2023年11月5日日曜日

【Star Wars】 何と壮大なスター・ウォーズの宇宙観〜『スター・ウォーズ:アソーカ』のエンディング・クレジット

前に Disney + に登録した話を書きましたが、
その後観ましたよ、スター・ウォーズの一連のドラマシリーズ。
ちょうど『スター・ウォーズ:アソーカ』が放映されている
時期と重なっていましたが、どちらかというとイッキ見する方なので
第8話の完結を待ちつつ、『反乱者たち』を観終わったあとは、
『バッドバッチ』、『オビ=ワン・ケノービ』、
『キャシアン・アンドー』を観て、キャシアン観た序でに
『ローグ・ワン』を観て(これ、結構好き)、
『マンダロリアン』、『ボバ・フェット』を観て、
そしていよいよ『アソーカ』を観ましたよ。w
で、それぞれいろいろ語りたいところはあるけれども、
今回は『アソーカ』のエンディング・クレジットで描かれる
スター・ウォーズ世界の星図について、自分への備忘を含めて
書いておきます。

パート1を観た時から、この不思議な星図に魅せられ、
何と言ってもこの文字に魅せられましたね。
何て書いてあるんだろうって。
明らかにスター・ウォーズの一連のシリーズに出て来る
「オーラベッシュ」という文字とは異なるのですよ。
寧ろ、僕等が使っているアルファベットに近いような。
で、これをちゃんと解読してくれている人たちがいるわけですよ。
スター・ウォーズ世界のあらゆる事物がデータベース化されている
ウィキペディアならぬ「ウーキーペディア」にありました。


そう、これらの文字が我々のアルファベットに対応しているわけです。
これが分かればこのエンディング・クレジットの星図は読み解ける。
で、この星図、ドラマの中で出て来る「ペリディアへの道」を
示したもののようなんです。
早速行ってみましょう。
(以下の画像は著作権の問題もありそうなので一部カットしたものです)

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まずど真ん中に表示される星、これは Arcana と読めます。
その右上に表示されているのは次のシーンで Ierne と読めます。
アルカナは、『アソーカ』のパート1でアソーカが地図を入手した
ダソミアのナイトシスターたちの遺跡のある星ですね。

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そこから遠く遠く飛んで行き、真ん中に投影される星が Lothal、
そしてその左上の星が Garel とわかります。
ロザルは『反乱者たち』の舞台になったところで、
エズラ・ブリッジャーの故郷であり、
ジェダイ・テンプルがあった場所ですね。

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更にそこを真っ直ぐ右に進むと現れるのが Mandalore です。
そう、マンダロアはマンダロリアンたちの故郷ですね。
マンダロリアンと言えば、僕にとっては
かつてはボバ・フェットでしたが、その後ザビーヌ・レンになり、
『マンダロリアン』のシリーズでその世界が広がりました。

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そしてそこを更に右に飛んでいくと現れるのが Agamar、
その右に強く輝く Dathomir、その右上にうっすらと Yavin。
ダソミアはナイトシスターたちの故郷ですが、
エピソード IV でルークたちが帝国軍に一矢報いた
ヤヴィンの戦いのヤヴィンはこんなところ、
つまりダソミアの近くにあったのですね!

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そしてまた遠く遠く飛んでいくとまた大きな星
Corellia が現れます。
そう、ハン・ソロが飛ばす貨物船ミレニアム・ファルコン号が
コレリア製の船でしたね。
コレリアは造船で有名な星で『アソーカ』でも舞台になっています。
そのコレリアの周りに上から Cato Nemoidia, Duro, Pasaana
と読める星が並んでいます。

が、気になるのはその右側に縦に大きな文字が並んでいます。
Corellian Run と読めます。
日本語では「コレリアン・ラン」とそのまま読んでいて、
銀河系内を行き来するための重要なハイパースペース・ルート
という設定になっていますが、「Run」て英語ですよねぇ。
何で遙か彼方の銀河系の古代の地図に英語があるんだぁぁぁ!w

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で、そのハイパースペースを通って遠く飛んだところに Coruscant、
そう、共和国の首都と言っていいのか、中枢機能のある星
コルサントが現れます。
このコルサントが表示されたところで、あのドクター・フーの、
第10代目ドクターのデイヴィッド・テナントがクレジットされるが、
ええ? そんな人出てたっけ? と不思議に思ったもの。
それらしい中年の男性と言えばダークサイドのベイランくらい。
かれはレイ・スティーヴンソンだから、一体誰? と思ったら、
何とドロイドのヒュイヤンでした。w
何と、ドクターもとうとうサイバーマンにやられて
ドロイド化してしまったか、と個人的にはウケてしまいました。

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そしてそのコルサントから遠く飛んだところ、
魚の絵が書いているところに Seatos があります。
アソーカとザビーヌがベイランやシンと戦い、
そのザビーヌ、ベイラン、シンがモーガンと共にペリディアへと
向かうその拠点となった星、シートスですね。

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そのシートスの先に Odyn, _uanna と読める星が続きます。
_uanna の先頭の文字、右向きの三角形のこの文字は
ここで初めて登場、しているため、上のウーキーペディアの記事で
未解読とされている B, J, K, Q, W, X, Z の何れかと思われます。
個人的には三角形の記号が集中して居る場所に近い、
J か K か Q だろうと想像しています。

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そしてその先に宇宙鯨のパーギルの絵が現れます。
ベイランたちは巨大なハイパースペース・エンジンの船で
一気にペリディアまで飛んで行きましたが、
それを追うアソーカたちは、正にそのパーギルと共に
遠いペリディアに向かったのでした!

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そしてその遠い星の海を渡った先に表示されるのが
全ての道が行き着く先、Peridea = ペリディアです。
スター・ウォーズの世界は「遠い昔、はるか彼方の銀河系」
の物語ですが、先ほど書いたドロイドのヒュイヤンが
アソーカに対して「遠い昔、はるか彼方の銀河系」の物語をします。
ペリディアはそういう場所なのですが、
全ての道が集まるこの場所、もしかして地球だったりして、
と思うヒロシなのでした。
それはこの遠い銀河系へと向かう古い地図が、
同じく遠い遥か彼方に人類が旅立った場所、地球を目指す
『ギャラクティカ』の物語を思い出させたからです。

さて、というわけで、古代の文字を紐解いて
ペリディアに行き着くことが出来ました。
スター・ウォーズではこういう不思議な文字がいろいろ登場するので
それを読み解くのは結構楽しいものです。(マニアックすぎます。w)
で、さっき、Corellian Run て英語じゃん、て話を書きましたが、
ここに限らず文字を読み解くと何れも英語であることがわかります。
よく出て来るのは「オーラベッシュ」という文字です。

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これはエピソード IV でデス・スターに乗り込んだオビ=ワンが、
トラクタービームを解除するシーンで出て来るもの。
次のウーキーペディアの記事でアルファベットとの対応が
確認できますよ。


これで上の画面に表示されている内容を読むと、
メーターの上に表示されているのが "POWER"、
下が "TRACTOR BEAM 12" と読めます。英語やん。www
実際、1977年に公開されたオリジナルのバージョンでは
正に英語でそのように書かれていたのを
YouTube にファンの人がアップしているので確認しました。w

今日は超マニアックな話題にお付き合い頂きありがとうございました。
でも謎解きって楽しいんですよね。^^

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