もうご存じの方も多いと思いますが、
米国の時間で5月3日(日)にFirestorm 4.7.1 がリリースされました。
但し、正式リリースではなく、ベータ版の扱いになっています。
前回12月の正式リリース4.6.9では、
リンデンの標準版 3.7.8 と整合性を持ったものとなっていましたが、
今回は3.7.26との整合性を保ちつつ、
3.7.27 及び 3.7.28 での更新も一部取り入れたものとなっており、
文字どおりのメジャー・アップデートとなっています。
このところ頻繁に行われた標準版の機能が
Firestorm には反映されてなくて残念だったのですが、
漸く追いついて来た、というところですね。
それもそのはず、元々は、Firestorm は標準版にはない、
多数の機能拡張を搭載していて、標準版より先に行っていたのですが、
Firestorm が搭載していた「連絡先セット」の機能を
標準版で「CHUI」として全く新しいデザインで取り込んだ辺りから、
Firestorm のコードとリンデンのコードが大きく乖離、
これをどうマージするかが大きな課題となっていました。
SSをFBやFlickrに直接アップロードする機能もそうですね。
Firestormチームは1年以上かけて、取り込む機能に優先順位を付け、
このマージ作業を行って来たわけですが、漸く追いついた、
そんな感じですね。
にも拘わらず、ベータ版とはどういうことでしょうか。
これは、リンデンの Serverside Appearance (SSA) と
Advanced Inventory System (AIS V3) プロジェクトの
副産物として発生しているバグが未だ解消されていないからです。
アバターのアピアランス(容姿)は、ビューワ側で変更され、
それがサーバ側に送られて
最終的に「装着中のアウトフィット」フォルダに反映されますが、
装着直後にテレポートした場合などに、
「装着中のアウトフィット」フォルダの情報が更新されず、
テレポートした後にHUDが外れていたりする問題が指摘されています。
やっかいなのは、これが不規則、不定期に起こるということ。
こういう条件でこうなる、とわかれば対応もたやすいのですが、
不規則に発生するバグは開発者の悩みの種です。
リンデンもこの問題は認めていて、
Firestorm 版では、約1と月後を目処にこの問題を解消、
正式版がリリースされる予定になっています。
細かいバグはまだいろいろあるのかもしれませんが、
大きなバグとしてはこの AIS V3 関連が上げられるので、
これを知った上で利用することをお勧めします。
僕個人としては、今回のバージョンによって全体に軽くなりましたし、
Mac固有の不具合も解消され、SL Share 2 も取り込まれたので、
これを積極的に使っていくつもりです。
(因みに、AIS V3 のバグは僕もテストをしてみて経験しました。)
いくつかのHUDを1つずつ装着しながら次々にSIMをテレポート、
今回はテレポート後にHUDが外れてしまうことはなかったのですが、
戻って来たところで自分で外そうとしたら一つ外れませんでした。
バグで報告されているのと逆のパターンですね。
念のため、インベントリを確認すると、
Firestorm の「装着中」のタブでは装着してることになってるのに、
「装着中のアウトフィット」の方にはそのHUDは含まれてない、
そんな矛盾が発生してました。
なので、いくら「自分から取り外す」を試みても外れない。
勿論、リログしたら解消しましたけどね。。。)
僕個人としては、と書いて思い出しましたが、
今回また日本語の部分が増えていると思います。
新しいバージョンでは、ユーザインターフェイスの変更が多く、
特に「環境設定」は全面的にレイアウトが変わったのと、
あと「スナップショット」も「SL Share 2」に対応して変わったので、
これに対応した翻訳を行いました。
ビューワの日本語の部分は、インターフェイスが変わったり、
使用しているAPIが変わる度に対応しないと、
すぐに英語に戻ってしまうので、
自分が気づいたところからちょこちょこ直していますが、
もしお気づきの点がありましたらお知らせ下さい。
次回は「フォトツール」と「メディアフィルター」辺りを直す予定。
さて、本当は、今回のリリースの目玉について書くつもりでしたが、
長くなりましたので一旦この辺で。
新しい機能について気になる方はもう暫くお付き合い下さい。^^;
米国の時間で5月3日(日)にFirestorm 4.7.1 がリリースされました。
但し、正式リリースではなく、ベータ版の扱いになっています。
前回12月の正式リリース4.6.9では、
リンデンの標準版 3.7.8 と整合性を持ったものとなっていましたが、
今回は3.7.26との整合性を保ちつつ、
3.7.27 及び 3.7.28 での更新も一部取り入れたものとなっており、
文字どおりのメジャー・アップデートとなっています。
このところ頻繁に行われた標準版の機能が
Firestorm には反映されてなくて残念だったのですが、
漸く追いついて来た、というところですね。
それもそのはず、元々は、Firestorm は標準版にはない、
多数の機能拡張を搭載していて、標準版より先に行っていたのですが、
Firestorm が搭載していた「連絡先セット」の機能を
標準版で「CHUI」として全く新しいデザインで取り込んだ辺りから、
Firestorm のコードとリンデンのコードが大きく乖離、
これをどうマージするかが大きな課題となっていました。
SSをFBやFlickrに直接アップロードする機能もそうですね。
Firestormチームは1年以上かけて、取り込む機能に優先順位を付け、
このマージ作業を行って来たわけですが、漸く追いついた、
そんな感じですね。
にも拘わらず、ベータ版とはどういうことでしょうか。
これは、リンデンの Serverside Appearance (SSA) と
Advanced Inventory System (AIS V3) プロジェクトの
副産物として発生しているバグが未だ解消されていないからです。
アバターのアピアランス(容姿)は、ビューワ側で変更され、
それがサーバ側に送られて
最終的に「装着中のアウトフィット」フォルダに反映されますが、
装着直後にテレポートした場合などに、
「装着中のアウトフィット」フォルダの情報が更新されず、
テレポートした後にHUDが外れていたりする問題が指摘されています。
やっかいなのは、これが不規則、不定期に起こるということ。
こういう条件でこうなる、とわかれば対応もたやすいのですが、
不規則に発生するバグは開発者の悩みの種です。
リンデンもこの問題は認めていて、
Firestorm 版では、約1と月後を目処にこの問題を解消、
正式版がリリースされる予定になっています。
細かいバグはまだいろいろあるのかもしれませんが、
大きなバグとしてはこの AIS V3 関連が上げられるので、
これを知った上で利用することをお勧めします。
僕個人としては、今回のバージョンによって全体に軽くなりましたし、
Mac固有の不具合も解消され、SL Share 2 も取り込まれたので、
これを積極的に使っていくつもりです。
(因みに、AIS V3 のバグは僕もテストをしてみて経験しました。)
いくつかのHUDを1つずつ装着しながら次々にSIMをテレポート、
今回はテレポート後にHUDが外れてしまうことはなかったのですが、
戻って来たところで自分で外そうとしたら一つ外れませんでした。
バグで報告されているのと逆のパターンですね。
念のため、インベントリを確認すると、
Firestorm の「装着中」のタブでは装着してることになってるのに、
「装着中のアウトフィット」の方にはそのHUDは含まれてない、
そんな矛盾が発生してました。
なので、いくら「自分から取り外す」を試みても外れない。
勿論、リログしたら解消しましたけどね。。。)
僕個人としては、と書いて思い出しましたが、
今回また日本語の部分が増えていると思います。
新しいバージョンでは、ユーザインターフェイスの変更が多く、
特に「環境設定」は全面的にレイアウトが変わったのと、
あと「スナップショット」も「SL Share 2」に対応して変わったので、
これに対応した翻訳を行いました。
ビューワの日本語の部分は、インターフェイスが変わったり、
使用しているAPIが変わる度に対応しないと、
すぐに英語に戻ってしまうので、
自分が気づいたところからちょこちょこ直していますが、
もしお気づきの点がありましたらお知らせ下さい。
次回は「フォトツール」と「メディアフィルター」辺りを直す予定。
さて、本当は、今回のリリースの目玉について書くつもりでしたが、
長くなりましたので一旦この辺で。
新しい機能について気になる方はもう暫くお付き合い下さい。^^;
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