知人の日記にバーニング・ライフの話題が出ていたので、
Official Linden Blog からざっと翻訳してここに転載しておきます。
セカンドライフ最大の年間行事でありながら、
日本語の情報が少ないため、何をどうやったらいいのか
わからないという方も多いことでしょう。
(unOfficial Linden Blog 日本語版も終わっちゃいましたし。。。)
詳しくは下記をお読み頂ければと思いますが、
参加の方法としては、テーマ・キャンプ用の土地をゲットして
そこで自分の出し物をする、というのが一つ。
もう一つはオフィシャルのボランティアとなって
スクリプトやらアートワークやら事務的な仕事まで
このイベントを支えるスタッフとして活躍する、ということになります。
私も昨年はとりあえず見てやろう、というので
あきのりさんや京子さんとブラついたり
イベント見て盛り上がったりしてましたが、
今年はいっそやる側に回ろうかなぁ、なんて考えてます。
まぁ、そんなバーニングライフについての
オフィシャルサイトからの翻訳です。
長丁場ですが、是非じっくりお読み下さい。
* * *
■「バーニング・ライフ」9月27日〜10月5日開催!
— 年に一度
— 彼らはやって来る
— 何万にもの群れとなって
— 遠く離れた沙漠の地に
— 都市を創るために
— アートな体験!
— 間もなく
— セカンドライフに出現
— 9月27日ー10月5日
— バーニングライフ2008
■さあ、「バーニング・ライフ2008」の準備をしよう!
みなさんはどんな風に今年のバーニング・ライフに参加しますか? 是非、「バーニング・ライフ '08ボランティア登録フォーム」にご記入下さい。勿論、登録する前にどんな仕事があるか知りたいでしょうね。このページの下の「募集中の職種と参加方法」のセクションに現在募集中のボランティア・リストがあります。「登録フォーム」ではこのリストにある職種のボランティア・スタッフとして応募できます。
■「バーニング・ライフ」って何?
バーニング・ライフが始めて開催されたのは2003年、まだセカンドライフが生まれたばかりの頃でした。そして今年はその6年目、この間バーニング・ライフは毎年、欠かさず行われてきました。そもそもバーニング・ライフは、「バーニング・マン」として知られる、現実世界の芸術と炎とコミュニティの交流イベントをセカンドライフに持ち込んだものです。このバーニング・マンもセカンドライフも、(地球という星の)アメリカ、カリフォルニアはサンフランシスコで始まったものなのです。でも、バーニング・マンとセカンドライフの共通点は、ただ生まれた場所が同じ、というだけではありません。
1999年、先進的な考えを持つ一人の男がサンフランシスコからネバダ沙漠にある、湖が干上がってできた、広大で太陽に焼け尽くされた大地に向かって長い旅をしていました。男は、有名なバーニング・マン・フェスティバルに参加するためにそこに向かっていたのです。バーニング・マンは、毎年、たった1週間だけ、5万人の人々が集って、アートを、ワークショップを、そして互いに交流できるコミュニティを形作り、本来の自分自身でいられることを互いに喜び、祝うイベントです。男はこのイベントに盛り込まれたこうした思想を「リンデン・ワールド」の中心的な骨組にしていきました。そう。この「リンデン・ワールド」がやがてみなさんも私も「セカンドライフ」として知っているものへとなっていくのです。そして、この男こそ他ならぬフィリップ・リンデンだったのです。
バーニング・マンは本当に驚異的なイベントです。市民がこの沙漠に都市(まち)を築くのですが、そこには道路あり、標識あり、連邦航空局公認の空港あり、発電所あり、病院あり、巨大な広場あり、信号機もあり、パレードもあり、儀式もあり、イベントもあり——最高のファッションもあれば、こんなのあり得ない、というような場面から、とんでもないアートワーク、もうヤバイことこの上ありません。
但し、なのです。こうした全ては夢のように一瞬の出来事。その週の終わりには、ここにあったもの全ては、何一つ跡を残すことなく撤去され、再びただの沙漠に戻るのです。確かにさっきまで、そこに都市があった、という証を何一つ残さずに。やがて冬になり、雨が降り、多くの人が残した足跡さえ消してしまう。そう、次の年が訪れるまでは……。
私たちの「バーニング・ライフ」はこのリアルでのイベントを反映するものであり、従って、セカンドライフでしか経験できないユニークでクリエイティブな仕掛けはあるものの、リアルでのしきたりに従います。つまり、みんなで共同で都市を創りますが、その時には自然の摂理がリアルの世界で私たちに要求する規制や限界は甘んじて受け入れるのです。これはリアルと同じ環境の中で私たちがどれだけ創造的になれるかを確かめるためでもあり、同時にシンプルなものの美を楽しむためでもあります。リアルでのイベントと同じように、私たちが舞台とするのは何にもない、広大な沙漠の景色の中です。そこで私たちが創っていくものは構造的には素朴なもの、原始的なものが殆どで、それはそこにふらっと現れた人に、それがどんな風に創られているのか見てもらうためでもあります。さあ、車やトラックに必要なものを全部積み込んで、これからキャンプに行くように見せかけましょう。そう、究極のキャンプに。本当に究極のキャンプに。
参加するに当たって、前もって知って頂きたいことがあります。バーニング・ライフも、バーニング・マン同様、完全に非営利的なイベントだということです。この都市では売る物も買うものもありません。スポンサーもなければロゴも広告もありません。ただあるのは、本当に気持ちから、無条件で贈り物をあげたりすることで、これこそがバーニング文化の最も大きな特徴と言えます。それこそが参加した人たちみんなに徹底的に楽しんでもらうための基本なのです。つまり、歓迎と尊敬の心です。参加するのに条件があってはいけません。この心を基本とすることこそ私たちのあり方なのであり、私たちがお互いに楽しむために築いてきたものなのです。
バーニング・ライフはリンデン社がサポートし、セカンドライフの住民が自ら生み出していくイベントなのです。
この後、次のような記事をアップしていく予定です。
・バーニング・ライフの歴史と思想について
・フィリップ・リンデンからのメッセージ
・「バーニング・ライフ '08 」でキャンプサイトを取得するには?
お見逃しなく!
ダスティ・リンデン
■募集中の職種と参加方法
(職種のみ列挙します。詳しくはこちらを参照。)
・ボランティア・コーディネーター
・簡易トイレ・アーティスト
・センター・キャンプ・カフェ装飾アーティスト
・ベルリン・プラザ装飾アーティスト
・東京プラザ装飾アーティスト
・リスト・モデレイター
・マシニマ製作者
・メディア・メッカ記者
・バーニング・ライフ・フォトグラファー
・グリーター
・コスチューム・リーダー
・ツアー・ガイド・リーダー
・翻訳通訳リーダー
・オリエンテーション・メンター
・コスチューム・デザイナー
・ディスパッチ・モニター
・ミュータント・ヴィークル・チーム・リーダー
・ミュータント・ヴィークル製作者
・ミュータント・ヴィークル・スクリプター
・ミュータント・ヴィークル・テクスチャー・デザイナー
・標識製作者
・ゲート看板製作者
・ベルリン・プラザ・デザイナー/建築家
・ベルリン・プラザ・テクスチャー・デザイナー
・東京プラザ・デザイナー/建築家
・東京プラザ・テクスチャー・デザイナー
・パフォーマンス・キャンプ・デザイナー/建築家
・パフォーマンス・キャンプ・テクスチャー・デザイナー
・プラザ・ステージ・マネジャー
・センター・キャンプ・ステージ・マネジャー
・ランプライト行進者/ファイアーダンサー
・花火師/炎演出家
・レンジャー
■テーマ・キャンプを提案しよう!
8月31日まで、「バーニング・ライフ '08」にテーマ・キャンプを設置するのための土地を申請できます。「テーマ・キャンプ」って何? とおっしゃるかもしれませんね。テーマ・キャンプはバーニング・ライフでのみなさんのホームとも言える土地で、みなさんご自身がそこで「キャンプ」することができるのは勿論、他の参加者を呼んで一緒に何か体験したり、語り合ったり、イベントをやったり、他の参加者のみなさんを楽しませるために思いつくことは何でもできる場所です。
今年は、このテーマ・キャンプに2つのタイプを用意しました。まず最初のものは58の予約制の場所で、Esplanadeと呼ばれる素晴らしいメインストリートに面しています。2番目のものは、それ以外の場所に設置されていて、こちらは早い者勝ちで使えるものになります。
そこで——確実に場所を確保するには、予約制の土地に応募しましょう。本当にぶっ飛んでいたり或いは深くものを考えさせるものであったり、みなさんだけのオリジナルなテーマをここをクリックして提案して下さい。この申込フォームは8月31日まで有効です。
私たちのところにはベテランの「バーナー」たちがつくる委員会があって、頂いた提案がどれだけクレイジーで一番多くの人に強烈な印象を与えることができそうか、或いはどれだけ馬鹿げていて人を笑わせることができそうか、を審査させて戴きます。ご参考までに、リアルのバーニング・マン・フェスティバルでこれまでにどんなテーマ・キャンプが行われたか、このサイトをチェックしてみて下さい。
この予約制のEsplanadeの場所をゲットできなかったからと言って落ち込まないで下さい。間もなく、早い者勝ちプラスくじ方式での土地をリリースする予定です。どちらもテーマ・キャンプのためのもので、小さなアート・プロジェクト用のものです。こちらは相当なラッシュが見込まれるため、異なるタイム・ゾーンを考慮して開始する予定です。このサイト及びフォーラムサイトをチェックしていて下さい。間もなくです!
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