2022年11月25日金曜日

【新作】 ヒロシ、セカンドアルバムを語る〜その4・「松島」

ヒロシのセカンドアルバムについての話も今回で4回目、
4曲目の「松島」について書きます。

松島という場所のことを知ったのは小学生の時だったか、
中学生になったばかりの頃か、
当時九州の国鉄で働いていた父親が仙台に出張した時に
松島の絵はがきをお土産に買って来てくれたのです。
当時子供の僕は学校の教科では社会が好きで、
日本のあちこちの風景や暮らしにとても関心を持ってました。
とは言え、子供ですからそんなにあちこち行けるわけもなく、
一方仕事で全国に出張する父に出張先の絵はがきを
買って来てもらうのが楽しみでした。
京都の絵はがきも好きだったな。
で、松島の絵はがきには「日本三景の一」と書いてあった記憶が。
残りの2つはどこだろうと思いつつ、
そんな素晴らしいところなのかと
パッケージの中の絵はがきを見る前からワクワクしてました。
そして。。。
中に入っていたのは不思議な、そして素敵な形の島や岩。
ここ、いつか行ってみたい! と思ったのですね。

そして実際にそこを訪れたのは、それから何十年も経って
2011年の5月、そう、東日本大震災のあとのことでした。
それまでも様々なボランティア活動をしていましたが、
この時ばかりは、これは下手に現地に入ってはいけない、
却って足手まといになる、と考えて、
敢えて震災直後は被災地を訪れませんでした。
そして2ヶ月ほど経ったところで、
被災地を旅してお金を落とすことぐらいならできるのでは? と
5月の連休を利用して、宮城、岩手、青森を回ったのでした。

この「松島」という曲は、その時に松島を遊覧船で回った時、
とても天気がよくて気持ちのよい体験をした時の印象を
音にしたものなんです。
実際には、その時ビデオカメラを回していて、
あとで編集した映像を見ながらその時のことを思い出しつつ
即興的にシンセサイザーやピアノを弾いて出来たものです。
当時撮った映像はちょっと質が悪かったので、
後に2014年に再び訪れた時に撮ったものを、
今度は音に合わせて編集したものが次の動画です。


晴天の松島をこの遊覧船で巡った方は皆さん、
とてもよかったとの感想を表明されますね。
そんな光と風と波の感じが表現出来ているとよいのですが。。。

■M4 松島

■熊木博士/Sound Cruise in the Metaverse
M01 マザーアース
M02 即興曲「津軽・海」
M03 セーリング
M04 松島
M05 永遠
M06 即興曲「安らぎ」
M07 スタートラッカー
M08 霞か雲か
M09 チルドレンズ・プレイ
M10 メイク・ザ・ミラクル・ハプン
M11 タイム・トゥ・ラブ (龍の巣ミックス 2022)
M12 即興曲「エピローグ」

アルバム購入・試聴の詳しい情報はこちらからどうぞ!

そして、前作「Songs from a Virtual World」はこちら!

ダウンロード購入頂けると大変喜んでまた頑張っちゃいます。w
よろしくお願いします!

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