来年の事を言うと鬼が笑うと言いますが、
昨年の事を言うとやはり笑う人がいるのでしょうか?
前回指揮者の小澤征爾さんのことを書きながら、
小澤さんの演奏を聴いたのが僕がベートーヴェンの『第九』を
初めて聴いた時だったことを思い出しました。
それをきっかけにしていろんな指揮者の第九を聴いて、
大学生になって東京へ出て来てからは生で聴けるからと
今年は NHK ホール、今年は東京文化会館と通ったものです。
一方 CD では結局一番よく聴いているのは
例のフルトヴェングラーのバイロイトライブと
バーンスタインの全集版の録音ですね。
そんな『第九』の演奏をセカンドライフを始めた年の12月に
あれはきっとフォンタナだったと思うのですが、
やっているのを見かけて、いいねぇ! と思ったのですが、
まさか自分がその伝統を受け継ぐことになるとは思わなかった。w
そう、フォンタナは解散しましたが、
その後を受けて YMB で毎年『第九』演奏会を
年末に続けているわけなのです。
昨年の『第九』演奏会は、見事元日の0時0分0秒に
スダダダダン! と最後の1音を決めることができて
大変喜んでいるヒロシでしたが、実は気が気でなかったのです。
演奏会の1週間前から、グループへの告知やら
メンバーへの連絡やらしなけきゃと思ってインしたところが、
3分もしないうちに Firestorm どころか、Mac 本体が落ちるのです。
10月にデビュー15周年ライブをやってから
何も環境変わってないのに、何で〜〜? という感じです。
そうか、Firestorm がダメなんだな、と思って
公式最新版をダウンロードしてインしてみたところ、
お、行けそう! と思った瞬間にやはり強制シャットダウン。><
このままでは年末の『第九』は中止か!? いや、それはできない!
と、思い出したのが、株式投資関連のツールを使うためだけに
2万円という安値で購入した Windows のノート。
そう、Mac では動かないソフトがあるので、
それを動かすためだけに買ったものなので、
スペック的には全く期待できない、グラボも入っていないもの。
これに Firestorm をインストールしてみたら、
おー、おー、ちゃんと動くではないか!
おし、最悪当日はこの Windows マシンで行こう!
しかし、やっぱり心許ないですよね。
なので、Windows マシンはバックアップの位置付けにして、
もしや、と思い、メインマシンの Mac の OS アップデートを実行。
更に Firestorm のクリーンインストールを実行。
どうせ Windows マシンの方はクリーンインストール状態なのと、
よくよく考えるとそれほどバックアップが必要なものもない。
大抵は環境設定だけで、それはすぐ戻せるからね。
そんな対応をして恐る恐る Firestorm を立ち上げると
何とか動くみたい。
3分経過。。。5分経過。。。10分経過。。。
30分くらいは落ちないで動くので、何とかなりそう。。。
というわけで、2時間保つかどうかわからないけれど、
当日は、まずは Mac で行ってみることに決めました。
んで、当日。
集合時間に YMB のメンバーが揃ったところで、
やー、もしかしたら今日は演奏中に落ちるかも。。。と
自分の心配をみんなに告げると、
「きゃはは、指揮者がいなくても音が鳴ってる」
「SL あるあるだー。」
と、早速ネタにされてしまう始末。。。ぐぬぬ。。。
まぁ、実際には最後までちゃんと落ちないで指揮できましたけどね。
中の人としてはホントヒヤヒヤの、実にヤバかった演奏会なのでした。
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