定なのでお楽しみに!

■ Hiroshi Kumaki ライブ@SL16B
・日時:2019年6月29日(土)24:00〜25:00(30日(日)0:00)
・会場:SL16B メインステージ
    https://maps.secondlife.com/secondlife/SL16B%20Exhilarate/192/76/24/

2019年6月9日日曜日

パリ・ノートルダム大聖堂コンサート、ありがとうございました

昨晩の Paris 1900 SIM でのノートルダム大聖堂コンサート、
思いの外たくさんの方々にお越し頂き、ありがとうございました。
この遅い時間に日本のみなさんが来てくれるかとか、
フランスの人たちが大事にしている場所での初めてのコンサート
現地の方々に僕の音楽が受け入れられるかとか
もう、開演直前はメチャメチャ不安でいっぱいだったのですよ。w
なので、日本のみなさんは勿論、初めてお目にかかる
フランスのみなさんにも喜んで頂けたみたいで
いまはホッと人心地つくと共に、脱力状態のヒロシなのです。w

一番の不安は、キリスト教徒でない私が
ノートルダム大聖堂のような由緒ある場所で
「キリエ」や「アニュス・デイ」といった
カトリックのミサ曲を奉納することで、
フランスの人たちが違和感を覚えないかということでした。
が、結果的には、僕の音楽に対して「崇高」とか
「心を揺さぶる」とかコメントを頂き、嬉しい限りです。

嬉しいことと言えば、SIM の管理者の方はじめ
フランスの皆さんが翻訳機などを使って
日本の友人たちにいろいろと声をかけて下さったことですね。
日本の皆さんもそれに反応して下さったり、
これがきっかけとなって両者の交流がもっと進むといいな、と
感じておりました。
そうそう、最後に管理者の Dame さんが、
日本のみなさん、遅い時間に来てくれてありがとうって
おっしゃっていましたね。
本当にありがとうございます。

それから、昨晩のコンサート、初めてフランス語で MC しました。
フランス語、英語、日本語の3ヶ国語による MC でしたが、
そのうちきっと英語がわかる人はいなかったかも? w
で、フランス語喋ったあとで英語喋ろうとすると
綴りがおんなじ単語がいっぱいあるので、英語の発音が
フランス訛りになったりして参りましたよ。www
まぁでも、そのおかげか、僕のメッセージはフランスの皆さんに
無事伝わったようで、Dame さんも終わったあとに
フランス語で話してくれてホントにホントにありがとね、
と言って下さいました。よかった。

そんなこんなの1時間、無事終えることができてよかったです。
唯一の心残りは、せっかくのフランスの会場なのに
あおいちゃんが登場時にお決まりの「( ´_ゝ`)ノボンジュール♪」が
聞けなかったことかな。www

というわけで、皆さん、本当にありがとうございました。
最後に SIM の方が撮って下さった写真とセットリストを。
これらの写真、演奏家がどういう風に写真を撮ってほしいか
よくわかってるなぁ、プロだなぁ、と思いながら見てました。
オリジナルは FB の次のページにありますので
是非「いいね」してあげて下さい。^^

https://www.facebook.com/pg/DecouverteDeParis1900/photos/?tab=album&album_id=2232712543658576

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■Hiroshi Kumaki「パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物」
・日時:2019年6月8日(土)24:00〜25:00
・会場:ノートルダム大聖堂 @ Paris 1900
・曲目:
    1. プロローグ:J・S・バッハ
     『音楽の捧げ物』の主題によるオルガンの即興演奏
    2. キリエ
    3. ピアノの即興演奏
    4. 夏の哀しみ(フランス風バージョン)
    5. ジャン・ミッシェル・ジャールのシーケンスによる
      シンセサイザーの即興演奏
    6. アニュス・デイ(新曲)
    7. オルガンの即興演奏

2019年6月8日土曜日

【ライブ】本番まであと3時間〜パリ・ノートルダム大聖堂コンサートは今晩0時から!

最後の案内をさせて戴きます。
ノートルダム大聖堂コンサートまであと3時間となりました。
この日記を書いたあと、楽器の電源を入れて本番に備えます。

深夜0時からになりますので、
SLでの多くのイベントは終わってるかな。
ですので、そんなイベントの帰りにでも、
お友だちとお誘い合わせて寄って頂けると嬉しいです。

それでは、3時間後、会場でお会いしましょう!^^

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■パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254

【RL】そしてジャン・ミッシェル・ジャール

SL 内のノートルダム大聖堂でのコンサート、
いよいよ今晩になりました。
これまでこのコンサートに因んで、
フランスが生んだ西洋音楽史の最初の頃の音楽、
そして「古典音楽」と呼ばれるバロック時代の音楽に触れました。
コンサートを前に、僕が影響を受けた現代のフランスの音楽について
最後に触れておきたいと思います。

それはもう、現代に近くなったら、
ドビュッシー、ラヴェル、サティあたりに始まり、
オネゲルとかミヨー、メシアン、ヴァレーズといった現代音楽から
更には昨年亡くなったフランス・ギャルみたいなポップスまで
魅力的な音楽はたくさんあるわけですけれど、
やっぱり今僕がこうしてキーボードに向かっているというのは、
シンセサイザーという楽器の素晴らしさを教えてくれた
ジャン・ミッシェル・ジャールの音楽との出会いがあるわけです。

元々クラシックばかり聴いていた僕が
冨田さんの音楽に馴染むのは当然と言えば当然ですが、
初めてシンセというものを知った時出会ったのが
冨田さんであり、ウェンディー・カーロスだったわけで、
シンセサイザーという楽器によって、
クラシックがこんなにもおもしろくなるのかと思っていたところに、
クラシックのアレンジでない、オリジナルなシンセサウンドと
衝撃的な出会いをすることになるのです。
それが当時 FM ラジオから流れて来た
ジャン・ミッシェル・ジャールの新譜『軌跡』でした。



当時、僕のお小遣いは1,000円だったかもう少しもらってたか
LP の値段は2,500円だったと思いますが、
そのお小遣いを貯めてレコード屋に買いに行ったのを覚えてます。
で、冨田さん、ウェンディー・カーロスと言えば
巨大なタンスのようなモーグのモジュラーシンセのイメージですが、
ジャン・ミッシェル・ジャールのレコードの解説には
AKS があったのを、そして帯には KORG MS-10の広告が
載っていたのも覚えています。
それでこの2つのモデルには子供の頃のはかとない
憧れが今でも僕の心に残っているわけですが。^^
そして、その彼が「レーザーハープ」なるものを演奏してる姿を
テレビで見て、何ともシュール、何とも未来的なその感じに、
「僕もこれやりたい!」と思ったんですね。w

その頃はシンセサイザーなんてホント遠い楽器で
今はもうずっと身近な存在になってますけど、何年か前に
IK マルチメディアから iRing なるものが出た時
さっそく購入したのも、更にローランドの D ビームが好きなのも、
実はそのレーザーハープに対する憧れから立ったりします。w

まぁ、そんなこんなで彼の音楽にもスタイルにも
いろいろと影響を受けているわけで、
なので、これまでも何度かその真似事をしたりしてますけど、
今晩も彼のシーケンスをベースに即興演奏をする予定です。

というわけで、3回にわたってフランスの宗教音楽、
バロック音楽、そしてシンセサイザー音楽について書いてきましたが
今晩のコンサートはこれらの要素を交えながら、
オルガンやピアノの即興をやりますので、例によって例のごとく、
どんな音が出るのか、どんな展開になるのか、僕にもわかりません。
今晩深夜0時です。
お友だちとお誘いの上お越し下さい。
会場でお待ちしています。^^

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■パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254

2019年6月5日水曜日

【RL】フランスの「古典音楽」の話

クラシック=「古典音楽」と言えば、ハイドン、モーツァルト、
そしてベートーヴェン辺りの音楽を指すのが一般的だ。
その直前、バッハやヘンデルが活躍した辺りまでをバロック音楽、
べートーヴェンのあとシューベルト辺りから後を
ロマン派の音楽と呼んでいるのは周知の通り。
ところが、フランスではそうとも限らないという話。

インスタグラムなどでちょっと触れたけれども、
ある朝、SL のノートルダム大聖堂での公演の打診に対し、
OK! のメールが届いているのに気づき、やったぁ、と喜びつつ、
会社に行く途中でさぁ、どんな音楽をやろうか、と思った瞬間、
フランスの作曲家クープランのオルガン音楽を聴きたくなったのだ。
で早速アマゾンで検索してみるとお目当てのCDは日本では廃盤、
中古のものが高〜い値段で出ているのみ。
さてこれを買うかどうするか。。。
悩みながら出社したその日はたまたま仕事が早く終わり、
そうだ! ディスクユニオンに行こう! と思い立って、
お茶の水にあるクラシック館に急行、何と、ありましたよ。
それもリーズナブルな値段で。
ここはクラシックの廃盤の掘り出し物、結構あるんですよね。

そのクープランの曲というのは『教区教会のためのミサ曲』で、
セットになっている『修道院のためのミサ曲』と合わせた
実は2曲しかこの人はオルガンのための曲は書いていないのだけれど、
その2曲が音楽史に残る名曲というわけ。
大聖堂でのコンサートではオルガンを中心に演奏する予定だけれど
このフランスの名曲を今一度ちゃんと聴いておきたかったわけです。
YouTube にも僕が手に入れたマリー=クレール・アランの演奏が
上がっていますのでその1曲目を紹介しておきますね。



このフランソワ・クープランという人は17世紀の終わりから
18世紀のはじめにかけて、特にルイ14世の国王オルガニストとして、
また宮廷でも活躍した人です。
そしてそう、ルイ14世と言えば「太陽王」と呼ばれた人で、
この王を巡って、リュリ、ドゥ・ラランド、
マルカントワーヌ・シャルパンティエといった
素晴らしい音楽家達が排出している。
時期的にはバロックに当たるのだけれども、
イタリアの明るく軽快な音楽に比べると荘重で格調高く、
かつてフランス人はこれらの音楽こそ「フランスの古典音楽」だと
誇りをもって言っていたものです。

実際、独特な優雅さや気品に溢れた音楽で
僕も時々聴きたくなるのですが
(実は昔 YMB のオケでやったことがある。。。)、
やっぱりキーボーディストとしては、クープラン、
この人のクラヴサン(いわゆるハープシコード)の曲を
聴きながら寝るのは最高なんですよ。^^

そして実は!
こうした音楽に触発されて作った曲が僕にはあるのですよ。
その曲、更にフランス的な味付けをして
大聖堂でのコンサートに持っていこうと思っています。
さて何の曲か、どんなアレンジになるか
楽しみにして当日はご参加下さいね。^^

190528a

■パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254

2019年6月1日土曜日

【RL】ノートルダム大聖堂をめぐる音楽

前の日記にも書かせて戴きましたが、
私自身はノートルダム大聖堂を直接訪れたことはありません。
そうでありながら、あのニュースに接した時、
とても悲しく感じたのは、僕の音楽遍歴の中で、
この大聖堂に纏わる音楽がとても大きな印象を残しているからです。
今日はそうした音楽を少し紹介させて戴きます。
僕のライブにいらっしゃる方の少しでも参考になればと思い。

■ノートルダム楽派:レオナンとペロタンのオルガヌム

ご存じの方も多いでしょうが、
西洋の音楽史で最初の方に出て来るのがグレゴリオ聖歌です。
このグレゴリオ聖歌はいわゆる斉唱で、単独のメロディで奏でられ、
また、オルガンなどの楽器の伴奏も付けないものでした。
それがやがて、聖歌のメロディの4度、5度、或いはオクターブ上に
和音を伴って並行に動くような唱法が始められます。
これをオルガヌムと言います。

ノートルダムの大聖堂は12世紀、1163年にその建設が始まり、
一通りの完成を見るのが約100年後の1250年なのですが、
ちょうどこの時期、この新しい大聖堂を舞台に活躍した人がいます。
レオナンといういう人と、その弟子でしょうか、
ペロタンという人なのですが、
この二人が、従来のオルガヌムを大きく発展させ、
単純にメロディの上にハーモニーをつけるのではなく、
元のメロディは低音として長く引き延ばし、
その上に細かい音符がリズミックに動く歌い方を始めたのです。
これがその後の西洋の宗教音楽が発展させていくことになる
ポリフォニーの始まりであると言われています。
なので、西洋音楽史では、グレゴリオ聖歌に続いて現れるのが
このレオナンとペロタンの二人、ノートルダム楽派というわけなのです。

ノートルダム大聖堂のようなゴシック期の建築が
上へ上へと伸びていったように
音楽もまた上へ上へと音を重ね、この新しい時代の建築に相応しい
音の響き(sound of music)を目指していったことのようです。
そこで、この時期の音楽については、
デヴィッド・マンロウが入れた次のディスクが定番となっています。

・デイビッド・マンロウ「ゴシック期の音楽」
 

今日はこの中から、ペロタンの「地上のすべての国々は」が
YouTube に上がっていますので紹介します。
この動画は、ノートルダム大聖堂の写真が背景に使われていて
今度の僕のライブに来る人の参考にもなるかと思います。



■アルス・ノヴァ:ギョーム・ド・マショーのミサ曲

それからまた約100年して、ノートルダム楽派よりも
更に細かい音符を使い、シンコペーションなども導入された
新しい音楽、「アルス・ノヴァ」と呼ばれる動きが出て来ます。
その中心人物の一人がギョーム・ド・マショーという人で、
この人は恋愛物語の主人公でもあり、
それだけに圧倒的に世俗的な曲が多いのですが
にも拘わらず、この人の名前が残っているのは、
世界初の通作ミサ、「ノートルダム・ミサ曲」にあります。
「キリエ」や「グロリア」に始まり、
「アニュス・デイ」、「イテ・ミサ・エスト」までのミサ通常文は
普通はバラバラに作曲されることが多かったようですが、
それを一人の人が通しでセットとして作ったのは
これが世界で最初、ということです。
これがきっかけとなって多くの作曲家がミサ曲を書いていくわけで、
やはり音楽の歴史の中で重要な位置を占める曲と考えます。
CDとしては、何ともゴシック! という感じのデラーコンソートと
美しくまとめ上げたヒリアード・アンサンブルのものがお勧めです。
デラーのものは先のペロタンの曲が入っているのと
ヒリアードのものはマショーの
「わが終わりはわが始め、わがは始めはわが終わり」という
メロディが前からと後ろからと同じになっている回分のような曲が
入っているのがそれぞれの魅力でしょうか。

・デラーコンソート「Machaut: Messe a Notre Dame」
 

・ヒリアード・アンサンブル「Messe De Notre Dame」
 

YouTubeでサクッとチェックしたい人には、
やはりデラーコンソートの「キリエ」が上がっていますので
こちらをご紹介しておきましょうか。



     *   *   *

こんな音楽があのRLの大聖堂で響いていたのだなぁ、と
想像しながら今回SLの大聖堂でのライブに臨むわけです。
どんな曲を持っていくか、今いろいろと妄想中のヒロシなのでした。

190528a

■パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254

2019年5月28日火曜日

【速報】フランス・パリ公演決定〜6月8日(土)ノートルダム大聖堂にて

RL でのノートルダム大聖堂の火災については
皆さんも記憶に新しいところだと思います。
ツィッターなどではつぶやかせて戴きましたが、
この大聖堂は音楽の歴史にとっても重要な場所であり、
その他様々な芸術の舞台になっていることは
みなさんもご存じの通りです。
それもあって、僕自身は訪れたことはないのだけれども、
あのニュースには大変なショックを受けたのでした。
だって、ノートルダム大聖堂が燃えるというのは、
日本で言えば法隆寺とか東大寺の大仏殿が燃えるというような
そんなショックをフランスの人々に与えたはずですもの。

この、僕自身の悲しみを表現したいという思いと
大聖堂の再建への祈り、フランスの人々の心の平安を願って
SL のパリ1900年地区にある大聖堂で何かやれないか、
そう思い立って、この SIM の管理者の方と連絡を取り始めたのが
4月も終わりに近い頃でした。
そして何度かノートのやりとりを重ねて漸く、決まりました!
6月8日(土)日本時間24:00から、オルガンの即興を中心にして
「パリ・ノートルダム大聖堂への音楽の捧げ物」という演奏会を
大聖堂の中で行います。

日本時間24:00というのは、いつものライブよりも遅い時間ですが、
パリとの時差で日本の皆さんもヨーロッパの皆さんも
共に集まれるギリギリの時間ということで設定させて戴きました。
(パリ時間は17:00になるのです。)
翌日は日曜日ですし、少し夜更かししても。。。
ということで皆さんのお越しをお待ちしております。

キリスト教の聖地での公演ということで、
いつも以上に緊張してますし、気合いを入れて臨む所存です。
是非楽しみにしていて下さい。

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■パリ・ノートルダム大聖堂への音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254

2019年5月11日土曜日

【新作】ケルパさんとの「Sounds in Colors II」の動画が公開されました!

昨年の11月に行われたケルパさんとのコラボイベント
「Sounds in Colors II」の動画がこの度公開されました!



動画の撮影・編集はいつものしんさんですが、
今回、やっていた当人たちもビックリするような映像なんです。
というのも、このイベントは前打ち合わせなし、
その場その場の状況で僕はシンセを弾き、
ケルパさんはビジュアル効果を展開する、という
全くの即興イベントなんですが、
出来上がった映像を見ると、全てが計算されていたかのよう。
つまり、この音の時にこのビジュアル、そしてこのアングル、
というのがぴったりとはまってるんですね。

ということは、実はしんさん、このイベントの
3番目の即興家だった、ってことなんです。
僕とケルパさん、僕としんさん、長いお付き合いになりますので
僕が次に何やるか、すっかりお二人には読まれていた、
ということなんでしょうか!

というわけで、当日は、やろうと思っていた
シーケンスのプログラムが PC に入っていなかったり、
体をよじりながら、手が足りない、とか焦ったりしながらで
もう自分の演奏でいっぱいいっぱいだったのですが、
今改めて、へぇ〜、こんなイベントだったのかぁ、と
我ながら客観的に楽しませて頂いている次第です。
お越しになった方も、お越しになれなかった方も
是非お楽しみ下さい。^^

2019年4月16日火曜日

Burnal Equinox ライブ、ありがとうございました!

昨晩の Burnal Equinox でのライブ
「2019年宇宙と音楽の旅」にお越し頂いた皆さん、
ありがとうございました。
Burn2 や SLB ではありがちのトラブル、
長年やっているのでまさかの時間変更があるとは
油断して思ってもいなかったのが正直なところ。
急な変更で折角予定のお昼の時間に来て頂いた方ごめんなさいです。
私自身が結構参っていましたが、それでも気を取り直して
23:00からのショーは一所懸命やらせて戴きました。

予告通り、今回はテーマが「宇宙への眼差し」で、
「ユーリの夜」のお祭りとかぶっていることもあり、
徹底して宇宙を意識したステージを企画しました。
まずオープニングは宇宙の中心は生命の中心、ということで、
「生命の中心へ向かって」の意味を込めた「Lifebound」で。
そして、1曲目は世界初の有人宇宙飛行を成し遂げたガガーリンと
Burnal Equinox ということで、『Equinox(軌跡)』のアルバムで
僕にシンセサイザーの面白さを教えてくれた
ジャン=ミシェル・ジャールへのトリビュートとして
「パイェハリ」というメドレーというか組曲というか
そういうものを披露させて戴きました。

これは、最初は「Watch the skies(空を見よ)」のテーマで
天空をイメージしたパッド系の音で即興的に演奏、
そのあと、ガガーリンの出発前、コントロールとの無線での会話を
サンプリングで流したあと、
ガガーリンが「パイェハリ(=さぁ、行こう!)」と叫んだのを機に
ジャン=ミッシェル・ジャールのシーケンスに合わせて
僕がストリングス系の音で即興的に演奏する、という内容です。

その後もシーケンスを回しながら宇宙への旅を即興的に表現し、
宇宙の果てまで行ったところで、帰還、
横浜マーチングバンドのメンバーらしくマーチで終わるという内容。
まぁ、マーチと言っても、リズムはそうなんですが、
12小節のブルース・マーチで、これは時間を見ながら
オルガンで即興的に弾いたわけなんですけれど。

そして最後は、例の、オリオン座からの電波をバックにした
リグ・ヴェーダの「宇宙開闢の歌」、
そして昔なつかしい「スタートラッカー」で締めさせて戴きました。
「スタートラッカー」って「星を追う者」って意味ですからね。^^

そうそう、今回、シーケンスを回している間にちょっぴり冒険、
カメラを回して「自撮り」してみました。
入りに遅れないよね、とか、落ちないよね、とか気にしながら。w

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そう言えばこの写真見て思い出しましたが、
今回ステージが2つあったんですよね。
で、それぞれに名前がついていて、一つが「ヴォストーク」、
もう一つが「マーキュリー」で何れも宇宙船の名前。
で、僕は、何と言っても「ユーリの夜」のイベントですから
当然でしょ、というわけで「ヴォストーク」の方で演奏しました。w
衣装も勿論、ポスターと同じ宇宙服で。w

というわけで、いろいろありましたが、
本人的には結構楽しめたライブでした。
いらして頂いた皆さんにも喜んで頂けたみたいだし。
今回いらっしゃれなかった方、またの機会によろしくお願いします。

■Hiroshi Kumaki Burnal Equinox ライブ「2019年宇宙と音楽の旅」
・日時:2019年4月14日(日)23:00〜24:00
・会場:Burnal Equinox 2019 ステージエリア
・曲目:
    オープニング:Lifebound
    1. Watch the Skies - Poyekhali!(さぁ、行こう)
    2. Travelling 2019
    3. Beyond the Edge of the Universe
    4. Homecoming Blues March
    5. Nasadiya Sukta(宇宙開闢の歌)
    エンディング:Star Trackers

2019年4月14日日曜日

【緊急告知】本日のライブ、23:00からに時間変更です。

当日の開始時間の連絡でごめんなさい。
本日13:00から予定していたライブ、会場の都合で急遽
23:00からに変更になりました。><
お昼に予定されていた方、本当にごめんなさい。
もし今晩でもご都合つく方いらっしゃいましたら
是非お越し下さい。
急な連絡で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。m(_ _)m

2019年4月12日金曜日

【Burn2】4月12日は "Yuri's Night"

今日4月12日は、今から58年前、
当時ソビエト連邦のユーリ・ガガーリンが
人類初の有人宇宙飛行を行った日です。
この日を記念して、世界中で "Yuri's Night"、
つまり「ユーリの夜」というイベントが行われているようです。

そして奇しくもまさに今晩、バーニング・マンの SL 版、
Burn2 の春のイベント "Burnal Equinox" が
この週末3日間の予定で始まります。
「ユーリの夜」に因んだテーマは "Eyes to the Skies"、
日本語にすると「宇宙への眼差し」といった感じでしょうか。
イベントの詳しい内容はこちらの公式ブログをどうぞ。

https://www.burn2.org/events/burnal-equinox-2019/

僕も例によってこのイベントに参加します。
演奏は14日の日曜日、13:00 23:00からになります。
イベントのテーマが宇宙とあって何をやろうかとわくわくしています。
子供の頃、初めてシンセサイザーの音を聞いたのは
冨田勲さんの『惑星』でしたからね、
僕にとってはシンセと宇宙とは切っても切れない関係にあるわけで、
ガガーリンの功績に思いを馳せながら、
シンセサイザーの即興演奏で宇宙を表現したいと考えています。
是非、遊びに来て下さいね!^^

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■Hiroshi Kumaki Burnal Equinox ライブ「2019年宇宙と音楽の旅」
・日時:2019年4月14日(日)23:00〜24:00
・会場:Burnal Equinox 2019 ステージエリア
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Burning%20Man-%20Deep%20Hole/127/181/24

2019年4月7日日曜日

【技術情報】今度はEEPがやって来るよ?

先週僕のところにファイアーストームの開発チームから
翻訳の依頼が来ました。
EEP の日本語対応よろしくっ! というわけですが、
対象となるモジュールの多さにびっくり。
こりゃあ大変だ! というのでこの週末にとりかかっております。

殆どの方は EEP って何? という感じではないでしょうか。
かく言う僕も今回の依頼を受けて初めて勉強し始めたくらい。
EEP は Environmental Enhancement Project の略で、
つまり空や海などの自然環境設定の大幅なレベルアップで、
これまでの WindLight を塗り替えるプロジェクトです。
具体的には、空や水、デイサイクルなどがアイテム化され
インベントリ内で管理されることになります。
アイテム化されるということは人と簡単に共有できるということ。
空は地上を含めて4段階で見え方を変えることができ、
デイサイクルに至っては、最大168時間、つまり現実の1週間
同じ1日を続けることが可能になります。
GMT 基準での時差も設定できるので、
例えば現実の日本の時間に合わせたデイサイクルや
短時間で何日も変わったり、1日がなかなか終わらない
SF 的な、ファンタジー的な設定も
これが不動産単位、地域単位だけでなく、土地単位でも
可能になるというわけです。
詳しくは次の Wiki ページをご参照下さい。

http://wiki.secondlife.com/wiki/Environmental_Enhancement_Project

SL ではつい先ごろアニメーションメッシュが展開されたばかりで
ファイアーストームも2月のリリースで完全対応しましたが、
次のリリースではまたまた新しい機能の搭載になりそうです。
この EEP 、みなさんはどのように使いたいですか?
次のリリースが楽しみですね!

2019年4月6日土曜日

【ライブ】4月14日(日)23:00 Burnal Equinox 2019 のステージに出演!

ご無沙汰してます。ヒロシです。

RL で年に一度アメリカ・ネバダ州の砂漠で行われるイベント
「バーニングマン」の SL 版「Burn2」は、
別名「Oct Burn」とも「Big Burn」とも呼ばれるように、
毎年10月の終わりに1週間に渡って行われる大きなイベントですが、
1年の中間地点にあたる4月にも春のイベントが開催されています。
当初は「Spring Fling」春のバカ騒ぎ、なんて言ってましたけど、
最近では時期的に春分の日に近いことから、
「春分」に当たる英語「Vernal Equinox」をもじって
「Burnal Equinox」として開催されています。
そう、その Burnal Equinox、今年は1週間後の
2019年4月12日(金)〜14日(日)の3日間行われます。

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今年は開催日が4月12日、つまり1961年にユーリ・ガガーリンが
人類初の宇宙飛行に成功した日を祝う
「ユーリーズナイト」に重なることから、そのことにも思いを馳せ、
「Eyes to the Skies」というテーマで行われます。
上の写真のポスター、星空と目と燃える炎でいかにも、ですね。w
イベントの詳細は、次の Burn2 のブログでご覧下さい。

https://www.burn2.org/events/burnal-equinox-2019/

そして、ここからが本題。
毎年 Burn2 のイベントに参加している僕のところに
スタッフの方から出演のお誘いが届いたので、出ることにしました。
日本時間では、4月14日(日)13:00〜14:00 23:00〜24:00 の予定です。
昨年ケルパさんと即興イベントをやったのが結構おもしろかったのと、
テーマが宇宙ならもうヒロシ・サウンド全開しますよ、というわけで、
シンセサイザーの即興を中心としたステージを予定しています。
題して、「2019: Space & Music Odyssey」、日本語にすると
「2019年宇宙と音楽の旅」って感じかな。
なのでポスターも下にあるようにデヴィッド・ボウマンスタイルです。
手袋して鍵盤弾けるわけないんだけどね。www

というわけで、当日はどんな音が飛び出すか予測不可能。
時空が反転した異空間へみなさんを誘うべく頑張りますので
是非遊びに来て下さいね。
会場でお待ちしています!^^

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■Hiroshi Kumaki Burnal Equinox ライブ「2019年宇宙と音楽の旅」
・日時:2019年4月14日(日)23:00〜24:00
・会場:Burnal Equinox 2019 ステージエリア
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Burning%20Man-%20Deep%20Hole/127/181/24

2019年3月10日日曜日

【iPhone/iPad】KORG Gadget が進化した?〜第2世代としてアップデートされた中身を検証してみた

もう、今年1月に米国で行われた NAMM で発表されて以来、
発売が待たれていた KORG Gadget 2 が
1週間ほど前にとうとう出て来ましたね。
アップデートが無料の iOS 版は勿論、
有料の Mac 版も、コルグ登録ユーザーの僕は
優待クーポンがあるということで、
毎回のごとく騙されてるな〜と思いながらも早速購入しましたよ。
これ、やっぱり iOS 版と Mac 版で連携できるのがいいんですよね。

KORG Gadget はこれまで何度も大きなアップデートがありましたが、
今回は名前が変わって KORG Gadget 2 と「2」が付きました。
そして、2で作った曲については
これまでのバージョンでは扱えないということで、
謂わば別のアプリとなった感があります。
ですので、これからアップデートしようかな、と思われている方は
よく考えてからの方がいいですよ。

更に、広告では「進化」「第2世代」なんと銘打ってるくらいなので、
じゃあどんな機能が追加になったのだろう?
第2世代と言えるくらいの何が追加になっているのだろう?
というので、早速いろいろいじってみましたよ。

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ポイント1:iMS-20 と iPolysix が利用可能に

まず、コルグユーザーとして嬉しいのは、
コルグの音楽アプリで最も最初期にリリースされた
iMS-20 と iPolysix がガジェットに追加されたことですね。
というか、 Gadget が最初に出た時に、
何でこの2つが入ってないの? というのが寧ろ不思議でした。
Phoenix ってガジェットは Polysix を連想させるけどそうじゃない、
また、モジュラーシンセも Dublin なんて。。。
その後 M1 も Wavestation も Mono/Poly も追加されたのに、
この2つだけがず〜っと置き去りにされてたんですよね。

で、今回、漸くガジェットに取り込まれたわけなんですけど、
iOS 版については、デフォルトのガジェットとしてではなく、
iPad 版の iMS-20 と iPolysix を購入済みの人にだけ
ガジェットの一覧に表示されるという仕様になってます。
なので、僕の場合は、 iPad の方には表示されるけれども、
iPhone の方では使えない、というちょっと残念な結果に。
まぁ、iPhone ではガッツリいじるわけではないので
実際にはそれほど支障はないでしょうが。。。

いいな、と思ったのは、Gadget 2 で MS-20 (Memphis) や
Polysix (Pompei) を開くと、ユーザーパッチのところに
既に iMS-20 や iPolysix で作った音色が表示されていること。
インポートとかしなくても自動的に連携されているのはいいですね。
他のガジェットについても皆そうなってるといいのだけれど。

というのは、欲を言うと、このユーザーパッチの扱いが
ガジェット毎に異なっていて、MS-20、Polysix の他、
Wavestation も自動的に反映されるけれども、
Mono/Poly は自動的に反映されずに、手動で反映する必要があり、
iMono/Poly 側にある「Gadget にエクスポート」というボタンは
プログラムを1個しか転送せず、バンク単位での転送ができないのだ。
あと、M1 に至っては、iM1 のユーザーカードが表示されないという
初期の頃からの仕様が変わっていないのもイマイチ。
必要に応じてライブラリカードにコピーしないといけないんだよね。
あと、Module で購入した Triton のプログラムが
Glasgow に現れないのも何とかしてほしいねぇ。
Ivory は Salzburg に表示されるんだけどね。。。

まぁ、いろいろ文句言ったけど、
何はともあれ、MS-20 と Polysix が追加されたことを喜ぼう。

ポイント2:外部の音楽アプリをコントロール可能に

今回その MS-20 である Memphis、Polysix である Pompei と共に
新たに追加になったのが Taipei というガジェット。
実はこれ、ガジェット内 MIDI コントローラーなのだ。
画面を開くと写真のような感じで、
バックグラウンド・オーディオで立ち上がってる
外部の楽器をコントロールできちゃうわけなのです。

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なので、これまではガジェットで作ったトラックに
例えばミニモーグや Sample Tank のサンプリング音を足したい時、
これらを Cubasis に持ち込んでミックスダウンしてたわけなんですが、
今回のバージョンでは Gadget 本体で最終的な音のイメージを
まとめることができるわけです。
ここは第2世代と言ってもいい点かな。
但し。。。
あ、この話はまたあとで。。。w

ポイント3:シーン毎にテンポが変えられる

僕が最も評価したいのはここかも。
何と、シーンごとにテンポが変更できるんですね。
ダンスミュージックとかだと一定のテンポでというのが普通かもですが、
クラシックとかの場合だと、
寧ろ曲の途中でテンポが変わるのが普通なので、
殆どの iOS の音楽制作アプリでは対応されていないことに
ずっと不満を感じて来たのです。
PC ベースの、Live やら Cubase、ガレージバンドでも
当たり前の機能なんですけどね。

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PC ベースの音楽制作ソフトでは、楽曲の時間軸に沿って
「テンポトラック」というものを持っていて、
このトラックに対して変更を行いますが、
時間軸を持たない Gadget 2 では、
テンポが変わった後の方のシーンのテンポ設定のところで
これができるようになりました。
即ち、「シーンテンポ」ボタンを「有効」にして、
このシーンに固有のテンポを設定、
更に「スムース」というボタンを押すと、
前のシーンの最後のところからだんだんテンポが変わってきます。
これを押さないと急に変わる感じかな。

     *   *   *

とまぁ、こんな感じの機能が追加になっているので、
早速お試しに、と思って一発録りで作った曲を
SoundCloud にアップしましたので、
興味のある方は聞いてみて下さい。

・Future Generations: KORG Gadget 2 Test
 https://soundcloud.com/hiroshi-kumaki/future-generations

とりあえず、MS-20 と Polysix の音でベーストラックを作ったものの、
テンポチェンジと外部コントロールのテストを兼ねて、、、と
出だしは Sample Tank のスローなアコースティックギター音、
そしてリードはミニモーグモデル D の音という、
コルグさんにはちょっと意地悪なアレンジになっております。w

更に。。。

実はこの録音、ズルをしています。
最初 SoundCloud に上げようとして、WAV にエクスポートしたところ、
何と、外部音源の音がそっくり抜けているではないですか!!?
よく考えるとそりゃそうで、
あくまでも Taipei がコントロールしている外部音源は、
バックグラウンド・オーディオで個別に鳴っているわけで、
Gadget 2 の中の音ではないのですから。
先に書いたように、これで Gadget 2 でトータルに音が作れる
と思っていたところでしたので、これにはかなりがっかりしました。
そう言えば、Gadget って、Audiobus に対応してるのは
入力の方だけで、他の DAW アプリみたいに出力には
対応してないんですよね。
Zurich 経由でもいいので、他のアプリの音も
取り込めるようになるといいのに、と思った次第です。

そこで、今回のズルの内容です。
そう、勿論この方法が一番手間がかからなかったですね。
つまり、Audiobus を立ち上げて、
Gadget 2, Sample Tank CS, Model D の音を
iRig Recorder Free という単に録音だけできるアプリで受け止めて
そこからファイルに書き出した、という次第です。
今回のような状況では Audiobus 様様でした。

この KORG Gadget 2 のアップデートとほぼ時を同じくして
僕が iOS の初期の頃に使っていた Nanostudio も2 にアップデート。
こちらも曲の途中でのテンポの変更などができるようになり、
シンセもアナログだけでなく FM とか何でもありの内容になってます。
またまた iOS での音楽制作が面白くなりそうな予感です。

2019年1月17日木曜日

【RL】阪神・淡路大震災の日に

今日は1月17日、24年前に阪神・淡路大震災が起こった日でした。
地震が発生した時、私自身は東京にいましたが、
当時働いていた会社の社長が仕事で西宮にあった事務所で被災し、
会社の電話では事務所につながらず、
近くの公衆電話から社長の携帯に1時間おきに電話を入れて
テレビで報道されている状況などを伝えたり、
現地の状況を聞いたりしていたので、
あの日のことは今も忘れることができません。

それもあって、SL を始めた頃は毎年この日に
メモリアルコンサートを行っていましたが、
近年 RL で多忙な状況が続いているため、今年も叶いませんでした。
その代わりに今日は今この瞬間に感じていることを
この日記でみなさんにお伝えしておこうと思うのです。

24年というのは相当な時間です。
今、公衆電話から連絡を入れたという話を書きましたが、
そう、その頃は私も携帯電話は持っておらず、
会社でも社長はじめ数人しか持っていないような状態でした。
実は、私が携帯電話の契約をしたのはこの地震がきっかけなのですが、
今は携帯電話のない生活なんて考えられないですね。
寧ろ、今は公衆電話を探す方が難しいです。
それから、その頃はネットの情報も限られていましたが、
今はその携帯電話を通じてとれない情報はないくらいです。
そのくらい時間が経ち、時代が変わったにも拘わらず。。。
果たして、あの地震の教訓は活かされているのでしょうか?

皆さんは覚えておいででしょうか?
あの震災は日本だけでなく、
世界の人々に大きなショックを与えたのを?
何故ならば、あの地震は日本の高い技術が集積された
神戸のような大都市に壊滅的な影響を与えたからです。
先進国は勿論、途上国にしても全世界で都市化が進む中、
ハイテク日本ですら都市を守れないということを世界に示したのです。
そして世界は、その日本が高い技術力をもって
単に破壊された都市を再建させるだけでなく、
どのように災害に強い都市を築いていくか、
そこに注目していたのです。
24年という長い年月が経過して、果たしてそのような都市、
災害が起きた時により多くの人を守れる都市づくりを
今の日本は実現できているでしょうか?

2011年の東日本大震災、それに続く福島の原発事故、
そして2016年の熊本の地震、昨年7月の西日本での豪雨など、
未だに多数の尊い人命が失われる状況は続いています。
耐震技術などは阪神・淡路大震災から発達しているはずですが、
その一方で、設計や材料を誤魔化したり、
品質検査に手を抜いたりといった驚くような実態も報道されています。
特に昨年辺りは日本の製品の品質に対して
疑いがもたれるような報道が相次ぎました。
こんなことでは、震災で犠牲になった人たちは報われない、
私はそう感じるのです。
そして最初震度6と発表されたのを震度7に変えたのは
実は間違いではなかったのか、とも感じるのです。
(つまり倒壊してもいい基準を低くしてしまったという意味で。)

この点、日本政府にも日本の企業にも、
もっと頑張ってほしい、ちゃんとしてほしいと思います。
同時に、私たち一人一人も、より安全なコミュニティを築くために
自分で何ができるのか、何をすべきなのか、
それを立ち止まって考えるのが、この1月17日の持つ意味だと
そう私は考えるのです。

2019年1月3日木曜日

【RL】DX7 V で今更 TX81Z の音を再現!

昨年、ブラックフライデーの折に Arturia の V Collection を
アップグレードして Fairlight CMI や DX7 などを増強したことを
この日記に記載しましたが、
この DX7 のイミュレーション DX7 V はなかなかよくできていて、
オリジナルの DX7 の SYSEX データを読み込むことも可能、
更に、安価な割にいい音がした TX81Z の波形が追加してあったり、
オリジナルにはなかったフィルターやアルペジエータもあって、
ハードの DX7 の再現は勿論、その先の音作りができるという
大変いじりがいのある楽器に仕上がっています。

ということは?
と思って、僕が昔使っていた TX81Z で好きだった音を
DX7 V で再現する、なんてことを暇を見てはやっています。
普通に考えれば、TX81Z は DX7 の代用で買ったようなものなので
DX の豊富なプリセットを楽しめばいいようなものなのですが、
TXの「ElecBass1」とか、「ベ〜〜ン」と弦の弾ける感じが
とてもリアルに感じられてアナログ系の機材が多い僕のセットの中で
結構使ってたんですよね。
あとは勿論チューブラーベルの音とか
ブラス系では「Trumpet81Z」が好きだったので
あの音をもう一度! というわけです。
6 オペレータの 2 つを潰してわざわざ 4 オペレータでの音作り、
何て贅沢な使い方なんでしょうね。www

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DX7 と TX81Z ではいろんなパラメータが異なるところがあるので
そこは自分で変換ロジックを Excel に入れておいて作業するのですが、
参ったのが、周波数の COARSE と FINE の設定。
FINE が絡んで来るものはどうも音が濁る、というか
ノイズが乗ってくるので、正しい周波数が設定されてないことは
すぐにわかるのですが、やっぱり最初から引っかかっていたのが、
DX7 の FINE 設定は00〜99の二桁表示なのに
Arturia の DX7 V は 0.000〜100.0まで、小数点付。
調べていってわかったのは、
DX7 の FINE は正に COARSE の小数点部分を担うのに対し、
Arturia の方は、「その倍音内での位置を表す」のだそうです。
どういうことか?

例えば、DX7 で COARSE 2, FINE 50 と設定する場合、
これは 2.50 倍の周波数を表します。
これは(5倍音=2オクターブ上の長3度=ミの半分なので)
1オクターブ上のミの音を表しています。
(因みに、2倍音が1オクターブ上の基音=ドですね。)
ところが、Arturia の DX7 V は1オクターブ上を基準にした
ミの位置を指定しなさい、と言っているのです。
結論から言うと、DX7 の周波数⇒ DX7 V の周波数の変換には

DX7 の COARSE値+(DX7 の FINE値/DX7 の COARSE値)

という公式を使います。
つまり、DX7 で 2.50と設定している場合には

2 + (50/2) = 2+25 = 2.25 (FINE には25.00を設定)

と設定します。
さて、ここで、基音ドに対して長3度=ミの音は1.25なので、
2.25 というのが1オクターブ上のミの音を表すことがわかりますね。

同じように、オリジナルの DX7 で 4.50 だと、
これは9倍音=3オクターブと長2度=レの音の半分、
つまりオクターブ下なわけですが、

4 + (50/4) = 4 + 12.5 = 4.125 (FINE には 12.50を設定)

レの音はドに対して1.125倍ですのでこのように設定します。

ところで3.5を飛ばしたのはこの数字がちょっとトリッキーなため。
公式だと 3 + (50/3) = 3 + 16.666... になるので、
DX7 V では COARSE に3, FINE に 16.67 と設定すればいいですが、
3.5 って、7倍音=2オクターブと短7度=シのオクターブ下、
で、3倍音が1オクターブ上の完全5度=ソの音なので、
つまり音域的には2倍音のところに入っているわけで、
これは実は 2.75 と等価なのです。@@
2倍音を基準に考えると、ソは1.5倍、シは約1.75倍なので、
シは3倍音のソに対しては 1.75/1.5 = 1.1666... となり、
そう、さっきの3.1667 と一致するというわけ。。。

DX7 を完全再現したという Arturia さんが、周波数に関しては
オリジナルの DX7を完全に移植してくれなかったおかげで
こんな面倒な計算をしながらも、そこを通り抜けると
昔よく使ったあの音が蘇って来るのを楽しんでいる
そんなヒロシのお正月なのでした。w

2019年1月2日水曜日

あけましておめでとうございます〜そして昨晩のお礼

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あけましておめでとうございます。
新しい年が皆様にとって明るく実りある一年となりますよう願いつつ
本年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

新しい年2019年が始まりました。
その新しい年に変わる瞬間を、昨晩は僕のライブ、
そして YMB の「第九」演奏会、ニューイヤーコンサートで
会場の皆さんと共にさせて頂きました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
改めてこの場を借りて御礼申し上げます。

そしてもう一つ、手前味噌ながら、同じくこの場を借りて
集まってくれた YMB のメンバーのみんなにも
お礼を言いたいと思います。
このところずっと、そもそも隊長の winds さんも僕も忙しくて、
そしてきっとメンバーのみなさんもそれぞれにご多用で、
YMB としての活動をなかなかできないでいるのですが、
それでも一年で最も忙しいであろうこの時に
何も言わずに演奏に参加してくれるメンバーがいるということは
本当に嬉しいことでした。
ステージがはねてから話していたのですが、
正に年に一度実家に親戚一同集まるような
そんな場に、「第九」演奏会がなっているような感じを覚えました。
そう、みんな日頃は離れていて連絡もとりあってないけれど、
YMB っていう大きな家族なんだよね、って。
だから、普通はこういうところでは身内のことは書かないんだけど、
この機会だから敢えて言っちゃいますね。
もう何年も会っていないメンバーの方も参加してくれて感激しました。
みんな、本当にありがとう。

そんなメンバーのみんなのためにも
今年は年末だけではなくて、夏あたりにも一度やろうね、と
winds 隊長と話していたところです。
(因みに、年末の第九は既に決定だそうです。w)
あとはそうね、ケルパさんとのアートな企画もまたやりたいし、
引退とか言ってるナチュ太郎とも何かやらかしたいし、
またRLでも何かやりたいねぇ。。。
とか、年のはじめにいろいろと妄想夢が膨らむのでした。w

そんなヒロシでありますが、今年もお付き合い頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。^^