さて、昨日8月18日まで九州にある親の家で
ゆっくり過ごしたヒロシですが、その親の家でふと手に取ったのが
10年前に亡くなった父親に買ってもらった
CBS ソニーファミリークラブのムード音楽選集。

シリーズの日本語タイトルは忘れてしまいましたが、
英語は写真にある通り、The Best Collection of Best Music、
「ムード音楽ベスト」とでも言うのでしょうか。
中学か高校の初めの頃だったと思いますが、
当時「コンポ」と言われていたステレオシステムを買ってもらい、
その流れで父親が新聞でこの通販を見つけて
「これ、よさそうだな」と言っているのに付け込んで、
「買って、買って」とおねだりして買って貰ったもの。
ちょうどその頃、僕は映画音楽にハマっていて
この選集に映画音楽がいっぱい入っているのを見て
(ロッキーのテーマとか、ロシアより愛を込めてとか)
イイ! と思ったわけです。
当時、「ムード音楽」という言葉には引っかかりましたがね。w
というのも「ムード」という日本語は、当時の僕の感覚では、
「あの二人いいムードだね」みたいな、
恋愛絡みで使われる言葉のように思われ、
ジャケットも美人の女性の顔写真なので、
「ムード音楽とは何かエロい音楽なのではないか?」
とアヤシんだからなのです。www
でもまぁ、映画音楽いっぱい入ってるし、
父親がいいと言うのならエロいかどうかは父親の判断だ、と。w
まぁ、今になってわかったことですが、
「ムード音楽 = mood music」というのは当時言われていた
「イージーリスニング」と同義で、元の英語が意味するのは、
その場の雰囲気(mood)を表現する音楽、ということで、
今言う BGM とか映画のサントラとか、
その程度の意味しかなかったようです。
男女のムードとは全く関係ない!www
んで、父親に買ってもらったこのカセット選集は、
CBS と契約のあるパーシー・フェイス、カラヴェリ、
レイ・コニフ・シンガーズ、アンドレ・コステラネッツらによる
オーケストラで映画音楽やポップスの名曲がたくさん入ってる
そんな内容で、当時何度も繰り返し聴きました。
(勿論、今回帰省した時もね、懐かしくて。)
ここで話を戻すと、当時の僕はこうした
所謂「イージーリスニング」の曲、オーケストラによる
ポップで親しみやすい曲が好きなのでした。
元々、僕の家では童謡以外はクラシックがかかっているような
そんな環境でしたから、違和感がなかったのです。
で、当時は FM でアルバム全曲をかけてくれたりしてたので、
夕方の NHK の「軽音楽をあなたに」に始まり、
夜は10時台の渋谷陽一の「サウンドストリート」、
11時台の津嘉山正種の「クロスオーバーイレブン」、
そして FM 福岡に切り替えて城達也の「JET STREAM」なんか
聴いてましたね。
中でも「JET STREAM」はイージーリスニングに
特化した番組で、テーマ曲のフランク・プゥルセルによる
「ミスター・ロンリー」が何か心に沁みてよかった!w
そう! つまり僕はクラシックから始めて、
イージーリスニングを聴き始めたわけで、
実はビートルズもカーペンターズもロバータ・フラックや
バーブラ・ストライザンドもバート・バカラックも
オリジナルより先にこうしたオーケストラアレンジで
先に聴いていたのでした。
それだけに、従兄弟の家で初めて本物のビートルズの演奏を
聴いた時、そして英語の先生がカーペンターズを教えてくれた時は
また新たな感動があったわけなのです。
6月に行われた SL23B では、ハリウッド映画がテーマなので、
SF を題材にして作った曲を中心にライブを行いましたが、
実は僕がこうした曲を作るのも、
そして、歌ものでは流行りのラップなんかよりは
メロディ中心のポップスを書くのも、
やっぱりあの頃聴いたイージーリスニングの曲の数々を
いいなぁ、と思うからなのですね。
今回久しぶりに親の家でこのカセット全集を聴きつつ、
ああ、やっぱりこういうのいいよねぇ、と思いながら、
きっとこれからも、オールド・スクールと言われようが
こうしたオーケストラ曲やポップスの曲を
皆さんに披露することになると思います。
そんなヒロシを引き続き、どうぞよろしくお願いします。w






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