2007年8月13日月曜日

セカンドライフでの花火大会

昨晩はセカンドライフの日本人居住区で花火大会がありました。50万発という驚異的な数の花火を打ち上げることができるのも、そして日本人居住区ではどこにいても見られるというのも仮想世界のセカンドライフならではですね。セカンドライフならでは、と言えば、花火を目の前で見ることもできるのもセカンドライフのいいところ。つまり、花火を見上げるんではなくて、上空に飛んで行って、花火を正面から見ることもできるのです。実際、私以外にも、同じ地域の人は半数以上の人が飛んでみてましたね。一度間違って真下に行ってしまったりしましたが、これはこれでなかなか迫力がありました。何と言っても花火が上から降ってくるわけですから。現実世界だったら危険極まりなく、そもそもそんなエリアに入ったら注意されること間違いなしですが、火の粉が降りかかってきても火傷しないのも仮想世界のいいところですね。こんな経験は他ではできないでしょう。

というわけで、その花火大会の模様をいくつか写真に収めてきましたので、ご紹介することに致しましょう。「スナップショット」という機能を使うと見えている画面を画像ファイルに保存できるのですが、いちいち「スナップショット」ボタンを押すのは面倒で、また操作性も悪いので「Contrl」+「Shift」+「S」というショートカットを使います。それでも、うまくシャッターチャンスに合わないのは、現実世界のカメラと同じ……。(笑

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こうして写真に撮ると、花火というよりは色と光の渦のような感じになりますね。火花の一つ一つを絵で表現してそれを動かしていくわけですからすごく手が込んでますよね。

手が込んでいると言えば、仮想世界の花火にも「型もの」があるのには驚きました。これは、よく猫の顔とかニコニコピースマークとか、更にはどらえもんやアンパンマンといった絵を浮かび上がらせる花火ですが、セカンドライフの花火にもこうしたものがありました。あんまりうまく撮れてませんが、次の写真の左の方、何だか顔みたいなものが写っていますでしょう?

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セカンドライフでは現実世界にある大抵のものは実現可能のようですね。しかも現実世界とは違う技術でできてしまいます。花火を打ち上げたのは現実の世界では花火の技術なんかない人でしょうし、建築設計の知識のない私が自力で建築を進めているのもそんな例の一つですね。建築については、先日セカンドライフ内で知り合った人と話して笑ったのですが、造って失敗したり気に入らなかった場合は、ぶっ壊してまた別のを造ればいいのです。現実には壊したらいろんな廃棄物が出ますし、壊すのにも新たに造るのにもきっと何億というお金もかかるでしょうが、そんなもの気にする必要もない。セカンドライフは、リスクを負わずにいろんな可能性を試せる場であるとも言えますね。だからこそ、この世界に入ってくることが、個人にとっても企業にとっても重要なことになってくるわけです。

最後に、花火と言えば、私の分身Hiroshi Kumaki君の敷地内ではビデオを見ることができますが、現在、私が以前ネット音楽雑誌・月刊「DAICHI-大地-」で発表した「花火」という曲に、昨年某所での花火大会で撮影した映像をつけて編集したものを見ることができます。Hiroshi Kumaki君の敷地は「Toshimaku」の、中央に案内板が置いてあるところを右手に入った2つ目の場所です。その場所にテレポートするためのSLURLはhttp://slurl.com/secondlife/Toshimaku/183/139/22です。まだ建造途中で何もありませんが、大きなスクリーンが置いてあり、その前に立つと、画面の右下にビデオをプレイしたり停めたりするボタンが現われますので、プレイボタンでビデオ見ることができます。よろしかったらお立ち寄り下さい。

それでは、また。


※この記事の内容は2007年8月12日現在のものであり、既に Toshimaku の上記の場所に私の店は存在しないことを申し添えておきます。



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