さて、10月25日に発売になったヒロシのニューアルバム
『Songs from a Virtual World』の曲紹介ですが、
いよいよ10曲目まで辿り着きました。
その10曲目は「ONE」という、初期のヒロシの音楽を代表する
そんな1曲ということになります。
この曲は今から14年前の僕のデビューライブの時に、
会場となった Aquarium Cosmic Tree と
そのオーナーの pira Noel さんに捧げた曲なんです。
当初、デビューは自分のカフェで、とか考えてたんですが、
ぴらさんの水族館を訪れた時に、海の生き物がたくさんいる
夢のあるきれいな空間だなぁ、と思ったんですね。
で、セカンドライフという仮想空間でやるわけですから、
現実のライブでは不可能、あり得ないようなことをしたいわけで、
そうそう、魚がいっぱい泳いでる海の中にピアノを置いて
みんなそこに集まってライブやれたらいいなぁ、と
ぴらさんにお願いしてステージとか照明とか
水族館の中に持ち込んでライブをやったわけです。
今書いたように海の生物がたくさん動き回る
ステキな空間でしたので、仮想世界だけでなく、
現実にも人と人、人とあらゆる生き物が
仲良く平和にこの地球の上で暮らしていけたらいいなと
そんな願いをこの水族館に託して作ったのが「ONE」なのです。
そしてこの曲をぴらさんに感謝する意味で、
デビューライブの最後に演奏したわけなんですね。
その時は、イントロの部分のオーケストラが鳴り響いた瞬間から
「おぉぉぉっ!」という反応が客席からあって嬉しかったですね。
当時は、オーケストラサウンドなんかを使う
SL ミュージシャンは日本にはいなかったんじゃないでしょうか。
そんな「ONE」ですが、この曲を10曲目に持って来たのには
実は意味があるのです。
1曲目の「Rez Yorself〜セカンドライフのテーマ〜」と
この「ONE」とは2007年、デビュー当時の僕を代表する
それぞれ特徴的な曲だと考えています。
そこで、1曲目から10曲目は1時間のライブを意識した
そんな流れの曲順になっているのです。
ということは、11曲目は?
そう、アンコールという位置付けなんですね。
これについてはまた明日書くことに致します。
ところで、上に書いた僕のデビューライブですが、
2007年の10月27日、つまり、14年前の今日なんです。
そのちょうどデビューライブの日にこの「ONE」のことを書くとは
何とも不思議な偶然だと感じています。^^
* * *
二十数億年前に
この星で生まれた最初の生命(いのち)
全て生きとし生けるもの
僕らみんなそこから生まれ
この大地の上で共に生きている
We’re one
どんなかすかに見えても
We’re one
みんなつながっている
We’re one
青く輝く地球で
ともに生きる生命(いのち)
何故に 人は争うのだろうか
ただ自分と違うという恐れからなのか
違うことが豊かさだと
生きる知恵と気づいた時
きっと僕らふたたび一つになれる
We’re one
どんな違って見えても
We’re one
心澄ませばきっと
We’re one
互いにわかり合えるよ
それが人間だから
We’re one
生命(いのち)あふれて輝く
We’re one
この美しい地球
We’re one
未来につなごうよ
ともにに創る未来
One…
* * *
■Songs from a Virtual World
<情報サイト>
※試聴もできますので、是非クリックして聴いてみて下さいね!
<収録曲>
M01 Rez Yourself 〜セカンドライフのテーマ〜 (feat. Hiroko Sweetwater)
M02 ワクワクの島 (feat. Hiroko Sweetwater)
M03 ユー・アー・ア・レイ (feat. Hiroko Sweetwater)
M04 さようなら 〜タージマハール〜 (feat. Hiroko Sweetwater)
M05 同じ場所 (feat. Hiroko Sweetwater)
M06 メロディ (feat. Hiroko Sweetwater)
M07 今宵逢ふ (feat. Hiroko Sweetwater)
M08 宇宙開闢の歌 (feat. Hiroko Sweetwater)
M09 サンライズ (feat. Hiroko Sweetwater)
M10 ONE (feat. Hiroko Sweetwater)
M11 正調・大クマクマ音頭 (feat. Hiroko Sweetwater)
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