2018年11月19日月曜日

ケルパさんとのコラボ「Sounds in Colors II」ありがとうございました

昨晩行われたケルパさんとのコラボイベント
「Sounds in Colors II」には日本からも海外からも
お客さんに来て頂き、ありがとうございました。
皆さんの反応はまずまず、という感じだったので、
とりあえずは終わってホッとしているところです。
とは言え、自分の演奏についてはあそこマズったなぁ、とか
アバターを動かす余裕が全くなかったなぁ、とか
この種の即興イベントでは必ず反省点があるので、
よしまたいつかリベンジしてやる! と気持ちを新たにするのでした。
そう、ケルパさんとは3もやろうね、なんて話が出てるくらいで。w

使用した機材などはご参考までに最後に掲げておきますが、
裏では何をやっていたかというと、3台のキーボードを使って
1台の iPad とデスクトップの Mac に入ってる
5台のソフトシンセを切り替えながら弾いていたのですが、
昨晩は完全に手弾きだったので、
途中音が途切れると皆さん不安になるかと思い、
右手で弾き続けながら、左手でマウスを操作したりとか
何で手って2本しかないんだ? と思いたくなるような状態でした。w
この状態でアバターを操作すると完全に音が途切れるので、
もうアバター君の動きは諦めて演奏に徹したのでした。

さてその演奏の内容は、というと、実は、
今回の「Sounds in Colors II」には実は裏のテーマがあったのです。
ケルパさんのアートに僕がいつも感じるのは
有機体としての存在に関わる何か、なのです。
何故それがそこにあるのか、何故ここにないのか、
それらと自分とはどう関わり、繋がっているのか。。。
自分の外にあるものが内に、自分の内にあるものが外に
やがて全てがひとつに溶け合っていく瞬間。。。

あの広い会場で、いろんなものが置いてある中で
昨晩の場所を選んだのはそのことと関係しています。
泥の中から宇宙に向かって伸びて行く巨大な蓮の葉
いや、あれはもしかしたら宇宙から降りて来たものだろうか?
地上をそして空を流れる不思議な光線。
天から降り注ぐ光、そして雨。。。
全てが生命が生み出す何かのメッセージのようではないですか。
音は、泥とも混沌ともつかないものから動き始めた何かが
様々な光やメッセージと交流しながら
最後には巨大な竜となって天に舞い上がる、
そんなイメージで弾いていたのですがいかがでしたでしょうか。

昨晩の模様はしんさんが録画してくれたようなので、
内容に問題なければ公開されることになるでしょうが、
それとは別に昨晩やろうとしていたことを
もっときちんとした形で残しておきたいとも思っています。
いや、これは、昨晩は自分でもこれおもしろいんじゃない?
というところはありながらも、その場限りの荒いところもあったので
作品という形にまとめておきたいな、という気持ちもあってのこと。
まぁ、毎度のことでいつになるかわかりませんが、
この作品版が先になるか、それともケルパさんとのパート3が先か、
何れ楽しみにして頂ければと思います。

改めて、ご来場頂いた皆さん、
撮影のしんさん、そしてケルパさん、
素晴らしいひとときをありがとうございました。^^

■Hiroshi Kumaki x Kerupa Flow "Sounds in Colors II"
・日時:2018年11月18日(日)22:00〜23:00
・会場:「心ここにあらざればⅡ "泥から立ちあがる"」展示会場
・使用機材:
      Roland VR-09
      KORG M3
      KORG microKEY Air 25
      KORG Collection: Wavestation
      KORG Collection: Legacy Cell
      KORG ODESSEi
      Arturia Synclavier V2
      Arturia Jup-8 V3
      Arturia Spark 2

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