2019年5月11日土曜日

【新作】ケルパさんとの「Sounds in Colors II」の動画が公開されました!

昨年の11月に行われたケルパさんとのコラボイベント
「Sounds in Colors II」の動画がこの度公開されました!



動画の撮影・編集はいつものしんさんですが、
今回、やっていた当人たちもビックリするような映像なんです。
というのも、このイベントは前打ち合わせなし、
その場その場の状況で僕はシンセを弾き、
ケルパさんはビジュアル効果を展開する、という
全くの即興イベントなんですが、
出来上がった映像を見ると、全てが計算されていたかのよう。
つまり、この音の時にこのビジュアル、そしてこのアングル、
というのがぴったりとはまってるんですね。

ということは、実はしんさん、このイベントの
3番目の即興家だった、ってことなんです。
僕とケルパさん、僕としんさん、長いお付き合いになりますので
僕が次に何やるか、すっかりお二人には読まれていた、
ということなんでしょうか!

というわけで、当日は、やろうと思っていた
シーケンスのプログラムが PC に入っていなかったり、
体をよじりながら、手が足りない、とか焦ったりしながらで
もう自分の演奏でいっぱいいっぱいだったのですが、
今改めて、へぇ〜、こんなイベントだったのかぁ、と
我ながら客観的に楽しませて頂いている次第です。
お越しになった方も、お越しになれなかった方も
是非お楽しみ下さい。^^

2019年4月16日火曜日

Burnal Equinox ライブ、ありがとうございました!

昨晩の Burnal Equinox でのライブ
「2019年宇宙と音楽の旅」にお越し頂いた皆さん、
ありがとうございました。
Burn2 や SLB ではありがちのトラブル、
長年やっているのでまさかの時間変更があるとは
油断して思ってもいなかったのが正直なところ。
急な変更で折角予定のお昼の時間に来て頂いた方ごめんなさいです。
私自身が結構参っていましたが、それでも気を取り直して
23:00からのショーは一所懸命やらせて戴きました。

予告通り、今回はテーマが「宇宙への眼差し」で、
「ユーリの夜」のお祭りとかぶっていることもあり、
徹底して宇宙を意識したステージを企画しました。
まずオープニングは宇宙の中心は生命の中心、ということで、
「生命の中心へ向かって」の意味を込めた「Lifebound」で。
そして、1曲目は世界初の有人宇宙飛行を成し遂げたガガーリンと
Burnal Equinox ということで、『Equinox(軌跡)』のアルバムで
僕にシンセサイザーの面白さを教えてくれた
ジャン=ミシェル・ジャールへのトリビュートとして
「パイェハリ」というメドレーというか組曲というか
そういうものを披露させて戴きました。

これは、最初は「Watch the skies(空を見よ)」のテーマで
天空をイメージしたパッド系の音で即興的に演奏、
そのあと、ガガーリンの出発前、コントロールとの無線での会話を
サンプリングで流したあと、
ガガーリンが「パイェハリ(=さぁ、行こう!)」と叫んだのを機に
ジャン=ミッシェル・ジャールのシーケンスに合わせて
僕がストリングス系の音で即興的に演奏する、という内容です。

その後もシーケンスを回しながら宇宙への旅を即興的に表現し、
宇宙の果てまで行ったところで、帰還、
横浜マーチングバンドのメンバーらしくマーチで終わるという内容。
まぁ、マーチと言っても、リズムはそうなんですが、
12小節のブルース・マーチで、これは時間を見ながら
オルガンで即興的に弾いたわけなんですけれど。

そして最後は、例の、オリオン座からの電波をバックにした
リグ・ヴェーダの「宇宙開闢の歌」、
そして昔なつかしい「スタートラッカー」で締めさせて戴きました。
「スタートラッカー」って「星を追う者」って意味ですからね。^^

そうそう、今回、シーケンスを回している間にちょっぴり冒険、
カメラを回して「自撮り」してみました。
入りに遅れないよね、とか、落ちないよね、とか気にしながら。w

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そう言えばこの写真見て思い出しましたが、
今回ステージが2つあったんですよね。
で、それぞれに名前がついていて、一つが「ヴォストーク」、
もう一つが「マーキュリー」で何れも宇宙船の名前。
で、僕は、何と言っても「ユーリの夜」のイベントですから
当然でしょ、というわけで「ヴォストーク」の方で演奏しました。w
衣装も勿論、ポスターと同じ宇宙服で。w

というわけで、いろいろありましたが、
本人的には結構楽しめたライブでした。
いらして頂いた皆さんにも喜んで頂けたみたいだし。
今回いらっしゃれなかった方、またの機会によろしくお願いします。

■Hiroshi Kumaki Burnal Equinox ライブ「2019年宇宙と音楽の旅」
・日時:2019年4月14日(日)23:00〜24:00
・会場:Burnal Equinox 2019 ステージエリア
・曲目:
    オープニング:Lifebound
    1. Watch the Skies - Poyekhali!(さぁ、行こう)
    2. Travelling 2019
    3. Beyond the Edge of the Universe
    4. Homecoming Blues March
    5. Nasadiya Sukta(宇宙開闢の歌)
    エンディング:Star Trackers

2019年4月14日日曜日

【緊急告知】本日のライブ、23:00からに時間変更です。

当日の開始時間の連絡でごめんなさい。
本日13:00から予定していたライブ、会場の都合で急遽
23:00からに変更になりました。><
お昼に予定されていた方、本当にごめんなさい。
もし今晩でもご都合つく方いらっしゃいましたら
是非お越し下さい。
急な連絡で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。m(_ _)m

2019年4月12日金曜日

【Burn2】4月12日は "Yuri's Night"

今日4月12日は、今から58年前、
当時ソビエト連邦のユーリ・ガガーリンが
人類初の有人宇宙飛行を行った日です。
この日を記念して、世界中で "Yuri's Night"、
つまり「ユーリの夜」というイベントが行われているようです。

そして奇しくもまさに今晩、バーニング・マンの SL 版、
Burn2 の春のイベント "Burnal Equinox" が
この週末3日間の予定で始まります。
「ユーリの夜」に因んだテーマは "Eyes to the Skies"、
日本語にすると「宇宙への眼差し」といった感じでしょうか。
イベントの詳しい内容はこちらの公式ブログをどうぞ。

https://www.burn2.org/events/burnal-equinox-2019/

僕も例によってこのイベントに参加します。
演奏は14日の日曜日、13:00 23:00からになります。
イベントのテーマが宇宙とあって何をやろうかとわくわくしています。
子供の頃、初めてシンセサイザーの音を聞いたのは
冨田勲さんの『惑星』でしたからね、
僕にとってはシンセと宇宙とは切っても切れない関係にあるわけで、
ガガーリンの功績に思いを馳せながら、
シンセサイザーの即興演奏で宇宙を表現したいと考えています。
是非、遊びに来て下さいね!^^

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■Hiroshi Kumaki Burnal Equinox ライブ「2019年宇宙と音楽の旅」
・日時:2019年4月14日(日)23:00〜24:00
・会場:Burnal Equinox 2019 ステージエリア
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Burning%20Man-%20Deep%20Hole/127/181/24

2019年4月7日日曜日

【技術情報】今度はEEPがやって来るよ?

先週僕のところにファイアーストームの開発チームから
翻訳の依頼が来ました。
EEP の日本語対応よろしくっ! というわけですが、
対象となるモジュールの多さにびっくり。
こりゃあ大変だ! というのでこの週末にとりかかっております。

殆どの方は EEP って何? という感じではないでしょうか。
かく言う僕も今回の依頼を受けて初めて勉強し始めたくらい。
EEP は Environmental Enhancement Project の略で、
つまり空や海などの自然環境設定の大幅なレベルアップで、
これまでの WindLight を塗り替えるプロジェクトです。
具体的には、空や水、デイサイクルなどがアイテム化され
インベントリ内で管理されることになります。
アイテム化されるということは人と簡単に共有できるということ。
空は地上を含めて4段階で見え方を変えることができ、
デイサイクルに至っては、最大168時間、つまり現実の1週間
同じ1日を続けることが可能になります。
GMT 基準での時差も設定できるので、
例えば現実の日本の時間に合わせたデイサイクルや
短時間で何日も変わったり、1日がなかなか終わらない
SF 的な、ファンタジー的な設定も
これが不動産単位、地域単位だけでなく、土地単位でも
可能になるというわけです。
詳しくは次の Wiki ページをご参照下さい。

http://wiki.secondlife.com/wiki/Environmental_Enhancement_Project

SL ではつい先ごろアニメーションメッシュが展開されたばかりで
ファイアーストームも2月のリリースで完全対応しましたが、
次のリリースではまたまた新しい機能の搭載になりそうです。
この EEP 、みなさんはどのように使いたいですか?
次のリリースが楽しみですね!

2019年4月6日土曜日

【ライブ】4月14日(日)23:00 Burnal Equinox 2019 のステージに出演!

ご無沙汰してます。ヒロシです。

RL で年に一度アメリカ・ネバダ州の砂漠で行われるイベント
「バーニングマン」の SL 版「Burn2」は、
別名「Oct Burn」とも「Big Burn」とも呼ばれるように、
毎年10月の終わりに1週間に渡って行われる大きなイベントですが、
1年の中間地点にあたる4月にも春のイベントが開催されています。
当初は「Spring Fling」春のバカ騒ぎ、なんて言ってましたけど、
最近では時期的に春分の日に近いことから、
「春分」に当たる英語「Vernal Equinox」をもじって
「Burnal Equinox」として開催されています。
そう、その Burnal Equinox、今年は1週間後の
2019年4月12日(金)〜14日(日)の3日間行われます。

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今年は開催日が4月12日、つまり1961年にユーリ・ガガーリンが
人類初の宇宙飛行に成功した日を祝う
「ユーリーズナイト」に重なることから、そのことにも思いを馳せ、
「Eyes to the Skies」というテーマで行われます。
上の写真のポスター、星空と目と燃える炎でいかにも、ですね。w
イベントの詳細は、次の Burn2 のブログでご覧下さい。

https://www.burn2.org/events/burnal-equinox-2019/

そして、ここからが本題。
毎年 Burn2 のイベントに参加している僕のところに
スタッフの方から出演のお誘いが届いたので、出ることにしました。
日本時間では、4月14日(日)13:00〜14:00 23:00〜24:00 の予定です。
昨年ケルパさんと即興イベントをやったのが結構おもしろかったのと、
テーマが宇宙ならもうヒロシ・サウンド全開しますよ、というわけで、
シンセサイザーの即興を中心としたステージを予定しています。
題して、「2019: Space & Music Odyssey」、日本語にすると
「2019年宇宙と音楽の旅」って感じかな。
なのでポスターも下にあるようにデヴィッド・ボウマンスタイルです。
手袋して鍵盤弾けるわけないんだけどね。www

というわけで、当日はどんな音が飛び出すか予測不可能。
時空が反転した異空間へみなさんを誘うべく頑張りますので
是非遊びに来て下さいね。
会場でお待ちしています!^^

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■Hiroshi Kumaki Burnal Equinox ライブ「2019年宇宙と音楽の旅」
・日時:2019年4月14日(日)23:00〜24:00
・会場:Burnal Equinox 2019 ステージエリア
    http://maps.secondlife.com/secondlife/Burning%20Man-%20Deep%20Hole/127/181/24

2019年3月10日日曜日

【iPhone/iPad】KORG Gadget が進化した?〜第2世代としてアップデートされた中身を検証してみた

もう、今年1月に米国で行われた NAMM で発表されて以来、
発売が待たれていた KORG Gadget 2 が
1週間ほど前にとうとう出て来ましたね。
アップデートが無料の iOS 版は勿論、
有料の Mac 版も、コルグ登録ユーザーの僕は
優待クーポンがあるということで、
毎回のごとく騙されてるな〜と思いながらも早速購入しましたよ。
これ、やっぱり iOS 版と Mac 版で連携できるのがいいんですよね。

KORG Gadget はこれまで何度も大きなアップデートがありましたが、
今回は名前が変わって KORG Gadget 2 と「2」が付きました。
そして、2で作った曲については
これまでのバージョンでは扱えないということで、
謂わば別のアプリとなった感があります。
ですので、これからアップデートしようかな、と思われている方は
よく考えてからの方がいいですよ。

更に、広告では「進化」「第2世代」なんと銘打ってるくらいなので、
じゃあどんな機能が追加になったのだろう?
第2世代と言えるくらいの何が追加になっているのだろう?
というので、早速いろいろいじってみましたよ。

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ポイント1:iMS-20 と iPolysix が利用可能に

まず、コルグユーザーとして嬉しいのは、
コルグの音楽アプリで最も最初期にリリースされた
iMS-20 と iPolysix がガジェットに追加されたことですね。
というか、 Gadget が最初に出た時に、
何でこの2つが入ってないの? というのが寧ろ不思議でした。
Phoenix ってガジェットは Polysix を連想させるけどそうじゃない、
また、モジュラーシンセも Dublin なんて。。。
その後 M1 も Wavestation も Mono/Poly も追加されたのに、
この2つだけがず〜っと置き去りにされてたんですよね。

で、今回、漸くガジェットに取り込まれたわけなんですけど、
iOS 版については、デフォルトのガジェットとしてではなく、
iPad 版の iMS-20 と iPolysix を購入済みの人にだけ
ガジェットの一覧に表示されるという仕様になってます。
なので、僕の場合は、 iPad の方には表示されるけれども、
iPhone の方では使えない、というちょっと残念な結果に。
まぁ、iPhone ではガッツリいじるわけではないので
実際にはそれほど支障はないでしょうが。。。

いいな、と思ったのは、Gadget 2 で MS-20 (Memphis) や
Polysix (Pompei) を開くと、ユーザーパッチのところに
既に iMS-20 や iPolysix で作った音色が表示されていること。
インポートとかしなくても自動的に連携されているのはいいですね。
他のガジェットについても皆そうなってるといいのだけれど。

というのは、欲を言うと、このユーザーパッチの扱いが
ガジェット毎に異なっていて、MS-20、Polysix の他、
Wavestation も自動的に反映されるけれども、
Mono/Poly は自動的に反映されずに、手動で反映する必要があり、
iMono/Poly 側にある「Gadget にエクスポート」というボタンは
プログラムを1個しか転送せず、バンク単位での転送ができないのだ。
あと、M1 に至っては、iM1 のユーザーカードが表示されないという
初期の頃からの仕様が変わっていないのもイマイチ。
必要に応じてライブラリカードにコピーしないといけないんだよね。
あと、Module で購入した Triton のプログラムが
Glasgow に現れないのも何とかしてほしいねぇ。
Ivory は Salzburg に表示されるんだけどね。。。

まぁ、いろいろ文句言ったけど、
何はともあれ、MS-20 と Polysix が追加されたことを喜ぼう。

ポイント2:外部の音楽アプリをコントロール可能に

今回その MS-20 である Memphis、Polysix である Pompei と共に
新たに追加になったのが Taipei というガジェット。
実はこれ、ガジェット内 MIDI コントローラーなのだ。
画面を開くと写真のような感じで、
バックグラウンド・オーディオで立ち上がってる
外部の楽器をコントロールできちゃうわけなのです。

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なので、これまではガジェットで作ったトラックに
例えばミニモーグや Sample Tank のサンプリング音を足したい時、
これらを Cubasis に持ち込んでミックスダウンしてたわけなんですが、
今回のバージョンでは Gadget 本体で最終的な音のイメージを
まとめることができるわけです。
ここは第2世代と言ってもいい点かな。
但し。。。
あ、この話はまたあとで。。。w

ポイント3:シーン毎にテンポが変えられる

僕が最も評価したいのはここかも。
何と、シーンごとにテンポが変更できるんですね。
ダンスミュージックとかだと一定のテンポでというのが普通かもですが、
クラシックとかの場合だと、
寧ろ曲の途中でテンポが変わるのが普通なので、
殆どの iOS の音楽制作アプリでは対応されていないことに
ずっと不満を感じて来たのです。
PC ベースの、Live やら Cubase、ガレージバンドでも
当たり前の機能なんですけどね。

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PC ベースの音楽制作ソフトでは、楽曲の時間軸に沿って
「テンポトラック」というものを持っていて、
このトラックに対して変更を行いますが、
時間軸を持たない Gadget 2 では、
テンポが変わった後の方のシーンのテンポ設定のところで
これができるようになりました。
即ち、「シーンテンポ」ボタンを「有効」にして、
このシーンに固有のテンポを設定、
更に「スムース」というボタンを押すと、
前のシーンの最後のところからだんだんテンポが変わってきます。
これを押さないと急に変わる感じかな。

     *   *   *

とまぁ、こんな感じの機能が追加になっているので、
早速お試しに、と思って一発録りで作った曲を
SoundCloud にアップしましたので、
興味のある方は聞いてみて下さい。

・Future Generations: KORG Gadget 2 Test
 https://soundcloud.com/hiroshi-kumaki/future-generations

とりあえず、MS-20 と Polysix の音でベーストラックを作ったものの、
テンポチェンジと外部コントロールのテストを兼ねて、、、と
出だしは Sample Tank のスローなアコースティックギター音、
そしてリードはミニモーグモデル D の音という、
コルグさんにはちょっと意地悪なアレンジになっております。w

更に。。。

実はこの録音、ズルをしています。
最初 SoundCloud に上げようとして、WAV にエクスポートしたところ、
何と、外部音源の音がそっくり抜けているではないですか!!?
よく考えるとそりゃそうで、
あくまでも Taipei がコントロールしている外部音源は、
バックグラウンド・オーディオで個別に鳴っているわけで、
Gadget 2 の中の音ではないのですから。
先に書いたように、これで Gadget 2 でトータルに音が作れる
と思っていたところでしたので、これにはかなりがっかりしました。
そう言えば、Gadget って、Audiobus に対応してるのは
入力の方だけで、他の DAW アプリみたいに出力には
対応してないんですよね。
Zurich 経由でもいいので、他のアプリの音も
取り込めるようになるといいのに、と思った次第です。

そこで、今回のズルの内容です。
そう、勿論この方法が一番手間がかからなかったですね。
つまり、Audiobus を立ち上げて、
Gadget 2, Sample Tank CS, Model D の音を
iRig Recorder Free という単に録音だけできるアプリで受け止めて
そこからファイルに書き出した、という次第です。
今回のような状況では Audiobus 様様でした。

この KORG Gadget 2 のアップデートとほぼ時を同じくして
僕が iOS の初期の頃に使っていた Nanostudio も2 にアップデート。
こちらも曲の途中でのテンポの変更などができるようになり、
シンセもアナログだけでなく FM とか何でもありの内容になってます。
またまた iOS での音楽制作が面白くなりそうな予感です。

2019年1月17日木曜日

【RL】阪神・淡路大震災の日に

今日は1月17日、24年前に阪神・淡路大震災が起こった日でした。
地震が発生した時、私自身は東京にいましたが、
当時働いていた会社の社長が仕事で西宮にあった事務所で被災し、
会社の電話では事務所につながらず、
近くの公衆電話から社長の携帯に1時間おきに電話を入れて
テレビで報道されている状況などを伝えたり、
現地の状況を聞いたりしていたので、
あの日のことは今も忘れることができません。

それもあって、SL を始めた頃は毎年この日に
メモリアルコンサートを行っていましたが、
近年 RL で多忙な状況が続いているため、今年も叶いませんでした。
その代わりに今日は今この瞬間に感じていることを
この日記でみなさんにお伝えしておこうと思うのです。

24年というのは相当な時間です。
今、公衆電話から連絡を入れたという話を書きましたが、
そう、その頃は私も携帯電話は持っておらず、
会社でも社長はじめ数人しか持っていないような状態でした。
実は、私が携帯電話の契約をしたのはこの地震がきっかけなのですが、
今は携帯電話のない生活なんて考えられないですね。
寧ろ、今は公衆電話を探す方が難しいです。
それから、その頃はネットの情報も限られていましたが、
今はその携帯電話を通じてとれない情報はないくらいです。
そのくらい時間が経ち、時代が変わったにも拘わらず。。。
果たして、あの地震の教訓は活かされているのでしょうか?

皆さんは覚えておいででしょうか?
あの震災は日本だけでなく、
世界の人々に大きなショックを与えたのを?
何故ならば、あの地震は日本の高い技術が集積された
神戸のような大都市に壊滅的な影響を与えたからです。
先進国は勿論、途上国にしても全世界で都市化が進む中、
ハイテク日本ですら都市を守れないということを世界に示したのです。
そして世界は、その日本が高い技術力をもって
単に破壊された都市を再建させるだけでなく、
どのように災害に強い都市を築いていくか、
そこに注目していたのです。
24年という長い年月が経過して、果たしてそのような都市、
災害が起きた時により多くの人を守れる都市づくりを
今の日本は実現できているでしょうか?

2011年の東日本大震災、それに続く福島の原発事故、
そして2016年の熊本の地震、昨年7月の西日本での豪雨など、
未だに多数の尊い人命が失われる状況は続いています。
耐震技術などは阪神・淡路大震災から発達しているはずですが、
その一方で、設計や材料を誤魔化したり、
品質検査に手を抜いたりといった驚くような実態も報道されています。
特に昨年辺りは日本の製品の品質に対して
疑いがもたれるような報道が相次ぎました。
こんなことでは、震災で犠牲になった人たちは報われない、
私はそう感じるのです。
そして最初震度6と発表されたのを震度7に変えたのは
実は間違いではなかったのか、とも感じるのです。
(つまり倒壊してもいい基準を低くしてしまったという意味で。)

この点、日本政府にも日本の企業にも、
もっと頑張ってほしい、ちゃんとしてほしいと思います。
同時に、私たち一人一人も、より安全なコミュニティを築くために
自分で何ができるのか、何をすべきなのか、
それを立ち止まって考えるのが、この1月17日の持つ意味だと
そう私は考えるのです。

2019年1月3日木曜日

【RL】DX7 V で今更 TX81Z の音を再現!

昨年、ブラックフライデーの折に Arturia の V Collection を
アップグレードして Fairlight CMI や DX7 などを増強したことを
この日記に記載しましたが、
この DX7 のイミュレーション DX7 V はなかなかよくできていて、
オリジナルの DX7 の SYSEX データを読み込むことも可能、
更に、安価な割にいい音がした TX81Z の波形が追加してあったり、
オリジナルにはなかったフィルターやアルペジエータもあって、
ハードの DX7 の再現は勿論、その先の音作りができるという
大変いじりがいのある楽器に仕上がっています。

ということは?
と思って、僕が昔使っていた TX81Z で好きだった音を
DX7 V で再現する、なんてことを暇を見てはやっています。
普通に考えれば、TX81Z は DX7 の代用で買ったようなものなので
DX の豊富なプリセットを楽しめばいいようなものなのですが、
TXの「ElecBass1」とか、「ベ〜〜ン」と弦の弾ける感じが
とてもリアルに感じられてアナログ系の機材が多い僕のセットの中で
結構使ってたんですよね。
あとは勿論チューブラーベルの音とか
ブラス系では「Trumpet81Z」が好きだったので
あの音をもう一度! というわけです。
6 オペレータの 2 つを潰してわざわざ 4 オペレータでの音作り、
何て贅沢な使い方なんでしょうね。www

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DX7 と TX81Z ではいろんなパラメータが異なるところがあるので
そこは自分で変換ロジックを Excel に入れておいて作業するのですが、
参ったのが、周波数の COARSE と FINE の設定。
FINE が絡んで来るものはどうも音が濁る、というか
ノイズが乗ってくるので、正しい周波数が設定されてないことは
すぐにわかるのですが、やっぱり最初から引っかかっていたのが、
DX7 の FINE 設定は00〜99の二桁表示なのに
Arturia の DX7 V は 0.000〜100.0まで、小数点付。
調べていってわかったのは、
DX7 の FINE は正に COARSE の小数点部分を担うのに対し、
Arturia の方は、「その倍音内での位置を表す」のだそうです。
どういうことか?

例えば、DX7 で COARSE 2, FINE 50 と設定する場合、
これは 2.50 倍の周波数を表します。
これは(5倍音=2オクターブ上の長3度=ミの半分なので)
1オクターブ上のミの音を表しています。
(因みに、2倍音が1オクターブ上の基音=ドですね。)
ところが、Arturia の DX7 V は1オクターブ上を基準にした
ミの位置を指定しなさい、と言っているのです。
結論から言うと、DX7 の周波数⇒ DX7 V の周波数の変換には

DX7 の COARSE値+(DX7 の FINE値/DX7 の COARSE値)

という公式を使います。
つまり、DX7 で 2.50と設定している場合には

2 + (50/2) = 2+25 = 2.25 (FINE には25.00を設定)

と設定します。
さて、ここで、基音ドに対して長3度=ミの音は1.25なので、
2.25 というのが1オクターブ上のミの音を表すことがわかりますね。

同じように、オリジナルの DX7 で 4.50 だと、
これは9倍音=3オクターブと長2度=レの音の半分、
つまりオクターブ下なわけですが、

4 + (50/4) = 4 + 12.5 = 4.125 (FINE には 12.50を設定)

レの音はドに対して1.125倍ですのでこのように設定します。

ところで3.5を飛ばしたのはこの数字がちょっとトリッキーなため。
公式だと 3 + (50/3) = 3 + 16.666... になるので、
DX7 V では COARSE に3, FINE に 16.67 と設定すればいいですが、
3.5 って、7倍音=2オクターブと短7度=シのオクターブ下、
で、3倍音が1オクターブ上の完全5度=ソの音なので、
つまり音域的には2倍音のところに入っているわけで、
これは実は 2.75 と等価なのです。@@
2倍音を基準に考えると、ソは1.5倍、シは約1.75倍なので、
シは3倍音のソに対しては 1.75/1.5 = 1.1666... となり、
そう、さっきの3.1667 と一致するというわけ。。。

DX7 を完全再現したという Arturia さんが、周波数に関しては
オリジナルの DX7を完全に移植してくれなかったおかげで
こんな面倒な計算をしながらも、そこを通り抜けると
昔よく使ったあの音が蘇って来るのを楽しんでいる
そんなヒロシのお正月なのでした。w

2019年1月2日水曜日

あけましておめでとうございます〜そして昨晩のお礼

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あけましておめでとうございます。
新しい年が皆様にとって明るく実りある一年となりますよう願いつつ
本年も引き続きどうぞよろしくお願いします。

新しい年2019年が始まりました。
その新しい年に変わる瞬間を、昨晩は僕のライブ、
そして YMB の「第九」演奏会、ニューイヤーコンサートで
会場の皆さんと共にさせて頂きました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
改めてこの場を借りて御礼申し上げます。

そしてもう一つ、手前味噌ながら、同じくこの場を借りて
集まってくれた YMB のメンバーのみんなにも
お礼を言いたいと思います。
このところずっと、そもそも隊長の winds さんも僕も忙しくて、
そしてきっとメンバーのみなさんもそれぞれにご多用で、
YMB としての活動をなかなかできないでいるのですが、
それでも一年で最も忙しいであろうこの時に
何も言わずに演奏に参加してくれるメンバーがいるということは
本当に嬉しいことでした。
ステージがはねてから話していたのですが、
正に年に一度実家に親戚一同集まるような
そんな場に、「第九」演奏会がなっているような感じを覚えました。
そう、みんな日頃は離れていて連絡もとりあってないけれど、
YMB っていう大きな家族なんだよね、って。
だから、普通はこういうところでは身内のことは書かないんだけど、
この機会だから敢えて言っちゃいますね。
もう何年も会っていないメンバーの方も参加してくれて感激しました。
みんな、本当にありがとう。

そんなメンバーのみんなのためにも
今年は年末だけではなくて、夏あたりにも一度やろうね、と
winds 隊長と話していたところです。
(因みに、年末の第九は既に決定だそうです。w)
あとはそうね、ケルパさんとのアートな企画もまたやりたいし、
引退とか言ってるナチュ太郎とも何かやらかしたいし、
またRLでも何かやりたいねぇ。。。
とか、年のはじめにいろいろと妄想夢が膨らむのでした。w

そんなヒロシでありますが、今年もお付き合い頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします。^^