本日昼過ぎの13:00から Burnal Equinox の会場で行いました
「Hiroshi Kumaki ライブ・EQUINOX」には
たくさんの方にお越し頂き、ありがとうございました。
PDTで土曜日の午後9時という時間帯、
狙い通り海外からもたくさんの人に集まって頂きました。
ここに改めて感謝申し上げます。
そう、海外のお客さんが多かったのでね、
MCは殆ど英語で行いましたので、
日本のみなさまにはごめんなさいでした。
二ヶ国語でやるつもりだったのですが、
得てして日本語の方を忘れることがありましたね。^^;
会話ログをみながらありゃりゃ、と曲が終わってから
慌てて付け足したりしました。
慌てて、と言えば、久しぶりの Burn の会場、
やっぱり重たかったですね。
最近はリンデンの主催ではなくなり、情報が入りにくくなっていて、
きっと盛り下がってるんじゃないの? と思ってましたが、
見込みが甘かったです。^^;
いや、それだけたくさんのお客さんに来て頂いたので嬉しいのですが、
重くて Rez に時間がかかる、スクリプトやアニメが動かない、
何より、自分の音が聞こえてこない、
ケツカッチンですし、お客さんはたくさん来ているので、
もうそういうことは無視して、
とにかく音楽を届けることに集中しました。
もう何年もやっているのに、自分が思い描くステージをやるのは、
SLではなかなか難しいものがありますね。
さて、肝腎の中身ですが、
事前に書きましたように「EQUINOX」というタイトルが
僕がシンセ音楽に取り憑かれるきっかけとなった
ジャン=ミッシェル・ジャールのアルバムを思い出させるので、
今回敢えて彼を意識した音作りをしました。
僕がその音楽に出会った頃はシーケンス・ミュージックという言葉も
テクノという言葉もなかった頃です。
延々と繰り返されるアルペジオの響きが新鮮でしたね。
僕はどちらかと言えば、YMOの音楽への反発から
敢えて単純なシーケンスを避けた音作りをしてきましたが、
実はルーツはここにあるので、今回思い切って
シーケンスを中心にした曲に挑戦してみたわけです。
挑戦というか、本当は放っておくと
そういう音楽になっちゃうんですけどね。
何と言っても、子供の頃に多大な衝撃と影響を受けたわけですから。
ジャン=ミッシェル・ジャール「軌跡(Equinoxe)」のジャケット
そんなわけで、1曲目は彼へのリスペクトを込めて
「プロローグ〜ジャン=ミッシェル・ジャールを称えて」
という曲でスタートしました。
「幻想惑星(Oxygene)」のパート2にある
有名なシーケンス・フレーズを、彼の楽器の iPad アプリである
iVCS3 で流しながら——そしてインワでもVCS3を弾きながら——
その上にアナログ風なストリングスを重ね、
同じくアナログなリード音で即興演奏致しました。
2曲目以降はテーマが「BALANCE」ということでしたから、
相対する概念を中心にプログラムを構成、
頭を「月」、最後を「太陽」にして、
その間をいくつかの対になるものが並ぶ形です。
会場でも話しましたが、こうして出だしを「月」と決めたら、
すぐに思い出したのがスペインの詩人ガルシア・ロルカの
「血の婚礼」という戯曲の月のシーン。
2つのバイオリンの響きがずっと通奏低音として鳴り続ける中、
不気味なシーンが演出されるのです。
この2つのバイオリンを自分ならどう響かせるだろうと
以前から心に思い描いていましたが、今回それが実現したわけです。
とまぁ、やりたいことがいっぱいあったライブですが、
あまりにRLの仕事が忙しくて、毎日終電状態、
殆ど今朝からの数時間で準備したわけですが、
どんな出来だったでしょうか。
実際は予定した曲を2曲カットしましたし、
今日いらっしゃれなかった方もいらっしゃることでしょうし、
いつか、もっときっちりと作り込んで、思い通りのステージングで
リベンジすると致しましょうか!
最後にもう一度、今日来て下さったみなさんに感謝!
4月は2回ライブをやりますので、そこでまたお目にかかりましょう。
ありがとうございました。
■Hiroshi Kumaki ライブ・EQUINOX
・日時:2015年3月29日(日)13:00〜14:00
・会場:Burnal Equinox センターステージ
・曲目:
1. プロローグ〜ジャン=ミッシェル・ジャールを称えて
2. 月〜Esa Luna(ガルシア・ロルカ「血の婚礼」より)
3. 天と地〜ペルセポリス
4. 神と悪魔〜時のはじまり
5. Winter
6. Eternity〜永遠
(演奏予定曲)夏のかなしみ
7. 男と女〜あ・い
8. 太陽〜サンライズ
(演奏予定曲)エピローグ〜We All Live as One
「Hiroshi Kumaki ライブ・EQUINOX」には
たくさんの方にお越し頂き、ありがとうございました。
PDTで土曜日の午後9時という時間帯、
狙い通り海外からもたくさんの人に集まって頂きました。
ここに改めて感謝申し上げます。
そう、海外のお客さんが多かったのでね、
MCは殆ど英語で行いましたので、
日本のみなさまにはごめんなさいでした。
二ヶ国語でやるつもりだったのですが、
得てして日本語の方を忘れることがありましたね。^^;
会話ログをみながらありゃりゃ、と曲が終わってから
慌てて付け足したりしました。
慌てて、と言えば、久しぶりの Burn の会場、
やっぱり重たかったですね。
最近はリンデンの主催ではなくなり、情報が入りにくくなっていて、
きっと盛り下がってるんじゃないの? と思ってましたが、
見込みが甘かったです。^^;
いや、それだけたくさんのお客さんに来て頂いたので嬉しいのですが、
重くて Rez に時間がかかる、スクリプトやアニメが動かない、
何より、自分の音が聞こえてこない、
ケツカッチンですし、お客さんはたくさん来ているので、
もうそういうことは無視して、
とにかく音楽を届けることに集中しました。
もう何年もやっているのに、自分が思い描くステージをやるのは、
SLではなかなか難しいものがありますね。
さて、肝腎の中身ですが、
事前に書きましたように「EQUINOX」というタイトルが
僕がシンセ音楽に取り憑かれるきっかけとなった
ジャン=ミッシェル・ジャールのアルバムを思い出させるので、
今回敢えて彼を意識した音作りをしました。
僕がその音楽に出会った頃はシーケンス・ミュージックという言葉も
テクノという言葉もなかった頃です。
延々と繰り返されるアルペジオの響きが新鮮でしたね。
僕はどちらかと言えば、YMOの音楽への反発から
敢えて単純なシーケンスを避けた音作りをしてきましたが、
実はルーツはここにあるので、今回思い切って
シーケンスを中心にした曲に挑戦してみたわけです。
挑戦というか、本当は放っておくと
そういう音楽になっちゃうんですけどね。
何と言っても、子供の頃に多大な衝撃と影響を受けたわけですから。
ジャン=ミッシェル・ジャール「軌跡(Equinoxe)」のジャケット
そんなわけで、1曲目は彼へのリスペクトを込めて
「プロローグ〜ジャン=ミッシェル・ジャールを称えて」
という曲でスタートしました。
「幻想惑星(Oxygene)」のパート2にある
有名なシーケンス・フレーズを、彼の楽器の iPad アプリである
iVCS3 で流しながら——そしてインワでもVCS3を弾きながら——
その上にアナログ風なストリングスを重ね、
同じくアナログなリード音で即興演奏致しました。
2曲目以降はテーマが「BALANCE」ということでしたから、
相対する概念を中心にプログラムを構成、
頭を「月」、最後を「太陽」にして、
その間をいくつかの対になるものが並ぶ形です。
会場でも話しましたが、こうして出だしを「月」と決めたら、
すぐに思い出したのがスペインの詩人ガルシア・ロルカの
「血の婚礼」という戯曲の月のシーン。
2つのバイオリンの響きがずっと通奏低音として鳴り続ける中、
不気味なシーンが演出されるのです。
この2つのバイオリンを自分ならどう響かせるだろうと
以前から心に思い描いていましたが、今回それが実現したわけです。
とまぁ、やりたいことがいっぱいあったライブですが、
あまりにRLの仕事が忙しくて、毎日終電状態、
殆ど今朝からの数時間で準備したわけですが、
どんな出来だったでしょうか。
実際は予定した曲を2曲カットしましたし、
今日いらっしゃれなかった方もいらっしゃることでしょうし、
いつか、もっときっちりと作り込んで、思い通りのステージングで
リベンジすると致しましょうか!
最後にもう一度、今日来て下さったみなさんに感謝!
4月は2回ライブをやりますので、そこでまたお目にかかりましょう。
ありがとうございました。
■Hiroshi Kumaki ライブ・EQUINOX
・日時:2015年3月29日(日)13:00〜14:00
・会場:Burnal Equinox センターステージ
・曲目:
1. プロローグ〜ジャン=ミッシェル・ジャールを称えて
2. 月〜Esa Luna(ガルシア・ロルカ「血の婚礼」より)
3. 天と地〜ペルセポリス
4. 神と悪魔〜時のはじまり
5. Winter
6. Eternity〜永遠
(演奏予定曲)夏のかなしみ
7. 男と女〜あ・い
8. 太陽〜サンライズ
(演奏予定曲)エピローグ〜We All Live as One
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