2010年12月30日木曜日

ヤマト、見て来ましたよw

やはりかなり熱烈なファンでしたからねぇ。。。
実写化するとショボくなりそうな予感があり、
そんなものを見るのは怖い気もしたのですが、
やはり見なければならぬ、という気持ちの方が強かったかな。
たまたま会社を早く上がった日の帰りにパッと行って来ましたよ。

ところで、映画館に着いて予告編を見ているうちに気付いたのだけれど、
前回映画館で見た日本映画というのが「日本沈没」だった。w
こちらは同じSMAPの草彅君が主演で、
やはり、時代に合わせた設定変更がありましたね。
そんなこともあって、今回のヤマト、
原作やアニメとの比較もさることながら、
草彅版「日本沈没」を意識しながら見る結果となったこと
ちょっと触れておきますね。w

さて、もう結論から言っちゃいますけど、
結構おもしろかったですよ、映画として。
宇宙を舞台にしたSF映画としてはもうちょっと
スケール感がほしい気もするけれどね。
(それにはやっぱり予算が足りないんだろうなぁ。。。><)

いや、というのも、あまり期待してなかったのですよ。
街で見るポスターに写ってるキムタクの顔は何か情けなくて
ヘナチョコな感じするし、え〜〜〜、この人が古代君?
と思うところもあったのだけれど、
実際には、キムタクの個性を生かした古代像が描かれていて、
あんまり違和感がなかったですね。
あと脇を固めるベテラン俳優たちも、なかなかそれっぽくていい。w
山崎努さんの沖田艦長、西田敏行さんの徳川機関長、
緒方直人さんの島大介、柳葉敏郎さんの真田志郎あたりは、
意外と適役だったのではと思ってます。w
(真田さんは原作でも厳しい顔をしてますが、
その雰囲気が柳葉さんにはありましたね〜。
だけど同時にばかにまじめな雰囲気に「踊る〜」も
思い出しちゃいましたけど。w)

森雪が黒木メイサさんで、えらく気の強い、
ブラックタイガーの戦闘員、という新たな設定は、
時代の流れなのでしょうねぇ。w

「日本沈没」でも、70年代に作られた映画では
やたらと責任感の強い男の藤岡弘さんと美しい令嬢いしだあゆみさん
(テレビでは村野武範さんと由美かおるさんだった w)
という組み合わせでしたけど、
2006年バージョンでは積極的な柴咲コウさんと
それに引き摺られる形の草彅剛さんという形であり、
同じく豊川悦司さんの田所博士よりもその元妻という設定の
大地真央さん演ずる大臣がリードしている感じでしたね。w
森雪の描き方には、そんなことをふと思い出してましたよ。w

あとおもしろかったのは、佐渡酒造という、
飲んべえのお医者さん役に何故か高島礼子さん。w
まぁ、あのゆるキャラは、普通のおじいちゃんには
演じられないかもですね。
これもおもしろい、思い切ったキャスティングだと思いました。

あと、いろいろな設定変更があるので、
原作に拘る人にはええ〜〜〜というところもあるでしょうが、
僕などは知ってるだけに驚きがあって、逆に楽しめましたね。
最後の、イスカンダルとガミラスの設定などもね。。。
いやぁ、いろいろどんでんがえしのある設定変更に
却って手放しに楽しむことができました。
そうでありながら、お決まりのセリフはちゃんとやってくれるし。w
結構感動的ですよ。w

ああ、それだけに、そうそう、
一つ難を言えば、エンディングの英語の歌が
軽すぎてしらけてしまいましたね。^^;
最近のハリウッド映画のエンディングの雰囲気ではあるけれど、
寧ろオーケストラ曲とか、オリジナルのヤマトの歌の方が
よかったんじゃないかな。。。

というわけで、ファンの皆様には賛否両論、
いろいろあるでしょうけれど、
僕としてはおもしろかった、と言っておきましょう。

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