2009年9月5日土曜日

とりあえず。。。

バーニングライフ2009のライブ・ミュージシャンとして
次の日程で申し込みましたのでお知らせします。

・10月18日(日)13:00〜14:00(10/17 21:00〜22:00 SLT)
・10月18日(日)23:00〜24:00(10/18 07:00〜08:00 SLT)
・10月20日(火)23:00〜24:00(10/20 07:00〜08:00 SLT)
・10月22日(木)23:00〜24:00(10/22 07:00〜08:00 SLT)

まだ申込みベースなので、調整が入るかもしれないし、
センターステージになるのかプラザの方になるのかもわからないけど、
とりあえず、入れてみました。
決めないことには始まらないからね。w

【翻訳記事】燃えて燃えて燃やしまくれ!〜バーニングライフ2009

以下はセカンドライフ公式ブログの記事の
Hiroshi Kumaki による翻訳です。
誤訳等を含めた全ての訳責は Hiroshi Kumaki にあります。
また、原文はここをご参照下さい。

     *   *   *

http://burninglife.secondlife.com/



2009年10月17日〜25日、バーニングライフのお祭りが、皆さんがすぐにアクセスできるところにある、埃っぽい吹きさらしの、何もない空間にやって来ます。そう、偽装用のゴーグルと防塵マスクを掘り出して、もうこれ以上ないというくらい突拍子もない格好をして、皆さんの最も身近にいる何万人もの友人たちとヴァーチャルな「キャンプ」をする時です。

「このバーニング何ちゃら、って一体何よ?」最近住民となったばかりの方々の多くはきっとこのよう疑問に思っていらっしゃるでしょうね。これからまずその説明をさせて戴いて、それから何故そんなことをやっているのかについて話し、そして、「で、一体いつから自分のキャンプや展示会場を作り始めることができるんだ?」といったベテランの皆さんが死ぬほど知りたがっている具体的な詳細について述べていきたいと思います。

バーニングライフは、セカンドライフという仮想世界におけるコミュニティとアートと炎の祭典です。最初のバーニングライフはまだセカンドライフが生まれたばかりの2003年に開催されましたが、これは現実の世界で行われているアートと炎とコミュニティの祭典、世界的に有名なバーニングマンに触発されて生まれたものでした。バーニングマンもセカンドライフもカリフォルニアのサンフランシスコから始まっていますが、実は、その誕生の地だけでなく、この二つにはもっと多くの共通点があるのです。

バーニングライフ小史
1999年、サンフランシスコに住む一人の空想好きの青年が、噂に聞いたバーニングマンの催しを見に行くことを決めました。テントと水と、生き延びて行くのに必要な一切合切を車に放り込むと、500キロ先のネバダの沙漠に向かって走り出しました。彼が辿り着いたのは遠くに見える山々に囲まれた、100平方キロに渡るひび割れた泥の、何の変哲もない大地でした。暑かった。死ぬほどに暑かった。勿論、太陽が沈むと状況は変わりました。今度はただただ寒いのです。このブラックロック沙漠は、遠い昔湖の底だったところで、地質学者たちはこれを「プラヤ」と呼んでます。あまりに厳しく、人を受け付けず、容赦のない土地、驚くほど何もない不毛なその土地は自分をキャンバスにして何か描いてほしいと「訴えかけて」いるようでした。そんな場所に不思議なキャンプ地が設営されたのです。最後の夜に燃やされる運命にある、人を象った高さ12メートルの木で出来た像を囲むようにして。この空想家がそこで見たものは、とてつもないほど多くの人々が、自分たちで街を作り、皆で一緒になって日常とは全く異なる現実を生み出していく姿でした。これが、彼がサンフランシスコで進めていたプロジェクトの方向に影響を与えることになりました。現実とは、創造性とは、アイデンティティとは、コミュニティとはーーこうしたものは一体何なのか、そのことで頭が一杯になったのです。これらの考えを彼は自らのプロジェクト「リンデンワールド」の基本構造に織り込んでいきました。これこそがセカンドライフとして皆さんも私も知っているものとなるのです。そして、この空想家こそが創立者フィリップ・リンデンその人なのです。

時は流れて2003年。今やその数も多くなったリンデン・ラボの従業員たちはバーニングマンの常連でした。が、2003年になると、セカンドライフの総仕上げであまりにも忙しく、とても現実のプラヤに行くことなどできるものではありませんでした。そこで、フェニックス・リンデンがバーニングマンの主催者にコンタクトし、現実の世界で行われているイベントのトリビュートをセカンドライフ内に建設する許可を求めたのです。無事許可が下りて、リンデン・ラボのスタッフたちは現実のそれと同じようなバーニングマンの像を造り、インワールドで燃やしたのです。もうこれも今となっては大昔の出来事のようですね。今年2009年はセカンドライフ内で行われるバーニングライフのイベントも7年目を向かえることになったのです。

バーニングマンが与えてくれたもの
現実の世界で行われるバーニングマンは実に驚くべきものがあります。最も近い供給の拠点からでも150キロ以上離れた場所に、5万人からなる巨大な街が、そこに参加している人たちだけで現実に生み出されるのです。更にそこには道路もあり、道路標識もあり、連邦航空局(FAA)に認可された空港もあり、電力供給網もあり、病院もあり、大きな市民プラザもあり、信号もあり、行進もあり、宗教儀式もあり、 イベントもあるのです。夢のような素晴らしいファッションがあるかと思えば、馬鹿馬鹿しいお笑いがあり、はたまたあまりにむき出しの表現で文字通りヤバイ芸術作品があったりするのです。「観客お断り」というのがこのイベントで代々受け継がれてきたもので、実際、このような生き残りを賭けたキャンプ地の環境で、受動的にただものを見て楽しむなんてことは到底できることではありません。やらなければいけないのは、ここで生き延びるのに必要なもの全てを持って来ること。だって、ブラックロック・シティには何も売ってるものなんてないし、お金のやり取りも禁止されているのですから。水、テント、食料ーーそれから浴槽、自分でデザインした3階建てのアヒルの形をしたナイトクラブ、眼を見張るようなスパンコールのついたドレス、それから簡易式の着火器具ーーこうしたものを全て自分で持って来る必要があります。で、実際、みんなそうしてるのです。プラヤにはたくさんのキャンプがタイヤを16個もつけた大型トレーラで押し寄せ、何百人ものキャンプ仲間が自分たちのビジョンを早く形にしたいとうずうずしているといった感じです。

しかし、なのです。こうしたこと全てはその場限りのものなのです。週の終わりには、アートワークの殆どは燃やされ、どんな小さなものでも、ここに持ち込まれたものは全て持ち帰らなければならないのです。服についていたキラキラとしたラメのひとかけらすら残してはいけないのです。何の跡形もなく、そこに街があったという形跡を残してはいけないのです。やがて冬の雨が降り始め、人々が残した足跡さえ消えてしまうのです。そう、また次の年がやって来るまでは……。

なぜバーニングライフをやるのか?
これはバーニングマンをやるのと同じ理由です。学び、成長すること。そして創造的に学び成長することを大切にするコミュニティを形成することです。これが永続的でなく、その場限りのものであるということが、そこで起こっていることに自発的に行動し、関わっていくという経験にとっては不可欠ですし、全て自分で美しいものを創り出すということは、ユーザーがコンテンツを創るのだというセカンドライフが起こした反乱と完全に合致するものです。フィリップ・リンデンがものづくりの道具をセカンドライフの住民に手渡した時、彼は現実のバーニングマンを活気付けているのと同じレベルの広場を設置したのです。一人一人が作り上げていくイベントです。特別な人なんて誰もいません。そして、一人一人がスターなのです。

さあ、というわけで、是非参加して下さい。まだセカンドライフのことよくわからないからとか、そんなことは全然問題ではないのです。自分がものづくりが得意でないという人も、これは他の人たちから学ぶよい機会にになります。セカンドライフにあんまり知り合いいないしーーそういう人もきっといろんな人と知り合えるチャンスです。そして、セカンドライフではもうベテランで、古きよき創造性に満ちたカオスを好まれる方であれば、そこに引っ込んでないでここに出てきて下さいね。バーニングライフ2009こそは、私たち一人一人が関わって行くものなのです。

参加して下さい! バーニングライフの公式ホームページにこの度掲載されたボランティアスタッフ募集のページに目を通すことから始めてもいいでしょう。
http://burninglife.secondlife.com

また、素晴らしく才能溢れる集団であるバーニングライフ・チームにも、皆さんにしかできない仕事がまだいくつか残っています。
http://burninglife.secondlife.com/volunteer/staff09

次のブログでは、もっと詳しく、今回はどんな企画になるのか、どうやって皆さんが参加できるのかについてお伝えしたいと思います。

                       2009年9月2日
                       ダスティ・リンデン

2009年9月4日金曜日

キターーーーーーーーーーーーッ!!〜バーニング・ライフ2009

やー、やっと公開されました!
バーニング・ライフ2009のスケジュールが!
一部では10月3日スタートと報道されていましたが
(これは統括のダスティさんがそう思っていたらしいw)、
実際には10月17日(土)〜25日(日)と決定!(勿論SLTで。)
いつもより一月近く遅いですね。
そういうこともあって、僕やnaturalway Flowさんはじめ、
いつもバーニングに参加してる人たちも一体どうなってんだ?
そろそろ案内来てもいい頃、と心配し始めていたくらいです。w

で、まず、ブログが発表になり、
専用サイトが正式に稼働し出し、
トレイラー(予告編)も公開されました!

「燃え上がれ! そして焼き落とせ! バーニングライフ2009」
 
バーニング・ライフ2009公式ホームページ
 
・バーニング・ライフ2009トレイラー(予告編)


最初のバーニング・ライフ2009についてのブログは
近々この日記で翻訳して紹介させて戴きます。
ちょっと時間かかると思うので、
とり急ぎバーニング・ライフって何やぁ? という方には
昨年の案内記事を僕が訳したものがあるので、
参考にして下さい。

http://www.lifeboundrecords.com/2008/08/927105.html

さて、気になるのは、このバーニング・ライフに
どう参加するか、ですが。。。

1. ミュージシャン、DJの方の出演受付は始まっています。
  次のフォームから申し込めます。
 ・ミュージシャン
 ・DJ
  
2. ボランティアスタッフの募集も始まっています。
  http://burninglife.secondlife.com/volunteer/signup
  どんな仕事があるか、ボランティアの資格は?
  といった詳しい内容についてはこちらをどうぞ。
  http://burninglife.secondlife.com/voldoc
  http://burninglife.secondlife.com/volunteer/jobs09

3. そしてそして!
  バーニングの醍醐味である、自分のキャンプ地をゲットして
  そこで催し物や展示会を行う!
  これについては申込期間が9月4日(金)〜14日(月)
  ということなので、どうも明日発表になる模様。
  そしてその14日がランドラッシューー
  優先権のある人から自分の土地に走ってそこを押さえちゃうーー
  の初日となります。

さーて、今年は何やるかなー。
まず、一つだけ宣言しちゃう。
SL6Bに引き続いて、ミュージシャンとしてステージに立ちます!

あとは、キャンプどうするか、だな。
これ考えながら寝よ。
おやすみなさい。w

ミステリーゾーンへようこそ!

今日はNervous Habanaさんがまたまた土地を買ったというので、
ヨットで見に行くことにしました。
場所は Scarfiotti という何ともイタリアンな名前のところで、
ここは Fanghammer からだと昨日の細い水道を抜けたところに当たり、
そこから西へ向かえばwinds Seilingさんのところや
僕が前にいた Mirandirge へ、
そして、北の海にも向かえるという
絶好のロケーションですね。
(写真の右上の方の赤い丸のところです。
中央下が僕のお店やタイガーカフェがあるところ
左上がウィンズさんのハーバーがあるところですね。)



というわけで、タイガーカフェの前で船をレズして
akinori Paineさんと乗り込んでしゅっぱ〜つ!
今回は昨日の行程を逆に進むべく、
まずはタイガーカフェを出てすぐ東に折れて、
Redd Karasさんの Redlic の裏の細い水路に入っていきます。
ここをレッド水道と命名。w

そしてその細い水路を抜けると、
昨日のやはり細い水道を抜けた海に出ます。
ここから水道を昨日とは逆に北に上って行きますが、
この時、このSIM境だらけの水道をはにわ水道と命名。w
というのも、昨日、この狭い水道を苦労して抜けたところで
ぱっと視界が開けたかと思うと、
アルパさんの土偶やはにわが目の前にドーンと現れて
歓迎してくれたからです。
「翼よ、あれがパリの灯だ!」じゃないけど、
まさに、おお Fanghammer に戻って来た〜、という
その時の感動と感謝を込めて、です。

さて、はにわ水道をすーっと抜けると
あとは真っ直ぐ北東に向かえばいいだけ。
細い水道を抜けた後だけに、広い海は気持ちが良い。
あっと言う間にナビさんが新しく作ったハーバーに到着。
と、ちょうどその時、夜が明けて日の出だったのですね。
これがきれいだった!

で、きれいだねー、とあきのりさんに話しかけたが反応なし。w
しばらくそのままでいましたが、全く動く気配なし。w
そのうち気づいたナビさんが降りて来て、
こんばんはー、こんばんはー、となりますが、
やはり動く気配なし。
きっと寝落ちだなー、とか二人で話していると
何とあきのりさんからナビさんにIMが!?

今、海の底にいて、ヒロシさんも目の前にいるけど
全く動けない、テレポもできない、と!
え?
じゃあ、目の前に、船に乗ってるこの人は誰?w
で、僕はここに、地上にいるんだけど?w

きっとあきのりさんはあきのりさんで
海の底にいるという目の前の僕に話しかけても反応ないので
やむなくナビさんにIMしたものらしい。
テレポ送っても届かないようなので、
これは救出に行くか! と決心。

しかし、しかしですよ、
もしですよ、
救出に行って、あきのりさん見つけられたらいいけど
そこに僕がいたらどうしよう?
こえ〜〜〜〜。w

まぁ、いいや。どんな事態が待ち受けているのか、
今船で来たところを逆に戻ります。
怪しいのは、いくつも越えて来たSIMの境。
で、やっぱり一番怪しいのはその境が集まってる
あのはにわ水道を抜けたところだ。

で、そこに近づくと、ミニマップに黄色い点が見えて来たのですよ。
お、ということは近くにフレンドが?
まず間違いなくあきのりさんでは?
しかーし、海底に下りても、
その黄色い点が自分と重なるところまで移動しても
何も見えないのです。
が、あきのりさんとのIMは続いてる。
「ヒロシさん、ずっと目の前にいるよ」
って、僕、今ここに着いたばっかりなんだけど。
どうも
同じ座標にいるにも拘わらず、全く別の世界にいるみたい。w
これってこわくない?w

あきのりさんからどうにもならないのでリログするとIMあり、
じっと見ていると、やがて例の黄色い点は地図から消えました。
おお、よかった。
もしログオフしてもこの点が残ってたらどうしようかと思いました。w

で、再びナビさんのハーバーに戻り、
あきのりさんがログインしたところでテレポで呼んで、
みんな合流。めでたしめでたし。w

でも、あのSIM境で何が起こっていたんだろう?
海の底のあきのりさんの目の前には僕がずっといて
しかもレーダーはちゃんとそのことを反映していたらしい。
一方、僕の地図にはあきのりさんが表示されているのに
実際には見えないんだもんね。

うーむ。魔界か、霊界か、並行宇宙か?
いや、そもそもSL自体がミステリーゾーンなのかもしれないですね。w

2009年9月3日木曜日

北の海へ

前から話は聞いていたのだけれど。。。

Lifebound Records 本店のある Fanghammer から海に出る場合、
どうしても西側、目の前に大きく海が広がっている
こちら側からヨットを走らせることが多い。
まぁ、自分の土地がそこに面しているから当たり前なのだけれど。
ここから出帆して馬之助さんの土地やウィンズさんのハーバー、
そしてかつて自分のいた場所へ抜けていったことは以前書きました。

ところがよくよく地図を見てみると
Fanghammer は大陸の西側にぽこっと突き出た半島になっていて
ということは必ずしも西の海岸から出帆しなくても
北側の海岸からそのまま北に抜けることもできるわけです。
しかもその北の海岸までは、実は僕の店からも近いのです。
ただ、写真を見て頂ければおわかりになると思うけれども
(下の方、赤い丸がついているのが僕の店の位置)、
北側の海岸から北の海に抜けるのは
1本の細い水道だけ。
しかも、これ、明らかにSIM境にあります。^^;



今日このルートを試してみました。
ちょうどakinori Paineさんがいたので一緒にヨットに乗り込み、
まずはいつも通り西へと進んで Osterru で北へ折れ、
Knaptrackicon の運河を抜けて
ちょうどその出口にあるウィンズさんのハーバーを見ながら
今度は東に折れて、そのまま何もない海を2つ越え、
Heaven's Sense に来たところで今度は南に折れて
Nibble の SIM に沿って船を走らせながら、
Goronbum と Marimon の間の細い水道に入っていく準備をします。
ちょうどいい風が吹いていたので、
この狭い水道もすーっと抜けていくことができました。

と、見えてきました。正面にアルパさんの土偶や埴輪たちが。
そう。Fanghammer に戻って来たのです。
案外簡単なルートでした。
でもそれだけに、ここから出帆すれば
とにかくすぐに北の海に出られることはわかりました。

ええ、それだけに。。。
この北側の海に面した土地、押さえたいねぇ。w

因みに、北の海、って書いたけど
地図を広域表示してみると
うわー、まだまだ北に北に大陸は続いているのですね。
(写真1に当たるのが次の写真の中央下の方。)
Nervous Habanaさんの言う、極北ってどんだけ遠いんだろう、と思いました。



でも、いつかもっともっと遠くへ
行ってみたいね。w

2009年9月2日水曜日

ジャンルということについて

手前味噌になるんだけれども、
先日のクマ温泉リゾート完成記念イベントをやってよかったな、
と思うことの一つは、
いろんな方々に来て頂いて、それぞれに
新しい経験をして頂いたことかな、と思ってます。

毎日たくさんのイベントがSLでは開催されているけれども、
大体自分の行くイベントの傾向って決まってますよね。
ましてや、自分はこういうのしか行かない、とか
決めてかかったりしてるかもしれない。

そんな中で先日のイベントは、
そもそもDJと楽器の演奏、というところから始まったんだけれども
横浜マーチングバンドによるパレードや
naturalway Flow さんによるミュージックスターマインに絡んで頂いたおかげで
ヴァリエーション豊かなイベントになったことは間違いないのです。
へぇー、こんなのがあるんだ!
そういう声をあちこちで聞くことができたのが
実は一番嬉しいことの一つなんです。
新しい経験ができるというのがSLのいいところですしね。

そんなことを改めて振り返るのも、
同時に最近よく「ジャンル」ということが
周りでやたらと取り沙汰されていて
正直イラついていたから、というのがあります。

一番わかりやすいのが、例えば音楽やってます、と言うと
必ずと言っていいほど、「ジャンルは?」と聞かれますが、
それを聞いて何がわかるというんだろう、って思うんですね。
聞いたことない音楽なのに。w
ジャズと答えてもクラシックと答えてもいいですけど、
そう答えた時に、結局はその人の中にある
ジャズなりクラシックのイメージでこちらを判断して
わかった気になるわけでしょう?
これってすごい失礼な話だと思いません?w
もっと言うと、今度は聴いてもらった後に、
「なるほど〜、ヒロシさんは○○系ですね。」
どこまでも型に、自分のデータベースに当てはめたがるんだな。w

「あらゆる芸術は音楽の状態にあこがれる。」
ウォルター・ペイターがその著『ルネサンス』で書いた表現ですが、
「音楽の状態」とは即ち表現と形式が一致していることであり、
何と言ってもその表現とは「今」を表現できるということにあります。
今この場で起こっていること、それを今、そこにいる人たちで
共有し、共感し合っているということ、
それこそが音楽が人の心を豊かにし、
人と人との結びつきを強くしていける理由なのです。

「ジャンル」で音楽を捉えようとすれば
結局はそのジャンルに対する自分の過去のデータベースを
参照することに他ならず、
つまりは自分の過去の知識で音楽を聴いてしまい、
わかった気になり、
「今」を見失ってしまう。
そうでなくても、日本人はお勉強が好きだ。
事前にいろいろお勉強してから音楽を聴きに行く。
(これは勿論クラシックにその傾向が強い。)
だけど、何の情報も持たずに
ただその瞬間、その音に身を委ねること
その方がどれだけ豊かな経験ができるかわからない。

「準邦楽」と言えば退屈、というイメージを持つかもしれない。
けれど実際に何の先入観も持たずに聴くなら
ロックギターのソロよりも緊張感のある三味線や琵琶の響きに
接することができるかもしれない。
或いはシンセサイザーも顔負けの極彩色のテクスチャーを
雅楽は聴かせてくれるかもしれない。

音楽とは正に音を楽しむのであって
知識や教養ではない。(勿論そういう側面もあるが。)
事前にいろいろと知識を詰め込みたがるのは
結局は音楽というものがわからないからだ。
でも、本当はわからないということはない。
外から入ってくる知識ではなくて
自分自身の感覚を信じればいいだけだ。
どんな評論家がすごいと言ってたって
自分が全然ピンと来なければそれまでだし、
逆に人がつまんないと言ってても
自分にとって情熱を掻き立てられるようなものであれば
それはそれでいい。
また、ある時はつまんないと思った音楽が
ある時にはとても感動させられたりすることもある。
要は、その音楽が自分にとってどう作用するか
そちらの方が大事なのだ。

音楽こそは自由の象徴であろうと思う。
常に今、今、であり、常に変化し続ける。
だからこそ、敢えてジャンルということを意識して
自分の感性を縛るようなことをして聴くのは、
或いは聴くのを拒否するのは、大変勿体ないことです。
SLはいろんな音楽に溢れてる。
できるだけ多くその一つ一つに出会い、
より豊かな経験をしたいと思うのです。

2009年9月1日火曜日

The Black Stripes 活動休止ライブ!

素晴らしいステージでした。

何と、Electrogram の最後で Koja Writer さんとelectrolab Kayo さんの
結婚式を執り行ったあのヤズ・パンチョス神父(w)が、
The Black Stripes の演奏の前に2曲披露して下さいました。
そのうち1曲は「Activity Stop」という今回のライブのテーマを
織り込んだもので、何と昨晩30分で仕上げたのだとか。
とてもかっこいい曲で、次の「New Lights」と合わせて
お二人の新しい門出に相応しい、感動的な演奏となりました。



そして本編が盛り上がったことは言うまでもありません。
The Black Stripes の名曲が次から次へと。
やー、やっぱり The Black Stripes のステージは楽しいね。

そしてアンコールに応えては、
Yaz Rocket さん、Hyla Koba さんを加えてのコラボ。
そしてそして最後には Reiko Kamachi さんも参加しての
「Birth-Giving Machine」。
本当に新しい出発、という感じのさわやかなステージで、
どうもこじゃさんすぐにも帰って来そうな雰囲気でしたが。。。w



何年先になるのかわからないけど
彼らが再びSLのステージに戻って来る日が
本当に楽しみだと感じたヒロシなのでした。
さあて、新曲作るぞー。w

こじゃさん、エレさん
ホントありがとう&お疲れ様。
素敵な家庭を築かれることを心より祈っています。w