遅くなりましたが、12月18日(土)22:00から YMB SIM で行った
SL Station Live の公開放送、聞いて下さった皆様、
ありがとうございました!
この日はクリスマス1週間前ということもあってか、
いろんなイベントと重なって、インワの会場は淋しい限りでしたが、
それでも、おお、この人が来てくれた! というお客さんがいて
そして外聞きで直接ラジオを聞いて下さってる方も結構いて、
まずまずのスタートだったのでは? と思っています。
ヒロシとしては、告知が直前すぎたのと
やっぱり旧 Niseko SIM の方々に広くお伝えできなかったのが
反省というか残念なところではありました。
次回はもっと早い時期から告知できるようにと考えています。
やぁ、僕が10月25日に発売したアルバム、
聴いて下さっている方々は結構いらっしゃるようですが、
ダウンロード販売の方はぱっとしないんですよねぇ。^^;
そんな中、けんみさんがアルバムをフィーチャーした番組を
企画して頂いたのはホント嬉しい限りです。
けんみさん、ありがとう!
番組は、アルバムの全曲をチラチラっと視聴しながら、
けんみさんが気になった曲を中心にその背景などを
僕にインタビューする感じで進行しましたが、
さすがラジオの方だなぁ、と思ったのは、
僕が日頃あまりツィートしたり語ったりしないようなところを
見事に引き出して下さったところですね。
例えば、このアルバムの中であまり人気がないと思われる
「さようなら〜タージマハール」に触れて頂いたんですね。
これはインドのタージマハールを訪れた時に聞こえたメロディ、
聞こえた声をそのまま曲にしたものなんですが、
最愛のお妃様を亡くした王様の嘆きを歌ったものなんですね。
実は番組終わってから気づいたんですが、
歌詞全体は嘆きに満ちているものの、日本語版のサビは
次のように歌ってるんです。
愛は永遠
人間(ひと)の生命(いのち)も
見えないだけさ
君はいつも側(そば)にいるよね
最近ちょうどプラトンの『パイドーン』を読んでたんですけどね、
これ、副題が「魂の不滅性について」とか言うのかな、
人間、死ぬと肉体は滅びるけれど、
肉体を失うだけで、その人の存在は生き続けるという、
寧ろ存在は永遠ということをソクラテスが語るものなんだけど、
同じことをここで歌っているんですね。
この曲を作った後、2016年に父にお迎えが来て、
僕ら子供が家を出てからはずっと父と二人で暮らして来た母は、
その直後は呆然としていましたが、
やがて、困った時や苦しい時に父に呼び掛けると
答えが返って来るというのです。
夢の中で話しかけて来ることもあるそうです。
死んで体がなくなった分、いつも側にいてくれるのを感じる、
というのです。
インドのタージマハールで聞こえたメッセージは
本当に気持ちがつながっている二人の間ではそうなのかもしれない、
と今更のように感じ入ってるヒロシであります。
体はなくなって抱くことはできないけれど
君はいつも側にいてくれる、
だから、いつか自分も天国に召されて君に会いたいと思いつつ、
この曲の歌詞は日本語版では、
僕は生きる その日まで
と締め括られるのです。
こういう、深い、重たい話というのは
あまり日頃書いたり話したりすることはないんですけどね、
そういうのを引き出して下さったけんみさん、見事だなぁ、
つくづく感じ入ってる次第です。
インワのお客さんも少なかったですし、
外聞きの方でもデバイスによって問題があったりとか
今回の放送で課題もいろいろ見えて来ましたので、
そうしたものを一つ一つ解決してまた次に臨みたいと考えています。
そう! けんみさん、これに懲りずに第二弾、第三弾と
是非楽しい番組を作って下さい。
楽しみにしています!^^
■SL Station Live #001
・日時:2021年12月18日(土)22:00〜23:00
・会場:YMB ウィンターステージ
・ホスト:kenmi Lomu
・ゲスト:Hiroshi Kumaki
・番組 HP:https://slstation.club
・Twitter:https://twitter.com/radio_slstation
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