日本人の間ではあまり知られていないようなので、
何故僕や naturalway Flow さんがバーニング、バーニングと
熱くなるのか、ピンと来ない方もいらっしゃるでしょうね。
というわけで、今日は少し僕のバーニングライフとの出会いについて
書いておきたいと思います。
バーニングライフというお祭りのことを知ったのは
2007年の夏頃にSLを始めた方ならお世話になった方も多いと思われる
インプレスから出てる「公式ガイド」によります。
その中(p303)に「コミュニティの構築:Burning Life」という
記事があるのです。以下そのまま引用します。
「毎年、労働者の日の週末に開かれる有名なBurning Manフェスティバルになぞらえて、リンデンラボが主催しているBurning Lifeは、SLが最も自由な空間になる瞬間です。期間中、何もない未整備のアイランドは、いわば幻覚を共有する場になります。巨大な手のひらと虫めがねの彫刻が空を飛び、人間大の乗って遊べるパックマンが用意され、エドヴァルド・ムンクの『叫び』を3Dで再現した作品が登場します。最初のBurning Lifeは2003年に開催され、年々その規模を増しています。イベントは巨大な木製の人形を燃やしたところで最高潮に達し(図12.7)、開始時と同じくらいすみやかに撤収します。」
そして、この図12.7は思い思いの格好をした人たち
——ファーリー、妖精、ロボットに水着の女性——が
踊り狂っている写真が載っていました。
何だかよくわからないけれど、
とんでもないイベントのようだ、ということは感じました。
そして、気になるのがこの記事のタイトル「コミュニティの構築」。
きっとこのお祭りでいろんな人と出会えるに違いないと
そんな期待を抱いたのでした。
いつか機会があったら行って見たいもの。。。。
7月の終わりにSLに登録した僕には
案外その機会は早く訪れました。
ログイン画面にバーニングライフの案内が流れ、
そこからバーニングの公式サイトを辿って情報を仕入れ、
ちょうど最初のライブをやると決めた日の一月くらい前でしたから
これだけまとめてアメリカやイギリスのミュージシャンの演奏に
接する絶好の機会もないと思って夜な夜な出かけてったのでした。
行ってみたら案の定、いろんな人で賑わっていて
いろんな言葉が飛び交っていて、
当時、ミャンマーがヤバイことになっていて
「Free Burma!(ビルマに自由を!)」のタグをつけた人たちもいて、
で、どのミュージシャンも、必ずと言っていいくらい
ミャンマーの問題に触れるのでした。
おー、すげー。まじめに自由とか平和とかに取り組もうとしてる
そんな人たちがSLにはたくさん集まってるぜ!
とか思って、社会的な側面でのSLの可能性を感じたのでした。
あと、あちこち歩き回ると、不思議な建造物がいっぱい。w
基本的には規制なんてないからね、もうみんな自分たちの
イマジネーションをフルに発揮しておもしろいもの造ってるのね。
とてもじゃないけど全部見きれるものではありません。
でも、そのいくつかを見ただけでも、かなり刺激を受けました。
自分はこれからどんなものを創って行くんだろう、ってね。
ライブの合間にあちこち歩き回って
全然知らない人たちに交わって太鼓叩いてみたり
じっと座って瞑想してみたり、
そしてライブの時間はもう、踊り狂うしかないですね。w
この頃からかな、あきのりさんと一緒に夜中遊ぶようになったのは。w
ノリのいい音楽に踊り狂っていたら、ミュージシャンからも
お前たちサイコーにクレイジーだとお褒めの言葉を頂きましたね。w
ここで彼らに学んだのは、
ステージ終わる頃にそこにいるアバター全員の名前を呼んで
感謝を示すこと。
偉いなー、と思った。
で、これで客の方としてもぐっとそのアーチストが身近に
感じられるようになるんだよね。
そして、最終日近いバーニングマンの儀式。
4つのSIMの交わるところに人形が設置され
その周りに200人を越える人でいっぱいになります。
そして人形が燃え落ちるともうそこがパーティー会場に。
200人でしょう?
ステージに出てたような主なアーチストの皆さん
みんなそこにいるわけで、
もうすっかりみんな知り合いになったみたいな感覚で
一緒に踊り狂うというわけです。w
これが大体日本時間の早朝に当たるので、
この時は確か8時過ぎまで遊んで、そのまま会社に行きましたが、
頭の中では一日中ダンスミュージックが。。。w
そして強烈な映像が。。。w
そんなわけで、SLを始めたばかりの頃の僕が
SLのいろんな可能性について学ぶことができたのが
このバーニングライフということになるのです。
そこで、2年目の昨年は、今度は観る側でなくて
自分も何かやりたいと思っていたらナチュさんからお誘いがあり、
よっしゃ、二人でおもしろいことやるべ! と参戦したのでした。
この時は二人とも無事審査を通過して土地をゲットできたので、
まぁ、やりたいようにやってみました。w
(この年のバーニングについての日記はこちら。
http://www.lifeboundrecords.com/2008_09_01_archive.html
http://www.lifeboundrecords.com/2008_10_01_archive.html)
* * *
次の、バーニングについての公式の記事にもありますように
バーニングライフは基本的にはキャンプだと思って頂いていいでしょう。
http://www.lifeboundrecords.com/2009/09/blog-post_234.html
一週間、何もない砂漠に一切合切を持ち込んで、
自分のキャンプを設営し、そこを拠点にいろんな人と交流する。
そういうイベントだと思います。
なので、これはただ観に行くイベントではなくて、
寧ろ自分もその一部になって創っていくイベントですね。
なので一番いいのはキャンプ地をゲットすること。
ゲットする方法にはいくつかあって、
一番広くて中央の広場に近い場所をゲットできるのが
「テーマキャンプ」というもので
これは企画を実行委員会に提出して
「おもしろい!」と判断してもらえたら土地がもらえるというもの。
確実に土地をゲットしたいのであれば、よくよくアイデアを練って
これに申し込むのが一番です。
うーん、そんな企画書なんてムリ! という向きには
ランドラッシュというものも用意されています。
これは決められた時間だけゲートがオープンされ
早い者勝ちで土地をゲットするもの。
もうね、この時間帯のグループIMはすごいです。w
みんな気が狂ったように大騒ぎです。
げー、俺の土地残ってねー、とか。
ゲットしたはずなんだけど、俺の名前に変わってくれない、とか。
喜ぶ人、嘆く人、文句を言う人、キレてしまう人、
もう大変です。w
SLも、毎日ただインしてるだけだと
いつもの仲間といつものようにただ時間が過ぎていくだけのもの。
是非この機会にバーニングに参加して
自分のキャンプを作って、この一週間はそこを拠点に
友達呼んだり、その友達と一緒にイベント廻ったり
してみてはいかがでしょう。
きっと刺激的な経験ができると思います。
いつも日本人の参加者が少ないのが残念で、
折角のこの機会、
日本の素晴らしい音楽やアートを世界に向けて発信したい、
僕はいつもそう願っているのです。
そんな出会いからどんな新しいことが始まるかもしれない。
既に仲間のミュージシャンの皆さんにはお誘いをしてるところですが、
一人でも多くの方が参加されることで
リンデンの文化も変わっていくと期待しています。
この記事を読んで気になった方、是非参加してみて下さい。
因みに、「テーマキャンプ」の締め切りは現地時間で12日まで。
つまり日本の日曜13日の昼過ぎくらいまでですので、
今ならまだ間に合います。
是非一緒に燃えて燃えて燃えまくりましょう!w
・テーマキャンプの申込み
http://burninglife.secondlife.com/land/themecamps
・ライブ演奏出演の申込み(ミュージシャン)
http://burninglife.secondlife.com/volunteer/liveperf
・DJイベント出演の申込み(DJ)
http://burninglife.secondlife.com/volunteer/dj
・運営ボランティア参加の申込み
http://burninglife.secondlife.com/volunteer/signup
セカフェス4に黒縞屋が出演!
3 年前
No response to “何故バーニングライフなのか?〜そしてキャンプのお勧め”
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