2008年10月31日金曜日

【翻訳】環境SIMについての発表、その後(長文)

環境SIMの価格改訂について、
リンデンのフォーラムではジャックとキャットは
恥を知れだの、早く出て来いだの
ひどい言われようです。
つまりフォーラムでトピックを立てたものの
二人のレスポンスが全然ないではないか、というのです。

そこへ本日ようやく、
ジャック・リンデンの記事が公式ブログで発表されました。
この問題には関心を寄せる方、
正確な情報を知りたいと思っていらっしゃる方も多いと思うので、
とり急ぎ全文の訳を以下に掲げます。
例によって非公式な翻訳であり、
誤訳や文責は全てHiroshi Kumakiにあります。
原文はこちらです。

     *   *   *

環境SIMの価格と運用変更についての前回の記事の後、私共はセカンドライフ・コミュニティの皆さんからそれは多くのご意見を賜りました。主としてそれはフォーラムでの議論を通じてですが、同時にEメールやIMでも頂きました。そこで、これらのご意見に対する私共の返事をここに述べておきたいと思います。

まず私が行いたいのは、これらの意見を寄せて頂くために時間を割いて下さったみなさんに対して感謝申し上げたいということです。私共はこれらのご意見の全てに目を通しました。フォーラムでの投稿も含めてです。[訳注:フォーラムの投稿は10月31日午前0時現在で2,800に達しようとしています。ここに書いても読まれないよね、という意見があったための発言と思われます。]そして、これらのご意見の中で皆さん、建設的に、そして明確にご自身の考えを表明しておられました。セカンドライフの住民の皆さんが、かくも熱心で知的で、そして素晴らしい議論を展開して下さるということに、私共は本当に恵まれていると感じています。そして、皆さんに本当に感謝申し上げたいのです。

次に、これははっきりと申し上げておきたいのですが、私共は皆さんがこの問題に関しておっしゃっていることに、本当に耳を傾けているのです。なので、もし、フォーラムに投稿すべきかどうか迷っていらっしゃるようでしたら、是非投稿して下さい。これらの投稿は全て読まれているのです。たとえ私共がそれらの投稿全てにお返事することができなくても、です。

三番目に、これから述べることについてははっきりとわかって頂きたいと思います。前回の記事で申し上げましたように、環境SIMというのはもともと何もない空間として、海や森などの広い場所を確保するために用意されたものです。是非、ここにあるナレッジベースの記事をご覧下さい。ここで挙げられた基準に照らしますと、今や過半数の環境SIMは本来意図されていたものを遙かに超えたものとなってしまいました。私共はこのこと自体が悪いことであるなどと言うつもりはありません。寧ろ、住民の皆さんが環境SIMの有用性を見いだして頂いたことを大変嬉しくすら思っています。また、私共は環境SIMオーナーの全てが負荷のかかる使用をしていると言っているわけでもありません。私共が言いたいのは、こうした過程の中で、環境SIMの使用法が変わってきたのだということ、そして
住民の皆さんが環境SIMを使ってより創造的な活動をされていく中で、この使用法の変化はこれからも続いていくのだということです。つまり今回の価格改定は、これらの使用法の変化を互いに認識し、その変化によって生じる費用と価値についてのものであるということです。

これからの数日にかけて、私共は皆さんからのご意見について検討し、またできるだけ多くの方々と対話を続けていきたいと思います。もし何かおっしゃりたいことがあれば、フォーラムでご意見を言われるのがベストです。勿論、本来意図された通りに運営されている環境SIMもあります。なので、環境SIMの使用実態について様々なレベルがあることを考慮しなければならないこともわかっています。

またこのブログに記事を書きます。その前にいろいろと検討する時間を少し下さい。皆さんが今回の決定に関し、ひとからならぬ感情をお持ちであることを私共はちゃんと認識しています。どうぞご意見を絶やさず、しかし建設的で、問題の本筋から逸れないようにお願いしたいと思います。間もなく、もっと詳しくご報告させて戴きますので、どうぞよろしくお願いします。

2008年10月29日
ジャック・リンデン


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