2024年11月7日木曜日

【新作】 ニュー・アルバム『セレブレーション・アクロス・ボーダーズ』全曲解説〜その5・「トラベリング - 未知の世界へ -」

ニュー・アルバム『セレブレーション・アクロス・ボーダーズ』の
5曲目には「トラベリング - 未知の世界へ -」という
テンポの速いリズムを刻んだ曲が入っています。
この曲の説明について、配信会社には次のように登録していました。

「『トラベリング』は2017年のバーン2イベント "Radical Ritual" のために書かれたもので、宇宙の遙か彼方、未知の世界への旅を表現している。曲の後半は神聖な儀式として日本の太鼓による演奏となっている。」

僕自身はこの曲、最初にやったのは SLB だと記憶していたんです。
確か夏で、しかも自宅ではなくて京都のホテルかネカフェから
放送したような記憶があったのです。
そして海外の方から「きれいな音!」と言われた記憶が。。。

なんですが、自分のブログでこの曲で検索をかけると
2017年の Burn2 "Radical Ritual" が一番古いようでした。
そこで上のような解説を書いたわけです。
"Radical Ritual" なので、儀式として日本の太鼓を入れたのだ、と。

ところが、この記事を書くに当たって今一度検索をかけたら
2015年4月の R&Y Grand Theatre のこけら落としで
演奏した、という記録が見つかりました。
そこで、ええ? と思ってその時の音源ファイルを確認したところ、
2014年の7月に再生した記録が。。。
ということは?

判明しました。
本当の初演は2014年の SL11B、「ボクラハロボット」と
同じ6月27日のステージで演奏していたのでした。
そのタイミングだと確かに京都にいた可能性が高く、
やっぱり自分の記憶はあながち間違っていなかったのでした。
そして当時のブログの記事も見つかりましたので
ここに転記しておきます。

「早いテンポでリズムを刻んで、
 先へ先へと弛みなく進み続ける様をイメージして作りました。
 リズム主体で考えていたせいか、何故かガムランが飛び出し、
 何故か和太鼓の連打となってしまいました。w
 その和太鼓の前の、シンセソロのところ、
 意外にも海外の方から「きれい〜」と反応がよくて
 嬉しかったです。」

「何故かガムラン」、「何故か和太鼓」ってヒドイ。w
何も考えてなかったのか?www
「儀式」というのは後付けだったのか?www

でも、「先へ先へと緩みなく進み続ける」というのは
その通りで、僕の Burn2 や SLB のステージでは
宇宙の旅をイメージした組曲を何度かやっていますが、
そんなわけでこの「トラベリング」は何度かアレンジを変えながら
演奏してきています。
それはやっぱり、僕の中で、どんどん先へ先へ
遠い未来、遠い世界へ向かって行きたいという夢があるからです。


今回のアルバムに収めたのは、その SL11B 及び Burn2 2017 で
演奏した時のガムランと和太鼓が入ったバージョンになります。
とは言え、後半のガムランと和太鼓の部分は
今回のアルバムのために決定版として録音もマスタリングも
やり直していますので、新曲としてお楽しみ頂ければと思います。

そんな「トラベリング - 未知の世界へ -」が収められた
ニュー・アルバムの試聴と詳細情報は下のリンクからどうぞ。
サブスクで聴くだけでなく、ダウンロード販売をご購入頂けると
大変喜んでまた頑張っちゃいますので、
下に記載の過去リリースも含めてどうぞよろしくお願いします!

■熊木博士『セレブレーション・アクロス・ボーダーズ』
 241015a

<収録曲>

1. ハッピー・バースデー・セカンド・ライフ  (SL17B, 2020)
2. クリスタル世界への旅立ち (SL15B, 2018)
3. JMJ -「軌跡」のビートにのせて- (Burnal Equinox 2015)
4. あ・い (Burnal Equinox 2015)
5. トラベリング - 未知の世界へ - (Burn2 2017)
6. タイム・オブ・シェアリング (Burning Life 2008)
7. レオナルド・ダンス (Burn2 2016)
8. ボクラハロボット (SL11B, 2014)
9. ワールド・ニュース (Burning Life 2009)
10. コール・フォー・ピース (Burning Life 2009)
11. シー・ユー・オンライン (Burnal Equinox 2020)
12. レッツ・バーン・ダウン・ザ・シム (Burn2 2015)
13. みんなつながっている (Burnal Equinox 2015)

詳しい情報とご購入はこちらになります。


過去にリリースされた作品もどうぞよろしくお願いします!

・1作目『Songs from a Virtual World』(2021)
・2作目『Sound Cruise in the Metaverse』(2022)
・3作目『Orchestral Maneuvres in Second Life』(2023)

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