2011年2月9日水曜日

インプルーデンス/コクア・チーム、引き続きお休み

昨年12月6日付で「疲れた!」と休養宣言をした
インプルーデンスとコクアのチーム、
1月21日付で、休養はたっぷりとったし
新しいメンバーも入ったけど、
まだインプルーデンスの1.4と
2系となるコクア・ビューワの開発については
まだいつになるとはっきりは言えない、と書いていました。

そして今日、久しぶりにブログの更新。
チーム・リーダーのJacekさんと
コーディングの中心となっているMcCabeさんのお二人は
まだまだモチベーションが戻ってこないのだとか。

http://blog.kokuaviewer.org/2011/02/08/status-update-february-8/

ブログは、普段のように技術的な話がメインではなく、
ジェイセックさん個人の心境が綴られています。
メディアシステムとそのライセンスの件で参っているのに加えて、
チームの管理系の仕事にも疲れているご様子。
いや、開発現場ではよくあることですが、
誰しも、若いうちはプログラミングがただただ面白くて仕方ないもの。
でも、年齢と経験が上がっていくにつれて
だんだん管理系の仕事を任されるようになるんですが、
これが苦手という方は多い。
進捗、予算管理や経理、財務、人事、対外交渉、社内の根回し、
会社法務にコンプライアンス
どれも頭の痛いものばかり。。。

「休養は十分とったけれど、
だからといって、それで問題が解決したわけではない。
管理系の仕事と開発の仕事のバランス、
インプルーデンスの開発とコクアの開発のバランス、
このプロジェクトと自分自身の人生のバランス、
こららのバランスを見いだせるかどうか、
今の自分には全く確信はないけれど、
でもわかっているのは、きっとこれは自分の人生において
今自分が直面し、乗り越えなければならない課題なんだろうってこと。」

とジェイセックさんは自らの苦悩を隠さない。
インプルーデンス1.4はメディア絡みのライブラリの件で
座礁したままであり、
この解決にはまだまだ時間がかかりそう。
かと言って、インプルーデンスを置いて
先にコクアの開発を進めることもあり得るのだけれど、
やはりインプルーデンス1.4を先に仕上げたい、という意向のようです。
そして最後にこう述べています。

「このように書いてきて、今きっとみなさんは
ああ、インプルーデンスとコクアはもう終わりなのかな、って
疑問に思ってらっしゃることと思います。
実際、みなさんと同じように、私自身もそう考えたりしました。
けれど、実際にはそうではないと思います。
私は、これらのことは、私たちのチームに対して、
立ち止まってよく鏡を見て、どのようにものごとを進めたらよいか
よく考えなさいという試練の時なのだと見ています。
私たちのチームはここから何かを学び、それを乗り越え、
そして以前にも増して強くなってここを抜け出すのだと
私は強く確信しているのです。」

フェニックス・チームとはまた違った2系ビューワを
今ごろは出してくる予定だっただけに残念ではありますが、
まずは今の状況を抜け出すまで待つしかないでしょうね。
早くこのチームが元気を取り戻して
またいい仕事をされることを願っています。

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