2014年2月12日水曜日

【iPad】KORG Gadgetでデビュー曲を再現してみた

その発売当日、Twitterには投稿したものの、
そのまま風邪を引いて寝込んでしまっていたので
こちらに書くのを忘れていましたが。。。
KORGからスゴイ iPad 向けのアプリが出ているのでご紹介。

KORGは MS-20 や Polysix など、
往年の名機を iPad アプリとしてリリースしていて、
僕としては、Legacy Collection に含まれていて
Nintendo DS にもなっている M1 の iPad アプリ化を
今か今かと一日千秋の思いで待ち続けていたのです。
M1 が出れば、もう殆ど iPad でのスタジオ環境は完璧だな、と。

ところが、こうした従来の名機の再現とは全く関係なく、
そうした名機のよさを全て取り込む形で、
15台のシンセやリズムマシンの集合体として、
KORG Gadget がいきなりリリースされた、というわけなんです。
例えばこの中に入っているPCMポリフォニックシンセは、
そのルックスが M1 の流れを汲む最上位機種とも言うべき
TRITON を彷彿とさせるのです。
またその音のいいこと!
KORG のシンセに入っているピアノの音は、
ちょっと凝り過ぎ、という感じで、
もっと生っぽい感じのリアルなのがほしいなと常々思うのですが、
この Gadget のピアノの音は、使える! と思いました。
加えて、懐かしい M1 ピアノや、
それだけで独自の世界を開いたデジピ SG-1 のサウンドもあります。

モノシンセも、アナログ、デジタルシンセも、
そして3種類もあるドラムマシンやベース専用機も、
どれも個性豊かでおもしろいです。
結果、これらを使ってどんな曲を作ろうか、と、
創作意欲をそそるアプリに仕上がっています。
まぁ、YouTube のトレーラーを見てみて下さい。

■Introducing KORG Gadget for iPad


残念なのは、最大8小節のパターンの組み合わせで作る仕様なので、
僕みたいに長い尺で延々と即興するみたいなのは無理。^^;
あと、Inter-App や Audiobus にも対応していないので、
これは改善を要求したいところ。
僕としては、音は全部 Cubasis に入れてコントロールしたいので。
でも、逆に言うと、これ1本で1曲作れちゃうってこと。

というわけで、僕も早速1曲仕上げてみました。
このガジェットたちの何とも懐かしい感じや、
パターンの組み合わせで作るという手法から、
思わず、僕のタンゴ黒猫時代のデビュー曲である、
「Introduction」という曲を録れてみました。
よろしかったらお楽しみ下さい。

Introduction @ SoundCloud

ありがたいことに、何とアップしてから1日で
50人以上の方々にチェックして頂いたようです。
これに気をよくして、次はどんな曲を作ってみようかと
ニヤニヤ妄想しているヒロシなのであります。

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