iPad用のM1、ここ何年もず〜っと待っていたんですよ。
MS20、Polysix と、KORG Legacy Collection の楽器たちが
立て続けに iPad 化されましたのでね、
Legacy Collection の中でも僕のお気に入りのM1も
iPad 用のアプリになるだろうと思っていたのですよ。
だって、M1は既にDS版がリリースされているので、
商品化されるのはそう遠くないと思えたのですね。
ところが、その後、往年の名機の iPad 版リリースは静かになり、
そして突然 KORG Gadget が出て来たじゃないですか。
Gadget は、1台にいろんな機能を詰め込んだ
ワークステーションとは全く異なる発想で、
シンプルな操作で思い通りの音を作れる、
ある機能に特化したモジュール群に分けることで
スピーディーに音楽制作をできるようにするもの。
なので、これはこれで素晴らしいのですけれどね。
ただ、01/W、M3とKORGのワークステーションを使っているので
KORGらしい、あのキラキラしたスペイシーなサウンドは
M1でこそ出せるものだと思っていました。
実際、僕のSLライブでも、Legacy Collection版のM1は使ってます。
なので、Gadget が出たところで方向転換したのかなぁ、
と思っていたら、先週、突然、発表されたではないですか、iM1。
http://www.korg.com/jp/products/software/korg_im1_for_ipad/
もう、仕事が終わって家に帰ったらすぐに、
エクスパンジョンカードも一緒にダウンロードしちゃいましたよ。
だって、Legacy Collection 版もそうなんですけど、
T1 用のカードもあるので、これを読み込むと、
シリーズ最高機種の T1 になっちゃうんですよ。
その深い、空間的なサウンドは堪りません!^^v
で、早速触った印象ですが、いいですね。
何よりカードを含めた膨大なプログラムたちには、
僕が好んで使うものがたくさん入っているので、
元々 01/W や M3 で作成した SLライブ用の音源を
iPad 上で完全に再現できそうです。
音の編集操作も簡単なので、ホント、どこにいても、電車の中でも、
気軽に音楽制作できる環境が手に入ったわけです。
加えて、この iM1、KORG Module 同様に、
Gadget の音源として使用することが可能なんです。
(Gadget では Darwin という名前になってます。)
ということはどういうことかと言うと、
iM1 は、実機を再現したと言ってもシーケンサーは付いていませんが、
そのシーケンサー部分は Gadget の中で実現できるわけで、
実機のシーケンサーは8トラックだったけれど、
Gadget の中ではいくつでも、iPad の CPU の許す限り、
iM1 (Darwin) のトラックを追加することが可能になります。
加えて、実機にはサンプリング機能はありませんでしたが、
Gadget には Abu Dhabi とか Bilbao とか
サンプリングマシンも入っていますからね、
足りない音はこれで強化することができるわけです。
(あと、多分、個人的にはピアノは M1 ピアノよりも
より生っぽい響きが好きなので、Module の音源を
組み合わせて使うことになると思います。。。)
但し、Gadget で使うにはいくつか制約もあるので
ここで少し触れておきます。
まず、自分で作ったプログラムは Library 1〜2、
User 1〜4 の6枚のカードに計300保存できますが、
Gadget で使えるのは Library 1〜2 に保存した100のみです。
なので、Gadget で使用したいプログラムは、
こちらに保存しておく必要があります。
あともう一つは、バージョン1.2.2 になってから、
アプリ内ストアで買ったエクスパンジョンカードが
Gadget の中では(Darwin の画面には)表示されないこと。
これは明らかにバグで、KORG も認識しているので、
近々更なるアップデートがあるはずですのでこれを待ちたいですね。
だって、このカードたちが使えなかったら、
Gadget で使えないですもん。
というわけで、いろんな思いもあり、長々と書いてしまいましたが、
それほどに気に入っているアプリです。
Legacy Collection を持っているとは言え、
やっぱり iPad で気軽に持ち出し出来るというのは大きいです。
そこで早速 Gadget を使って制作したのが次の曲。
SoundCloud にアップしていますので、
よろしかったら聴いてみて下さい。^^
・Opus M1
https://soundcloud.com/hiroshi-kumaki/opus-m1
MS20、Polysix と、KORG Legacy Collection の楽器たちが
立て続けに iPad 化されましたのでね、
Legacy Collection の中でも僕のお気に入りのM1も
iPad 用のアプリになるだろうと思っていたのですよ。
だって、M1は既にDS版がリリースされているので、
商品化されるのはそう遠くないと思えたのですね。
ところが、その後、往年の名機の iPad 版リリースは静かになり、
そして突然 KORG Gadget が出て来たじゃないですか。
Gadget は、1台にいろんな機能を詰め込んだ
ワークステーションとは全く異なる発想で、
シンプルな操作で思い通りの音を作れる、
ある機能に特化したモジュール群に分けることで
スピーディーに音楽制作をできるようにするもの。
なので、これはこれで素晴らしいのですけれどね。
ただ、01/W、M3とKORGのワークステーションを使っているので
KORGらしい、あのキラキラしたスペイシーなサウンドは
M1でこそ出せるものだと思っていました。
実際、僕のSLライブでも、Legacy Collection版のM1は使ってます。
なので、Gadget が出たところで方向転換したのかなぁ、
と思っていたら、先週、突然、発表されたではないですか、iM1。
http://www.korg.com/jp/products/software/korg_im1_for_ipad/
もう、仕事が終わって家に帰ったらすぐに、
エクスパンジョンカードも一緒にダウンロードしちゃいましたよ。
だって、Legacy Collection 版もそうなんですけど、
T1 用のカードもあるので、これを読み込むと、
シリーズ最高機種の T1 になっちゃうんですよ。
その深い、空間的なサウンドは堪りません!^^v
で、早速触った印象ですが、いいですね。
何よりカードを含めた膨大なプログラムたちには、
僕が好んで使うものがたくさん入っているので、
元々 01/W や M3 で作成した SLライブ用の音源を
iPad 上で完全に再現できそうです。
音の編集操作も簡単なので、ホント、どこにいても、電車の中でも、
気軽に音楽制作できる環境が手に入ったわけです。
加えて、この iM1、KORG Module 同様に、
Gadget の音源として使用することが可能なんです。
(Gadget では Darwin という名前になってます。)
ということはどういうことかと言うと、
iM1 は、実機を再現したと言ってもシーケンサーは付いていませんが、
そのシーケンサー部分は Gadget の中で実現できるわけで、
実機のシーケンサーは8トラックだったけれど、
Gadget の中ではいくつでも、iPad の CPU の許す限り、
iM1 (Darwin) のトラックを追加することが可能になります。
加えて、実機にはサンプリング機能はありませんでしたが、
Gadget には Abu Dhabi とか Bilbao とか
サンプリングマシンも入っていますからね、
足りない音はこれで強化することができるわけです。
(あと、多分、個人的にはピアノは M1 ピアノよりも
より生っぽい響きが好きなので、Module の音源を
組み合わせて使うことになると思います。。。)
但し、Gadget で使うにはいくつか制約もあるので
ここで少し触れておきます。
まず、自分で作ったプログラムは Library 1〜2、
User 1〜4 の6枚のカードに計300保存できますが、
Gadget で使えるのは Library 1〜2 に保存した100のみです。
なので、Gadget で使用したいプログラムは、
こちらに保存しておく必要があります。
あともう一つは、バージョン1.2.2 になってから、
アプリ内ストアで買ったエクスパンジョンカードが
Gadget の中では(Darwin の画面には)表示されないこと。
これは明らかにバグで、KORG も認識しているので、
近々更なるアップデートがあるはずですのでこれを待ちたいですね。
だって、このカードたちが使えなかったら、
Gadget で使えないですもん。
というわけで、いろんな思いもあり、長々と書いてしまいましたが、
それほどに気に入っているアプリです。
Legacy Collection を持っているとは言え、
やっぱり iPad で気軽に持ち出し出来るというのは大きいです。
そこで早速 Gadget を使って制作したのが次の曲。
SoundCloud にアップしていますので、
よろしかったら聴いてみて下さい。^^
・Opus M1
https://soundcloud.com/hiroshi-kumaki/opus-m1