そして、遠野と言えば思い出すのが勿論、
柳田國男の『遠野物語』。
あと、NHKの朝の連ドラ「どんと晴れ」でも舞台の一部となっていたのが
印象的でしたね。
実は、あのドラマ、おもしろいと思って毎日見てました。w
その遠野へは、花巻で釜石線に乗り換えて、
釜石方面の電車に乗ります。
遠野は柳田國男によると
「唯青き山と原野なり。人煙の稀少なること
北海道石狩の平野よりも甚だし。」
ということになるのだけれど、
今も当時と変わらないのではないかと思えるような風景が続きます。
昼はこれが結構おもしろかったです。
帰りの夜は。。。何にも見えません。^^;
さて、こちらのお目当ての鍋倉公園は、
平泉までとは逆に、まだ桜は咲いていなかったですね。
公園の一角でもあり、大きな桜が取り囲む南部神社の境内で
おじさんたちが話していたました。
桜見に来たの?
来たけど花がない。。。
地元の人たちもこんな感じですから、
今年は例年より遅いのでしょうか。
公園の方はそんな感じでしたが、
町の至るところにはきれいに咲く桜がいくつもありました。
でもね、桜もよかったのだけれど、
この町を流れる来内川の辺りがとても気持ちよくて。
実際ヤマメなどが生息してるそうですが、水はきれいで
そのさらさらと流れる音に癒されます。
この川に佇みながら、ああ、またここに来たいな、と思ったのでした。
ここは民謡の里として知られているところですからね、
万葉の里と同じように、自転車でゆっくり回るといいなと思いました。
今回は時間がないので、盛岡まで戻ってきちゃいましたけどね。
また、いつか、きっと、ね。
戻りの電車まで時間があったので、
どぶろくまんじゅうなるものに
遠野物語の挿絵の入ったラムネを添えて頂きました。
そのラムネは水木しげるさんがデザインしてたりして
(そう、町中に水木さんのカッパの看板がありますw)、
ついでに、水木さんが『遠野物語』をマンガ化したものを買って
電車を待つ間読んでました。w
* * *
今日はざっとこんなところ。
まぁ、本数の少ない電車の時間を気にしながら
あっちこっち歩き回りましたので、さすがにぐったり。
これからビールを浴びておやすみします。
それでは、また明日。
ヒロシでした。
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