2009年3月29日日曜日

「春眠暁を覚えず」〜このあと23:30よりゲリラやります!

春、眠いですねー。
眠くて眠くてどうしようもない時は
もう思い切って寝てしまいましょう!w

というわけで、眠い春を更に眠くする
寝落ち率90%のゲリラライブをこの後やります。
今日は全くの即興で気持ちのい〜い環境音楽で行く予定です。w

今日もあちこちでイベントあるでしょうが、
是非遊びに来て下さいね。w

■Hiroshi Kumaki Live 「春眠暁を覚えず」
 日時:2009年3月28日(土)23:30〜24:30
 会場:Lifebound Cafe, Fanghammer
 http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/24/14/22/

2009年3月24日火曜日

にわか仕立ての。。。

ちょっと前になりますが、
週末京都に行く前の金曜の夜、
タイガーカフェでまったりしていると
Redd Karas さんが何やらギター弾きながら踊ってるんですね。
最初は皆、そんなに気にしてなかったと思うんだけど、
ふと、Calico Felisimo さんがヴァイオリンを取り出して弾き始めるんですね。
弾く、と言っても、別に音は出てなくて
強いて言えばタイガーでかかってるラジオの音楽に合わせてる、
ってとこかな。
何だか二人を見てたらおかしくなって、
じゃあ僕も、と僕はキーボードを取り出して
席を立ってレッドさんの周りに集まります。
それなら、と syhee Yoshikawa さんはタンバリンを叩きだし、
クマの akinori Paine さんまで何やらパーカッションを取り出し、
hiromitsu Fall さんはえいやっと、ドラムに座り、
Nada Dryke さんまでがトランペットを吹き始める始末。w
ね、ね、写真だけ見るとすごい楽団の登場だと思いません?w
にわか仕立てのタイガーバンド結成です。^^

090323a.jpg


実際は音は出てないんだけど、
(出てたらどんな音楽なんだろう?w)
何だかみんなで思い思いの楽器を手に
こうやって集まってる感じがミョーに楽しいのですね。
翌朝は京都へ出発しなきゃいけないっていうのに
あまり楽しくてついつい夜更かししちゃいました。w

090323b.jpg


そんな楽しい仲間の集まるタイガーカフェは
折しも桜が満開を迎えております。
そんな中で今月末の3月29日からフリーマーケットが開催されます。
このカフェのスタッフもお客さんも
皆さんファッション・クリエイターの方々、
今、オープンを前に着々と準備が進められているところです。
きっと素晴らしいものが出て来ると思いますので、
是非皆さん Check It Out! です。w

090323c.jpg


■Tiger Cafe
 http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/36/218/22

2009年3月23日月曜日

TBS@Pareja SIM!

ナチュさんのショーのあとは
The Black Stripes こと黒縞屋のライブに行ってきました。
実は、フレンドでもあるメンバーの electrolab Kayo さんが
以前から僕のブログをチェックしてくれていて
僕のライブを記事に書いてくれたりして
僕の方でもTBSのライブは気になっていたのですが、
ずっと機会に恵まれてなかったのでした。
それで今日演るってことは前からエレさんに聞いていて
大変楽しみにしていたのです。

090322i.jpg
090322f.jpg


いやー、予想通り、大変楽しめるステージでした。
ヴァイオリンとかエレキ三味線とかがあるのもいいですし、
DSのシンセでライブやるというのも驚きました。
KORGが全面協力してるとは言え、
あれで曲をやるのは無理でしょう、とバカにしていたので
やられたー、って感じですね。

090322g.jpg
090322j.jpg


実は、僕がTBSのことをずっと気になってた理由のひとつに
Koja Writer さんの曲を作る姿勢というか、
この方、いろんな社会問題に敏感に反応して
すぐにそれをテーマに音楽作られてますよね。
曲によっては笑えたりもするんだけれども、
そこにも確実にそういうテーマが感じられます。
ミュージシャンてこうでなくちゃなぁ、と思うのです。
エレさんのブログに出ている彼のメッセージの一つ一つに頷き、
どんな人なんだろうなぁ、と思ってたんですね。
今日のステージでもそれをダイレクトに感じることができて
よかったなぁ、と思ってます。

090322h.jpg
090322k.jpg


そんな彼の社会問題への意識と
やさしさがこめられたさわやかな「Birth-Giving Machine」で
SIMの夜が明けたのは本当に感動的でした。
集まった50人以上の人たち
みんな本当に盛り上がった、感動的な夜を過ごせたんじゃないかな。
TBSの皆さん、ありがとうございました。

イベント間に合ったぁ〜っ!

日帰りの予定だった京都行きですが、
急遽1泊することになりまして、
夜の20:40過ぎにやっと家に戻って来ました。
と、今日は naturalway Flow さんの久しぶりのホームでのショーが21:00から!
何とか間に合い、堪能することができました。
今日からはTBSこと黒縞屋さんの楽曲も使用ということで
大変楽しみにしていたのです。w
どの曲をどんな場面で、と思っていたのですが、
やはりあの曲でしたねー。w
ナチュさんのショーにはぴったりと感じました。

090322c.jpg
090322d.jpg
090322e.jpg


そしてナチュさんのショーの後は、、、
次の記事に続きます。w

「還ってきたバーニングライフ2008」

リンデンの公式ブログに
「還ってきたバーニングライフ2008(Burning Life 08 Redux)」
という記事が掲載されました。

https://blogs.secondlife.com/community/community/blog/2009/03/16/burning-life-08-redux

「毎年行われるアートとコミュニティの祭典、
バーニングライフは、セカンドライフの素晴らしいところが
全部凝縮されて詰まったものです」
という文章で始まるこの記事で、
ディジー・バンジョーさんという方が昨年のバーニングライフでの
素晴らしい作品を集めた10分近いビデオ(マシニマ)が掲載されてます。
聞いたことはあるけど、何なのかよくわからない、
とおっしゃる方、確かにあれは経験しないとわからないものでしょう。
というわけで、このビデオを見れば、
何となく雰囲気わかるんじゃないかな。
みんなそれぞれに工夫して幻想的な世界を創出されていて
それが何百とあるんですもの!

僕も昨年参加して、バーニングのグループに入っているのですが、
最近、今年は何やるべ? そろそろ考えなきゃな、
といった話が早くも聞こえてきています。w
(9月の終わりから10月はじめの開催なんですが。w)
まぁ、一度参加した人には
それだけ熱いお祭りだ、ということでしょう。

そんなわけで、是非このビデオ、お楽しみ下さい。
ただ、残念なのは、あの naturalway Flow さんのショーが出ていないことですね。
あの幻想的な美しさは海外のお客さんにもすごく受けていたのに。。。;;



もっと詳しくお知りになりたい方は、
上の記事にリンクがあります。
ご参考まで!

2009年3月22日日曜日

【レビュー】『人はなぜ形のないものを買うのか』

先日のメタバースフォーラム関係の書籍第2段です。

野島美保『人はなぜ形のないものを買うのか』(エヌティティ出版)
090322b.jpg


先日私も出席したメタバースフォーラム第2回勉強会で「ビジネスとしてみる仮想世界:仮想世界の普及とマネタイズを考える」というテーマでお話しされた野島先生の本です。フォーラムで話された内容もたっぷり盛り込まれていますので、是非ご一読をお薦めします。

本書全体のテーマは、マーケットというものが物販型からサービス型へ、インターネットもWeb2.0、仮想世界へと移行していく中で、ビジネスとして成立するための新たな収益モデルを探ることにあります。簡単に言うと、セカンドライフ儲かる、と言っても、今までと同じ感覚でビジネス参入しても無理がありますよ、ということですね。

では、どのような収益モデルを設定すべきなのか、そのことをオンラインゲームのユーザー心理に切り込み、心理学的側面と経営学的側面の両方からアプローチしているのが本書の特徴と言えるでしょう。

そのアプローチを可能にしているのは、著者自身がオンラインゲームにはまっていて、オンラインゲームに対する共感、自身の内面的体験と、研究者としての冷静な分析的視点との両方を持ち合わせているからであり、それ故、その洞察や分析は強い説得力を持っているのです。一体、「セカンドライフはダメになった、失敗だ、終わった」と言う論客の多くが、その文章を読む限り、セカンドライフをやったことないのではないか、と思わせるものがあります。セカンドライフのような新しいものが出て来たときに、それを体験することなしに分析、批評などできるものではありません。

ここであまり詳しいことは書けませんが、新しい収益モデルを探る中で、本書は実に重大な、示唆に富む事実を明らかにしています。それは、結局、オンラインゲームや仮想空間にはまる人たちがプレイし続ける理由ですが、それは「本当の自分」という自己アイデンティティであり、豊かな人間関係であり、自分の居場所であり、まじめにやればやっただけ報われるという公平な世界なのだ、ということです。裏を返せば、私たちが生きる現実の社会が、このような、殆ど存在に関わるような重要な価値を失ってしまったということでしょう。だとすれば、仮想世界の豊かな発展ということが私たちの現実の生活にとっていかに重要なことでしょう。

今挙げたような価値は、いずれも内面的で、しかも目的性を持たないものです。お金が儲かる、便利だ、というのは後回しなのです。セカンドライフはその点が強調されてメディアに伝えられたことが日本での低迷につながったと思われます。人間関係に目的も何もありません。何も話さなくても、ただ一緒にいるだけで楽しい。それが豊かな人間関係なのではないでしょうか。

そんなわけで、また今日も僕らはセカンドライフにログインするのです。別に何の目的もなく、ただ、大事な友人たちと時間と空間を分かち合うために。。。

とにかく、お薦めです。w
セカンドライフと言わず、コンテンツビジネスを考えている方、携わっている方には必読です!



2009年3月21日土曜日

補足:2009年宇宙の旅

今朝書いた国際宇宙ステーションへ行ける、という記事で、
よくわからない、というご質問を頂いたので、
少し補足を書いておきます。
そもそもこの記事を最初にアップした時のURLが間違っていました。
既に記事の方は修正済ですが、正しくはこれです。

http://slurl.com/secondlife/Spaceport%20Alpha/28/114/22

この場所からロケットで宇宙に出るのですが、
僕が書いたのは国際宇宙ステーションに辿り着くところまで。
ここに辿り着くと、
何とシャトルから強制的に降ろされてしまいます。^^;

それで、ここから先は自力で宇宙を旅することになります。
辺りを見回すとテレポーターがあるので、
右クリックして座ると、ダイアログが出ます。
ここで行きたい場所を選びますが、
行ってしまってからでは遅いのでここで言っておくと、
ここから先は前の場所に戻ることができません。><
なので、水星(Mercury)から順番に太陽系の星を訪れることを
お薦めします。
あ、因みに「Ground」というのがありますが、
これは地上の博物館に戻る、ということですので
ここから先はもう行きたくない、という方以外は
クリックしないで下さいね。w

090320g.jpg


テレポーターで選んだ星に行くと、
その惑星の模型や、その惑星を訪れた探査艇などが展示してあります。
次の写真は土星の様子。
環を撮影したボイジャー号なんかも飛んでますね。
ここでテレポーターを探すと、
何と「天王星」へ行くものしかありません。
他の惑星も同じで、
より外側の惑星へのテレポしかできなくなっています。
但し火星だけは、
火星の表面に降りられます。
これは必見です。w

090320h.jpg


こうしてテレポを繰り返して
冥王星へと辿り着きます。
冥王星は太陽系の一番外側の星。
更に歩みを進めると、太陽系の外、
太陽に一番近い星たちの紹介があります。

。。。と、ここで気づくのです。
え?
地球に戻るテレポーターが見当たりません。
どうやって戻るんだろう?
よく見ると、テレポーターが設置してありそうな場所に
フリーのパラシュートベンダーがあります。
はは〜ん、なるほど。。。

090320i.jpg


そう言えば、今でこそシャトルは普通に飛行機みたいに還って来ますが、
昔のアポロとか、大気圏内に再突入する時
パラシュート広げて海の上に落ちてきましたよね。
今考えるとすごい強引というかおっかないことしてたわけですが、
さすがロケット博物館だけあって、
こんなところにこんな演出があるんですね。w

こういうのが、セカンドライフの不親切さ、
とも受け取られるでしょうが、
アメリカ人流の茶目っ気でもありますね。
話題になった日産の車の自動販売機も当初、
「パスワードを入力して好きな色の車を選んで下さい。」とあって、
注意書きで、「パスワードは身をきれいにしたらわかります。」
だったんですよね。
「身をきれいに?」
そんな場所は、
と思って周りを見渡すとトイレ(化粧室)しかありません。
で、トイレに行くと落書きでパスワードが書いてあったんでした。w

こんな風にユーザーにちょっと考えさせるのが
アメリカ流なんでしょうね。

パラシュートを受け取ると
一応説明のノートカードが送られてきますが、
簡単に記しておくと、
パラシュートは装着して飛び降りると
地上100メートルのところで自動的に開きます。
で、地上に降りると自動的にたたまれます。
どうしてもヤバい、開かない!
と思ったら「pull」と言えば開くそうです。

パラシュートを装着すると、
僕が背中につけていた酸素ボンベはなくなってしまいました。><
うわー、これは早く大気圏内に戻らなければ。。。^^;

冥王星のある輪っかの真ん中に、えいやっ、と飛び降ります。
いつも500メートルの上空から平気で飛び降りているのに、
何故か、パラシュートちゃんと開くかな、なんて不安になったりします。
万一の場合、どのタイミングで「pull」と言うか。。。

090320j.jpg


そんな僕の心配をよそに、パラシュートはちゃんと開き、
アポロの時と同様、水の上に降りてきます。
ちょうど海が陽の光を受けてキラキラときれいでした。
これ、何か幸せな気分になれるんです。
なかなか憎い演出ですね。w

皆さんも是非、ロケットで宇宙に出て、
太陽系の惑星たちを巡りつつ
パラシュートで還って来て下さいね。
幸運を祈ります!w

2009年3月20日金曜日

国際宇宙ステーションへ!

何かと暗いニュースが多い今日この頃、
若田さんの宇宙での活躍は未来への夢を感じさせ
ワクワクしますね。
やっぱり宇宙っていいなぁ。

というわけで、行ってきましたよ、僕も。
Spaceport Alpha にある
International Spaceflight Museum。
「宇宙飛行博物館」という感じですかね。

090320a.jpg


ここに Rocket Ride というのがあって、
ロケットに乗って宇宙に出られます。
折角なので「2001年宇宙の旅」の
デヴィッド・ボウマン船長が着ていた宇宙服に着替えて搭乗。
真ん中にあるロケットを右クリックすると「Board」と出るので、
これで乗ります。

090320b.jpg


と、カメラが切り替わってシャトルのコックピット内にいます。
空は快晴、異常なし、というわけで、
チャットで「+blastoff」と入力すると轟音とともに発射します。
入り口の注意書きには7Gの重力がかかります、と書いてあったけど、
何も感じないまま、あっと言う間に宇宙ステーションに着きます。

090320c.jpg


はい、僕も船外活動中です。w
若田さん、いますか〜?
返事なし。><
きっと忙しいんですねー。w

地上に戻って来ると、他にもこんなアトラクションがあります。

090320d.jpg


これははシャトルのコクピットを再現した部屋の内部。
てか、部屋の中に写真を貼ってあるだけなんだけど、
何かやっぱり雰囲気ありますね。
ボウマン船長よろしく船内をうろつきまわるヒロシ。w

090320e.jpg


それからこれはプラネタリウム。
ちゃんと説明付きです。w

090320f.jpg


そして最後には必ず寄らなきゃ、みやげもの屋さんですね。
望遠鏡とかアポロの模型とかTシャツとか売ってます。
望遠鏡は装着するといろんな宇宙の写真が見られるらしい。w
望遠鏡も模型もほしかったけど、ちょっと高いので
今日はやめときました。w

そんなわけで、ちょっとだけ宇宙に出た気分になったヒロシでありました。w

■International Spaceflight Museum, Spaceport Alpha
 http://slurl.com/secondlife/Spaceport%20Alpha/28/114/22

プリム変形もう一つ(おまけ)

前の日記でブリム変形のことを書いたのでもうひとつおまけ。
今回の建物では2階と3階のガラス窓が斜めに入ってます。
このガラス、どうやって角度や長さがぴったりと合わせてあるでしょう?

090319d.jpg


壁の三角形になっている部分は底辺が3m、高さが6mなので、
ピタゴラスの定理を使って計算すると、Excel風に表現するなら、
=SQRT(3^2 + 6^2)
となり、これを計算すると、
6.70820393249937...
うーん、既に面倒。。。><
これ、最初に豊島区にLifebound Cafeを作った時も、
反響板を兼ねた斜面のあるガラス天井にしたんだけど、
その時はホント泣きそうでした。。。
うまく合わない!><

前回、三角形のボタンを作るのに四角いブロック使いましたけど、
実は今度はその逆なんです。
四角いブロック型のガラス窓を作るのに三角柱を使います。
ということは、壁と同じ形、というわけですね。
複雑な計算をしなくても、壁をコピーしたプリムから変形して行きます。

090319e.jpg


写真2はわかりやすいようにそれぞれの面に色をつけてありますが、
まずは三角柱の「中空(空洞)」の数値を上げて
中が空洞になるようにします。
写真では断面が見やすいように75.0としてありますが、
実際にはガラス窓は薄いので最大の95.0になってます。

090319f.jpg


次に写真3のように、パスカットの始点と終点を設定します。
始点を0.25とすると全体の4分の1、
左側の面がカットされて消えます。
次に終点を0.75とすると更に全体の4分の1、
ここでは背面がカットされて消えます。
写真はこの状態を表しています。
そして更に、終点を0.5とすると
終点側から更に4分の1がカットされ、
つまりは緑色で塗った面も消え、
赤く塗った面だけが残ることになるわけです。
これが今回ほしかった形です。
横幅だけ調整して、
あとはガラスらしく透明度を上げてあげれば
壁にぴったりと合うガラス窓の出来上がりです。

前回は三角形を作るのに四角な立方体を使い、
今回は四角なガラスを作るのに三角柱を使い、
プリムの変形を覚えると
面倒なスクリプトや計算も回避できるという一例ですね。

スクリプトの話(番外編)〜どのプリムを選ぶか?

昨晩書きました通り、
今 Fanghammer 上空に作っているアヤシイ建物は
ちょっとしたエレベータを設置、
これで上下の階に移動します。
本当は階段の方が趣があるんだろうけれども、
階段は開口部を十分に取らないと
アバターの頭が引っ掛かったりしますし、
その開口部を作ったり、
それだけの空間を確保したりというのが面倒。^^;
つい場所をとらないエレベータにしてしまいます。

エレベータといっても、
ここでは大したことはしてません。
殆どインプレスR&Dから出ている
『セカンドライフで作るリンデンスクリプト入門』からの引き写し。

     *   *   *

vector gopos; // 現在の場所から目標地点までのベクトル
vector aimpos = <54,81,509>; // 目標地点

default {
  state_entry() {
    llSetSitText("Up to 2F"); // パイメニューに表示する内容
    gopos = aimpos - llGetPos();
    llOwnerSay((string)llGetPos()+"-" +
      (string)aimpos+"="+(string)gopos);
    llSitTarget(gopos, ZERO_ROTATION);
  }

  on_rez(integer num) {
    llResetScript();
  }

  changed(integer change) {
    if (change & CHANGED_LINK) {
      key sid = llAvatarOnSitTarget();
      if (sid != NULL_KEY) {
        llUnSit(sid); // 目標地点に着いたら立たせる
      }
    }
  }
}

     *   *   *

エレベータと言っても、
実際には椅子に座らせるのと同じことをやっています。
このスクリプトをエレベータのボタンに仕込めばOKなんですが、
ここで大事なことは、
gopos で示されるローカル座標は、
このボタンになるプリムを
レズした時の向きを元に計算されているということ。
つまり、プリムを回転させたりして向きを変えると、
あらぬ方向に飛んでいってしまいます。><
前に椅子に座らせるのは難しいと書きましたが、
ここでもその問題が出てくるのです。
そこで、このスクリプトを使う時は
絶対にプリムの向きを変えない、という方針でいつもやってます。
そこで、面倒くさがりの僕は、
よくボタンに球体のオブジェクトを使ってました。
球体なら上も下も、右も左もないもんね。^^;

でも、やっぱりエレベータのボタンとしては、
上に行くのか下に行くのか、
方向感のあるボタンの方がいいですね。
というわけで、今回は写真1のように三角形のボタンを設置しました。

090319a.jpg


ここで問題。w
この三角形のプリムはどんなプリムを使ったでしょう?
え? 当然三角柱だろうって?
でも三角柱を普通にレズすると写真2のようになります。
この問題の大前提はプリムの向きを変えないこと。
それではあのボタンの形にもっていくのは無理ですね。
近いのは四角錐ですが、
これは横から見た形が違う。
ボタンは横から見ると長方形をしています。。。

090319b.jpg


というわけで、答えをバラすと
実は今回使ったプリムはブロック、立方体でした。w
四角いのに何故? と疑問に思われる方もあるでしょうが、
実はこれ、「テーパー」というパラメータで変形してあるんです。
「テーパー」は X 方向、または Y 方向に
一方の辺をもう一方の辺より短くするパラメータです。
具体的には写真3を見て頂ければと思いますが、
普通は値が「0」で、ブロックなら一番左の形です。
これを X=0.25 とすると、X 方向の上の辺が25%縮みます。
0.5なら下の辺の半分の長さに、
そして、今回のように1.0とすると
上の辺の長さは「0」となり、三角形となってしまいました。
これに、Y も1.0にすると四角錐になりますね。
更に、マイナスの値を入れると、今度は上の辺はそのままで、
下の辺が短くなっていきます。

090319c.jpg


このように、プリムは変形のパラメータをいじることで、
全く異なった形にすることが可能です。
どう考えても2つ以上組み合わせないとできないような形も、
実はうまく変形すると1つのプリムで実現できたりします。
プリム節約のためにも勿論有用ですが、
今回のように、スクリプトに制限がある場合にも
プリムの変形は効果を発揮します。
みなさんもいろいろ試してみられては?w

P.S. 勿論、ボタンのプリムを回転させたところで、
目標地点までのローカル座標をきちんと計算できれば問題ないんですが、
どうも自分には無理です。
一つの軸に対して回転させると
他の軸の値も連動して変わるようなので、、、><
それで、頭悩ますよりは、向きを変えない、と決めてしまって
プリムの形状をいじった方が簡単なんです。w

2009年3月19日木曜日

【レビュー】『仮想世界ロードマップ』

先日参加したメタバースフォーラム第2回勉強会に関連して、
2冊ほど本を読んでみましたのでそのレビューを書いておきます。
まず第1弾はこれ。

野村総合研究所 技術調査部『仮想世界ロードマップ――次世代Webへの対応が企業の明暗を分ける』(東洋経済新報社)
090322a.jpg


時々本屋に寄って、SL関係の本をチェックするのですが、
殆どが2007年に出版されたもので、
セカンドライフはスゴいぞ、儲かるぞ!
みたいなものが多くて、
内容的にはもう古い、と感じてしまいます。
それだけ、出版業界もSLには関心を示さなくなった
ということでしょうか。

そんな、SLはダメだ、という日本全体の空気の中、
天下のNRIが堂々と出して来たのがこの本。
さすがというか、どこの本屋に行っても積んでありますね。

先日メタバースフォーラムの勉強会に出席した話は
僕の日記にも書きましたけど、
あのフォーラムでNRIの先生がやはり同じ
「次世代Webへの対応が企業の明暗を分ける」
というテーマで話され、大変おもしろかったのです。
この本にはその講演とほぼ同じ内容が書かれているので、
大変参考になると思います。

何より、「セカンドライフの低迷から
真の発展が始まった」という視点がいいですね。
というのも、僕も同じように感じているからです。

やたらとブームだった2007年後半、
しかし、殆ど物見遊山的な人たちや
とにかく参入すればいいという企業は
年が変わるとあっと言う間に退いてしまい、
その一方でクリエイターたちが盛んに活動し、
企業が社内的なインフラとしてSLを利用し始めた2008年、
そして今年は更なる深化があるだろうと感じているのです。

全体としては本書で分析されている方向に
進んでいくだろうと感じています。
中でも、うんうん、と共感したのが、
SLは仲間との時間と空間を共有しての
同時体験の場として向いているけれども、
逆にSNSやブログのような
非同期コミュニケーションには向いていない。
そこで、同時体験できるメタバースと
非同期のSNSとは互いに補完しあうだろうという分析。

実際、僕もNaviSLのSNSに参加していて、
オフラインでもSNSの方でコンタクトしたり、
いろいろ交流があって、
SLでみんなと直接コミュニケーションできるのは
ほんの1、2時間に過ぎないけれど、
SNSのおかげで、24時間、
みんなとつながってる感じがしています。

これから、仮想世界はもっともっと豊かな環境になっていく
そんな予感を感じさせる1冊です。



ひっそりこっそり。。。

090318.jpg


さて、今日は2度目の桜開花情報が発表になったようですが、
SLでは既にあちこちで桜が咲いていますね。
さて、写真の桜がたくさん咲いているここはどこでしょう?
何とここは Fanghammer の上空450m、
あきのりクマさんの運動場です。w

090318b.jpg


その桜咲く運動場の更に上空50mのところに
今年の初めから僕がひっそりこっそり取り組んでいる場所があります。
前は木を植えて、
何やらステージらしきものができたところまでご報告しましたが、
その後、何やら建物が建っております。

090318c.jpg


建物は3階建てになっていて、
1階には受付が、
エレベータで上がる2階には会議テーブルが。。。
どう考えても会社っぽいな。w

一体ここで何をやろうと言うのでしょう?
まだまだわからないでしょうねぇ。w
ま、のんびりやりますので、
楽しみにしていて下さい。

2009年3月16日月曜日

神戸SIMのお別れイベントで

3月20日に終了となるLand Kobeの最後を飾るイベントとして
今晩、naturalway Flow さんの Music StarMine が行われました。
いつもながら素晴らしいショーですが、
今日はお別れイベントということもあってか
感動が一層増したように思います。

090315c.jpg
090315d.jpg
090315e.jpg


RLの神戸も好きですからねぇ。
今日まで訪れたことはなかったですけど、
最近はいろんなSIMが閉鎖になっていくので
やっぱり淋しいものがあります。

でも、一人一人にとっては、
これもまた新しいスタートなのでしょう。
talo Writer さん、お疲れ様でした。
そして、素晴らしいひとときを
ありがとうございました。

何と!〜メタバースフォーラムの報告(続き)

メタバースフォーラムに参加したことを書いたら
何とその記事に首都大学の渡邉英徳先生から
トラックバックがつきました。
昨日のフォーラムで建築の分野からお話をされた方です。
http://d.hatena.ne.jp/hwtnv/20090313/1236920275

実は渡邉先生のプレゼンは大変面白く見させて頂いたのですが、
中でも次のビデオは大爆笑しましたので
お礼を兼ねて皆さんにもご紹介させて戴きます。



これは首都大の学生さんが作ったものだそうですが、
空間というものに対する捉え方、センスがいいですねー。

あと、このブログの写真に載っていた先生の作品。
これはブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーのデータベースで
普通に言うならファイルとかデータみたいなものが
ブロック状に集まってそれ自体が建築物のようになっていて
ブロックの一つをタッチすると、わっと自分をとりまく空間となり、
さらにタッチするとWebページが開くというもの。
こういうデータベース、楽しいですね。



あともう一つ、
これは各年代がやはり空間に建築物のように建っていて
ある年をタッチするとその年の写真がふわーっと舞い上がってくる。
で、その一つに近づくとやはり自分を取り巻く空間になるというもの。



やっぱり空間ということを専門にされてる方々の発想って
ホントおもしろいですね。
そして、こうしたことが可能になるのもメタバースならでは。
人が生き生き、ワクワクする空間創りということを目指してる僕には
非常に刺激的なプレゼンでした。
渡邉先生、ありがとうございます。

2009年3月15日日曜日

メタバースフォーラムに参加してきました

今日はライブの前はある会議に参加していて、
更にその前はメタバースフォーラム第2回研究会に
行って参りました。
これはリアルの会場で行われている一方、
セカンドライフのIBMビジネスセンター会場とをつないで
中継されたもの。
私はセカンドライフ会場で聞きましたが
市民放送局でも流れていましたから
こちらでご覧になった方も結構いらっしゃるのでは。

090314d.jpg
090314e.jpg


メタバースの現状とか
これからの方向について刺激的なお話がいろいろ聞けました。
私はセカンドライフなどのメタバースでの体験が
現実の生活をより豊かにするし
それを可能にするビジネスも次々に生まれてくると感じています。
そこからはこれまでにない、
全く新しいライフスタイル、ビジネススタイルが生まれてくるだろうと。
それだけに今日の専門家の方々のいろんな分野にわたるお話は
大変興味深く、参考になりました。

090314f.jpg


この日記では詳しいことは書かないことにしますが、
いろいろ問題はあるものの、
セカンドライフの今後の更なる可能性を実感できるひとときでした。
さぁて、これから自分は何をどのように創っていくかな。w

ネット中継ライブ無事(?)終了!

いやー、終わりました、
インターネット生中継ライブ。
予想はしていましたが、
ホントバタバタでした。

早速この模様がネットにアップされていて
録画を見ることができるので、
チェックして頂けるとおわかりになると思いますが、
アバターいじるのに一生懸命になってると
アバターが動くのでカメラには何も写ってないとか
まぁ、いろいろありました。^^;

090314a.jpg
090314b.jpg


それでも今日は akinori Paine さんが
照明というか、パーティクルを操作してくれて
非常に楽しいステージになったと思います。
この世界では第一人者の naturalway Flow さんもいらしてて、
思わずあきのりさん、がんばれ、のコール。^^

そのあきのりさん、最初から姿が見えないと思っていたら
海底のダンスホールのDJブースで
これらの操作をしていたのでした。
あきのりさんもお疲れ様でした。

090314c.jpg


そんなこんなのインターネット生中継ライブ、
いらして頂いた皆さん、
そしてネットで見て下さった皆さん
ありがとうございました。

■Hiroshi Kumaki インターネット中継ライブ録画(ビデオ)


2009年3月14日土曜日

【障害情報】ログイン、テレポート復旧!

一夜明けてログインできるようになりましたね。
グリッド・ステータスは私が寝てしまった後、
4:42にログイン機能とテレポート機能の復旧、
サポート・ポータルサイトの再開が報告されています。
そう言えば、サポート・ポータルサイトは
ここのところずっと不具合が出ていたようですね。

まぁ、ともかく直ってよかったです。
3月5日頃からデータベースのメンテ、
クレジットカード処理のメンテ、
ネットワークのメンテ、
データセンターのメンテ、
それに関わる何度もの全域再起動(ローリング・リスタート)など
やたらとメインテナンスや移行措置を行っていて
今回のもそれに関わるものかもしれませんね。
何にしても早く安定させてほしいものです。

とり急ぎご報告まで。

【障害情報】続報:ログイン全面停止!

2:40に続報が出ました。
今回の障害に対応するため、
ログインの機能は停止したとのことです。

やっぱり寝るしかないですね。><

【障害情報】続報が出ました!

つい先ほど、1:56と2:00に続報が出ました。
これによるとテレポートができなくなっているのと、
注意事項として、今回の問題が解決するまで、
セカンドライフ内での取引、
及びコピーできないオブジェクトのレズは控えるように
とのことです。

もう既に遅い。。。という方もいらっしゃるかもしれませんが、
とり急ぎお伝えしておきます。

【障害情報】久しぶりに障害出てますね

やっといろいろ用事終わってログインしようと思ったら、
な〜んとインできませんね。
ステータスバーが「Logging in...」のところで止まったまま。

リンデンもこの障害は認識していて、
今から30分ほど前に書かれた
グリッド・ステータスの記事によると
ログインできない住人がいることが確認できていて
現在調査中なので、
グリッド・ステータスの情報を細めにチェックしてね、とのこと。

原因がすぐわからないようなもののようで
ちょっといやですね。
まぁ、でも今日はもう寝ろってことかな。

それでは、また。
おやすみなさ〜い!

P.S. グリッド・ステータスの情報は次のページを参照。
   http://status.secondlifegrid.net/

【告知】インターネット中継ライブやります!

先日から実験を進めておりますが、
SLからインターネットを通じてRLに配信する
インターネット中継ライブ+公開録画を以下の日程で行います。

■Hiroshi Kumaki インターネット中継ライブ
・日時:2009年3月14日(土)24:00〜24:45
・SL内会場:Lifebound Cafe, Fanghammer
      http://slurl.com/secondlife/Fanghammer/24/14/22/
・中継URL:http://www.ustream.tv/channel/559811
      http://lifebound.slmame.com/

今回はとりあえず一人で全部やるので、
音を出しながら、
アバターを動かしながら、
はたまたテロップ出したりしながら、
と、いつもより更に忙しくなりますので、
ハプニング、トラブル必至! という感じですが、
まぁ、笑って頂けたら。。。^^;

SL内の会場にいらしても
WEBでご覧になっててもいいので
是非ご遊びに来て頂けると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。w

2009年3月13日金曜日

【技術情報】久しぶりにビューワーがバージョンアップ!

殆ど突然と言ってもいいんですが、
本日ビューワーの新しいバージョン1.22.11がリリースされましたね。
昨年10月に1.21.6の大幅なバージョンアップがあってから約半年、
一時に比べるとずっと安定したバージョンだったということでしょうか。
とは言え、いろんな不具合がありましたからね、
その辺りの微妙な不具合の修正が今回はメインになっています。
強制アップデートではないですが、
内容から言って、是非アップデートしておきたいところです。

さて、その主な内容ですが、

1. llMapDestination の関数で
  1000メートル以上のスカイボックスに移動できない問題
2. カメラの操作によっては、服や靴などの表示がおかしくなる問題
3. 服やアバターの色がグレーっぽく変色する問題
4. ビデオメモリーが大き過ぎる場合、あるテクスチャで
  読み込みが止まったり永遠に読み込もうとしたりする問題
5. 一部のMacで左上に黒い三角のエリアができる問題

今回大きいのは上の4.です。
1.21.6は全体として安定はしているものの、
テクスチャの読み込みが異様に遅いとは感じていました。
僕の周りの人もそのように感じている人が多かったようですが、
やはりバグだったようですね。
このおかげでなかなかテクスが読み込まれずに
いいSS撮れなかったこと多かったな。
実は昨日、512mの範囲でものを見ていたんですが、
今回のアップデートをしたら、格段に早くなりました。

あと、個人的には5.も大きいですね。
これまで使ってきた mac mini は
ずっとこの現象で悩まされ続けてました。
いいアングルでSS撮ろうとすると左上に大きく出るんですもん、
黒い影が。
この問題が SNS の「mac user 」のコミュで話題になったのは
昨年の5月。
その頃既にリンデン側も問題は認識していたのに
やっと今回解決したわけです。

上記の他には今回は翻訳上の改善もなされています。
日本語の表記おかしいもの多かったものね。
4.に関わる「テクスチャ・メモリ」も「テクスチャ記憶」だったし、
いつも笑っていたのはオブジェクト編集のテクスチャのところで
「顔ごとに繰り返す」ってあったやつ。w
英語は「face」なんだけど、当然「面ごとに繰り返す」ですよね。
この辺りも今回ちゃんと直ってます。w

その他、チャットで発言する時に
「発言」「叫ぶ」に加えて「ささやく」ことができるようになったこと、
パイメニューの「ミュートする」の場所が変わったこと
(間違えてミュートしないようにした)、
IMで自分の名前や発言が青なのはよくないという意見を取り入れ、
デフォルトは白に戻ったこと等々。

まぁ、細かい、目立たないものが多いんですが、
テクスの読み込みが早くなるというだけでも
アップデートする価値はあると思います。
どうぞお試し下さい。

2009年3月12日木曜日

何なんだこれは!?〜KeyHoleTV の衝撃

ちょうど昨晩ライブ中継放送の実験などしていた時に、
naturalway Flow さんのSNSの日記で飛び込んで来た KeyHoleTV の話題。
もう2007年くらいから出ているものなので
知っている人は知っているんでしょうけど、
昨晩はこれに接してかなり愕然としました。

だって、数が限られているとは言え、
全国のテレビが見られるんですよ、
普通にネットで、タダで。
これはスゴイことですよね。
先ほども休憩時間に大阪出身の会社の子と
サンテレビを見て盛り上がっておりました。w
かつて、どうしても仕事中にMacでテレビを見るにはどうするか、
なんて雑誌の特集があって
その頃はまだワンセグなんてなくて、
かなりマニアックでお金のかかる
敷居の高い話でしたけど、
今やこんなに簡単に見られるような時代になったなんて。

090311b.jpg
090311c.jpg


ただ、気になったのは、
やはり職業柄ですが、著作権の問題ですね。
今現実に各放送局がやっている番組を
ネットで再送信していいのか?
これは違法ではないのか?

案外この問題に詳しく触れているサイトは見つかりませんでしたが、
結局は Wikipedia の「区域外再送信」の項

http://ja.wikipedia.org/wiki/区域外再送信

が一番参考になりました。

つまり、このソフトがまかり通っている理由は、

① 総務省、つまり国主導のプロジェクトの一環であること
② 区域外再送信の制限はコピー可能なデジタル放送に限られ、
 アナログ放送では許容されるとの判断が下されたこと
③ 同一チャンネルの視聴者数が2000人に限定されており、
 放送というには数が少ないこと
 (実際僕が見ている時間帯では、
 100人見てるチャンネルなんてありませんでしたね。^^;)
④ 映像、音声共に質がそれほどよくないこと

という点に集約され、
著作権ですから、放送局側が提訴しない限りは問題にならない
ということなのでしょうし、
放送局側も上記の理由から敢えて提訴しない方針ということでしょう。
(案外国の圧力があるのかもしれませんが。。。^^;
国としては全国的な広域放送網の整備を考えているようで、
ネットを使ったこのソフトはその方針に完全に合致してますものね。)

また、仮に提訴されたところで、
実はデジタル放送はアナログ放送に比べ2秒ほど送信が遅れる
という懸念が表明されています。
つまり MPEG-2 データへのエンコーディングに
それだけ時間がかかってしまうのだそうで、
緊急地震速報への影響が心配されているのです。
で、このソフトはエンコードに0.5秒しかかからないそうで、
万一訴えられたら、
「人命」と「著作権」とどちらが大事か、
という争点で逆提訴できる余地があるのだそうです。
尤もこれは開発者側の意見ですが。w

ちょうど今、会社で
Web ベースのサービスに関するレポートをまとめていたところで
今回この話題が入って来たのは本当にタイムリーでした。
Skype にしても Stickam にしても、
本当に初期投資なしで普通にテレビ会議できたり放送できたりするのは
驚くべき時代に生きていると言えますね。
この KeyHoleTV もそうした時代の産物であり、
これからもっともっと Web 環境はおもしろくなっていくことでしょう。

それをどう使って自分たちの生活や仕事を豊かにしていくか、
また楽しみな課題が増えましたね。w

■KeyHoleTV の公式サイト
 http://www.keyholetv.jp/

2009年3月11日水曜日

実験1・セカンドライフライブのネット生中継

実はずっと前からやりたかったことを
今日試してみました。
セカンドライフ内の出来事を
普通のWEBブラウザに生中継する試みです。
前からStickamやUstream.TV、Justin.TVなどで
こうしたことができるのは知ってはいましたが、
使えるソフトとか、じっくり調べたことはなかったんですね。
それでようやく、です。

キャプチャーしてビデオにしてYouTube、というのもありですが、
やっぱり、ライブとか、リアルタイムで経験したいものってありますよね。
今後、そういうリアルな経験を
より多くの、セカンドライフにまだ参加していない人も含めて
できたらいいな、なんてずっと思っていたわけなんです。

で、早速、誰もいないライフバウンドカフェで
ミニミニライブ形式で実験してみました。
その成果がこれ。



ボリュームの調整とか、
あと、フレンドの出入りの通知をオフっておくとか、
何より2個のヘッドホンをとっかえひっかえしてる
ノイズに注意するとかw
課題はいろいろありますが、
何とか可能ではあるようですね。
ただ、これ、一人でやるのは忙しい。^^;

今週末、土曜か日曜に、
生中継の実験を兼ねたミニライブを行います。
こうして徐々にヴァーチャルからリアルに進出して行くのだ。w

2009年3月10日火曜日

久しぶりに写真展を改装〜そして雪掻き

ちょっとだけRLでのんびりのヒロシです。
と言っても、実は明日は面接。。。
いよいよ再び召還される日も近いかな。。。^^;

このちょっとしたのんびりの間に
忙しさにかまけてず〜っとサボっていたこと、復活です。
はい、シルクロードにある僕のイスラーム風庭園
「ゴレスターン」の写真展、
もうここ何ヶ月も更新してなかったですね。
というわけで模様替え、
今回はアルメニアで撮って来た
自然やらアルメニア教会の文物やらを紹介しています。
お時間ある方、是非遊びに来て下さいね。

090309a.jpg


それから、そう、ずっとほったらかしにしていたので、
もう春というのにまだ僕の土地は雪が積もっているのでした。
そこで徐々に雪掻きを始めます。
結構広い土地ですからねー。
今日は入り口のところだけで終了。。。
と、ほーら、緑の草が見えてきましたよー。w

090309b.jpg


でも、疲れたので今日はこれで終了。w

シルクロード全体が今改装中です。
中央にあった建物もモスク型から教会型になりました。
あちこち桜も咲いたりしてますけど
まだ雪も残ってたりして。。。

090309c.jpg


そんな、春を迎えつつあるシルクロードでの一コマでした。

■イスラム風庭園「ゴレスターン」
 http://slurl.com/secondlife/SilkRoad/26/209/26

2009年3月6日金曜日

サイコー! 王様ライブ!

はーい、というわけで行ってきましたよ、王様のライブ。
超人気の方なので、見るのはムリと思ってましたが、
何とか運良く潜り込むことが出来ました。w

王様に先立ってGA-GOさんが雰囲気を盛り上げてくれます。
やっぱりこの人のライブはいつ見てもおもしろいですね。
ただ、さすがに70人以上の人がいたこともあって、
僕のPCでは Ayami Theas さん、Bonsan Kowalski さんは粘土状態でした。;;
残念!
(それでもそのあやみさん、おいしいキーボード弾くよねえ
なんて思いながら聴いてました。w)

090305a.jpg


で、王様の登場です。
この人、ちょっとふざけたようなしゃべりするけど
で、日本語の直訳の歌詞も笑えるけど、
どうしてどうして、音がスゴいねぇ。
いや、声もそうなんだけど、
原曲を彷彿とさせてくれます。
笑いながらも
マジで載せられてしまいますね。

090305b.jpg


僕なんか、1曲目のツェッペリンの「Rock and Roll」から
いきなり乗せられてしまいました。
これって、かつて僕もよくライブの最初にやった曲なんですよ。w
あ、RLでね。
あと、クラプトンの「Sunshine of Your Love」も大好きで、
まさかあの曲に「山寺の和尚さん」が載るとは。。。w
そしてパープルの「Highway Star」や「Smoke on the Water」
と来た時には、もうキーボードで乱入しようかと思いました。w

090305c.jpg


ハードロック大好きでしたからね。
そんな僕をホント熱くさせてくれる
素晴らしいライブでした。
RLのミュージシャンがSLで演っても、あんまり興味ないんだけど、
この人は聴きたい! と思ってたんです。
いやー、ホント聴けてよかった。
来年と言わず、また近いうちにSLに来てほしいものですね。