去る7月6日はヒロシの中の人の RL 誕生日で、
思いの外たくさんの方からメッセージを頂きました。
この場をお借りしてメッセージを頂いた方、
そしていつもお世話になっている皆様に御礼申し上げます。
その RL 誕生日は静かに過ぎていきましたが、
静か過ぎたからか、何を思い立ったか、
SL で久しぶりのもの作りを始めたのです。
これは、これまでも何台か購入してはいますが、
どれも今一つ気に入っていないモーグのモジュラーシンセサイザー。
世の中にないなら作ればいいじゃない、というので、
自分自身でステージで使うのに納得できるものを作り始めたわけです。
ある意味、自分自身への誕生日のプレゼントかな。^^;
話は10年前、2009年に遡ります。
その頃 タイガーカフェのあった Fanghammer という SIM に
N.H.K. ホールという僕専用のコンサートホールがあったのです。
これは日本の公営放送とはまったく関係なく、
当時一緒に遊んでいたナビさんと僕とあきのりクマさんの
頭文字をとってつけただけのものなのです。w
その N.H.K. ホールにはナビさんがいろんな楽器をたくさん
置いて下さっていましたが、中でも僕が気になっていたのが、
ハモンドオルガンとモーグのモジュラーシンセサイザーだったんです。
ハモンドオルガンはドローバーの設定が変わるようになっていて、
背面の板を取り外すと中の機械が見えるようになっているし、
何と言っても手許のスイッチをタッチすると
レスリーの回転が変わるという、何ともリアルなマニアックな仕様。
モーグのモジュラーシンセは普通売ってるものは1式ですが、
タンスが2基並んだ大きなもので、しかもその2基の
右と左のパネル設定とかケーブルのパッチングが違う!@@
このモーグは大した芸はなかったですが、そのパネルがリアルなのと
やはり2基並んでいるが故の存在感がすごかったです。
やがてナビさんがインしなくなり、これらの楽器について
どこで手に入れたのか聞く機会がなくなってしまいましたが、
ハモンドの方は何とかプロフィールからクリエイターを特定、
彼にコンタクトして、今僕がステージで使っている
ヒロシ仕様の特注を作ってもらうことができたのです。
が、モーグはたしかクリエイターがナビさん自身だったような。。。
僕自身は SL を始めてわりとすぐ、その後フレになる
Mainland Musical Instruments の Paul Ge さん製作の
モーグ・モジュラーを持っていて、
これは演奏しながらパネルのツマミを調整するアニメのついた
大変素晴らしいものだったんですが、如何せん、
画像のクォリティが低いのと、鍵盤は絵だしねぇ。
その後より画像のクォリテイが高いものも手に入れましたが、
これはよくあるキーボード演奏のアニメしか入ってないし、
やっぱり鍵盤は絵だしねぇ。
それにスタンドがカッコよくなかった。
きょう日、メッシュが当たり前の SL でやっぱり黒鍵が
絵で描いてあるというのはネクタイがシャツに絵で描いてあるのより
カッコ悪いと思うんだ。
それからそう、黒鍵だけじゃなくて、モジュール同士をつなぐ
パッチケーブルも大体絵で描いてあるよね。
あともっと言うと、Ge さんのもそうだったけど
大体が Arturia の Modular V の画面を利用しているので、
必ずしも本物のモーグのセットと同じではないんだよね。。。
実は先日の SL16B でのライブや、Kerupa さんとのコラボなど
最近はモジュラーシンセを意識した音を出しているので、
その度にカッコ悪いけどしょうがないか、と思って使ってたけど、
もう耐えられなくなった、という感じね。^^;
で作ったのが写真の2つ、右側が IIIc というモデルで、
ウェンディー・カーロス、キース・エマーソン、
冨田勲さんに松武秀樹さんが使っていたという伝説的な楽器、
そして左側がより後期の、冨田さんが使っていたシステム55です。
冨田さんが使っていたというので、子供の頃の僕には
ホント憧れの楽器でしたね。
つまり、ナビさんを思い出しながら、
タイプの違うものを2つ作ったわけで、
更にキーボードも253と251という異なるモデルを
それぞれに用意しました。
何ともアホなくらいマニアックな凝りようですが、
どうせ凝るなら、と、はい、ツマミ、全部プリムで付けることに。w
だって、シンセはやっぱりツマミが命ですもの。www
結果、それぞれ本体だけでプリム数がそれぞれ 126 と 177、
一番上の3段目に乗ってるシーケンサーユニットはこれに含まれず
これだけで53プリムあり、キーボードも、35と32、
つまり全セットで214とか262とかとんでもない LI なのです。^^;
SL で始めてピアノを買った時に100とかあって参ってたけど、
自分でこんなものを作るとはね。w
前に、ぷ〜さんがえらく凝ったステージを作って
プリムヤクザなんて呼ばれてましたけど、これでヒロシも
そんなプリムヤクザになれたのではないかと。(何のこっちゃw
まぁ、こんなプリム数では最大350限定の SLB では使えませんし、
SLB でなくても迷惑かかるでしょうから、使うとしても
YMB SIM のホールやヒロシのスタジオ、
或いは、Kerupa さんとのコラボイベントなど
特別な機会に限られるでしょうから、一応、ツマミは絵だけの
ロープリムバージョンも用意してあります。w
しかし、やはり、プリムをふんだんに使っただけあって、
質感がよく、楽器に向かう気になれますよね。^^
次の2つは先ほど紹介した Ge さんのアニメを使ったパネルの調整と
キース・エマーソンの真似をして2つのモジュラーシンセを
ブイブイ言わせているところであります。w
ああそうそう、因みに画面に見えるパッチケーブルも
ちゃんと2VCO-LPF-VCA-2ENVとモジュレーションをつないで
モノですが音が出るような設定になっているのですよ。
というわけで、実は雑なところもありながらも
久しぶりに自分で納得できるものが作れたので、
ご満悦のヒロシなのです。
次のライブではきっとお目にかけることができると思います。
お楽しみに!^^
思いの外たくさんの方からメッセージを頂きました。
この場をお借りしてメッセージを頂いた方、
そしていつもお世話になっている皆様に御礼申し上げます。
その RL 誕生日は静かに過ぎていきましたが、
静か過ぎたからか、何を思い立ったか、
SL で久しぶりのもの作りを始めたのです。
これは、これまでも何台か購入してはいますが、
どれも今一つ気に入っていないモーグのモジュラーシンセサイザー。
世の中にないなら作ればいいじゃない、というので、
自分自身でステージで使うのに納得できるものを作り始めたわけです。
ある意味、自分自身への誕生日のプレゼントかな。^^;
話は10年前、2009年に遡ります。
その頃 タイガーカフェのあった Fanghammer という SIM に
N.H.K. ホールという僕専用のコンサートホールがあったのです。
これは日本の公営放送とはまったく関係なく、
当時一緒に遊んでいたナビさんと僕とあきのりクマさんの
頭文字をとってつけただけのものなのです。w
その N.H.K. ホールにはナビさんがいろんな楽器をたくさん
置いて下さっていましたが、中でも僕が気になっていたのが、
ハモンドオルガンとモーグのモジュラーシンセサイザーだったんです。
ハモンドオルガンはドローバーの設定が変わるようになっていて、
背面の板を取り外すと中の機械が見えるようになっているし、
何と言っても手許のスイッチをタッチすると
レスリーの回転が変わるという、何ともリアルなマニアックな仕様。
モーグのモジュラーシンセは普通売ってるものは1式ですが、
タンスが2基並んだ大きなもので、しかもその2基の
右と左のパネル設定とかケーブルのパッチングが違う!@@
このモーグは大した芸はなかったですが、そのパネルがリアルなのと
やはり2基並んでいるが故の存在感がすごかったです。
やがてナビさんがインしなくなり、これらの楽器について
どこで手に入れたのか聞く機会がなくなってしまいましたが、
ハモンドの方は何とかプロフィールからクリエイターを特定、
彼にコンタクトして、今僕がステージで使っている
ヒロシ仕様の特注を作ってもらうことができたのです。
が、モーグはたしかクリエイターがナビさん自身だったような。。。
僕自身は SL を始めてわりとすぐ、その後フレになる
Mainland Musical Instruments の Paul Ge さん製作の
モーグ・モジュラーを持っていて、
これは演奏しながらパネルのツマミを調整するアニメのついた
大変素晴らしいものだったんですが、如何せん、
画像のクォリティが低いのと、鍵盤は絵だしねぇ。
その後より画像のクォリテイが高いものも手に入れましたが、
これはよくあるキーボード演奏のアニメしか入ってないし、
やっぱり鍵盤は絵だしねぇ。
それにスタンドがカッコよくなかった。
きょう日、メッシュが当たり前の SL でやっぱり黒鍵が
絵で描いてあるというのはネクタイがシャツに絵で描いてあるのより
カッコ悪いと思うんだ。
それからそう、黒鍵だけじゃなくて、モジュール同士をつなぐ
パッチケーブルも大体絵で描いてあるよね。
あともっと言うと、Ge さんのもそうだったけど
大体が Arturia の Modular V の画面を利用しているので、
必ずしも本物のモーグのセットと同じではないんだよね。。。
実は先日の SL16B でのライブや、Kerupa さんとのコラボなど
最近はモジュラーシンセを意識した音を出しているので、
その度にカッコ悪いけどしょうがないか、と思って使ってたけど、
もう耐えられなくなった、という感じね。^^;
で作ったのが写真の2つ、右側が IIIc というモデルで、
ウェンディー・カーロス、キース・エマーソン、
冨田勲さんに松武秀樹さんが使っていたという伝説的な楽器、
そして左側がより後期の、冨田さんが使っていたシステム55です。
冨田さんが使っていたというので、子供の頃の僕には
ホント憧れの楽器でしたね。
つまり、ナビさんを思い出しながら、
タイプの違うものを2つ作ったわけで、
更にキーボードも253と251という異なるモデルを
それぞれに用意しました。
何ともアホなくらいマニアックな凝りようですが、
どうせ凝るなら、と、はい、ツマミ、全部プリムで付けることに。w
だって、シンセはやっぱりツマミが命ですもの。www
結果、それぞれ本体だけでプリム数がそれぞれ 126 と 177、
一番上の3段目に乗ってるシーケンサーユニットはこれに含まれず
これだけで53プリムあり、キーボードも、35と32、
つまり全セットで214とか262とかとんでもない LI なのです。^^;
SL で始めてピアノを買った時に100とかあって参ってたけど、
自分でこんなものを作るとはね。w
前に、ぷ〜さんがえらく凝ったステージを作って
プリムヤクザなんて呼ばれてましたけど、これでヒロシも
そんなプリムヤクザになれたのではないかと。(何のこっちゃw
まぁ、こんなプリム数では最大350限定の SLB では使えませんし、
SLB でなくても迷惑かかるでしょうから、使うとしても
YMB SIM のホールやヒロシのスタジオ、
或いは、Kerupa さんとのコラボイベントなど
特別な機会に限られるでしょうから、一応、ツマミは絵だけの
ロープリムバージョンも用意してあります。w
しかし、やはり、プリムをふんだんに使っただけあって、
質感がよく、楽器に向かう気になれますよね。^^
次の2つは先ほど紹介した Ge さんのアニメを使ったパネルの調整と
キース・エマーソンの真似をして2つのモジュラーシンセを
ブイブイ言わせているところであります。w
ああそうそう、因みに画面に見えるパッチケーブルも
ちゃんと2VCO-LPF-VCA-2ENVとモジュレーションをつないで
モノですが音が出るような設定になっているのですよ。
というわけで、実は雑なところもありながらも
久しぶりに自分で納得できるものが作れたので、
ご満悦のヒロシなのです。
次のライブではきっとお目にかけることができると思います。
お楽しみに!^^
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