クラシック=「古典音楽」と言えば、ハイドン、モーツァルト、
そしてベートーヴェン辺りの音楽を指すのが一般的だ。
その直前、バッハやヘンデルが活躍した辺りまでをバロック音楽、
べートーヴェンのあとシューベルト辺りから後を
ロマン派の音楽と呼んでいるのは周知の通り。
ところが、フランスではそうとも限らないという話。
インスタグラムなどでちょっと触れたけれども、
ある朝、SL のノートルダム大聖堂での公演の打診に対し、
OK! のメールが届いているのに気づき、やったぁ、と喜びつつ、
会社に行く途中でさぁ、どんな音楽をやろうか、と思った瞬間、
フランスの作曲家クープランのオルガン音楽を聴きたくなったのだ。
で早速アマゾンで検索してみるとお目当てのCDは日本では廃盤、
中古のものが高〜い値段で出ているのみ。
さてこれを買うかどうするか。。。
悩みながら出社したその日はたまたま仕事が早く終わり、
そうだ! ディスクユニオンに行こう! と思い立って、
お茶の水にあるクラシック館に急行、何と、ありましたよ。
それもリーズナブルな値段で。
ここはクラシックの廃盤の掘り出し物、結構あるんですよね。
そのクープランの曲というのは『教区教会のためのミサ曲』で、
セットになっている『修道院のためのミサ曲』と合わせた
実は2曲しかこの人はオルガンのための曲は書いていないのだけれど、
その2曲が音楽史に残る名曲というわけ。
大聖堂でのコンサートではオルガンを中心に演奏する予定だけれど
このフランスの名曲を今一度ちゃんと聴いておきたかったわけです。
YouTube にも僕が手に入れたマリー=クレール・アランの演奏が
上がっていますのでその1曲目を紹介しておきますね。
このフランソワ・クープランという人は17世紀の終わりから
18世紀のはじめにかけて、特にルイ14世の国王オルガニストとして、
また宮廷でも活躍した人です。
そしてそう、ルイ14世と言えば「太陽王」と呼ばれた人で、
この王を巡って、リュリ、ドゥ・ラランド、
マルカントワーヌ・シャルパンティエといった
素晴らしい音楽家達が排出している。
時期的にはバロックに当たるのだけれども、
イタリアの明るく軽快な音楽に比べると荘重で格調高く、
かつてフランス人はこれらの音楽こそ「フランスの古典音楽」だと
誇りをもって言っていたものです。
実際、独特な優雅さや気品に溢れた音楽で
僕も時々聴きたくなるのですが
(実は昔 YMB のオケでやったことがある。。。)、
やっぱりキーボーディストとしては、クープラン、
この人のクラヴサン(いわゆるハープシコード)の曲を
聴きながら寝るのは最高なんですよ。^^
そして実は!
こうした音楽に触発されて作った曲が僕にはあるのですよ。
その曲、更にフランス的な味付けをして
大聖堂でのコンサートに持っていこうと思っています。
さて何の曲か、どんなアレンジになるか
楽しみにして当日はご参加下さいね。^^
■パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254
そしてベートーヴェン辺りの音楽を指すのが一般的だ。
その直前、バッハやヘンデルが活躍した辺りまでをバロック音楽、
べートーヴェンのあとシューベルト辺りから後を
ロマン派の音楽と呼んでいるのは周知の通り。
ところが、フランスではそうとも限らないという話。
インスタグラムなどでちょっと触れたけれども、
ある朝、SL のノートルダム大聖堂での公演の打診に対し、
OK! のメールが届いているのに気づき、やったぁ、と喜びつつ、
会社に行く途中でさぁ、どんな音楽をやろうか、と思った瞬間、
フランスの作曲家クープランのオルガン音楽を聴きたくなったのだ。
で早速アマゾンで検索してみるとお目当てのCDは日本では廃盤、
中古のものが高〜い値段で出ているのみ。
さてこれを買うかどうするか。。。
悩みながら出社したその日はたまたま仕事が早く終わり、
そうだ! ディスクユニオンに行こう! と思い立って、
お茶の水にあるクラシック館に急行、何と、ありましたよ。
それもリーズナブルな値段で。
ここはクラシックの廃盤の掘り出し物、結構あるんですよね。
そのクープランの曲というのは『教区教会のためのミサ曲』で、
セットになっている『修道院のためのミサ曲』と合わせた
実は2曲しかこの人はオルガンのための曲は書いていないのだけれど、
その2曲が音楽史に残る名曲というわけ。
大聖堂でのコンサートではオルガンを中心に演奏する予定だけれど
このフランスの名曲を今一度ちゃんと聴いておきたかったわけです。
YouTube にも僕が手に入れたマリー=クレール・アランの演奏が
上がっていますのでその1曲目を紹介しておきますね。
このフランソワ・クープランという人は17世紀の終わりから
18世紀のはじめにかけて、特にルイ14世の国王オルガニストとして、
また宮廷でも活躍した人です。
そしてそう、ルイ14世と言えば「太陽王」と呼ばれた人で、
この王を巡って、リュリ、ドゥ・ラランド、
マルカントワーヌ・シャルパンティエといった
素晴らしい音楽家達が排出している。
時期的にはバロックに当たるのだけれども、
イタリアの明るく軽快な音楽に比べると荘重で格調高く、
かつてフランス人はこれらの音楽こそ「フランスの古典音楽」だと
誇りをもって言っていたものです。
実際、独特な優雅さや気品に溢れた音楽で
僕も時々聴きたくなるのですが
(実は昔 YMB のオケでやったことがある。。。)、
やっぱりキーボーディストとしては、クープラン、
この人のクラヴサン(いわゆるハープシコード)の曲を
聴きながら寝るのは最高なんですよ。^^
そして実は!
こうした音楽に触発されて作った曲が僕にはあるのですよ。
その曲、更にフランス的な味付けをして
大聖堂でのコンサートに持っていこうと思っています。
さて何の曲か、どんなアレンジになるか
楽しみにして当日はご参加下さいね。^^
■パリ・ノートルダム大聖堂のための音楽の捧げ物
・日時:2019年6月8日(土)24:00(6月9日(日)0:00)
・会場:ノートルダム大聖堂
http://maps.secondlife.com/secondlife/Paris%201900/40/101/254
No response to “【RL】フランスの「古典音楽」の話”
Leave a Reply