先日発売になった僕のニュー・アルバム
『セレブレーション・アクロス・ボーダーズ』の全曲解説2回目です。
2曲目の「クリスタル世界への旅立ち」はこれも1曲目同様
SLB 関係で、2018 年の SL15B「クリスタル」の折に
組曲として作曲したものの1曲目ということになります。
配信会社に提出した曲紹介はこんな感じです。
「2018年の SL15B のテーマは「クリスタル」でした。この言葉の持つキラキラしたイメージが僕には煌めく星空を連想させ、そこからその星空に向かって旅立つ銀河鉄道のイメージになっていったのでした。」
最初にもう一つの SL(蒸気機関車)の発車の音が入っています。
確か、SLB でウェルカムエリアに空に向かって上昇する
SL のオブジェがあったことを思い出して、
その絡みでこの発車音を入れたかと思いましたが、
何と SL のある駅のウェルカムエリアはその2年前の
SL13B の時であることが当時の写真からわかりました。
でもきっとその時の印象が強くて、
旅立ちの曲としてこういうアレンジにしたのだと
もう当時のことは全く忘れてしまっているヒロシは
自分を納得させたことでした。
この頃、ちょうど僕がソフトシンセを使っている
Arturia が DX7 をリリースしたことがあって、
このクリスタルの組曲では DX サウンドをたくさん使ってます。
実際、この組曲で「クリスタル世界への旅立ち」に続く2曲目は
「DX Dream Again」というタイトルで
DX7 の音だけで作った曲でした。
DX7——1983年でしたか、出た当時はまったく歯が立たない
プリセットしか使えないシンセでしたが、
今のようなソフトシンセの形にして頂くととてもよいですね。
音を作ってみようか、という気になります。
(あ、ここで年齢がバレるか。www)
話が思いっきり逸れてしまいましたが、
「クリスタル」のテーマからキラキラサウンドを目指して
尖った FM 音源の音と、昔懐かしい SL の音を混ぜて作ったのが
この2曲目というわけなんです。
これもまた一つの「across borders」かな。^^
そんな「クリスタル世界への旅立ち」が収められた
ニュー・アルバムの試聴と詳細情報は下のリンクからどうぞ。
サブスクで聴くだけでなく、ダウンロード販売をご購入頂けると
大変喜んでまた頑張っちゃいますので、
下に記載の過去リリースも含めてどうぞよろしくお願いします!
■熊木博士『セレブレーション・アクロス・ボーダーズ』
<収録曲>
1. ハッピー・バースデー・セカンド・ライフ (SL17B, 2020)
2. クリスタル世界への旅立ち (SL15B, 2018)
3. JMJ -「軌跡」のビートにのせて- (Burnal Equinox 2015)
4. あ・い (Burnal Equinox 2015)
5. トラベリング - 未知の世界へ - (Burn2 2017)
6. タイム・オブ・シェアリング (Burning Life 2008)
7. レオナルド・ダンス (Burn2 2016)
8. ボクラハロボット (SL11B, 2014)
9. ワールド・ニュース (Burning Life 2009)
10. コール・フォー・ピース (Burning Life 2009)
11. シー・ユー・オンライン (Burnal Equinox 2020)
12. レッツ・バーン・ダウン・ザ・シム (Burn2 2015)
13. みんなつながっている (Burnal Equinox 2015)
詳しい情報とご購入はこちらになります。
過去にリリースされた作品もどうぞよろしくお願いします!
・1作目『Songs from a Virtual World』(2021)
・2作目『Sound Cruise in the Metaverse』(2022)
・3作目『Orchestral Maneuvres in Second Life』(2023)
No response to “【新作】 ニュー・アルバム『セレブレーション・アクロス・ボーダーズ』全曲解説〜その2・「クリスタル世界への旅立ち」”
Leave a Reply