前にニューヨークのメトロカードの話を書いたけれど、
ニュージャージーのライトレールという路面電車の切符を買うのも
これまた知らないと大変です。^^;

このライトレール、ターミナルの駅でも、町中の停車場も、
まず駅員を見ることがありません。
なので、乗る時も降りる時もいわゆる改札というものがない。
ということは!
やろうと思えば無賃乗車ができちゃうんですよね。^^;
なんだけれども、その駅員が駅に突然現れたり、
いきなり電車に乗り込んで来て検札をすることがあるらしいのです。
その時、ちゃんとした切符を持っていないと、
最高で100ドル=1万円くらいの罰金を払わされます。
運賃そのものは1.50ドルとか2.10ドルとかそんなに高くないので、
これはちゃんと払っておいた方が勿論いいですね。
http://www.njtransit.com/ti/ti_servlet.srv?hdnPageAction=LightRailTicketsTo&DP=0
ところで、その「ちゃんとした切符」というのがクセ物なのです。
駅には、写真のような券売機が設置してあります。
お札やコインを入れて切符を買う、
ここまでは日本と同じなんだけれども。。。

写真では見づらいかもしれませんが、
券売機の右側に矢印があって、「Ticket Validator」とありますね。
「Ticket Validatorはこちら」ということなんですが、
これを見逃してはいけないんです。
矢印の方、券売機の側面にオレンジ色のTicket Validatorがあります。
Validatorとはチケットを有効にするもの、という意味。
つまり、切符は買っただけでは有効にならないのです。
切符を縦向きに、「NJ TRANSIT」と書かれた側を左にして
このValidatorに差し入れると、日付と時刻が刻印されます。
その時刻から90分以内がその切符の有効期間というわけ。
これで改札した、ということになるわけですね。

というわけで、もし駅員が検札に来た時、
ただ切符を持っていても、この刻印がされていないと
罰金を課せられてしまうということです。
メトロカードを買うのもそうでしたが、
こういうのって知らないと困りますよね。
昨晩一緒に飲んだアメリカ人の同僚、
ニューヨークに長年住んでる人ですが、
今だに地下鉄のしくみがわからないと言ってました。
案内板などをあてにしないで、周りの人に聞くのが一番、
というのがアメリカのスタイルのようです。
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